『立ちすくむシングルマザー 新型コロナ感染拡大で収入減』

 新型コロナウイルスの感染拡大で経済が停滞し、収入が減ったシングルマザーたちが悲鳴を上げています。厚生労働省の調査によると、母子世帯の平均年間就労収入は200万円、多くがぎりぎりの生活を送る中、減収に加えて休校に伴う昼食代や学習費など支出が増え、明日をどうするか立ちすくんでいます。
 新聞記事では、買い物に行ったスーパーで小学生の長男はお菓子を欲しがりながら「ごめんね」とつぶやいたというシングルマザーさんのご家庭のエピソードや、近くに頼れる親戚がいない方からの「私が倒れたら終わり。八方ふさがりです」という声も紹介されており、涙が出てきてしまいます。
 今の時期に限ったことではありませんが、しわ寄せがいきやすい世帯にもっと手厚い策が必要だと強く感じており、この緊急事態を通じて早急に格差社会の是正に取り組むべきだと考えています。

【引用】
「立ちすくむシングルマザー 新型コロナ感染拡大で収入減」中国新聞社,2020年4月11日(土) 7:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200411-00010001-chugoku-l34

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