『R8.8月の日記』
8/1 日本の2025年の出生数は過去最低の67.1万人となり、想定を上回るスピードで少子化と無子化が進行しています。就職氷河期等による未婚が要因とされる中、新しい命を育くもうとする方を全力で温かく応援いたします。
8/2 日本の少子化は、高所得層しか子どもを持てなくなった結婚・出産・子育てインフレや、タイパ・コスパ・リスクばかりを気にさせる情報化社会が本質です。予算を増やす子育て支援や共働き推奨がかえって経済的ハードルを高め、中間層の未婚化や不本や意な無子化を招いています。目先の戦術論による支援は若者の希望を奪っており、このままでは一層の未婚化と国家的な衰退を免れないのではないでしょうか。
8/3 就職氷河期世代がバブル崩壊後の深刻な雇用難や派遣解禁により非正規雇用となり、恋愛や結婚の時期に将来への展望を持てなかったことが、現在の急速な少子化の大きな要因となっています。国が自己責任として若者の貧困支援を怠り、有効な手を打たなかった2000年代のツケが未婚化や無子化を招きました。もはや少子化の巻き返しは不可能かもしれませんが、いち精子ドナーとして今からでも子どもを望む方を全力で支え続けたいと思います。
8/4 男性の育休取得率が過去最高の50.9%に達し政府目標を達成しました。女性は88.3%です。一方、家事・育児分担で「5対5」を希望しながら実際は20.8%に留まるなど意識と現実の乖離も判明しています。
8/5 マッチングアプリ疲れから、仲人のサポートや確実な身元保証がある「お見合い」に若者の回帰が見られるそうです。精子提供においても、新人のドナーが集まる新興マッチングサイトより、専門の知識や丁寧なサポートが得られる老舗個人サイトの方が、効率(タイパ)や安全性、信頼性の面でより良い選択だと思いませんか。
8/6 「子育ては竜宮城のようだ」と言われます。子供が生まれてから自立して巣立っていくまでの時間は、まるで夢のようにはかないものです。気がつくと自分は歳を重ねている。かけがえのない楽しい時間に感謝です。
8/7 子どものいない女性の苦悩や肩身の狭さが語られる一方、子どものいない男性は、女性に比べて比較的悲壮感や負い目が少なく、自由に人生を謳歌している面があるという記事を見ましたが、本当にそうなのでしょうか。
8/8 子を望む思いや葛藤は男女を問わず存在しますが、新しい家族の形を模索する方にとって、精子提供という選択肢は未来への希望そのものです。血のつながりを超えて愛情を注ぎ、育児の喜びや生きがいを分かち合う人生は、かけがえのない選択肢の一つです。どんな環境であっても、我が子を慈しむ親の姿や家族の絆は素晴らしく、ご夫婦の温かい思いはきっと未来の我が子へと繋がっていきます。一緒に明るい未来を開いていきましょう。
8/9 お天気キャスターの千種ゆり子さんが「もっと早く原因をつきつめるように動いていればもしかしたら……」というずっと残っている自身の後悔を基に、映画『藍反射』を制作されました。20代の未婚女性が突然の診断(難治性不妊症)に直面し、身体の悩みを誰にも相談できないまま、周囲との関係に悩み、自分を見つめ直していく姿が描かれています。
8/10 「男性はみんな子どもがほしいものだ」と思ってしまっている女性が多いかもしれませんが、子どもがほしくて付き合いたいわけじゃない男性もたくさんいます。
8/11 一夫多妻的な複数パートナーとの事実婚を計画する年収3000万円の経営者の記事を読み、重婚禁止や遺留分などの法的リスクの大きさを知りました。精子提供を希望される女性に対する法的保護や安定した信頼関係がいかに重要であるかを深く考えさせられます。
8/12 元バドミントン日本代表の小椋久美子さんが、37歳での卵子凍結の経験や、43歳となった現在の心境を明かされました。失恋を機に卵子凍結を決意したものの、現在は物価高や子どもの将来への不安、さらに自身の年齢による介護負担の懸念から、出産を躊躇されています。授かるとは限らないのが子宝、欲しいと思うなら1日でも早く行動してみるべきだと思います。
8/13 父親が喜寿を迎えましたが、10kmもの道のりを歩いても全く疲れないほど健脚です。今回は、手を使わずに立ったままスムーズに履けるシューズをプレゼントしました。単に元気というだけでなく、足腰の強さや健康状態の良さ、人一倍体力があるのは、この父親譲りかもしれません。
8/14 一人っ子はかわいそうという無責任な決めつけがあるように思いますが、家族の形や子どもの数は他人が決めるものではなく、ご家族が愛情を込めて選んだ形こそが何よりも大切だと感じます。
8/15 先日、改正皇室典範が公布されました。女性天皇を望む世論が8割を超える現実があるなか、血統や伝統のあり方が深く問われています。そうした変革の時代において、子どもを授かる新たな選択や多様な家族の形に真摯に向き合う女性たちの姿は、自らの人生や未来を主体的に切り開こうとする強い意志と重なります。
8/16 体外受精の保険適用には年齢や回数などの明確なルールがあり、事前の確認の大切さを改めて実感させられます。とりわけ、回数の上限(43歳未満6回、43歳以上3回)は初めての胚移植の治療計画日で決まることに留意が必要です。
8/17 不妊治療の末に子を授かった夫婦の、言葉にできない心の距離を描いた映画『日曜のあと』。近い存在だからこそ抱える繊細な葛藤や張り詰めた空気感が、非常にリアルに映し出されています。この作品から夫婦の絆の脆さと強さを深く学びました。新しい命を望む方々が、互いの心に向き合い、寄り添うためのヒントが詰まっているように思います。
8/18 映画『Eggs 選ばれたい私たち』で卵子提供者(エッグドナー)を志願する主人公・純子の葛藤が描かれています。エッグドナー登録を通じて自己肯定や存在証明を見出そうとする姿は、一人の人間として自然なことのように映りました。
8/19 治療の末に卵子提供を選び、2人の子どもを出産した芸人のなかさとみさんは、当初、顔が似ていないことへの戸惑いや偏見への恐れから真実を言えず自己嫌悪に陥った経験から、我が子へ真実を告げることの大切さに気づき、同じ悩みを抱える人と繋がるために自助グループ『ユアボイス』を設立されました。現在も、多様な家族の形や子どもたちが偏見なく生きられる社会を目指して活動されています。
8/20 地方や郊外で、複数人の子どもやマイホームを持つ若い世代を「マイルドヤンキー」と呼ぶそうですが、こうした家族が経済的に豊かに見える背景には、大卒のホワイトカラー層とは異なる生活環境や労働の仕組みがあります。地方では、比較的安価な住居費や実家からの支援、高卒からの現場職による高めの給与、さらに低い教育費の負担などが重なり、生活基盤を築きやすくなっています。こうした地元密着型の堅実な暮らしは、少子化などの社会課題に対する希望の光となり得るように思います。
8/21 新NISAの普及で投資熱が高まる一方、将来への不安から生活を切り詰めて苦しくなる「NISA貧乏」が問題視されています。投資はあくまで余裕資金で行うべきであり、無理のない範囲にとどめることが大切です。この精子提供サイト「未来かなえ」のように、妊活支援にかかる費用を投資の利益で計画的に賄う場合であっても、まずは日々の収支を正しく把握し、現在の状況を正確に知ることの重要性に気づかされます。
8/22 子どもにアメリカの市民権という「未来への保険」を残すため、海外で行われている出産ツーリズムの記事を読みました。国籍や制度のあり方には様々な議論がありますが、我が子の将来の選択肢を広げたいと願うお母さんの深い愛情はとても尊いと感じます。どんな形であれ、新しい命を真剣に想う女性の力になれるのであれば、私も精子ドナーとして誠心誠意サポートさせていただきます。【参考】『「出産ツーリズム」の実態』
8/23 夫のDINKs希望を尊重し子宝を諦めた44歳の女性が、結婚2年目に夫から突然「子どもが欲しいから離婚したい」と告げられたという記事を見ました。男性は何歳でも子どもを持てる可能性がある一方、女性には生物学的タイムリミットがあり、子どもを望みながらも諦めざるを得なかった彼女の心中を思うと言葉もありません。精子ドナーという立場ですが、子を心から欲しいと願う女性の真剣な気持ちに寄り添い、誠実に力になりたいと改めて強く思いました。
8/24 「廃棄できない」、出産後に凍結受精卵の扱いに直面することがあります。「命の源をなくしていいのか」と、苦悩の末に3人目を迎えた女性もいれば、子育ての状況や更新料、胚盤胞のグレードにより廃棄を選択する方もいます。体外受精は「できるだけ多くの卵子を採り、できるだけ多くの胚を得る」ことを目指して進められるため、決して命を軽く見ているわけではありませんが、過度に感情的になりすぎなくてもよいのではないかと思います。
8/25 結婚や出産報告の席で、叔父や叔母などの親戚から「子どもは3人くらいいたほうがいい」と家族計画について干渉され困惑することもありますが、周囲の期待に無理に合わせる必要はありません。「夫婦で相談して自分たちのペースで考えます」と穏やかに線を引いて受け流すのも一つの方法だと思います。
8/26 10年間に及ぶ不妊治療の末、42歳で治療に終止符を打った渡邉さん夫婦のエピソード記事を読みました。医師の助言や度重なる経験を経て、少しずつ治療を手放していき、現在では治療を終えたからこその新たな幸せの形を見出し、新たな人生を歩んでいます。年齢とともに必ず直面する悩みですが、長年続けたもののやめどきを見極め、次へ進む大切さを教えてくれる実例です。
8/27 シンガポールの少子化対策(約875万円の現金給付)を分析した専門家は「ベビーボーナスはベビークラッシュを生む」と指摘しています。手厚い手当やインセンティブは、皮肉にも「すでに経済的余力のある層」にしか恩恵が届きにくい構造を作り出し、新たな出生よりもすでにいる子どもへの投資選好に向かわせました。その結果、過熱する教育費(塾や習い事など)が高騰し、かえって子育てコストのインフレを加速させたそうです。
8/28 当時高校生だった男性が、4児のシングルマザーだった女性に一目惚れし、猛アプローチの末に結婚して9児の父となったエピソード記事を読みました。再婚後に30代(32歳から42歳までの10年間)で5人ものお子さんを出産された女性のパワーと、それを支える家族の絆や男性の努力には本当に驚かされます。
8/29 夫と恋人の3人で子どもを作ろうと提案する妻と、それに戸惑う夫、恋人が織りなす多様な愛と家族のかたちを描いた映画『このごにおよんで愛など』の予告編とポスターが公開されました。愛や家族の形は一つではなく、従来の枠組みにとらわれない新しい絆を模索する3人の姿が描かれています。長澤まさみ、柄本佑、石橋静河ら豪華追加キャストの出演も発表され、公開への期待が高まる注目の作品となっています。
8/30 精子提供による人工授精は日本では70年以上続いており、これまでに2万人以上の子どもが誕生し、近年では、年間およそ2000人が誕生しているとも言われています。生殖補助医療全体のあり方も見直される中、選択肢の一つとして認識されつつあります。こうした背景のもと、子どもの出自を知る権利の重要性について、改めて真剣に考える時期に来ていると感じます。