『R8.6月の日記』
6/1 大切な人を応援するある番組を見て、精子提供の活動を継続するには、確かな情熱、強い献身、そして努力が必要だと再認識させられました。
6/2 タレントのGACKTさんは、出生数が急減し予想を超えるスピードで人口減少が進む日本の現状に危機感を表明したうえで、その理由を少子化の根本は支援不足ではなく、若者が未来に不安を抱き、結婚や出産をリスクと感じる社会構造にあると指摘されました。子どもたちが育つ社会そのものへの希望や未来への安心感を国全体で作っていくことこそが、今最も求められているのだと思います。
6/3 2025年の東京都の出生数は10年ぶりに増加した一方、合計特殊出生率は0.96で全国最低でした。地方から進学や就職で流入した若者が、東京に定着して出産しているものの、依然として出生率は最低水準です。地方から若者を吸収し続けることでしか人口を維持できない、東京一極集中の社会システムを象徴しているのではないでしょうか。
6/4 2025年の国内出生数は67万1236人、合計特殊出生率は1.14と共に過去最低を更新しました。国の想定をはるかに超えるスピードで子どもが減っている現実に、危機感を覚えずにはいられません。私たちのような第三者の介助も含め、子どもを持ちたいと願う人が多様な選択肢を迷わず選べる、そして未来への心理的なハードルの低い社会環境づくりがさらに求められていると感じます。
6/5 出生数過去最少の背景には、低年収や雇用不安により、多くの若者が結婚のスタートラインにすら立てない現実があります。経済的な理由で家族を持つ希望を諦めずに済むよう、若者の所得向上や家賃補助など、生活に直結する生きた支援が今こそ必要です。
6/6 出生数急減に伴うインフラ維持や労働力不足の懸念から、都市機能を公共交通で結び集約する「コンパクトシティ」が注目されています。しかし、短期的・一時的な人口流入を狙った郊外開発と、長期的な都市の集約化(コンパクト化)との間で生じるジレンマが、自治体の大きな課題となっています。 人口減少を見据えた持続可能な街づくりが不可欠な中、宇都宮市のように公共交通沿線に子連れ世帯が集まる事例は、若者や子育て世代が安心して暮らせる移動・生活基盤の重要性を物語っています。
6/7 シンガー・ソングライターの清竜人が活動再開を発表されました。かつて「一夫多妻制」という形で従来の家族の枠組みを揺るがす表現をしていた清竜人さんが、今度は「FRIENDS(友人)」という関係性を掲げて再始動することに深い興味を覚えます。血縁や制度にとらわれず、多様な関係性の中に新しい絆や温かさを見出していく姿勢は、私が目指す多様な家族やパートナーシップのあり方にも通じる、前向きで自由なエネルギーを感じます。
6/8 ガーナでLGBTQ+当事者や支援者に最大10年の懲役を科す法案が可決しました。生活苦や宗教が背景にあるようですが、どのような社会情勢であっても、人が人として愛し合い、家族を築こうとする意志が脅かされる世界であってはならないと強く感じます。
6/9 モデルの冨永愛さんが43歳での第2子出産は卵子凍結によるものだったことを明かされました。不妊治療の過酷さを知る立場として、若い頃の凍結卵子を使った体外受精など、自然妊娠ではない多様な選択肢が命を繋ぐ希望になっていることを強く実感します。
6/10 TBSの山本恵里伽アナが、互いの名字を変えないため公正証書を用いた事実婚を公表しました。選択的夫婦別姓が実現すれば法律婚を望む意向も示されています。家族の形が多様化する中、多様な選択肢を支援したいという思いが一層強まります。
6/11 遺伝情報改変の危険から、ゲノム編集ベビー禁止法案が国会で審議入りします。生命を繋ぐ手助けをするドナーとして、意図的な遺伝子操作ではなく、自然な命の力を信じ守るルールの必要性を強く感じます。
6/12 宇宙・人工知能(AI)企業である「スペースX」が上場するなど宇宙開発が加速する中、中国が人工胚を宇宙ステーションに打ち上げ、微小重力環境が初期胚の発育に与える影響を調べる実験を行いました。宇宙で赤ちゃんは産めるのか、将来の宇宙居住を見据えた未知なる環境での生殖研究は、生命の神秘と可能性を広げる画期的な挑戦だと感じます。
6/13 国内の出生数が10年連続で過去最少を更新しました。とりわけ、山梨県の出生数は4015人、出生率1.23と共に過去最低を更新し、少子化が深刻化しています。この厳しい現実を前に、子どもを望む人々に手を差し伸べる精子ドナーとしての使命感がさらに増します。
6/14 将来の妊娠に備える「社会的卵子凍結」への国の助成事業に関し、ニーズの未把握や地方の医療体制不足から、実施予定の都道府県は5県(山形県、神奈川県、滋賀県、岡山県、福岡県)に留まり地域格差が浮き彫りになりました。誰もが将来の選択肢を平等に持てる環境作りへの支援を願います。