精子提供・妊活支援 | 関西
(精子ドナー・精子バンク)

未来かなえ

 思い描いた人生に向け、一歩を踏み出してみませんか?
 心から赤ちゃんを望まれる方に、信頼と実績を基にした、最大限のご支援をいたします☆
 主に関西で、ご依頼に応じて、妊娠しやすい日に新鮮で良質な精子をお届けしています。
 
赤ちゃんを出産された際には、育児にかかる初期費用として一定金額を支援しています(人数限定)。

 本サイトに掲載していない内容については、メールや面談にてお答えしています。
 まずは、お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。

未来かなえ☆とは...
(精子提供・妊活支援)

 主に関西(大阪、京都、兵庫(神戸)、滋賀、奈良、和歌山)やその近郊(新幹線で1時間程度の範囲)で、ボランティアによる精子提供をはじめとした妊活支援を行っています。
 男性不妊でお悩みのご夫婦や、同性・異性カップル(LGBT、GID、FTM、レズビアン、トランスジェンダーなどのカップル)、選択的シングルマザーをご希望の方などに、精子ドナーとして、ボランティア(無償)により精子を提供しています。個人精子バンクのメリットを生かして、妊娠しやすい日(排卵予定日)に、いち早くスピーディーに、新鮮で良質な精子をお届けいたします。
 心から赤ちゃんを望み、子どものことを最優先に考え、育てていける環境がおありの方でしたら、できる限りの支援をいたします。これまで提供させていただいた方の多くが半年以内で妊娠されていますが、妊娠という結果ありきではなく、ご希望に寄り添うことが大切だと考えています。
 最初は抵抗感などの複雑な感情も抱かれると思いますが、お子様の望まれる気持ちは清く美しく尊く、精子提供により赤ちゃんを授かることは正しい選択肢の一つです。女性には子どもを産む権利もあります。堂々と、安心して、そして何より、楽しくチャレンジしてください。

 妊活・妊娠・マタニティライフ・出産・育児を通して『子どもの笑顔に囲まれた幸せな人生を送ってほしい。』ただただ、心からそう願うばかりです。きっと明るい未来がやってくると信じながら、そして、あなたの未来を明るく照らす希望の光となれるよう、誠意をもって精一杯サポートいたします。
 他の精子ドナーさんから提供を受けたけれどなかなか結果が出ない。そのような場合のセカンドオピニオンとしてのご相談にも応じています。妊活に関する様々なアドバイスや、妊娠・出産後の支援も個別に行っています。
 まずは、お気軽にお問い合わせください!

活動のきっかけ

 学生時代、ボランティアサークルに所属し、献血活動や老人福祉活動など様々なボランティアを行っていました。社会人になって間もない頃、白血病で大切な人を亡くしたことから、命の尊さを知り、骨髄バンクへのドナー登録を検討している中で、2014年にNHKの「徹底追跡 精子提供サイト」という番組を見て、精子ドナーであれば、責任を持った支援ができると感じました。

 最近では、多様性のある社会の実現に向けた仕事に関わる中で、国内において精子バンクの施設が整うまでは、LGBT等でパートナーとの子どもを望まれる女性が妊娠期を逃してしまうことにならないよう、個人精子提供ドナーによるフォローが欠かせないと認識しました。

 30代女性の未婚率は1990年の10.4%から2000年20.4%、2010年には27.8%と上昇が続く中で、精子バンクを使って未婚のまま子どもを欲しい人、同性同士で結婚して子どもを欲しい人など、できるだけ多くの生き方を認め、個人が自由な選択をとれる柔軟な社会になることこそ重要だと考えています。しかしながら、海外の精子バンクで提供を受けようとすると、費用的・時間的な負担も大きくなり、ドナーの特徴や幼少期の写真は見ることができても、実際に面会してその人となりを知ることは叶いません。

 また、これまで10年以上、赤ちゃんを授かりたくても授かることができず、先の見えない不安の中でつらい思いをされる方々を間近で見てきました。しかし、だからこそ赤ちゃんを授かった時にその分の大きな喜びがあること、その喜びが子どもに愛情として注がれることになることも知りました。

 赤ちゃんを望まれる方に寄り添い、女性と日本の未来のために、少しでもお役に立てればと思い活動を始めました。

ニュース&お知らせ

『人間は、生涯で何人まで子供をつくれるのか?』

『人間は、生涯で何人まで子供をつくれるのか?』  以前に、150人の子供をもつ男性がいるというニュースを紹介しましたが、今回はそれを遥かに上回る1171人の子供をもうけた男性がいたというニュースを見ましたので、以下、転記… 続きを読む »『人間は、生涯で何人まで子供をつくれるのか?』

『5.5組に1組が受けている“不妊治療”の問題点』

『5.5組に1組が受けている“不妊治療”の問題点』  信州大学特任准教授の山口真由さんが“不妊治療”の問題点について述べた記事がありますので、以下、転記によりご紹介します。  ◆高額で女性負担大の不妊治療  不妊治療の経… 続きを読む »『5.5組に1組が受けている“不妊治療”の問題点』

『16人に1人が体外受精児 “過去最多”進む不妊治療』

『16人に1人が体外受精児 “過去最多”進む不妊治療』  16人に1人の赤ちゃんが体外受精で生まれたことが分かりました。  日本産科婦人科学会によると、2018年に体外受精で生まれた赤ちゃんは5万6979人で、過去最多を… 続きを読む »『16人に1人が体外受精児 “過去最多”進む不妊治療』

精子提供・妊活支援
依頼者様からのメッセージ

たくさんの方からご妊娠・ご出産のお喜びの声を頂戴しております。ほんの一例になりますがご紹介させていただきます。

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Y.M 様

Y.M 様

(ご出産の折にて)

〇/〇の〇時過ぎに女の子を出産しました。
赤ちゃんは元気です。

未来かなえ様、本当にありがとうございました。
元気な赤ちゃんが誕生して嬉しいです。

未来かなえ様の深い懐で受け入れて下さったお陰で、願い叶って、元気で愛らしい我が子を授かりました事、心より感謝申し上げます。
小さな小さな命輝く我が子を胸に抱く事ができ、この上ない幸せで身体中が満ちたりております。

母乳も早々に出て、赤ちゃんも母乳を吸ってくれているので、この上ない幸せです。
本当にありがとうございます。

未来かなえ様のお陰で、本当に幸せです。
人生最大の喜びを与えていただいた事、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

ホームページへの掲載もよろしくお願いします。私の事例がどなたかの希望になれば幸いです。

よもやま話

ドナーの日記(2025年6月)

『R7.6月の日記』

6/1 「元気でいてくれるだけで本当にありがとう」と思い、不妊治療を続ける方のつらい気持ちを分かろうとし、見守り、寄り添い、勇気づけられる、そんなドナーでありたいです。

6/2 例え血のつながりがなくても、夫婦で一緒に笑い、泣き、悩み、支え合って育てていけるなら、それが“本当の親子”だと信じています。家族とは、親や周知の価値観に縛られたものではなく、夫婦の選択で築いていくものではないでしょうか。

6/3 NHKの番組で、命の始まりは「受精した瞬間」ではなく「40億年前にLUCA(ラスト・ユニバーサル・コモン・アンセスター)と呼ばれる最初の細胞が地球で誕生した瞬間」であると説明されていました。人類は皆、細胞レベルできょうだいである、だからこそ、人には助け合う気持ちが備わっているとの主張は、とても興味深いものです。【参考】『NHKスペシャル人体III|細胞の起源「LUCA」と命のつながりを探る40億年の旅

6/4 2024年の国内の出生数は68.6万人で、初めて70万人下回りました。合計特殊出生率も全国で1.15、東京都は0.96となり、いずれも、過去最低を更新しています。一方、死亡者数は160.5万人で、過去最多となりました。少子化に歯止めがかかっていないばかりか、人口の減少が加速していることが分かります。ちなみに、2016年に100万人、2019年に90万人、2022年に80万人を割り込んでいます。未婚で子どものいない若い世代に対する支援策の拡充が重要だと考えています。

6/5 精子提供や卵子提供に関する生殖補助法案の、今国会での審議入りが見送られ、廃案が濃厚となりました。出自を知る権利が保証されていないこと、同性カップルやシングル女性などは対象外となっていることから、廃案になるのは良かったと思います。一方で、海外の精子バンクでは、頭脳明晰、容姿端麗、運動神経抜群な人の精子や卵子のみが受精機会を得るとともに、高額で売買されている現状もあり、法律による課題解決が必要です。

6/6 世界一の大富豪であるイーロン・マスク氏(53歳)は、「子どもが欲しい人なら誰にでも自分の精子を提供する」と述べているそうです。4人の女性との間に少なくとも14人の子どもがいることが明らかになっていますが、日本のポップスターとの間にも子どもがいるそうです。将来、類を見ない遺産相続争いが起きないか心配になります。

6/7 日本では、1948年に匿名ドナー(第三者)の精子提供による人工授精が始まり、1万人以上が誕生したとみられています。その子どもたちが成長し、今、遺伝的なルーツを知ることができず苦悩していることが問題となっています。「未来かなえ」では、そのような悲しいことが起きないよう、出自を知る権利を尊重しています。

6/8 ユニ・チャーム×渋谷未来デザインが「早期の妊活=“プレコンセプションケア”」が大事だとして、妊活研修を実施しました。妊活経験者へのアンケートでは、「妊娠について具体的な知識を知りたかった」と考える年齢の平均は24.9歳であったのに対し、「実際に妊活を始めた」年齢の平均は30.1歳で、約5年のギャップが存在していることや、56%が「もっと早く妊活を始めたかった」と回答していることが分かっています。妊活に向けた第一歩は、若いうちに自身の健康状態を把握し、妊娠しやすい時期を知ることです。

6/9 モデルの舟山久美子さん(34歳)が、自身の不妊治療歴を語られています。2人の子どもを授かるために、食生活や生活習慣を見直しはもちろん、黄体機能不全や卵巣機能停止により、体外受精を選択されています。年齢のことを考えると不妊治療をするなら少しでも早い時期が良いという考えがあったそうです。

6/10 時東ぁみさん(37歳)が4年半の不妊治療を経て子どもを妊娠するまで苦労を打ち明けられています。検査をしても、異常は見つからず、「原因不明の不妊」と診断。ただ、年齢から考えると取れる卵子が少なかったことから、徹底的に健康に気を遣い、ファストフードを控え、骨盤矯正やトレーニングに励んだところ、取れる卵子の数が増加したそうです。人工授精6回と顕微授精1回。その後体作りの期間を空けて、人工授精1回と顕微授精2回、車を買えるくらいお金がかかって、ようやく赤ちゃんを授かられたそうで、結果はめでたしですが、その間、精神的には相当にお辛かったとお察しします。

6/11 タレントのドーキンズ英里奈さん(32歳)が、第1子を出産したことを報告されました。4年間の妊活で、2度の稽留流産を経験され、不妊に加え不育の治療もされてのやっとの出産ということで、本当におめでとうございます。

6/12 熊本県は、2025年度に実施予定だったAMH検査(卵子がどれくらいあるか調べるモデル事業)の中止を発表しました。県民などから、対象が県職員の20代の未婚女性に限定されていることへの疑問の声が上がったことが理由のようです。妊娠前からの健康管理、プレコンセプションケアの観点からは素晴らしい取組なので、対象の再検討を行い、早期実施を目指して欲しいものです。

6/13 0歳児もいる3児ママの近藤千尋さんが、8時間睡眠を取るコツを語られています。夜泣きが少なく、ベビーシッターさんがいれば可能かもしれませんが、現実的には難しそうです。とはいえ、手を抜けるところは抜いて、週に1回はゆっくり寝られる日をつくるのが、子育ての秘訣かもしれません。

6/14 11人(0~15歳)の子がいる福岡県大牟田市の川畑さんファミリーの記事を読みました。物価高を受け、苦労は絶えないが、頑張れば何とかなる。将来、30人の孫に囲まれるのが夢というコメントに励まされます。とはいえ、市内で1世帯10人を超える家庭は8世帯だけで、子どもが10人以上いる大家族は極めて珍しいようです。

6/15 「8人のおかん」を名乗るインスタグラマーnecoさん(32歳?)が9人目の子どもを出産されました。自ら稼いだお金で、高級車を複数台購入したり、家族全員で何度も海外旅行に行くなど、バイタリティーがすごい方のようです。フォロワー数34万人、2024年には「しまむら」とコラボした子ども服が全国のしまむらで発売されるなど、今や、子だくさんママは稼げる職業と言えるのでないでしょうか。 

6/16 「4人目は女の子がほしい」と640万円を払い、アメリカ人の精子ドナーと、アメリカでの体外受精で性別選択をしたオーストラリア人のシングルマザーに非難の声が上がっています。とはいえ、本人は性別選択を推奨しているわけではなく、選択肢の一つとして伝えているだけであり、受精卵で男女の判別がつき、希望の性別の受精卵を移植できる医療機関が存在する以上、個人の自由に委ねるべき問題だと考えています。なにより、シングルマザーで4人の子どもを育てようとするバイタリティは称えられるものだと思います。

6/17 日本でも「子宝」に恵まれない50代の夫婦が、選択肢の一つとして、海外の「卵子提供+代理出産」で赤ちゃんを授かられています。ただ、代理母の志願理由には貧困と金銭があり、相互扶助よりビジネスライクであることに課題を感じています。

6/18 中国人がジョージア(旧ソ連構成国)で、タイ人女性(約60人)から卵子を採取し体外受精用に販売する施設を運営している疑いが明らかになりました。需要があるからとはいえ、倫理観が欠落しているとしか言いようがありません。

6/19 京野アートクリニック高輪では、AI(人工知能)が受精卵の質を採点するシステムを導入しています。ジュードロウの映画「ガタカ」のように、DNAのスコアで生まれたときには既に人生の優劣が決まっているという世界が、近いうちに来てしまうのかもしれません。

6/20 滋賀県の結婚支援センター「しが結(ゆい)」では、体験型の婚活イベントを企画や、AIマッチングの導入により、成婚カップル急増しているとのこと。 ボートレースの予想ゲームを楽しむことで、心拍数が向上し、意気投合できることがお見合いが成立の秘訣のようです。

6/21 恋愛も性行為もない友情結婚(正式な結婚)が増えています。「シリンジ法」で子どもを授かって、バディのような関係で共に生活されているそうですが、恋愛結婚よりメリットが多いのかもしれません。

6/22 精子提供で生まれてきてくれた子どもたちと接する機会があります。その子を支える大人は必ずしも血のつながりがなくてもいい。その子に親身になってくれる大人が、周りにどれだけいるかが大事だと思わされます。そのような社会の方が、すべての子どもにとっても、ずっと生きやすいのではないでしょうか。

6/23 5人の子どもを育てるシングルマザーがいることをたまに聞きます。例えば、札幌市に住むもとみさん(40歳)は、3歳から14歳の5人の子どもを1人で育て、中でも2番目の子どもは、常時医療的ケアが必要な難病を抱えています。「大変だけど、5人いても輝ける。子育てを経て得た知識や経験が仕事に活かせる。」という言葉が心に響きます。お母さん思いで、しっかり者の子どもに育ちやすいことがシングルマザーの何よりのメリットかもしれません。

6/24 日本では、精子提供による人工授精は1948年に慶応大学病院で初めて実施され、これまで1万人以上の子どもが生まれたとされています。第三者の精子や卵子の提供で生まれた子どもだちは、出自を知ることができないことに、何十年も苦しんでいます。精子ドナーは非匿名を条件にするなど、当事者たちの気持ちに寄り添い、実態に合った仕組み作りが、一刻も早く求められます。

6/25 民間の精子バンクで、生まれた子どもに身元を明かす「精子ドナー」の募集が始動しています。出自を知る権利を巡る政治的な議論が深まらない中、民間先行でドナーの情報を開示する動きが進むことを期待します。

6/26 高齢出産を目指す韓国の女性(41歳)が、不妊治療の相談において、医師から「人工授精ですか? もうそんなに悠長にしていられる年齢じゃないでしょう。体外受精をすぐ始めるべきです。」と言われたことに対して、「気分を害された」と投稿してます。言い方はあるかもしれませんが、人工授精と体外受精の妊娠率を考慮すると、患者の希望を叶えるために正しいことをハッキリ言ってくれる医師は、良い先生だと思います。

6/27 大阪府泉佐野市で「赤ちゃんポスト」の設置に向けた調査のための予算案が可決されました。この取組を行政主導で進めるには、すべての法律に則って実施する必要があるため、「内密出産」による妊婦の匿名性の保証など、まずは課題の洗い出しが求められます。

6/28 死亡したオスのチンパンジーの凍結精子による人工授精で、1998年に世界で初めて、チンパンジーの赤ちゃんが誕生した一方で、出産したメスのチンパンジーが死亡したことが、改めて議論になっています。倫理的に大きな課題があり、動物福祉と種の保存を両立する取組の必要性を感じさせられます。

6/29 死んだ個体でも細胞や遺伝子は生きていて、凍結保存された皮膚のiPS細胞から精子と卵子を作製し、生命を生み出すことも技術的に可能となっています。しかも、AIと遺伝子操作の急速な進歩で…。命とは何かが今まさに問われています。