『R4.2月の日記』

2/1 事実は一つでも、真実は人それぞれの受けとめ方で異なります。考えようによっては、どのような出自でも、ポジティブに受けとめることができると言えます。

2/2 緑色の服を着ている人は、私の知る限り、スタイルとファッションセンスが抜群です。何故なのでしょうか?

2/3 先日、インドの女優プリヤンカー・チョープラーさんが、代理母出産で私たちに赤ん坊が誕生したことを発表されました。芸能人やスポーツ選手などで、キャリアを優先したい女性にとっては、選択の一つだと思います。

2/4 女優でモデルのリン・チーリンさんが47歳で第一子を出産したことを発表されました。年齢を重ねるほど、自然に妊娠するのが難しくなるのは紛れもない事実で、実際に35歳以上の女性を含むカップルの3分の1が、受精率に問題を抱えていると言われていますが、最近は40歳を過ぎてから出産するニュースも少なくないことから、高齢出産に希望を持つ人も多いのかもしれません。

2/5 2022年4月から、男性不妊の場合のみバイアグラが保険対象になります。少子化や高齢出産が増えた理由は、収入の低さ、子どもにかかる時間の長さ、子育てと仕事の両立のしにくさなどであり、本質的な少子化対策にはならないと言う声が上がっています。あくまで、付け焼刃の対処療法であり根本療法ではありません。

2/6 体外受精の普及もあってか双子の子供を見かけることはよくありますが、三つ子の赤ちゃんを授かったら嬉しさも3倍増となるのでしょうか。一卵性と二卵性の三つ子を妊娠する確率は2億分の1と言われており、それこそ奇跡のようなものですが、不妊治療中やママの年齢が高いと三つ子を妊娠しやすいといわれています。詳述はこちら『三つ子の妊娠確率はどのくらい?妊娠しやすい人には共通点がある』をご覧ください。

2/7 妊活は常日頃からの体調管理がとても大切です。寝ている間に基礎体温を自動的に計測できる「わたしの温度(R)」という便利なフェムテック製品もあります。詳述はこちら『妊活の本質は「子どもを授かる予定がないとき」の過ごし方だった!』をご一読ください。

2/8 体外受精にトライされる場合、採卵日当日にドナーがコロナに感染して提供を受けられないということも考えられますので、精子の凍結保存や予備のドナーを考えていただいた方がよいかもしれません。

2/9 精子凍結保存した場合のデメリットは、凍結→融解により運動率が50~80%も低下することや、5万円程の費用がかかることです。培養士さんに聞いたところ、フレッシュな精子が良いに越したことはないそうなので、予備ドナーがいると安心です。詳しくは、こちらのニュース精子の凍結保存についてをご覧ください。

2/10 30までにとうるさくて』というドラマが人気のようです。第3話は、「選択的シングルマザー」になろうと「精子ドナー」を探しはじめるストーリーとなっています。

2/11 2時間以内に持参できるなら自宅採精と院内採精は体外受精成績はほぼ変わらないとする実験結果が出ています。3時間以上かかっても6時間未満なら凍結精子よりは当日の精子が好ましいようです。詳しくは、こちらのニュース『体外受精成績において自宅採精と院内採精どっちがいいの?』をご覧ください。

2/12 正常な月経は、周期の変動が±6日以内とされています。生理不順の方にとって妊活の最大のポイントは、排卵日を正確に予測することです。排卵日検査薬のチェックは比較的簡単ですが、高確率でタイミング法を成功させたいようでしたら病院で正確に排卵日を把握しましょう。詳しくは、こちらのコラム『【医師監修】生理不順でもタイミング法で妊娠したい!方法や注意点をご紹介!』をご覧ください。

2/13 40代の方から問合せをいただくこともあります。1周期当たりでは、40歳の自然妊娠率5%、流産発生率40%、45歳の自然妊娠率1%、流産発生率50%ですので、子供を望む気持ちが強いほど、一刻の猶予もならないと考えています。諸々のことは、妊活しながら、あるいは妊娠してから考えても遅くはないのではないでしょうか。詳しくは、こちらのコラム『実は思っているほど高くない「自然に妊娠できる確率」』をご覧ください。

2/14 依頼者の方からチョコをいただきました。ホワイトデーのお返しではありませんが、今回無事に妊娠されることを願いたいと思います。

2/15 日本産科婦人科学会は、提供者の氏名や連絡先などの情報を実施施設から登録させ、公的機関で100年間の保管を求める要望を国に行いました。この要望には、ネット上での精子・卵子の取引禁止や、提供者の学歴などを選べる精子・卵子バンクに一定の規制をかけるルール整備も盛り込まれています。仮に、実現できたとしても、法や環境整備が追い付かず、結果、真に子どもを授かりたいと願う方々の救済の観点からは後退する可能性があります。詳述はこちらのニュース『精子・卵子提供者の情報「公的機関で管理を」日産婦が国に要望へ』をご参照ください。

2/16 50人超の子どもがいる若い精子ドナーの方が、精子提供をやめることを宣言されました。緊急の場合を除いて返信をしない形になるそうです。子どもと将来会ってくれるとの約束の下で提供を受けられた依頼者もいらっしゃるようですが、口約束ではこうしたトラブルも起こります。ドナーの男性には家庭もあったようですが、一体何があったのでしょうか。今後、他の多くの方への影響が気になりますし、ドナーとしての責任が不足しているように思えます。

2/17 提供の移動の際は主に電車を利用しますが、退勤ラッシュの時間帯は正直コロナが怖いです。逆に、空いている時間は、仮眠や読書ができるので幸福のひと時です。

2/18 30代より若い40代、40代より若い50代の人がいます。おそらく、老化しにくい遺伝子をお持ちなのでしょう。

2/19 スキージャンプで金メダルを獲得した小林陵侑選手のニックネームが「マイティ ロイ(強大な陵侑)」に命名されました。精子ドナーとして、おしゃれでかっこいいニックネームがあってもよいかもしれません。

2/20 相談者様が不安に思われるようなこともあえてお伝えしています。時には失礼なこともお聞きしたりするこもあります。いろんなことに気づき、同じ気持ちで支援したいと考えています。

2/21 鬼滅の刃(遊郭編)の最終話を見るのが勿体なくてまだ見れずにいます。漫画を見た後にアニメを見れるのは鬼滅の刃だけです。理由は、他のアニメにはない圧倒的な映像美があるからです。どれだけ予算をかけたか分かりませんが、テレビアニメなのに劇場版(無限列車編)を凌ぐほどの出来栄えで、もはや芸術作品の域に達しています。

2/22 問合せが増えています。4月から体外受精などの不妊治療に保険適用されることが理由かもしれません。

2/23 保険適用後の不妊治療に必要な書類は整理中のようです。保険診療と自由診療を選べるのかも気になります。体外受精は年齢制限や回数制限もあるため、自由診療も選択できると思いますが、戸籍謄本などの書類も必須となり、患者の審査や手続が厳格化されるかもしれません。

2/24 面談後に親から精子提供を反対され、当面見送りとなるケースがよくあります。面談前に、親への説明と同意を得ていただけると助かります。

2/24 コロナ対策で在宅勤務となることもありますが、これまでを振り返り、将来の展望を考えるよい機会となっています。

2/25 外国人の方から問合せをいただきました。

2/26 外国人からの提供を受けたい人からの問合せがありました。

2/27 10代未満は遊び、10代は勉強、20代は仕事、30代は家庭奉仕、40代は社会貢献を通して、幅広い人と深い交流が生まれています。

2/28 精子の受け渡しにコインロッカーを使用することも可能です。QRコードで開くコインロッカーの場合、紙のQRコードをスマホで写真を撮り、その撮った写真のQRコードのスマホの画面を読み取り機にかざすことで開錠が可能です。時間どおりに受け取りができないときは便利です。