『R4.5月の日記』

5/1 新緑の木漏れ日がキラキラと輝く季節となりました。グングンと伸びる植物のように、卵ちゃんもパワーをいっぱいもらって成長してくれるのではないでょうか。

5/2 雨が降ったり止んだりですが、日ごとに鮮やかになる木々と微笑んでいるような花々を見ると幸せな気持ちになります。

5/3 コウノトリが巣作りを始めているようですが、その幸運にあやかれるかもしれません。

5/4 体外受精は、保険適用と自由診療で受ける方法があります。保険適用の場合、金額は安くなりますが、提出書類が多くなったり、個人に合った治療方法にならない場合があるようです。

5/5 『ハレ婚』という「一夫多妻」をテーマにしたマンガが存在しています。「一夫多妻制を認めれば、少子化は解消される!」という大胆な案を検証しようとするものですが、精子提供にも関係のない話ではないと思い読んでいます。

5/6 『ヒヤマケンタロウの妊娠』は、「すべての男性が妊娠しうる世界」を舞台としたドラマです。実際に、トランスジェンダーの男性が妊娠したという事象もありますが、仮に男性が妊娠できることになっても、それを希望する人は圧倒的にマイノリティだと思います。それは、既に男性が出産や子育ての大変さをわかっているからです。であれば、もっと、男性は女性の仕事のキャリアについて理解を示し、相応の配慮をすべきなのでしょう。

5/7 体外受精は、保険適用と自由診療で受ける方法があります。保険適用の場合、金額は安くなりますが、提出書類が多くなったり、個人に合った治療方法にならない場合があるようです。

5/8 2人の男の子のママである安田美沙子さんは、30代前半に不妊治療を重ね、体外受精で授かったことを明かにされています。20代の頃から子宮内膜症で通っていた婦人科の先生から「できにくいかもしれない」と言われていたため、悩んでいる時間もお金ももったいないとタイミング法、卵管造影等の検査、体外受精をどんどんステップアップされれたそうです。

5/9 最近は、40代後半で出産される芸能人のニュースを見かけるようになりました。今後は、もう一歩進んで、高齢妊娠と高齢出産の成功の秘訣まで発信していただければ、救われる人もより増えるかと思います。

5/10 熊本市の慈恵病院で、2例目の内密出産がありました。望まない妊娠だったのかどうか、その点が最も気になります。

5/11 生後すぐに病院に置き去りにされ、両親の顔や出自を知らない女性(熊本市に住む永岩味樹さん)が希望のコメントを寄せてられています。2022年現在、3児の母となられていますが、子どもたちが生まれることで血のつながりを感じ、家族という宝物が増えるたびに心が穏やかになり、悩みがなくなっていっているそうです。「生かされた命であることが実感できて、嬉しくて悩みはなくなった」、「自分の人生は自分次第でどんどん幸せになっていける」という言葉に説得力があります。詳しくは、こちら『出自知らぬ女性が母に』をご覧ください。

5/12 精子提供のみで妊娠できなない場合、精子提供+卵子提供での出産に最後の望みをかける方もいらっしゃいます。子宮と夫の理解があれば、自分の血と細胞で繋がりのある子供を産むことができます。

5/13 ご妊娠のご報告をいただきました。ドナーとしてお役に立てて何よりですが、依頼者様の喜びがドナーの喜びでもあります。持ちつ持たれつの関係という意味では、ドライな関係でもなく、パートナーに近い存在なのかもしれません。

5/14 ランナーは「走ることで何かが見える」と言いますが、体外受精もトライすることで色々なことが分ると思います。

5/15 体外受精の保険診療と自由診療、混合診療について、違いや実態が分かってきました。一長一短があり、一概に保険診療が良いとは言えず、自由診療を選択される方も多いようです。

5/16 妊活や不妊治療中はどうしても考え込んだり、メンタルが揺さぶられたりするので、「自分は自分」と割り切って、いかに感情をオフにして淡々と前に進んでいけるかがポイントになります。その意味で、適度なランニングは体だけでなく心にも良いと思います。

5/17 妊娠できようができまいが、出産に至ろうが至らまいが、時間とともに環境に適していく順応性やリカバリー機能が、人間の最大の能力です。

5/18 自分の悩みや苦しみが周りの人の勇気や希望になったりすると、あながち自分の苦しみも悪くないと思えます。その意味で、不妊治療の悩みはセミクローズくらいでオープンになっていけば良いのかもしれません。

5/19 お手伝いしたお子様に会わせていただくと、当然のことながら子供はドナーを他人と認識します。直観で血の繋がりがあると感じ取る子供はいません。このことから、真の親とは生みの親ではなく育ての親のことを言うのだと思っています。

5/20 人生と同じで妊活も思うようにいきませんが、諦めないことが大事です。精子提供による妊活は勇気がいるものですが、その一歩を踏み出せないと、赤ちゃんを諦めさせてしまうことにもなります。やってみてダメだったらいつだでも軌道修正すればいいだけです。むしろ、諦めるポイントの方が大事で、それは赤ちゃんを希望する気持ちが妊活のつらさより弱くなったときだと考えています。

5/21 最終的に赤ちゃんを授かれず、どん底にいる人には、泣きたいだけ泣いて、とことん絶望感を味わうこと、それが立ち直りの近道だと思います。孤立してしまわないように、何かと声をかけてくれる人がいることが重要です。

5/22 双子育児は、ふたり分の授乳に、ふたり分のオムツ替えなど、休みなしでしんどいこともありますが、そこにふたりがいてくれる奇跡をかみしめることができます。一人でも大変なのに、ましてや二人なんて…と言いますが、子育てが敬遠される社会こそが人間環境として問題なのではないでしょうか。