『R4.6月の日記』

6/1 今日は、憧れの方にお会いすることができ、メモリアルな一日となりました!仕事の合間に声をかけてくださるなど、気遣いの人でした。

6/2 今日も、憧れの方と素敵な方のお二人にお会いすることができました。一生分の運を使ってしまったのかもしれません。

6/3 とても風情のある路地を見かけました。隠れ家的なカフェやエステがあります。

6/4 神戸の異人館巡りをして来ました。ふらっと一人旅、歴史と文化が感じられる街をゆっくりと散策するのが趣味です。

6/5 マリア・テレジアは、「子供は1人でも多ければ多いほど良い」という信念の持ち主で、20年足らずの間に16人の子供を産みました。ほとんどが年子でいつも妊娠していることになりますが、夫婦仲が睦まじく、終生寝室を共にしていたそうです。さらに、10女は17人、3男は16人、4男は9人の子供をもうけました。医学が十分に発達していない中で、そのようなことが可能だったのが不思議ですが、極めて健康な体だったのでしょう。

6/6 モーツァルトは、妻のことをこう述べています。「彼女は醜くはないが、美しいわけでもない。でも、彼女は世界で一番良い心の持ち主だ。僕は彼女を愛し、彼女も僕を心から愛している。」…何だか、とても素敵です。

6/7 フーナーテストで、めっちゃおるわ!と言われて、先生がビックリしていたそうです。ドナーとしても、精子の状態がわかり、安心しました。

6/8 テレビドラマ「やんごとなき一族」で精子提供について触れられています。いつものことですが、マイナスイメージで取り扱われています。

6/9 シングルマザーで子供を持つことについて、世間体は気になるかもしれませんが、二の次のことです。

6/10 初産が40歳以上の好きな「ママ芸能人」TOP10が紹介されていました。第1位は水野美紀さん、第2位は平野ノラさん、第3位は田中美佐子さん、どんな基準で選ばれているのか分かりませんが、みなさん、ママとしての普段の姿が共感を呼んでいるようです。

6/11 体外受精で5回失敗も50歳で第1子を出産したイギリスの女性が、「同じ悩みを持つ人の希望になれば」とをされています。妊娠、出産できる確率がどれほど低くても、一度は、奇跡を信じてみてもいいのかもしれません。

6/12 授乳を続けていても、多くの場合、産後1年くらいまでには月経(生理)が再開します。つまり、授乳したまま妊娠することもあります。また、前回採卵をおこなって凍結余剰胚がある方は授乳中、月経がもどってこなくてもホルモン補充周期であれば、妊娠にトライできます。

6/13 お金のことだけは、リスクを冒さないことが人生の大前提です。

6/14 西日本は例年よりも遅く、6月14日にようやく梅雨入りしました。

6/15 梅の実が熟し、紫陽花の花が色づく季節となりました。さやさやとした涼しいひとときをお過ごしいただければ幸いです。

6/16 梅雨は空や気持ちもどんよりしがちですが、二十四節季にちなんだ和菓子を食べると、それもまた風情を感じます。

6/17 妊活を機にダイエットに取り組まれる方もいらっしゃいます。体質改善に繋がるようなら一石二鳥です。

6/18 体外受精が保険適用となり、一子につき6回まで移植可能です。移植時期を調整できるので、4~6月生まれの子供が増えるかもしれません。

6/19 統計上、7~9月の出生数が多いようです。年末までは妊娠数も多いということになります。ひと恋しいシーズンと重なりますね。

6/20 山上憶良の歌にあるとおり、銀も金も玉も、子どもという宝には及びません。

6/21 4日以上禁欲した場合、精子のDNAの損傷率が高くなったり、運動率も低下したりといった研究結果もあります。そのため、NPO法人男性不妊症ドクターズ(MIDS)は2~5日程度の禁欲期間を推奨しています。ある研究によると人工授精の場合は禁欲期間が2日以下において総精子数は少なくなるものの、妊娠率は高くなったと報告されています。受精率だけで見ると、禁欲期間で大差は見られなかったのですが、胚盤胞発生率、良好胚盤胞発生率は禁欲期間が短い方が高いという結果が出ています。

6/22 「しばらく性欲を我慢したほうが精子の数が増えて、妊娠しやすいのでは?」と思っている人もいるでしょう。けれども実は、これは大きな誤解です。射精をしないと古い精子がたまって、精子全体の質が低下。つまり精子にとって、射精の回数を制限することは大きなマイナス要因になってしまうのです。精子の数も大事ですが、それよりも重要なのは精子の質です。無理に禁欲をしなくても、1~2日空ければじゅうぶん。実際、頻繁にセックスするカップルほど、妊娠しやすいというデータも存在しています。

6/23 まず精子の数だけのことを問題にすると、元の数に回復するのに数日かかります。ですからかなり精子数の少ない方は毎日よりも少し間を空けて夫婦生活をもたれた方が良さそうです。しかしながら精子数に問題のない方は、毎日夫婦生活があっても妊娠できるレベルは十分に維持できると思われます。

6/24 アメリカ生殖医学会委員会報告「自然妊娠の最適条件への勧告」(2013年)によると、妊娠可能なのは排卵日とその前5日間の計6日間としています。また、連日射精しても精液の性状は悪化しない一方、5日以上禁欲すると悪化しやすいそうです(但し、本邦の報告では、連日射精すれば精子濃度は減少するというのが一般的です。)。

6/25 男性の5日以上の禁欲期間は精子数に悪影響を及ぼす可能性がありますが、2日程度の禁欲期間であれば、精子濃度は正常です。頻繁な射精することが男性の生殖能力を低下させるというのは誤解です。約10000の精液を分析したレトロスペクティブな研究によると、精液の質が正常な男性では、毎日射精しても精子濃度と運動性は正常に保たれていました。また、乏精子症の男性では、毎日の射精で精子濃度と運動性が高くなることもあります。

6/26 精子は精巣の中で平均74日かけて作られ、毎日1億2000万個も作られます。一回の射精で射出された2~4mlの精液中に約3億個あると言われています。 禁欲期間は1~2日で十分で、少なくとも1日おきに射出することで質の良い精子が得られます。

6/27 ある研究では、妊娠しやすい期間に連日、1日おき、3日おきに夫婦生活を行った場合、妊娠率は同程度とされています。妊娠しやすい期間に1~2日おきに夫婦生活を行うと最も高くなることをも抑えておく必要があります。

6/28 二人目希望の相談が増えています。

6/29 日差しが強くなってきました。今日36℃、明日37℃、明後日38℃の予想で、いよいよ夏到来といった感じです。

6/30 妊娠の成否の報告をいただく約束があるにも関わらず、提供後にご連絡をいただけない方がいらっしゃいます。いくらボランティアといえども、ドナーを使い捨ての道具のように扱われるのは悲しいことです。