『R5.2月の日記』

2/1 シリンジ法に付き添いました。一人では心細いときなど、希望があれば、処置のサポートも行います。女性には、立ち合い出産のような安心感があるようです。

2/2 人生100歳まで生きられるとして、猶予は36,500日です。平均睡眠時間7時間を除くと、実質25,800日です。もあると考えるのか、しかないと考えるのかで価値観が大きく変わります。しかないと考えると、仕事に明け暮れる生活は空しいと感じます。

2/3 「良くないことがあっても、良くなると考えていれば、良いことばかりになる」...良い言葉です。

2/4 35歳以上の高齢出産といわれる方においては、3ヶ月間タイミング法を行っても妊娠が難しい場合においては、全国や過去の統計的にみても無駄に年齢や時間をかけてしまう可能性が高いために、ステップアップをおすすめしています。』とは、某不妊治療の専門クリニックのブログ記事ですが、精子提供の経験上共感できるものがあります。このコメントだけだと誤解をされる方もいらっしゃるかと思いますが、提供を行う側としても、少しでも早い妊娠をしてもらいたいと願うことから、1周期もムダになってほしくないと思っています。

2/5 基礎体温での排卵予測に対する誤解がよくあります。体温が上昇した初日が排卵日だと誤った判断をしてしまいがちなので注意が必要です。実は、高温期へ移行する期間は2~3日間もあり、正しくは、その上昇期間2~3日の間のいずれかに排卵が起きます。基礎体温での排卵予測は、あくまで目安程度に留めていただければと思います。(参考)『排卵日・基礎体温の見方に対する誤解

2/6 サッカー日本代表の長友佑都さんの妻でタレントの平愛梨さんが4人目を妊娠されました。18年2月に長男、19年8月に次男。21年4月に三男と、ほぼ1年半置きに出産されています。平愛梨さんの健康度が高く、長友佑都さんの大家族への願望が強いのでしょうね。とても幸せなことです。

2/7 歌手の川嶋あいさんは、養子縁組として施設から川嶋家に引き取られたそうですが、中学生の頃は、養母は自分の体調が悪いなか、借金をしてまで毎週日帰りで飛行機で歌のレッスンに東京まで行かせてくれていたそうです。血の繋がりがないからこそ、養母から子への愛情は、実母より深く清らかなのかもしれません。

2/8 あやまん監督が、第一子を出産されました。43歳という年齢的なことや、子宮筋腫が多かったことから顕微授精を選択されたそうです。高齢出産ということもあり帝王切開で羊水を含め3リットル以上出血したそうですが、やはりお産は命懸けだと感じました。

2/9 無痛分娩でも痛みがゼロになるわけではなく、最近では、和痛分娩という言葉が使われています。、痛みを十分に取ることで陣痛の辛さは大きく軽減し、産後の回復も早まることが期待できます。和痛分娩だと子どもへの愛情が持ちにくくなるといったことも一切ありません。

2/10 マスク着用と自転車のヘルメット着用が個人の判断に委ねられます。膨大なデータの中から、正確な情報を把握して、正しい知識を持って、正しい判断ができればいいのですが、そんなことはできないから専門家がいるわけです。このような、国の投げやりで曖昧な態度が一番の問題で、国民の混乱を招きます。

2/11 中国では1980年代から「一人っ子政策」を実施していましたが、少子化対策として、2013年には夫婦のうち片方でも一人っ子の場合、2人の子女を産めるように政策を転換。続いて2016年に全面的に2人の子女を産めるようにしたほか、2021年には「一家庭3人子女」も許可しています。更には、昨年の新生児数が1949年の建国以来初めて1000人以下に落ちたことを受けて、四川省では15日に産児制限を解除しました。あわせて未婚子女の出生登録も許可するとしています。

2/12 精子提供の実態に迫るとしてのスクープ動画ネットで精子取引が配信されています。相変わらずアンダーグラウンドな扱いにしかされず、一般論として批判の的にしかならないため、ドナーは取材に応じるべきではないと考えています。社会的意義はともかく、依頼者にしか分からない悩みや思いもあるのです。

2/13 同性婚を巡る元首相秘書官の差別発言を受け、共同通信社が全国緊急電話世論調査を実施したところ、同性婚を認める方がよいとの回答は64.0で、認めない方がよいの24.9%を大きく上回りました。当然の結果ですが、未来かなえでは同性婚のカップルが子どもを授かることも支持します。

2/14 元気で良質な精子の形成に重要度の高い栄養素として、「亜鉛」や「たんぱく質」がよく挙げられますが、「葉酸」や「ビタミンC」、「ビタミンE」、「コエンザイムQ10」の摂取も推奨されています。特に、「葉酸」は精子の内部のDNAの損傷が20%以上も減少するとの報告もあります。

2/15 世界最大の精子バンク企業クリオス・インターナショナルの日本窓口を通じて精子提供を受けた国内の利用者が、窓口開設から2022年10月までの約3年半で500人を超えたそうです。このうち何人が妊娠・出産されたかは不明ですが、2~3日に1人が新たに利用されている状況で、利用の広がりを感じます。ただし、超党派の議員連盟による2022年3月の新法骨子案では商業利用の精子提供の禁止を明記しています。

2/16 Uruさんの歌「それを愛と呼ぶなら」のメロディーに何故か号泣してしまいます。

2/17 毎年、2月のおやつは提供の際に頂戴したチョコレートを食べています。実はチョコは苦手ですが、高級チョコは味わい深いので食べれてしまいます。とはいえ、食べるのは2月だけかもしれません。

2/18 「マッサン」ヒロインのシャーロット・ケイト・フォックスさん(37)が第3子を妊娠、米女優のブレイク・ライブリーさん(35)が第4子を出産、ポーランドでは7児の母が7番目の子供の生後10ヵ月で5つ子を出産と、海外のおめでたニュースのラッシュです。ちなみに、この3人の共通点は、出産間隔が短いことです。

2/19 ウガンダには、妻12人、子ども102人、孫578人の大家族の男性(ムサ・ハサヒア・カセラさん、68歳)がいます。精子ドナーでもないので、驚異的な子沢山です。人口約4000人の村の名物的存在となっているそうですが、既に家族のみで村を作れるほどの人数です。 ウガンダでは、一夫多妻は宗教上の慣習に従い現在も認められており、一番若い妻は35歳のようですが、大家族を養うのが負担となっており、もう子どもはつくらないつもりだそうです。少子化とは無縁の世界で、少子化と貧困は別の論点ように思えます。少子化対策として、漫画「ハレ婚。」のような一夫多妻を認める国や地域が出てくるかもしれません。

2/20 男性用ピルの研究開発が進んでいます。アメリカの研究チームが、実験で精子の動きを一時的に止める経口薬を発見したとのこと。実用化されれば画期的ですが、避妊の効果があるとしても、ワンナイト的な場面では、女性の目の前で薬を飲んだとしても、女性側が信じられるかどうかが争点となりそうです。結局、性感染症も防げません。ネットニュース『男性用の経口避妊薬に期待 実験で精子の泳ぎ一時停止』では賛否両論のすごい反響です。 

2/21 「小1の壁」問題をもはや「山脈」と表現し、やたらと不安を煽る記事を見かけますが、学童保育を利用しながら、子供を自立させる機会だと考えれば、共働き家庭でも十分乗り越えられます。それが理由で2人目を諦めたという意見もあるようですが、本当でしょうか。

2/22 SNSで「学童落ちた」と悲痛の声を上げる3児のお母さんが、「子どもを産んでも苦労するだけなので、もう1人産みたいとは思わない。なので、もう1人産みたいと思えるように働きやすい環境整備が必要」といった主張をされています。主観的にそうした気持ちも理解でき、瞬間的にはそうした論調になるのも仕方ありませんが、何だか釈然とません。一般論として、子どもを産んだら苦労以上の幸せがあり、環境整備のためには自らが仕事の生産性を上げるしかありません。行政の支援ありきの考え方や社会批判では改善しません。この方は、「労働意欲のある人から仕事を奪わないでほしい」とも主張されていますが、これも自分本位の考え方だと思います。3児以上となると、どこの国でも仕事をセーブする必要があり、ましてや、セーブしながらでも倹約すれば生活は成り立つものです。エネルギー資源のある福祉大国の良いところ取りは、資源に乏しい日本ではできません。子育て支援を充実するには、他の何か(高齢者医療等)を犠牲にする必要があり、その主張もセットですべきです。現状の日本で多子でも贅沢な環境で安定して働き続けたいならば、退職の心配がない福利厚生天国の公務員になるのが一つの方法だと思います。「公務員落ちた」と悲痛の声を上げるかどうかも、自分自身の努力や計画次第です。もっとも、行政職員になると、家計より苦しい国や地方自治体の財政状況が分かるので、「学童落ちた」と悲痛の声は上げられなくなりますが…。また、子どもが1人もいなくて、福利厚生を一切受けられないのに、黙って精一杯仕事を頑張られている人達に対して、少しは配慮してコメントすることが大切です。

2/23 東京都内で、性感染症の「梅毒」の感染報告数が急増しています。10年前と比較すると、男性が9倍、女性は40倍にのぼっています。主な原因は、SNSやマッチングアプリでの出会いにあるようです。梅毒は、ほとんど症状がなく、気づかないまま他人に感染させていくことがあり、特に、妊娠している人が感染すると、胎児にも感染する恐れがあり、非常に危険とされています。性感染症には細心の注意が必要ということを学ぶためにも、やはり、性教育での正しい知識をつけることが必要な時代だと思います。

2/24 2022年の韓国の出生率が過去最低の0.78を記録しました。首都ソウルでは驚異の0.59です。1970年代初めまでは4を超えていましたが、女性への負担の偏りなどによる子育てと仕事の両立の難しさが背景にあるようです。ちなみに、日本の出生率は1.30(2021年)となっています。

2/25 内閣府は、人口や高齢化率を今に近い水準で維持できるよう、2021年の出生率1.30を、2030年に1.80、2040年に2.07に引き上げたい考えです。そのために“異次元”の少子化対策を掲げ、その具体案の検討の中で、京都大学の柴田悠准教授が、「児童手当の多子加算」(出生率0.24上昇)、「高等教育負担軽減」(出生率0.08上昇)、「保育定員増と質確保」(出生率0.13上昇)を挙げ、現在の1.30+0.45で、1.75になる可能性があると試算しています。ただし、これを実施するとなると、追加予算6.1兆円が必要で、将来への負担の先送りが懸念されます。そもそも、お金をばら撒くという考え方ではなく、働き方の見直しがポイントだと考えています。「働き方改革」という言葉を使うのであれば、給与同額での週休3日制や6時間労働制などのインセンティブを導入して、生活に時間的な余裕を与えるべきだと思います。そうすることで、仕事の効率化も図られるかもしれません。とにかく、生産性の向上が必須になることは間違いありません。

2/26 ハリウッドきっての子だくさんとして知られるジュード・ロウさんに、7人目の子どもが誕生されました。1人目の妻との間に3人、2人目の妻との間に1人、3人目の妻との間に1人、4人目の妻との間に2人の子どもを授かられていて、一番上のお子さんは26歳だそうです。そんな、妻と子どもとの関係について、ご本人「たくさん子どもを持つのは素晴らしいことだ。人生で一番楽しいと思える相手と一緒にいられるのは幸福なこと。僕たち家族は信じられないくらい落ち着いていて健康的でとても楽しい。そこにはもう大人になった僕の子どもたち、ただただ喜びに満ちた楽しい幼い子どもたちの両方がいるんだ」と語られています。ちなみに、ジュード・ロウさんは私の父に顔が似ています。

2/27 お笑い芸人の横澤夏子さん(32歳)が、第3子を妊娠したことをインスタグラムで発表されました。20年2月に第1子女児、21年10月に第2子女児と、ハイスピードな出産ペースです。ひたすら婚活して、計画通り結婚して、直ぐに子供も3人、動物としての人間の本来の姿はこうなのでしょうか。なんでも、子どもは3人欲しいと決めていて、それに向けて婚活など計画的に行動していたそうです。芸人をやりながら5年間婚活続けて、27歳の誕生日に結婚して婚活本を出して、よしもとの劇場に託児所を作らせたり、もの凄い行動力です。積極的に幸せを掴み取りにいかれていて、まだまだお若いので、4人目、5人目も大丈夫かもしれません。

2/28 サッカー選手のアンドレス・イニエスタさん(38歳)がインスタグラムで第5子の誕生を報告しされた。今は、日本でプレーされているので、公私ともに充実されることを嬉しく思います。子育ては大変ですが、その何十倍も喜びが増え、自分が成長に繋がることを願っています。