『R5.3月の日記』

3/1 国内で人気の検索エンジンランキングTOP3は、1位Google(76%)、2位Yahoo!(16%)、3位Bing(7%)で、日本ではGoogleのシェアが断トツのトップです。ただし、精子提供サイトの検索はBingが適しているように思います。

3/2 おそらく出産の感動は命が尽きるまで消えません。その感動を与えるお手伝いをしたいと思っています。精子提供はまともじゃないと言われることもありますが、授かった赤ちゃんは命より大切なものとも言えそうです。何より、人は未来に希望を託すために子どもを望むのかもしれません。

3/3 私も含め、今の日本の現役世代に言えること又は言わなければならないこと。余裕を持つことも大事ですが、それ以上に危機感を持つことが大切です。

3/4 中国では、急激な少子化を食い止めようと、「精子バンク」への登録が奨励されています。精子ドナーには約10万円が政府から支払われます。中国が本気になれば「ゲノムベビー」でなりふり構わない人口増加に着手するかもしれません。一方、日本で精子バンクの議論が進まないのは、中国に比べ政府の危機感が低いのかもしれません。「異次元」の少子化対策というからには、保険適用の代理出産、無料の卵子提供、精子提供バンクを整備し、養子縁組も条件を緩和するくらいの大々的な改革をしなければ、少子化の壁は崩せないと考えています。詳しくは、こちらのネットニュースをご覧ください。⇒『中国で急激な少子化…精子バンク登録で10万円も 名門大学で「頭に脱毛がない人」「身長165cm以上」が精子提供者の条件に

3/5 代理出産で男児が誕生したセレブタレントのパリス・ヒルトンさん(42)が、「男の子の胚は20人持ってる。」と雑誌のインタビューで語っています。次は女児を家族に迎えるべく、「女の子の胚の形成」に向けて体外受精の治療を受けているそうです。アメリカでは、産み分けや代理出産も認められており、セレブならこのような選択もできるようです。ただし、採卵のプロセスを7回もされており、とても頑張っていらっしゃることには間違いありません。

3/6 Z世代(18歳~25歳)の約半数「将来子どもがほしくない」の半数近くがと答えています。その理由として、「お金の問題」と答えた人は2割弱に留まり、「育てる自信がない」「子どもが好きではない」「自由がなくなる」などの「お金の問題以外」が4割を超えています。やはり、少子化対策には金銭面以外の支援が必要です。祖父母のサポートがあれば共働きでも乗り切れると思いますが、晩婚化により、逆に祖父母の介護も必要になっている状況では、子育ての余裕はないでしょう。

3/7 政府は、4月発足の「こども家庭庁」の男性職員について、育児休業取得率100%を目指すと発表しました。賛否両論がありますが、休みたいときに休めるな環境整備が促進されることは良いことです。ただし、税金で給与が支払われている公務員だけを優遇するくらいなら、法律で男性の育休を義務化すべきだと思います。

3/8 2022年の出生数は79万9728人で、統計史上初の80万人割れとなる見込みです。合計特殊出生率が1.30なので毎年過去最低を更新するのは当たり前のことなので、「少子化対策」ではなく、「少子化を前提とした高齢者対策」が必要です。少子化自体が悪いわけではなく、問題は高齢者に対する生活医療支援が縮小することです。今の大人たちは、そんな自分たちの老後のことを心配しているのかもしれません。

3/9 2人目出産の壁として、“お金がかかりすぎる”ことがあるようです。2人目以降の出産を諦める理由として、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」が最も多く、全体の52.6%に上っています。そろそろ、月謝が3~6万円もかかる学習塾は廃止して、国がオンラインで質の高い授業を提供するくらいのことをすべきだと思います。大学の学費を問題に挙げる専門家がいますが、大学に入る前の塾代の方が負担が大きいのです。

3/10 政府が保育士の配置基準の改善に乗り出しました。現行、1人の保育士が担当する子どもの数は、4歳児で上限30人となっていますが、現実的な数字に見直すようです。問題は、保育士給与の増額分の財源をどう捻出するかです。利用者である保護者の金銭的負担が増すことになるかもしれません。

3/11 東日本大震災の発生から12年、黙祷を捧げました。南海トラフ巨大地震が30年以内に80%の確率で起きると予想されています。半割れによる地震のマグニチュードは更に上で、被害が大きくなるようです。教訓を胸に、来たるべき日に備えなければなりません。

3/12 バレーボール女子の元日本代表・木村沙織さん第1子となる男児を出産されました。祖父が命名したという名前も公表されていますが、将来、ビッグになって活躍してくれることを信じているからなのかもしれません。バレーボール好きなので、活躍を期待してしまいます。 

3/13 タレントの時東ぁみさんが、4年半にわたる不妊治療に取り組み、昨年に第1子を出産した『経験』を語られています。早寝早起、骨盤矯正、筋力トレーニング、漢方などを試した結果、採取できた卵子の数が増えたことで妊娠できたとのことです。

3/14 阪大病院では、体外受精でできた受精卵の染色体異常を調べる「着床前検査」が「先進医療」として保険診療と併用できることになりました。検査は自費ですが、その他の体外受精に関わる費用には保険が適用されることになります。

3/15 阪大や九州大などのチームが、雄マウスのiPS細胞から卵子の作製に成功したことを発表しました。人の細胞から卵子を作るには、10年程度かかるようですが、理論的には可能なようです。将来的に男性カップルが子を持てるかもしれません。男性から卵子、女性から精子を作ることができれば、性別の壁を越えて子どもが生まれることになるため、倫理的な議論を踏まえたルール作りが急がれます。

3/16 韓国の婚姻数が、10年前と比べ4割以上減少し、過去最少になりました。平均初婚年齢も男性33.7歳、女性は31.3歳で、男女とも最も年齢が高くなり、昨年の出生数も24万9000人で過去最少です。子育てコストの上昇や不動産価格の高騰、条件の良い仕事に就くのが難しい過酷な競争社会などが要因とされています。

3/17 「男女で育休取得」なら給付率“手取り10割“に引き上げると岸田首相が表明しました。子どもを産み育てたい人には至れり尽くせりですが、働くより休む方が得にならないように、休む人よりちゃんと働いてる人のモチベーションが下がらないように、育休を取得していない社員の仕事の負荷や給与の補償をセットで考える必要があります。

3/18 日本の男女8000人(20~49歳)への調査で、男女の4割超が「1年間、性的パートナーなし」と回答したそうです。研究チームは、「性的活動もその満足度も日本は低いことが分かる」と指摘する一方、「日本の場合、性産業の利用状況が諸外国に類を見ないほど高い」とも指摘しています。日本はアイドル文化や、それに伴う娯楽コンテンツが急増した一方、ナンパのような文化が不審者扱いで淘汰されて、対面での出会いがなくなっているのが要因かもしれません。

3/19 藤井聡太竜王が、史上初の年度内一般棋戦“グランドスラム”(偉業)を達成しました。一般棋戦は4つともトーナメント戦なので1つも負けが許されません。将棋をかじっていた者として、いかにありえないレベルのことか分かるだけに、とても嬉しく思います。

3/20 藤井竜王が、棋王位を奪取し、史上2人目&最年少六冠を達成しました。快挙のオンパレードです。過密スケジュールが気になっていましたが、冴えわたる頭脳に脱帽です。

3/21 DIYで汗を流しました。ネットで調べれば、大概のリフォームは素人にもできます。

3/22 ご出産の報告をいただきました。WBCの準決勝戦で日本が劇的な逆転勝利を収めた直後で驚きました。街角インタビューで、「負けたチームがかわいそう」と言った子どもがいて、その優しさにも感動するなど、記憶に残る一日となりました。

3/23 オーストラリアから親戚が来ました。ハーフの子どもたちはスタイルが良すぎです。小学生なのにピアスも付けるなど大人顔負けにオシャレです。1ヶ月も休暇が取れるようで、ディズニーランドなど日本各地に行くようですが、オーストラリアの物価からすると日本旅行はリーズナブルなのかもしれません。

3/24 春に向けて、別れの季節を迎えています。寂しくも、新たな門出にエールを送りたいと思います。

3/25 少子化対策の一つとして、男女で育休を取得すれば「手取りの10割が給付」されるようになるようです。ネットでは「20割」という声も出ていますが、職場のマネジメントをセットで考えなければ、経済にブレーキがかかり、益々少子化になるかもしれません。

3/26 少子化対策の一つとして、出産費用について将来的に健康保険を適用されることになりそうです。補助金(出産一時金)も現行と同額が支給されることになるのか気になります。

3/27 同性カップル(LGBTQ+)に証明書を交付するだけでなく、その子供も家族認定する自治体が増えています。パートナーシップ制度、ファミリーシップ制度が広がりを見せている中で、国が全国での導入を検討すべきです。

3/28 2023年度の国家予算が過去最大の114兆円超で成立しました。 高齢化に伴う福祉など社会保障費が際限なく増加し、防衛費や少子化対策費の増額分を賄うために、防衛増税、子育て増税が求められています。日本はODAで支援するより支援される側になりそうです。

3/29 歴史通のタレントとして知られる美甘子さんが40歳で3月22日に双子の男児を出産されました。4年半の不妊治療で採卵を17回(そのうち採れた卵子は計14個)、胚移植を6回されたそうで、赤ちゃんを望む強い気持ちが伝わってきました。頑張れば報われることがあると、勇気を貰えます。

3/30 アメリカで昨年、双子を出産した女性が6か月後に再び双子を妊娠し、4児のママになった方がいます。しかもどちらも一卵性双生児で、奇跡的な確率です。容姿が似ていることもあるのか、今はサーカスみたいなものでみんなの目を引くそうです。「今はただ子供たちの未来が楽しみ」という言葉に幸せを感じます。

3/31 「異次元の少子化対策」のたたき台で、児童手当について①所得制限撤廃や、②支給対象の高校卒業までの延長、③子どもが多い世帯への支給額の見直しが盛り込まれました。とはいえ、その財源は社会保険料の引き上げで確保する見込みです。これから結婚しようとする単身者や子供を生もうとする夫婦の立場で考えると、出産後の手当が充実しても、目先の収入が下がれば、本末転倒にならないでしょうか。