『R5.5月の日記』

5/1 投資をしていると、いつの間にか金額が倍になっていたり、半分になっていたりします。お金って何なのでしょうね。お金に色はつけられませんが、やはり汗水たらして稼いだお金と投資で稼いだお金では質(大切さ)が違います。

5/2 DX化により、滞在時間が最短30分で済む不妊治療クリニックがあります。東京にある「torch(トーチ)clinic」では、デジタル化やオペレーションの工夫により、待ち時間を従来の不妊治療クリニックの3分の1まで短縮しているそうです。

5/3 民間精子バンクでは、1件で15万円程度の提供費用がかかります。営利目的であり、提供者は「非匿名」を選択できることから、誠実な精子ドナーとの個人間取引の方が健全なように思います。

5/4 今年のGWの人出はコロナ禍以前より多い状況です。そのためか、GW中の提供も次々にキャンセルとなっています。

5/5 精子提供やシングルマザーは選択してもしなくてもどちらも正解です。選択したことを正解にするのは自分自身の努力次第だからです。

5/6 精子提供により妊娠・出産する生殖医療は、日本でも70年以上前から行われています。その70歳になる方にお話しをお伺いしてみたいものです。

5/7 医学的には20代で産むことがベストと言われているため、少子化対策と女性の社会進出を両立させるためには、大卒直後の妊娠出産がキャリア形成の妨げにならないように人事評価を整える必要があります。

5/8 晩婚化が進むと、晩婚で生まれた子は、若くして親を介護することになります。子育てと介護が重なることになりかねません。

5/9 ふと自分が最期を迎えるときのことを想像することがありますが、ひだまりの中で、子どもたちの笑顔に包まれながらこの世を去れたら幸せだなぁと思います。子や孫、家族はそのためにいるのではないかと思ってしまうほどです。

5/10 人間は、あくまで自然の一部で、宇宙の中ではちっぽけな存在です。人生の豊かさは、生きた時間ではなく、家族や親しい友人との楽しいひと時や思い出の濃さで決まるのでしょうね。

5/11 精子が受精能力得るためには特定のたんぱく質が必要であることを大阪大学の研究グループが世界で初めて明らかにしました。NICOLたんぱく質が受精能力を獲得するスイッチとして機能していることを解明したことで、今後、不妊症の診断や治療薬、男性避妊薬の開発につながることが期待されます。

5/12 2023年4月28日に日本でも妊娠中絶薬が認可されました。稽留流産のときに掻爬法ではなく内服薬で処置ができ、体の負担や後遺症を少なくできるのであれば、画期的だと思います。

5/13 ロバート・デ・ニーロさんが、79歳にして、7人目の子どもが生まれたことを発表しました。第3子、第4子、第6子は代理母出産で授かられたようですが、今回も計画的だったと話されています。

5/14 精子ドナーの信用調査を行う探偵事務所『探偵興信所一般社団法人』があります。家系に遺伝的な病気があるかどうかの調査もできるようです。精子ドナーが経歴や身分を偽ったりのトラブルも発生しており、子供との人生を考える上で、リスクを回避したい場合は相談してみるのもよいかもしれません。

5/15 アメリカでは、精子を静止させる男性用の避妊薬の開発が進められています。服用後2時間で100%避妊ができる効果があり、翌日には薬の効果が切れ、精子は元どおりに動けるようになる薬で、8年後の製品化を目指すとしています。

5/16 心療内科は「内科」、精神科は「心」をベースにした診療科です。 ただ、睡眠の変化、うつ気分、食欲低下という三つの症状が続いている場合は、心療内科、精神科どちらでもいいのでまずは受診してみることが大切なようです。

5/17 出産された方から、「子どもの顔が未来かなえさんに似ていない」と言われることがあります。個人的には、精子ドナーの顔に似ない方が良いと考えていることもあり、何だか嬉しく思います。ご主人や1人目のお子様に似ていると尚喜ばしいです。

5/18 「妊娠・出産はゴールではなく始まり」という人がいますが、不妊治療している人にとっては、出産がゴールだと思います。妊出産してゴールしたら、次は育児がスタートする、そういう心構えでよいと思います。

5/19 育児期の親の労働時間を短縮するために、在宅勤務、休暇日数、ベビーシッターサービスが拡大される見通しです。児童手当も、第一子1万5000円、第二子3万円、第三子6万円が高校卒業まで毎月支給されます。

5/20 日本の人口は1億2000万人で、こどもの人口は2000万人未満ですが、インドの人口は14億で、こどもの人口は4億人以上います。

5/21 FTMのご家族の養子縁組、特別養子縁組については、籍を入れられていないのであれば凄く難しい問題です。現段階では、男女の夫婦でも厳しい状況で、相当ハードルは高そうです。赤ちゃんポストのある病院との連携などによる打開策があればよいのですが…。予期せぬ妊娠と叶わぬ妊娠…。皆が幸せになれる世界になるよう…ただただ祈るばかりです。

5/22 内密出産について、「赤ちゃんポスト」を運営する慈恵病院の院長は、「甘やかすというより労う」が正しい表現だとおっしゃっています。「(母親は)身元を明かすのが常識」という批判に対して、「甘やかしているわけではなく、壮絶な人生を生き残って頑張ったね」という寄り添いの気持ちで孤軍奮闘されているます。

5/23 「男女逆なら性被害をもっと真剣にとらえていた?」というアンケートに、約5割の男性が“そう思う”と回答しています。性被害の対策を講じるためには、国会議員に女性の割合を増やす必要があると感じました。

5/24 子宮内膜症(チョコレート嚢胞)は、排卵された卵子のPick up障害や、卵子の質の悪化を招くことが分かっています。妊娠を希望している女性は婦人科で検診と、適切な治療を受けることが大事なようです。(参考)『赤ちゃんが欲しいけど、子宮内膜症と診断されたら?~子宮内膜症合併不妊の治療法~』https://www.cl-sacra.com/archives/2721

5/25 不妊治療を効率よく進めるには、早めに専門病院へ行き、ホルモン投与が多くても、周期をなるべく28日に整えて、たくさん妊娠のチャンスを作ることだそうです。(参考)『「もっとこうすればよかった」2人目不妊と3人目不妊、二度の不妊治療経験を振り返る

5/26 不妊治療を開始するときは、上司に伝えておけるとベストです。「婦人科に通う」とだけ言えば察してくれます。立場的に、上司も一報が欲しいと思っています。クリニック側には夜間診療を行うようにして欲しいものです。

5/27 40代での出産を目指すなら、時間との闘いとなります。妊娠の可否を左右するのは、、卵子の若さなので、タイミング法で3周期ほどチャレンジしても授からなければ、できるだけ早く体外受精に入った方がベストです。

5/28 不妊治療中、他人への羨みや焦り、職場での休むことの申し訳なさを乗り越えることはできません。内診台での羞恥心も慣れるものではありません。心が折れない秘訣は、ひたすら「無」でいて、とにかく考えないことのようです。

5/29 不妊治療の結果、こうしたら妊娠・出産できた人の記事はよく目にしますが、むしろ頑張ったけどダメだったという記事の方が、頑張った人には救いになるのかもしれません。

5/30 阪大の研究チームが、精子成熟のタンパク質「NICOL(ニコル)」を発見したと発表しました。男性不妊の原因解明に期待が寄せられます。

5/31 年齢差のカップル、年の差夫婦の検索ワードが上昇しています。ミック・ジャガーは72歳で、ロバート・デ・ニーロは79歳で、アル・パチーノは83歳で、いずれも20代の恋人との間と子どもができるなど、快挙が続いています。日本でも、ミュージシャンの塩崎裕さんが68歳で、高齢パパになるようです。