『R5.8月の日記』

8/1 世界人口が80億人突破しました。50年前は40億人程度なので、人口爆発と言っていい状況です。1950年の25億人から2050年には100億人近くになると予測されています。

8/2 2023年最新の世界人口ランキングでは1位インド、2位中国、3位アメリカとなりました。

8/3 80億人中の55億人は、1日約10ドルで生活しています。物価と賃金の違いを考慮しているのかは分かりませんが…

8/4 世界人口の3分の2が少子化社会で暮らす一方、人口増加の半分はアフリカ・アジアの8カ国によるものとされています。

8/5 世界全体では、すべての妊娠のうちほぼ半数が望まない妊娠という点に愕然とします。

8/6 週刊ビッグコミックスピリッツで高度生殖医療の最前線を描く「胚培養士ミズイロ」が連載されています。今はWEBで不妊治療の体験漫画が読めたりもします。

8/7 国家公務員の「週休3日」導入が勧告されました。とはいえ、週の労働時間は変えないことから、勤務日がさらなる長時間労働になるのではと思います。

8/8 男性の育休取得率が10年連続で増加し17%超となりました。ただし、政府目標の「2025年度に50%、2030年度に85%」には程遠い状況です。

8/9 男性も育休を取得することで、子育て中の同僚の気持ちが分かり、生産性を上げる方法を考えるようになり、一層の効率を追求する会社になります。

8/10 先史時代から女性も狩猟に深く関わってきた事実が判明し、「男は狩猟、女は採集」という性別分業の定説が覆されています。「男は仕事、女は家庭」という固定観念も払拭されつつあります。

8/11 「2人目を持つかどうか悩んでいます」といったご相談もお受けします。不安が大きくなる気持ちも分かります。 ドナーとして最善のお手伝いはしますので、覚悟を持って進むべき道を決めていただければと思います。

8/12 発達しょう害者同士でも、お互いがそうしたいと思い、良きパートナーに出会えれば、結婚したり、子を持つことは可能です。ASD、ADHD、LDは子に遺伝する疾患でもありません。『夫28歳・妻33歳「発達障害同士」の結婚事情「100人いたら100パターン」と知ってほしい

8/13 熊本市の慈恵病院で新たに3人が内密出産制度を利用し、合計で14人になりました。養子として精一杯幸せにしてあげたいという人はたくさんいますので、是非、特別養子縁組制度で繋げて欲しいと願います。

8/14 カントという哲学者がいますが、死んだらどうなるかは考えても答えが見つからないから考えないことにしたそうです。

8/15 死んだら、喉仏(軸椎)以外は、土葬又は風葬により先祖の田畑の養分になれればとも思います。

8/16 ニューヨークには街で集めたDNA(髪の毛や爪)から、その人「ドナー」の顔を復元して3Dプリントしているアーティストがいます。

8/17 お盆が明けました。ビッグバンにより128億年前に真空から忽然と宇宙の元が生まれたと言われています。ビッグバンの前の宇宙はどんな感じだったのでしょうか。生命の神秘に似ています。

8/18 これだけ暑い日が続くと、省エネ、再エネ、創エネの政策に関心が湧いてきます。

8/19 素晴らしいお人柄の方と面談させていただきました。ご期待に沿えるよう善処したいと思います。

8/20 体育の先生役としてボランティアで子供の成長のお手伝いをすることになりました。

8/21 空振りを恐れず手遅れを恐れる。早め早めの妊活とタイミングを心掛けたいものです。

8/22 不妊治療において、藁をもすがる思いの人達にコンプレックス商法で弱みに漬け込んだ商売は看過できません。

8/23 「AIの遺伝子」という漫画を読みました。人工知能やロボットなどの技術開発により、人口減少でも経済成長を図る。科学的視点で、「クローン」を授かりたい(自分の遺伝子を残したい)人に対する支援により、人工的に人を増やす時代が来るのかもしれません。

8/24 パイオニアが限界を超えて失敗することは仕方ありません。「どこまでフル稼働できるか」を示することにより、次世代が適正に判断する前例になります。

8/25 昔の日本も含め、発展途上国が多子社会な理由は、農作業の労働力として子供を作るためです。そう考えると、先進国で少子化が進むのは必然です。「低出生率の罠」と言われますが、子どもが少なくなると、子育てコストが高くなり、ますます出生率が低くなっていきます。そのため、少子化対策としては、経済成長と結婚したくてもできない人のサポートが必要になります。

8/26 アメリカでは女性の4人に1人が45歳までに一度は中絶を経験すると言われています。日本でも年間15万件もの人工中絶が行われています。中絶の描写を含むテレビドラマと映画は2022年だけで60本以上とのデータもあります。オープンに語れることはでないかもしれませんが、男性は知っておくべきです。

8/27 「40代前半であれば、7割の女性は自然妊娠で出産ができる」という記事を見ました。2016年10月26日放送のNHKのクローズアップ現代「“老化”を止めたい女性たち~広がる卵子凍結の衝撃~」で示された40代の出産確率「8.8%」という数字は、体外授精1回当たりの出産に至る確率で、自然妊娠している40代が多々いるそうです。具体的には、2020年に日本では年間4万8517人の人が40歳を超えて出産しており、そのうち、不妊治療患者は1万3235人、残りの3万5282人は自然妊娠で、7割以上が自然妊娠のようです。「40代でも自然妊娠できます!」というデータは一人歩きしないようにした方がよい思いますが、40代の方にとっては希望のニュースです。『「40代でも自然妊娠できます!」みたいなデータはあまり大っぴらにしないほうがいいと個人的には思ってる。「40でも産んでる人いるから〜」

8/28 俳優の真木よう子さんが「事実婚」を発表されました。有名芸能人の公表が社会に与える影響は大きいので、今後、パートナーシップ制を選択する人はますます増えていくのでしょうね。婚姻という契約がない方が、お互いの自由を尊重し合えて、永く一緒にいられるのかもしれません。結婚は事実婚が主流になる時代はもうすぐそこかもしれません。試用期間は事実婚で、必要に応じて婚姻というステップアップでも良いかと思います。今の時代、婚姻と事実婚の将来的なメリット・デメリットを知った上でどちらかを選択すべきだと思います。

8/29 今夏の暑さは1898年の統計開始以降125年間で最高となる見込みです。CO2濃度の上昇により、周期的な気候の変化を突き抜けて、気温が上がる一方になっている可能性が大きいようです。

8/30 新型出生前診断ではわからない障害もあります。検査でわかる染色体異常は胎児に見られる異常のうち1/4を占めるに過ぎず、陰性であっても病気や障害がないとは言えないようです。ダウン症かどうかは確認できますが、視覚障害や聴覚障害、発達障害かどうかは検査ではわかりません。ダウン症ではなくても、生後自閉症と診断されることがあります。

8/31 今夜はスーパーブルームーンと言われる綺麗な満月が見れました。平和(平穏な生活と子供たちの健やかな成長)を願いました。