『R5.10月の日記』

10/1 ノーベル賞の受賞者が発表されていますが、そろそろ、ノーベル漫画賞という部門ができてもよいように思います。

10/2 「命名」は、その名のとおり、親からの赤ちゃんへの最初のプレゼントです。そんな、命名を依頼されることもあります。

10/3 お手伝いした妊婦さんから母子手帳の記録を見せていただきました。マタニティの苦労だけでなく、それ以上に、ママの赤ちゃんに対する思いがびっしり書かれていて心打たれました。

10/4 一人以上の子を産んだ母親が産む子どもの数は、1980年代と今もたいして変わっていません。結婚できた夫婦の子ども数は増えているのに全体の出生数が減り続けている理由は、少母化にあるようです。

10/5 「40歳未婚女性、子ども欲しい」との読売新聞の記事を見ました。子どもをあきらめられない気持ちに寄り添いたいと思います。未婚でも不妊治療ができる病院など、妊活のアドバイスも行います。

10/6 今年の夏は異常な暑さでしたが、9月の平均気温は、日本だけでなく、世界でも観測史上最高を記録したようです。温暖化の真の要因の解明が待たれます。

10/7 2023年の夏は、数年ぶりに各地で花火大会が行われるなど、楽しいイベントが再開されました。久しぶりに、夏ならではの場所に遠出をしました。いつか、モルディブの海で真のコバルトブルーというものを見てみたいものです。

10/8 1日に授乳24回、おむつ替え16回、ぐずり泣きの抱っこや病気の対応など、多胎児育児は寝る間もないくらい大変です。双子などの多胎児のママの育児支援が急務です。神戸市の一般社団法人「日本多胎支援協会」をはじめ、尼崎市のNPO法人「つなげる」、岐阜県のNPO法人「ぎふ多胎ネット」など、各都市で様々な支援が展開されています。

10/9 今日は体育の日ですね!筋トレ、ヨガ、パーソナルなどの運動や、お子様と好きなアーティストのダンスを一緒に踊ってみるのもよいかもしれません。

10/10 「ChatGPT」などに代表される対話型AI。広島で開催されたG7でも、主要議題として取り上げられるほどの注目されています。質問を投げかける際の重要なポイントは、抽象的ではなく、日時や詳細を含めたなるべく具体的な質問にすることです。「100文字以内で」「候補を10個」など、条件を絞ることで回答も具体的になります。一方で、対話型AIが生成する文章においては、情報の正確性の担保がされていないため、注意が必要です。情報を全て鵜呑みにして活用することは避けたほうがよいといえます。

10/11 日本人の若者を代表する藤井聡太と大谷翔平の両親の子育てには「否定の言葉を一切使わない」という共通点があるようです。2人とも、理知的で穏やかなお母さんのようです。

10/12 棋士の藤井聡太さんが将棋の主要タイトルである八冠独占を達成しました。今後達成できる人は誰もいないかもしれないという大偉業に興奮してしまい、夜は眠れませんでした。才能だけでなく、努力や謙虚さなど人間力も素晴らしく、人ではなく神様のようです。20代の若者もなかなかたいしたものでまだまだ捨てたものではありません。日本の将来にも希望が見えました。

10/13 同性カップルの方からお問合せをいただきましたが、アドレスに誤りがあるか、メールを受信できない設定となっている、返信ができない状況です。正しいアドレスかGmailのアドレスを教えていただくか、受診設定をご確認いただければ幸いです。

10/14 秋の観光シーズンは道路の混雑が見込まれるため、遠方からのご依頼には早めの日程調整が必要になります。電車や高速バスを使ってアクセスが基本ですが、気分転換も兼ねて自家用車でマイペースに向かってみてもよいかもしれません。

10/15 精子提供活動を始めて以来、温泉や特にサウナは控えていますが、たまには森林浴でもしながらバレルサウナやロウリュを楽しんでみたいものです。

10/16 滝川クリステルさんが第2子妊娠を公表されました。本人は「想定外」とおっしゃっていますが、46歳という年齢からみても、相当妊活を頑張られ、経済力、体力、精神力すべてに余裕があってのことだと思います。46歳での妊娠率は、体外受精をしたとしても3%以下なので、42歳の一人目妊活のときの凍結受精卵があったのか、若い頃に将来を見越して卵子凍結をされていたのでしょうか。40代まで仕事一筋で財産を築き、人生の後半は子育てに尽くせるのは理想的かもしれません。

10/17 注目のアニメ「チェンソーマン」と、ドラマ「遥かなる山の呼び声」を見ました。全く別のジャンルのように見えますが、どちらも主人公に共通点があるように感じました。

10/18 積読本がたくさんありますが、読書の秋に一気読みしようと思っています。

10/19 熊本出身の俳優、財津一郎さんが逝去されました。天才的なギャグの持ち主で、タケモトピアノのCMは赤ちゃんが泣き止むということで有名だったようです。ご冥福をお祈りいたします。 

10/20 世界中で多様な家族のかたちが広がっています。アメリカにはパパが3人いる家族もあったりします。大事なのは子どもの気持ちなので、子どもが大人になっても誇り思えるような素敵な家庭を築いていってほしいものです。

10/21 人がわざわざスリルを求めてしまうのは、恐怖が快楽に変わるという生物学的特徴があるので仕方のないことかもしれません。もちろん、恐怖に立ち向かうことは、大人になるための大事なプロセスでもあります。

10/22 今月はハロウィンですね!未来かなえで赤ちゃんを授かった方の中にも、お子様と衣装やメイクをして、ハロウィンを思いっきり楽しむ方がいるのでしょうか?

10/23 東京のはらメディカルクリニックで、夫の死亡を医師に知らせず、精子提供により女性が妊娠・出産したことが発覚し、大きなニュースになっています。今回の問題を受けて、病院側は、胚移植当日に夫に電話で生存確認を行うという対策を取るそうです。体外受精を受けるための要件が厳しくなり、門戸が閉ざされていくことを危惧します。(参考)『ニュース1』、『ニュース2』、『ニュース3』、『ニュース4

10/24 男性不妊のカップルが悩んだ末に精子提供を選択されて、二人の子供を出産された事例が紹介されています。(参考『夫が無精子症で第三者から精子提供を受けて妊娠 夫婦が悩んで出した答えとは

10/25 熊本大学などの研究チームが、マウスを使った実験で、卵子をつくるしくみをコントロールするたんぱく質を発見しました。早期閉経など、女性の不妊症の解明に期待が持たれます。(参考)『卵子づくりに関わるたんぱく質明らかに 女性不妊解明に一歩 熊本大

10/26 沖縄県の人口が、1899年の調査開始以来、初めて自然減に転じました。晩婚化が影響しているものと推測します。

10/27 人生100年時代。これからは、「貢献寿命」が大切なキーワードになるようです。誰かの役に立っていると感じられる幸福感が健康長寿に寄与することが研究でも明らかになってきています。精子提供のボランティア活動も小さな奉仕活動ですが、幸福感を高めることにつながります。(参考)『「健康寿命」だけが重要ではなかった…ほんとうの幸せには「貢献寿命」が関係していた

10/28 季節が猛スピードで過ぎていきます。妊娠適齢期を過ぎても、困難の9割は意思の固さで何とかなるのではないかという信念でチャレンジしてみるのもありです。

10/29 生理痛が重いと感じていた人は、子宮内膜症に2.6 倍なりやすいそうです。子宮内膜症の方の3割程度が不妊症とされています。また、人生において生理を経験する回数が多ければ多いほど、発症するリスクが高くなることがわかっています。

10/30 不妊治療のスペシャリスト“胚培養士”。一番の悩みは、精子を選ぶときだそうです。どの精子を選ぶかで性別も決まるため、とても葛藤があるようです。11人に1人の赤ちゃんが体外受精で生まれる今、切なる願いを叶える胚培養士は責任とやりがいのある仕事として注目を集めています。

10/31 国連の未来人口見通しでは、2050年、世界の若者3人に1人は「アフリカ人」になるようです。これに伴い、アフリカの失業問題や環境対策が全世界の課題となると指摘されています。とはいえ、アフリカは最も速い都市化が進んでいて、経済が発展してきており、女性の社会進出が高まると晩婚化は進み、少子化になるので、予想通りの展開になるとは限りません。