『R5.12月の日記』

12/1 今年もだんだんと、年末年始が迫ってきました。年賀状の店頭販売も始まり、お正月の雰囲気も感じます。とはいえ、忙しい年末年始において、自分・相手どちらにとっても負担になりやすいことから、デジタルの年賀状に人気が集まっているようです。

12/2 クリスマスカードは、ポストカードや手紙など、現在でも実物のものが人気のようです。クリスマス会など、対面で交流をしている際に渡す機会が多いことや、カードを開くとギミックのある絵を楽しめるものなど、その場で相手にも喜んでもらえるからなのかもしれません。

12/3 31歳を迎えたタレントの指原莉乃さんの「卵子凍結」告白により、東京都で1000人超の女性が、助成金を利用した卵子凍結の申請を行いました。助成金を受けても50万円以上の負担や、採卵前後の痛みもあるようですが、体験者は、前向きに仕事やプライベートに向き合えることができるようになり「やってよかった!」と感想を述べられています。

12/4 卵子凍結の基礎知識として、実際に卵子を使用した人のうち子供を授かったのが2割と決して高くないのが実績です。34歳で10個、37歳で20個、42歳で61個ぐらいあると、大体4人に3人は赤ちゃんを授かるとされています。ただ、加齢とともに卵は取れにくくなるので、42歳で61個は現実的ではありません。

12/5 齢を重ねると、質の良い卵子が排卵されることは、二度とないかもしれません……。もし迷うようなら、ひとまず試しにトライしてみてはいかがでしょうか?そのときにしか来ないビッグチャンスを、ぜひ掴み取っていただきたいと思っています。

12/6 竹田こもちこんぶさんという、5児の母の芸人さんがいます。35歳で長男、38歳で次男、40歳で三男、42歳で四男、そして2023年9月に45歳で五男を出産されました。「35歳から5人というのが凄い」というコメントがありますが、友達や遊び、そして目の前のお金より、それだけ子供が好きなのでしょうね。応援します。

12/7 住友生命保険の調査で、子ども「2.4人」欲しいが現実は「1.8人」で、現実が理想を下回りました。経済的負担が主な要因のようです。また、夫と妻の家事・育児の負担の割合について、夫側の回答「夫4 対 妻6」に対し、妻側は「夫2.6 対 妻7.4」で、夫が思っているほど、妻は夫が家事を負担しているとは感じていないようです。

12/8 政府は、2025年度から所得制限なしで、子ども3人以上の世帯を対象に、大学の授業料を無償化する方向で調整が進めており、年内の閣議決定を目指しています。対象は3人全員になるのかなど、まだ詳細は明らかになっていません。

12/9 子供を産むのは、金銭的な話ではなく、子供が欲しいと思うかどうかではないでしょうか。自分の自由が奪われるという考えの人はお金をもらっても産みません。良い例が沖縄で、決して裕福ではないが、子沢山です。反対に東京は一番裕福ですが、一番子供は産みません。ひと昔前の人は、忙しくても、貧しくても10人とか子供を産んでいました。それを幸せなことだと思っていました。仕事とのバランスの取り方や、子供の素晴らしさを今の人にどう伝えるかが大事だと思っています。

12/10 野球の大谷翔平選手が10年総額7億ドル(約1014億円)の北米プロスポーツ史上最高額でドジャースと契約を結びました。将来を担う日本の子供たちだけでなく、その親にとっても夢のあるニュースです。

12/11 世界各地や身近なところでも紛争が起きていますが、「憎しみの連鎖」を断ち切る方法は、専門家によると、自分が憎む相手と同類の「破壊者」になっていることに気づき、そして、自分の中に巣くう「邪悪」を祓うことだそうです。利害関係のない第三者との対話により、「絶対に相手が悪い」という緊張の糸をほぐし、自分を許すことができるかどうかにかかっているようです。なかなかできることではありませんが、あのガンジーも「敵を許すことは、敵を罰することより気高いことである。」と説いています。

12/12 江戸時代の11代将軍徳川家斉は、生涯で53人(一説によると55人)の子どもをもうけましたが、そのうち、無事成人したのはわずか28人(一説によると26人)と言われています。乳幼児死亡率が高かっため、「7歳までは神のうち」とも言われ、七五三を祝うのうもそうした事情があったからだそうです。

12/13 注目される「卵子凍結」で、女性たちは「自分はいつ産むか」ということを真剣に考える機会になっているようです。そんな中、子どもが欲しくて婚活中の方には、「せっかく結婚しても子どもができなかったら意味がないので、早く結婚したいというよりも、早く授かりたい」と焦りの気持ちが大きいという意見も出ています。卵子を若返らせる治療法は今のところないため、卵子凍結は加齢にあらがう唯一の方法ですが、「卵子は保存してあるから大丈夫」という安心感のようなものが、逆に先延ばしになってしまう可能性があることも考えなければなりません。ムーブメントに乗るのではなく、メリット・デメリットなどの正しい知識を持って判断する必要があります。

12/14 リクルートブライダル総研が調査した『恋愛・結婚調査2023』において、20歳から49歳までの未婚の男女1200人のうち7割が「恋人がいない」という結果が出て、「(いずれは)結婚したい」と答えた女性も5割を切ったことが分かりました。

12/15 「子ども3人以上で大学無償化」の条件が明らかになりました。第1子が社会人となり扶養から外れると、第2子と第3子は支援対象外なるようです。これでは、ただの多子世帯への教育費補助であり、少子化対策にはならないと考えています。

12/16 自分はなぜ、この親の子として生まれたのか。「出自」は、自分を受け入れて生きていくために重要なものでもあります。子供が前向きに生きていくために必要であれば、一定の条件のもと、科学的な証明にも協力したいと考えています。

12/17 数学の成績の遺伝率は2割に満たず、環境要因が7割近くあるそうです。数学においては、公文やそろばんなど、勉強に力を入れているかどうかが成績に表れやすいと言えます。

12/18 IQに差がある子どもたちと過ごすことは、学年が異なるクラスで過ごすようなものです。IQが高い人は、関心事が合わない集団の中にいながら、ほかの人よりもセンサーが敏感なので疲れてしまいます。何でもできるスーパーマンでもありません。自分の子どもがもしギフテッドだったら、親はそのつらさを理解し、個性の一つくらいとして誇りに思うことが大切です。

12/19 精子提供のベテランドナーとして、後継者育成も視野に精子の質の維持向上に役立つ情報を載せていきたいと思います。

12/20 男性の「禁欲」は妊娠に向けた正しい方法ではないと、オーストラリアの体外受精研究機関の調査で明らかになりました。1週間毎日性交渉を持つことにより、精液の量は減少するが、それは特に問題にはならず、精子の状態が著しく改善し、妊娠の可能性が高まると結論付けています。(参考)『毎日の性交渉で精子の質改善、妊娠の可能性高める=豪研究者

12/21 世界的に精子の数は減っている中で日本人の精子数はさらに少ないことがわかっています。日本人は働きすぎで、睡眠不足やストレスが多いことが要因だと考えられています。(参考)『「日本人男性の精子」量も質もよくない衝撃事実

12/22 ある研究結果によると、精子の質は睡眠時間は、6.5時間未満だと約30%低下し、9時間以上だと約40%低下し、7.0~7.5時間のときに最も高くなるようです。(参考)『寝不足が男性の精子に与える影響

12/23 自転車に乗ることは着床にあまり影響がないとされていますので、砂利道を毎日30分走るとかでなければ“普通の生活”を送ってOKのようです。詳しくは、『胚移植後は安静に?【医師が回答!】』をご覧ください。

12/24 夜が長くなり始めたいま、プロジェクションマッピングによるイルミネーションを見かけます。明るさの割に意外と省エネのようです。

12/25 現代の子どもの三種の神器は、スマホ、プライム、ニンテンドースイッチのようです。

12/26 「精子提供 関西(大阪・京都・神戸・滋賀・奈良などの関西圏内の都市名)」でキーワード検索すると、「未来かなえ」が上位検索されるまでになりました。

12/27 多くの方に閲覧いただいている理由は、日々情報を更新していて実際に活動していることが分かる、問い合わせへの返信が早い、提供日時の日程調整がスムーズ、実績が豊富でアドバイスも受けられるといったことがあるようです。

12/28 未来かなえで支援させていただいた方に、将来、アンケート調査ができないかと考えています。精子提供を利用した感想や想定外のお困り事、子供たちの健康状態や出自の説明状況などについて、任意回答でお聞きしてみたいと考えています。

12/29 今年も残すところあと僅かとなりまたが、無事に提供納めができました。今年も1年間妊活をご一緒させていただき、素敵な思い出になりました。何とか頑張れましたのも、皆さまの前向きな気持ちのお陰です(感謝)。

12/30 子育てに大切な4つの要素は、愛すること、信じること、頼りにすること、人の役に立つ機会を与えることのようです。

12/31 今年妊娠・出産された方、本当におめでとうございました。健闘及ばず授かれなかった方、来年もよろしくお願いします。願いが届くよう、赤ちゃんへの想いに寄り添いながら、貢献できるように頑張ります。よいお年をお迎えください。