『R6.8月の日記』

8/1 赤ちゃんにタッチさせていただきました。手に触れても良いものかと躊躇いもありましたが、感動的でとても嬉しい瞬間でした。

8/2 オリンピックは、金メダルや銀メダルそのものが大事ではなく、世界最高峰の競技を観戦することで、世界各国の人が感動を分かち合い、そしてフレンドリーになることに意義があると考えています。

8/3 パリオリンピックで、XY染色体(男性の染色体)を持つ女子ボクサーの出場が議論になっています。平等と安心安全を両立できるスポーツの場の提供が求められます。

8/4 ボクシングや柔道には体重別の階級があるのに、なぜ、相撲にはないでしょうか。命の危険性があるかどうかが判断基準かもしれませんが、身長差は成長ホルモン遺伝子に起因することから、バレーボールは身長別の階級(無差別級を含む)があってもよいような気がします。

8/5 14歳から1歳まで、10人の子どもがいるYouTuber『なかよしだいかぞく』のママさんが、11人目の子どもを妊娠していることを報告されていますが、出産後直ぐに卒乳して妊活を開始されていると思うとアスリートのようなパワフルさです。

8/6 『射精責任』という衝撃的なタイトルの書籍がありますが、望まない妊娠の責任は男女双方が等しく負う仕組みの構築の必要性が述べられているごく真っ当な本です。

8/7 5日連続して精子提供を行いましたが、1日目と比較して精液量に大きな変化はみられませんでした。それどころか、毎日の射精で精子濃度は運動性が高くなるので、妊娠率は上がるかもしれません。実際、『19人の男性を対象に14日連続して毎日射精が行われた精液の質に関する研究』でも、射精の頻度の増加は精液の質にあまり影響を及ぼさないとの結果が出ています。

8/8 精子ドナーの要件として大事なのは年齢ではなく精子のクオリティーです。20代より40代の方が精子の質が良いこともあります。若いドナーだから健康児が生まれてくるという保障もありません。しかも、同じドナーでも精子の質は検査毎にバラツキがあります。そのため、精液検査結果より重視すべき要素かつ信用できる数字は精子提供実績だと考えています。

8/9 精子の質「30代がピーク」という医師がいますが、生活習慣改善により40代でも同等以上のクオリティーを保つことができます。自身の精液検査結果がそのことを裏付けています。

8/10 パリオリンピックの祝勝会も兼ねて、フレンチレストランでフルコースのディナーを楽しみました。

8/11 情熱大陸で産婦人科不妊治療医の加藤レディスクリニック院長が出演されました。透明帯を完全に取り除くアシステッド・ハッチングの技術に驚きました。

8/12 〇〇らしさっていい意味だけじゃなくて、ゆっくりと鎖のように自分自身を縛り付けて身動きが取れなくなっていきます。らしさの押しつは窮屈でもあるので、偏った一辺倒な自分らしさなら必要ないと思います。

8/13 他人の評価を気にして、万人受けする無難な人生は面白くありません。他人の目よりも自分の目を信じて“男らしく”“女らしく”じゃなくて“自分らしく”が大事です。

8/14 人って思っているほど他人に興味がないものです。だから他人の視線なんて気にするほど無駄です。本当に大切なのは自分が何をしたいかです。

8/15 たるみやシワをできるだけ防ぐためには、仰向きで寝るのがオススメのようです。

8/16 妊活をするとき年齢を理由にあきらめてはダメです。だって、今この瞬間が一番若いのですから!

8/17 子どもの人生に精子ドナーを含めるかどうかどうかは、精子ドナーではなく母親次第とすべきではないでしょうか。

8/18 慶応大のほか、過去に少なくとも7大学病院(札幌医大、新潟大、三重県立大、京都大、京都府立医大、大阪市立大、広島、)で精子提供が行われていたことが、精子提供者らの証言や専門誌への報告により明らかになりました。1949年に慶応大で初めて誕生して以降、1万人以上が生まれているとされていますが、実際は数万人に上る可能性があるようです。とはいえ、全大学病院を対象にしたアンケートでは「過去に実施していた」と回答した病院はなく、全容把握は困難です。

8/19 2005年にイギリスで行われた研究で、25人に1人、全体の約4%が「子どもと父親の血がつながっていない」という事実が発表されています。いわゆる「托卵」か「継父」のどちらかは分かりませんが、実際にそういった家族は少なからず存在するようです。そのうち、出生届に「DNA鑑定結果」の添付を義務付ける時代が来るのでしょうか。逆に、子供が生まれなければ家臣もろとも路頭に迷う時代には托卵はいくらでもあったのかもしれません。

8/20 養育費の請求権は親権者である親の権利ではなくあくまで子どもの権利です。例えば、ドナーと被提供者間で「養育費については請求しない」というような養育費の不払い合意をした場合、合意をした当事者間では基本的に有効ですが、当事者間の合意の効果は子どもには及ばないと考えられています。

8/21 東大に受かる秘訣は、勉強のモチベーションを保ち続けられることと、自分の勉強管理がしっかりできることのようです。

8/22 最近、「河野塾ISM」が気になっています。オンラインという特色を活かし、誰もがコスパの良い勉強を学ぶ(安価で質の高い講座を受講する)ことが可能です。このシステムを是非学校の授業に取り入れて欲しいものです。

8/23 妊活を続けていると全然できない」と不安が募り、体が重くなることもあります。妊娠しようと必死で、どうか自分を追い込んでしまわないように…。妊活には心の安定が必要で、そのためには規則正しい生活が不可欠です。

8/24 自分では変えられないことが三つあります。一つ目はサイコロの目、二つ目は天気、三つ目は相手の心です。「他人基準」より「自分基準」の発想が大事です。自分を大切にして、自分の「軸」をしっかり持ってください。そうすれば、妊活中の不安(外野からの声など)は、はじき飛ばせます。

8/25 落ち込んだときには弱音を聞いてあげられる。そんな味方のようなドナーになりたいと思っています。 

8/26 日本製機能学会は、男性の不妊症の原因の1つである勃起障害(ED)について、推計1400万人となったことを明らかにしました。20代でも2割以上に上るため、治療環境の整備や周知が求められます。

8/27 【卵子提供の光と影】報酬150万円で卵子ドナーを募る仲介業者もいるようですが、ビジネスとして卵子提供するのは、趣旨が違うように思います。

8/28 台風10号の接近等で、精子提供の日程調整が少し大変な1週間でした。結局、関西は直撃せずに事無きを得て、ご希望日に提供できたので良かったです。

8/29 アラバマ州の最高裁では、体外受精でできた受精卵を凍結保存した「凍結胚」を「子ども」とみなすと判断しています。それを受けて、「凍結胚」を廃棄しても罪には問われないとする州法も制定されています。

8/30 トランプ前大統領が、米大統領選に向けた演説で、体外受精の全費用を補助金や保険で賄うと表明しました。

8/31 テレビコメンテーターで元衆議院議員の金子恵美さんが、『6年間の不妊治療』について語られています。一人の女性として考えたとき、仕事のためという固定概念を柔軟に考えることが大切なようです。