『R7.8月の日記』

8/1 6月に続いて、7月の平均気温も最高気温を更新しました。街中の路面は60℃、公園で遊ぶ子どもたちは皆無で、無人のグラウンドは砂漠と化しています。日本列島は、温帯気候から亜熱帯気候に変わってしまったのでしょうか。

8/2 関西・大阪万博に行って来ました!パビリオンのスペクタクルな映像美も楽しめましたが、一番感動したのは花火とバリアフリーへの配慮でした。

8/3 大阪府は、8月から、AMH検査、卵子凍結、体外受精などの生殖補助医療に対し、新たな助成を始めると発表しました。妊娠前の健康(妊孕性)について理解を深めるプレコンセプションケアの取組が全国で活発化しています。そのうち、子供の就職祝として親が子供の精子・卵子の凍結保存費用を出すような時代が来るかもしれません。

8/4 中国は、少子化対策として、3歳までの子どもに毎年7万円を給付すると発表しました。少子化の本質はお金ではないことから、焼け石に水(出生数は多少増えても、少子化の傾向は変わらない)かもしれません。

8/5 韓国で体外受精急増しており、昨年1年間だけで、約80万個の受精胚がつくられ(5年前と比べ約80%増加)、20万個の胚移植が行られています(5年前と比べ約30%増加)。女性の社会進出に伴い、体外受精が一般的になりつつあります。

8/6 日本人の人口が、1年間で過去最大の90万人減となり、1億2千万人割れ間近となりました。子どもが産まれると、短期的な家庭の経済は苦しくなる、子どもが生まれないと長期的な国家の経済が苦しくなる…というジレンマを抱えています。

8/7 アメリカ人の女性が、31年前に凍結された受精卵(胚)を使って妊娠し、赤ちゃんを出産されました。出生に至った世界最長記録の凍結胚として報じられています。「まるでSF映画のようだ」と家族で話しているそうですが、当時の胚移植で、現在30歳の子どもが生まれているとのこと、まさにタイムマシン、時空を超えてやってきたような存在です。

8/8 タレントの中川翔子さん(40歳)が、噂通り、双子の男児を妊娠していると公表されました。3年の不妊治療と2度の流産の末に授かった赤ちゃんとのこと、双子=不妊治療、幸運というイメージが湧きますが、実際「未来かなえ」でも、不妊治療で多胎児を授かられ、大変お喜びになっています。

8/9 東京都医学総合研究所の調査によると、妊婦さんには「少なくとも4人」困ったときに頼れる人が必要だそうです。頼れる支援者が4人を超えた時点で、産後のうつ症状を大きく軽減する効果が認められるとのこと、社会的なつながりの大切さがあらためて認識させられます。

8/10 性と生殖に関する健康と権利を推進する若者らでつくる団体が、国に「妊娠しない選択肢が抜けている」と提言しました。子供というもの、子育てというものをよく知ったうえで、「子を持つ、持たない」を選択するのであればよいと思います。また、子を望む人も、望まない人も、望んでも叶わない人も、すべての人の待遇が平等で尊重される社会でなければなりません。

8/11 『育児は30%がちょうどいい。』というハルさんのブログを見ました。自分のエネルギーの30%くらいでステキな子育てをしたい。それくらいの方が子どももまともに育つのではないか。という考えに共感しました。

8/12 元タレントのスザンヌさんによると、シングル子育ての秘訣は「疲れた時は“堂々と”家事を頑張らない、それを申し訳ないと思わないこと」だそうです。心の栄養を大事にしようと意識することが大事なのかもしれせん。

8/13 「諸行無常」、永遠に平和や生命が続くことはなく、いつか戦争や死が訪れてしまいます。悲しいことですが、その事実を知ることにより見えてくるものはたくさんあります。「いなくなって初めて自分にとって大事な人なのだとわかった」と、よく聞きますが、「続かないもの」と知ればこそ、今自分のそばにあるうちに優しくしたり、感謝や大切にしなければならないことに気づき、日常をかけがえのないものと受け止めることができます。

8/14 親バカ万歳です!そうでなければ、大変な子育てなんてできません。「うちの子、世界一かわいい!」と胸を張って言ってください。それだけ、我が子を愛する親の気持ちは、とてもピュアで素敵なものです。

8/15 精子ドナーが精子提供をする真の理由は、自分の子ども(分身)を残すことで死の恐怖から逃れようとしているからなのかもしません。

8/16 精子提供ボランティア(精子提供→妊娠→出産)は、農業(種まき→実り→収穫)と同じのようなやりがいなのかもしれません。遺伝子レベルで、先祖の農家の心を受け継いでいるのかもしれません。

8/17 米モルガン・スタンレーは、2030年までに25歳~44歳の女性の45%が独身になると予測しています。人類の危機と捉えるのは社会の思い込みで、男性に依存しない、束縛されない自由な幸せ得られる平和な世の中が到来したといえるのかもしれません。

8/18 38歳で孫が2人いるシンママさんに注目が集まっています。35歳で18歳で長女を出産し、4人の子持ち。4人目の子どもを出産してすぐに、その長女も16歳で妊娠・出産し、おばあちゃんに。長女はその1年後に、第2子を出産し、19歳で3人目を妊娠したものの、妊娠中に離婚し、親子でシンママになったとのこと。現在、インフルエンサーとして月200~300万円の収入があるそうで、少子化に貢献しながら高収入を得ているすごい家族です。