よもやま話

ドナーの日記(2022年9月)

『R4.9月の日記』

9/1 精子ドナーとして、妊娠率UPの方法について日々勉強中です。今月は、某有名クリニックの妊活コラムを見た感想等を主に書いてまいりたいと思います。

9/2 『タイムラプスインキュベータと妊娠率』というコラムを見ました。タイムラプスインキュベータとは、設定した時間間隔で胚の写真を撮影しつなぎ合わせることで発育の過程を確認することができる培養器のことですが、胚の発育過程が詳細に確認できることにより、凍結融解胚盤胞移植による妊娠率の上昇が期待できるようです。

9/3 『男性の禁欲期間? 短い方が結果は良好』というコラムを見ました。2017の論文では、精子の前進性、臨床妊娠率、出産率の全ての項目において、禁欲期間が7日間より2から4日間の方が良い結果が期待できることが示されています。

9/4 『単一胚移植と多胎妊娠について』というコラムを見ました。日本産婦人科学会では、多胎妊娠を避けるために単一胚移植を推奨していますが、単一胚移植でも多胎妊娠となる場合もあります。実際、未来かなえの精子提供により体外受精をされた方の中にも、単一胚移植で双子を出産された方がいらっしゃいます。

9/5 『着床の兆候(着床痛・チクチク痛)について』というコラムを見ました。医学的に定義されている「着床痛」「チクチク痛」は存在しないようです。たまたま感じた子宮の収縮によるもので、妊娠とは無関係のようです。では、もう一つよく聞く「排卵痛」はどうなのかが気になります。

9/6 『採卵月で結果に差が出る?』というコラムを見ました。気温(採卵月)の違いで体外受精の結果(受精率&胚盤胞到達率編)に影響はないようです。

9/7 『凍結卵子・胚・精子の取り扱いについて』というコラムを見ました。採取した卵子は、普通に冷蔵庫など凍結すると水分が氷晶という氷の塊を作ってしまい、卵子・胚にダメージを与えます。そのため、、溶液と細胞内の水分を交換してから、液体窒素で瞬間的に凍結することで、ダメージを最小限に抑えるようにされています。ちなみに、精子の凍結方法は少し異なるようです。

9/8 『関係ある? ない? 男性年齢と不妊治療』というコラムを見ました。30歳未満の男性と40歳以上の男性を比較した場合、1年間の妊娠成立率は後者が30%低い調査結果も出ています。年齢を重ねることでパートナーと機会を持つ回数の減少が要素の一つと見られています。シリンジ法の精子提供の場合、男性機能ではなく、精液状態が重要なので、年齢による低下がないか定期的な精液検査が必要です。

9/9 『いつから始める? 体外受精の始め時』というコラムを見ました。なかむらレディースクリニックの統計では、一番多くの割合を占めているのは36から40歳のグループですが、35歳以下のグループで約4割を占めています。体外受精における妊娠・出産は、年齢が若いほど良好な結果が期待できるので、早めにスタートするに越したことはないようです。

9/10 ご妊娠のご報告をいただきました。提供回数が少なくても、授かるときは授かります。やはり、タイミングを取れるかどうかがポイントです。

9/11 『よく聞かれる質問 〜妊活中のお薬〜』というコラムを見ました。妊娠中の予防接種や薬の内服は気になるものですが、添付文書に禁忌「妊娠中は内服しないでください。」 との記載がある場合は他の有益性投与のお薬に切り替えればいいだけで、心配ないようです。「有益性投与(薬の効果が不利益を上回る)」という記載は、症状がつらければ内服可能という意味です。

9/12 『生まれてくる赤ちゃんは女の子?それとも男の子?』というコラムを見ました。生まれてくる赤ちゃんの性別は、体外受精と顕微授精、.胚盤胞に到達した日数による差異はないようです。

9/13 『卵巣機能低下に効くかも? 〜delayed start法〜』というコラムを見ました。訳すと「遅延スタート法」ですが、従来の卵巣刺激法で反応が薄かった方にも一定の効果が見られ、発育卵胞数の増加や妊娠例も出ています。この方法はコストもかかりますが、今後に期待大です。

9/14 『今のままの生活で大丈夫?〔生活が及ぼす精液への影響〕』というコラムを見ました。ウイルスや細菌を退治するという大切な役割がありますが、過剰になると精子のDNAが傷つけられ、精子の形成異常や受精率の低下などが生じます。活性酸素の過剰発生を抑えてバランスを回復させる方法としては、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、カルニチンといった抗酸化物質を摂取することで、DNA損傷の減少、精子の運動率の増加などに効果的であるとされています。

9/15 『着床率を上げる方法〜assisted hatching法について』というコラムを見ました。「Assisted Hatching(孵化促進法)」は、略称で「AHA」と呼ばれています。年齢因子や体外受精における凍結処理をすることにより胚を包んでいる透明帯が固くなってしまうことがあると言われており、透明帯の一部または全体を切除したり、薄くしたりすることにより、胚が透明帯を破って脱出するのを助け、子宮内膜に着床しやすくする処理のことです。体外受精や顕微授精の場合しか行えませんが、反復不成功の場合に有用かもしれません。

9/16 『初期胚のグレード 〜フラグメント〜』というコラムを見ました。初期胚は①分割速度(成長の速さ)、②割球の状態(細胞の状態)、③フラグメントの割合の3項目の状態によりグレードが付けられます。特に、フラグメントの割合は重要な評価基準であり、フラグメントが10%未満であれば、その後の発育に大きく影響しないといわれており、25%以上を占めるような胚では着床率が低いといわれています。

9/17 『着床の適切な時期は? インプランテーションウィンドウについて』というコラムを見ました。たまごは胚盤胞まで発育しなければ着床できませんが、胚盤胞まで成長しても「着床の窓」と呼ばれる時期がズレていても、妊娠には至りません。子宮内膜の受容期は、LHサージ後7日前後、もしくはプロゲステロン(P)分泌から5日前後であることもわかっていますが、より一人一人に最適な移植のタイミングを探る方法として、ERA (: Endometrial Receptivity Analysis/子宮内膜着床能検査)が、近年注目されています。

9/18 某医療機関の妊活コラムに全て目を通しました。依頼者様のご希望を叶えるために、ドナーとして多少は成長できたかと思います。

9/19 生まれてきた子どもにどんなスポーツをさせたらよいか。野球やサッカーやバスケなど、どのスポーツに才能があるか。分からないときには、家の中に様々な種類のボールを転ばせておけばよいかもしれません。

9/20 台風一過、気温もグッと下がり、過ごしやすくなりました。精子の持ち運びにも適した気温ですので、シリンジ法の効果も高まる時期だと考えています。

9/21 歌手の華原朋美さんが、48歳で第二子を望み不妊治療中であることをブログに投稿されています。色々な意見も寄せられていますが、一人目の出産により二人目をとなることは素晴らしいことだと思います。

9/22 8月26日に仲良し夫婦仲で子どもも産まれたりゅうちぇるとぺこ夫婦が『法的には夫婦ではない』と性自認を理由に離婚したことが報道されました。ネットで批判的な意見も多いですが、りゅうちぇるさんのカミングアウトについて、ぺこさんも納得した上で離婚を選択され、離婚後も同居しながらパートナーとして生活や子育てをされるそうですので、それが家族の円満の形なら何も問題ないと思います。

9/23 事実婚のSHELLYさんが第3子妊娠のマタフォトを公開されました。事実婚相手のパートナーと授かった赤ちゃんですが、元夫を含めてワンチームで育児に励んでいるそうで、今の時代に合った新しい家族の形なのでしょうか。

9/24 初代バチェロレッテの福田萌子さんが第1子妊娠中の幸せ写真を公開されました。結婚を選択せずパートナーとして愛を育み、授かった命だそうです。経済力がある女性にとっては、籍を入れることのメリットがあまりないのかもしれません。

9/25 元AKB48メンバーで実業家の川崎希さんが、公式YouTubeチャンネルで、5歳の息子と1歳の娘のどちらも不妊治療の末、体外受精により授かったことをカミングアウトされました。不妊の原因は分からなかったそうですが、そんな時にも体外受精がお勧めなのかもしれません。ちなみに、夫でタレントのアレクサンダーさんは、その後、子どもが9人欲しいと打ち明けられています。

 

ドナーの日記(2022年8月)

『R4.8月の日記』

8/1 過去最高の精液検査結果が出ました。全項目驚異的な数値です。年を重ねるほど精子所見が良好になっています。

8/2 ベビーモデルに合格した赤ちゃんが二人となりました。最初は男の子で、今度は女の子、見たこともないほど美男美女です。

8/3 妊娠のご報告をいただきました。二人目のお手伝いでしたが、二人とも直ぐに授かられています。

8/4 出産のご報告をいただきました。ルイ・ヴィトンと同じ誕生日の女の子。将来はブランド好きなお洒落さんになるかもしれません。

8/5 精子提供は、小説「マスカレードホテル」のような非日常のひと時かもしれません。ドナーとドニーは、お互い何かしら仮面を被っているのでしょうか。

8/6 2020年に行われた体外受精で生まれた子どもの数が初めて前年比で減少したそうです。と言っても、前年よりたった201人減で、6万394人もいます。出産数自体が自然減となっていますが、コロナ禍により、病院が新規患者の受け入れを中止したことも理由の一つだと考えています。

8/7 全ての卵子の質は調べることができないので、妊娠できるかどうかはトライしてみないと誰にも分かりません。年齢を重ねてもそれなりに数は残っていて、その中に質の良い卵子が必ず1つはあるはずです。その質の良い卵子が排卵するときにタイミングが取れれば、妊娠の可能性も十分にあるのではないでしょうか。

8/8 出産予定日を調べるなら、こちらの『妊娠週数カレンダー』が分かりやすいです。最終月経(生理)開始日か排卵日を入力すれば、出産予定日が表示されます。

8/9 南明奈さんが第1子男児を出産されました。1年前の死産を乗り越えての出産に、とても嬉しく思います。

8/10 小栗旬(39才)と山田優(38才)の間に第4子が誕生していたそうです。芸能人で多忙な中、計画的に産んで、完璧な育児をされているようで、頭が下がります。

8/11 車椅子に乗って人工呼吸器をつけてるもえぴーさんが、ブログで妊娠を報告されました。障害者であることで、出産を決意するまで、さまざまな葛藤があったそうですが、だからこそ、赤ちゃんを授かる幸せな気持ちを味わって欲しいと思います。

8/12 自然妊娠するために知っておくこととして、アメリカ生殖医学会は、『Optimizing natural fertility: a committee opinion』において、①夫婦の年齢について、②妊娠しやすい期間、③夫婦生活の頻度、④妊娠しやすい期間を認識する方法について述べています。

8/13 基礎体温のグラフが正常な値を示さないときは、病院で卵子を診察してもらうしか正確に妊娠のタイミングを知る方法はありません。不妊治療専門クリニックでは、自分の体のことを知る機会にもなります。気になることがあるときは、軽い気持ちで訪れてみはどうでしょう。

8/14 子宝成就の寺や神社を訪れて神頼みし、観葉植物の「子宝草」を育てるほどに子どもがほしい人がいます。それくらい妊活に真剣な人にお手伝いしたいと思っています。

8/15 人生にも妊活にも潤いが大切です。

8/16 韓国では未婚女性の卵子凍結施術が急増しています。「子どもは欲しいが、結婚は遅い」という韓国人女性の考え方が、社会的変化として反映されています。

8/17 子宮筋腫は、絶対にとらないといけないものではありませんが、切除して直ぐに妊娠された方もいらっしゃいます。受精卵の着床を助けるという意味では、治療することで妊娠につながるメリットは大きいようです。

8/18 1人目を直ぐに自然妊娠で授かった場合、2人目不妊のつらさは相当なもので、子どもができない事実に向き合えず、妊活を中断される方もいらっしゃいます。そんなときは、3回だけチャンスをくださいと言いたいです。

8/19 久しぶりにご新規の方から問合せがありました。ご希望をお聞きしながら、丁寧な説明と誠実な対応に努めたいと思います。

8/20 50歳近くの方から依頼を受けることもあります。そもそも50歳の自然妊娠はあり得るかというと、確率的にかなり低いと言えますが、絶対ないというわけではありません。そのため、妊娠した際には母子ともに危険があるということを理解していただく必要があります。

8/21 生理不順・無月経でも、不妊治療の排卵誘発剤を使うことにより、直ぐに妊娠できることがあります。早めに病院へ行くことと、ちゃんと通うことが大切です。ただし、授乳中はクロミッドを処方しない方針の病院が多いようです。

8/22 体外受精により50歳で第1子を出産された女性がいます。44歳から5年間で5回の体外受精に失敗し、精神的にも相当な辛さがあったようですが、妊娠、出産できる確率がどれほど低くても、妊娠できない理由が分からなくても、待ち続け、祈り続けることで生まれた奇跡です。(参考記事)『体外受精で5回失敗も50歳で第1子を出産した女性「同じ悩みを持つ人の希望になれば」(英)

8/23 呼吸器疾患の障害を持ち、車椅子生活を送るにもえぴーさんが妊娠を発表されました。障害が有ろうと無かろうと、元気な赤ちゃんを産んで、みんなで育てて行く、そんな社会になることを願います。(参考記事)『陽性反応がでた妊娠検査薬をみた彼の反応「だけど…私は障害者」

8/24 第2子を授かることができないことに悩む「2人目不妊」の人も少なくありません。仕事と育児の両立の負担が重くのしかかり、治療をしていることを誰にも明かすことができない事情もあり、1人目より不妊治療自体が大変です。ただ、2カ月に一度のペースで採卵を20回以上は行い、治療費が1,000万円を超えても、可能性がある限り諦めきれないものです。そのようなときは染色体検査を受けてみるのがよいようです。妊娠反応があっても初期流産を繰り返すような場合、受精卵の染色体異常が原因ということが分かるかもしれません。(参考記事)『何で赤ちゃん来てくれないんだろう――2人目不妊の治療を終えた母の言葉と決意

8/25 長年、体外受精による不妊治療を頑張られていた方から、妊娠が確認できたとの待望のご報告をいただきました。奇跡だとおっしゃっていますが、念願叶って本当に嬉しいです。

8/26 コロナの関係で仕事に追われてます。3分の1くらいしか出勤できていない状況です。自分はいたって元気ですが、体調に変化のない者にしわ寄せが来ています。

8/27 コロナについてはウィズコロナ政策に舵を切っており、感染爆発により早期収束を図っているようにも思えます。ドナーとしては油断大敵ですので、簡易検査キットを常備しています。

8/28 最近は、数日先まで診察予約が取れないクリニックが増えているそうです。ご予約はお早めに!というところでしょうか。

8/29 BMIと着床率には関係性もあるようで、妊活中の暴飲暴食は控える必要がありそうです。ERA検査や子宮内膜に問題がなくても、BMIが高いと何回移植しても着床に至らないことがあります。ちなみに、BMIは22くらいにコントロールできると良いそう。(参考)徐クリニックARTセンター『肥満と着床』、仙台ARTクリニック『肥満大敵!卵子や精子にも大事なBMI

8/30 女性はオーガズムを感じた方が妊娠しやすいと言いますが、オーガズムと妊娠率の相関関係は医学的に証明されている訳ではなく、ただの迷信かもしれません。ただ、もしそうであったとしても、赤ちゃんを授かるには運も必要であり、その運を手繰り寄せるための努力が大事だと思っています。

8/31 精子提供の移動には電車が必須です。たまに、遅延により困ることがありますが、今日はJRの遅延対応に感動しました。トラブルが起きても誰を責めるでもなくスタッフ一丸となってリカバリーする。流石の結束力とリスクマネジメントに脱帽です。

 

ドナーの日記(2022年7月)

『R4.7月の日記』

7/1 全国で南から順に梅雨が明けていく7月。いよいよ夏本番です。体を整えて、妊活に取り組んでまいりましょう。

7/2 6月下旬から昨日まで真夏日や猛暑を飛ばして酷暑のような記録的な暑さが続いていましたが、今日から1週間は梅雨の戻りとなり、暑さは一旦和らぐようです。

7/3 買いたかった服が1週間後には売れていて、あの時買っておけばよかった後悔しました。妊活も同じで、タイミングや判断が大事です。もちろん、人生に失敗はつきものなので、ミスをしてもそれを次にいかして行ければOKです。

7/4 令和4年度(2022年度)から、バイアグラが保険適用となりました。バイアグラと妊活の関係性は、性行為の回数を増やす効果があるという点です。子どもがほしい方にとっては朗報です。しかし今回の保険適用はあくまで「不妊治療での利用」の際だけに限られます。

7/5 妊活中のED薬(バイアグラなど)の使用は、20~24歳が断トツでトップとなっています。ED薬(バイアグラ)の服用で精子の運動量や精子量、胎児の奇形率に影響がおよぶことはないと記されていることもあり、女性の希望で「仕方なく飲んでいる」のかもしれないそうです。

7/6 通販で購入できる精液検査キットとして、「seem」、「コウノトリ 男性用4回分 採取キット」、「プレグナクト」、「TENGA MEN’S LOUPE」、「dotest スマートフォン用運動精子濃度テストキット」など沢山ありますが、精子提供を希望される方は、最も正確な病院(男性専用の泌尿器科)での検査結果を参考にされる方がベターです。

7/7 「虹を見たけりゃ雨を我慢!!」というポジティブなようでネガティブなスローガンを見ました。確かにそうですが、雨は我慢するものではなく、恵みの雨という考え方もあるのではないでしょうか。「赤ちゃんを見たけりゃ妊活を我慢!!」とはならないことを願いました。

7/8 大和西大寺駅前で空前の日本最大事件が起きました。安倍元首相は持病の潰瘍性大腸炎をおして遊説に出ていたようですが、7月7日に潰瘍性大腸炎の完治の可能性がるオルガノイドの移植に成功したというニュースも出ていただけに残念でなりません。

7/9 不妊治療の権威として知られる杉山産婦人科で、国内では原則的に認められていない第三者の卵子提供による体外受精を行っていることが判明したそうです。国内では法的整備がないため提供卵子が認められていませんが、海外に渡れば卵子提供を受けられるというのは変だと思います。お金がある人とない人の医療格差という不公平感もあります。法令に定められていない行為は全て悪という訳ではありません。営利目的にではなく、患者の希望に寄り添うためにということであれば、正しい行為であり、予約が取れない超人気クリニックというのも頷けます。生まれてくる子供の意思は、DNAとは関係ないため、血統にこだわらない考え方があってもいいのではないでしょうか。

7/10 上記とは別のクリニックでも、第三者による卵子提供の体外受精や受精卵を子宮に戻す前に検査する着床前診断は行われています。日本産婦人科学会は卵子提供を認めていませんが、その学会に所属しているクリニックが提案しています。高額な費用でなければ、選択肢の一つとしてそのような提案をしてくれるクリニックは患者に寄り添ったクリニックであるようにも思えます。

7/11 赤ちゃんを抱っこさせていただきました。一時的に泣き止んでくれて、記念写真も撮ってくださいました。

7/12 お一人の方に1周期で8回の提供を行いました。余裕があるときは、希望に応じていくらでもお手伝いできます。

7/13 二人目をお手伝いさせていただいている方からは、毎月のように美味しいお菓子をいただきます。ボランティアなのでお構いは結構と申していても、気持ちは嬉しいものです。

7/14 妊活は本当に大変です。だからこそ、楽しんでいただきたいと考えています。

7/15 ドナーはホストのような接客対応を心掛けるべきです。ボランティアであったとしてもマナーが大事です。気持ちが前向きになるように努めることも役目です。

7/16 ドナーのタブー行為としては、ドナーからタイミング法をもちかけることです。氏名を聞くといったことは御法度です。

7/17 妊活を数ヶ月続けても結果が出ないと気持ちの浮き沈みも大きくなります。そんなときは、不安や不満を何でもおっしゃっていただいて構いません。妊活のパートナーとして、雨が降って地を固めながらお手伝いできればと思っています。

7/18 女性のカラダのことは人それぞれなので、男性の私には正直分かりません。ネットに載っている教科書のような情報も人によっては全く当てはまらないこともあります。

7/19 気心知れた関係になると、ドナーとしてお役に立てればと真剣になり過ぎて、ついつい余計なことをお聞きしてしまうことがあります。よかれと思って対応したことでも、人によっては辛い思いをさせることもあります。受け身で機械的な対応に終始した方が、余計な誤解を招くこともなく、お互いにとって良いのかもしれません。

7/20 1週間ほど生理が早い目に来た場合、黄体ホルモンが出ない、足らないなどの黄体機能不全の可能性があります。医師に卵胞Checkやホルモン検査などで診てもらい、健康排卵が促進されるよう治療を受けていただいた方がよいのかもしれません。

7/21 おりものは、膣のうるおいを保つとともに、精子が子宮の中に入りやすくします。受精の手助けという大切な働きがあるので、おりものの量が増えたときが排卵のサインでもあるそうです。

7/22 定期的にセックスにより、ホルモンバランスが調整される可能性もあるようです。お肌や睡眠の質改善など、女性にとって嬉しい効果もあるようです。精子の質が改善も期待できるそうです。エクササイズのように、妊活には排卵期以外の仲良しが大事なのかもしれません。(参考)『「定期的なセックス」が体にもたらすメリット18

7/23 ご主人のEDに悩む奥様から妊活支援に関する相談がありました。

7/24 シリンジに入れての受け渡しを希望されたため、容器からシリンジに移し替えたところ、シリンジに入りきれない精液量でした。余った精液は容器に入れたままでお渡ししました。1度で2回分の提供ができたことになるので、妊娠の確率もアップすると思います。ちなみに、シリンジ渡しとする場合、精子がシリンジの隙間から零れないように、シリンジの先端を塞ぐなど工夫が必要です。

7/25 7月の最高気温は10年前と比べて3~4℃程上がっているようです。移動するだけでも脱水症状で体力が大きく奪われるので、こまめな水分補給が必要です。

7/26 京都市など、体外受精や顕微授精の保険適用の3割負担がさらに半額になる助成を開始した自治体があります。

7/27 妊活が上手くいかなくたって、それは役で、そういう主人公の役を演じているだけだと思えば気が楽になります。視点を変えれば、気持ちが切り替わります。

7/28 文春で報道された「杉山産婦人科」以外にも、第三者による卵子提供の体外受精を行っているクリニックはあります。本当に必要としている人にとっては「希望の光」そのものです。不妊で悩むマイノリティの方々にとって大切な選択肢の一つだと思います。

7/29 子供だけは欲しいという男性も増えています。知人の男性は、自分の遺伝子を残したいという理由で、子どもが生める結婚相手を探していますが、女性にそれを話した途端、出産マシーンのように思われて関係が終わってしまうそうです。

7/30 ご出産のご報告いただきました。コロナの影響で立ち会い出産が禁止になったのもの、本陣痛から出産まで2時間かからずのスピード安産で、母子ともに元気だそうです。

7/31 キツネ目(ツリ目)とネコ目(タレ目)の親の子はキツネ目(ツリ目)になることが多いように感じていますが、どちらかが優性遺伝とかあれば確率も分かってくるのでしょうが、客観的にはどちらが多いのでしょうね。

 

ドナーの日記(2022年6月)

『R4.6月の日記』

6/1 今日は、憧れの方にお会いすることができ、メモリアルな一日となりました!仕事の合間に声をかけてくださるなど、気遣いの人でした。

6/2 今日も、憧れの方と素敵な方のお二人にお会いすることができました。一生分の運を使ってしまったのかもしれません。

6/3 とても風情のある路地を見かけました。隠れ家的なカフェやエステがあります。

6/4 神戸の異人館巡りをして来ました。ふらっと一人旅、歴史と文化が感じられる街をゆっくりと散策するのが趣味です。

6/5 マリア・テレジアは、「子供は1人でも多ければ多いほど良い」という信念の持ち主で、20年足らずの間に16人の子供を産みました。ほとんどが年子でいつも妊娠していることになりますが、夫婦仲が睦まじく、終生寝室を共にしていたそうです。さらに、10女は17人、3男は16人、4男は9人の子供をもうけました。医学が十分に発達していない中で、そのようなことが可能だったのが不思議ですが、極めて健康な体だったのでしょう。

6/6 モーツァルトは、妻のことをこう述べています。「彼女は醜くはないが、美しいわけでもない。でも、彼女は世界で一番良い心の持ち主だ。僕は彼女を愛し、彼女も僕を心から愛している。」…何だか、とても素敵です。

6/7 フーナーテストで、めっちゃおるわ!と言われて、先生がビックリしていたそうです。ドナーとしても、精子の状態がわかり、安心しました。

6/8 テレビドラマ「やんごとなき一族」で精子提供について触れられています。いつものことですが、マイナスイメージで取り扱われています。

6/9 シングルマザーで子供を持つことについて、世間体は気になるかもしれませんが、二の次のことです。

6/10 初産が40歳以上の好きな「ママ芸能人」TOP10が紹介されていました。第1位は水野美紀さん、第2位は平野ノラさん、第3位は田中美佐子さん、どんな基準で選ばれているのか分かりませんが、みなさん、ママとしての普段の姿が共感を呼んでいるようです。

6/11 体外受精で5回失敗も50歳で第1子を出産したイギリスの女性が、「同じ悩みを持つ人の希望になれば」とをされています。妊娠、出産できる確率がどれほど低くても、一度は、奇跡を信じてみてもいいのかもしれません。

6/12 授乳を続けていても、多くの場合、産後1年くらいまでには月経(生理)が再開します。つまり、授乳したまま妊娠することもあります。また、前回採卵をおこなって凍結余剰胚がある方は授乳中、月経がもどってこなくてもホルモン補充周期であれば、妊娠にトライできます。

6/13 お金のことだけは、リスクを冒さないことが人生の大前提です。

6/14 西日本は例年よりも遅く、6月14日にようやく梅雨入りしました。

6/15 梅の実が熟し、紫陽花の花が色づく季節となりました。さやさやとした涼しいひとときをお過ごしいただければ幸いです。

6/16 梅雨は空や気持ちもどんよりしがちですが、二十四節季にちなんだ和菓子を食べると、それもまた風情を感じます。

6/17 妊活を機にダイエットに取り組まれる方もいらっしゃいます。体質改善に繋がるようなら一石二鳥です。

6/18 体外受精が保険適用となり、一子につき6回まで移植可能です。移植時期を調整できるので、4~6月生まれの子供が増えるかもしれません。

6/19 統計上、7~9月の出生数が多いようです。年末までは妊娠数も多いということになります。ひと恋しいシーズンと重なりますね。

6/20 山上憶良の歌にあるとおり、銀も金も玉も、子どもという宝には及びません。

6/21 4日以上禁欲した場合、精子のDNAの損傷率が高くなったり、運動率も低下したりといった研究結果もあります。そのため、NPO法人男性不妊症ドクターズ(MIDS)は2~5日程度の禁欲期間を推奨しています。ある研究によると人工授精の場合は禁欲期間が2日以下において総精子数は少なくなるものの、妊娠率は高くなったと報告されています。受精率だけで見ると、禁欲期間で大差は見られなかったのですが、胚盤胞発生率、良好胚盤胞発生率は禁欲期間が短い方が高いという結果が出ています。

6/22 「しばらく性欲を我慢したほうが精子の数が増えて、妊娠しやすいのでは?」と思っている人もいるでしょう。けれども実は、これは大きな誤解です。射精をしないと古い精子がたまって、精子全体の質が低下。つまり精子にとって、射精の回数を制限することは大きなマイナス要因になってしまうのです。精子の数も大事ですが、それよりも重要なのは精子の質です。無理に禁欲をしなくても、1~2日空ければじゅうぶん。実際、頻繁にセックスするカップルほど、妊娠しやすいというデータも存在しています。

6/23 まず精子の数だけのことを問題にすると、元の数に回復するのに数日かかります。ですからかなり精子数の少ない方は毎日よりも少し間を空けて夫婦生活をもたれた方が良さそうです。しかしながら精子数に問題のない方は、毎日夫婦生活があっても妊娠できるレベルは十分に維持できると思われます。

6/24 アメリカ生殖医学会委員会報告「自然妊娠の最適条件への勧告」(2013年)によると、妊娠可能なのは排卵日とその前5日間の計6日間としています。また、連日射精しても精液の性状は悪化しない一方、5日以上禁欲すると悪化しやすいそうです(但し、本邦の報告では、連日射精すれば精子濃度は減少するというのが一般的です。)。

6/25 男性の5日以上の禁欲期間は精子数に悪影響を及ぼす可能性がありますが、2日程度の禁欲期間であれば、精子濃度は正常です。頻繁な射精することが男性の生殖能力を低下させるというのは誤解です。約10000の精液を分析したレトロスペクティブな研究によると、精液の質が正常な男性では、毎日射精しても精子濃度と運動性は正常に保たれていました。また、乏精子症の男性では、毎日の射精で精子濃度と運動性が高くなることもあります。

6/26 精子は精巣の中で平均74日かけて作られ、毎日1億2000万個も作られます。一回の射精で射出された2~4mlの精液中に約3億個あると言われています。 禁欲期間は1~2日で十分で、少なくとも1日おきに射出することで質の良い精子が得られます。

6/27 ある研究では、妊娠しやすい期間に連日、1日おき、3日おきに夫婦生活を行った場合、妊娠率は同程度とされています。妊娠しやすい期間に1~2日おきに夫婦生活を行うと最も高くなることをも抑えておく必要があります。

6/28 二人目希望の相談が増えています。

6/29 日差しが強くなってきました。今日36℃、明日37℃、明後日38℃の予想で、いよいよ夏到来といった感じです。

6/30 妊娠の成否の報告をいただく約束があるにも関わらず、提供後にご連絡をいただけない方がいらっしゃいます。いくらボランティアといえども、ドナーを使い捨ての道具のように扱われるのは悲しいことです。

ドナーの日記(2022年5月)

『R4.5月の日記』

5/1 新緑の木漏れ日がキラキラと輝く季節となりました。グングンと伸びる植物のように、卵ちゃんもパワーをいっぱいもらって成長してくれるのではないでょうか。

5/2 雨が降ったり止んだりですが、日ごとに鮮やかになる木々と微笑んでいるような花々を見ると幸せな気持ちになります。

5/3 コウノトリが巣作りを始めているようですが、その幸運にあやかれるかもしれません。

5/4 体外受精は、保険適用と自由診療で受ける方法があります。保険適用の場合、金額は安くなりますが、提出書類が多くなったり、個人に合った治療方法にならない場合があるようです。

5/5 『ハレ婚』という「一夫多妻」をテーマにしたマンガが存在しています。「一夫多妻制を認めれば、少子化は解消される!」という大胆な案を検証しようとするものですが、精子提供にも関係のない話ではないと思い読んでいます。

5/6 『ヒヤマケンタロウの妊娠』は、「すべての男性が妊娠しうる世界」を舞台としたドラマです。実際に、トランスジェンダーの男性が妊娠したという事象もありますが、仮に男性が妊娠できることになっても、それを希望する人は圧倒的にマイノリティだと思います。それは、既に男性が出産や子育ての大変さをわかっているからです。であれば、もっと、男性は女性の仕事のキャリアについて理解を示し、相応の配慮をすべきなのでしょう。

5/7 体外受精は、保険適用と自由診療で受ける方法があります。保険適用の場合、金額は安くなりますが、提出書類が多くなったり、個人に合った治療方法にならない場合があるようです。

5/8 2人の男の子のママである安田美沙子さんは、30代前半に不妊治療を重ね、体外受精で授かったことを明かにされています。20代の頃から子宮内膜症で通っていた婦人科の先生から「できにくいかもしれない」と言われていたため、悩んでいる時間もお金ももったいないとタイミング法、卵管造影等の検査、体外受精をどんどんステップアップされれたそうです。

5/9 最近は、40代後半で出産される芸能人のニュースを見かけるようになりました。今後は、もう一歩進んで、高齢妊娠と高齢出産の成功の秘訣まで発信していただければ、救われる人もより増えるかと思います。

5/10 熊本市の慈恵病院で、2例目の内密出産がありました。望まない妊娠だったのかどうか、その点が最も気になります。

5/11 生後すぐに病院に置き去りにされ、両親の顔や出自を知らない女性(熊本市に住む永岩味樹さん)が希望のコメントを寄せてられています。2022年現在、3児の母となられていますが、子どもたちが生まれることで血のつながりを感じ、家族という宝物が増えるたびに心が穏やかになり、悩みがなくなっていっているそうです。「生かされた命であることが実感できて、嬉しくて悩みはなくなった」、「自分の人生は自分次第でどんどん幸せになっていける」という言葉に説得力があります。詳しくは、こちら『出自知らぬ女性が母に』をご覧ください。

5/12 精子提供のみで妊娠できなない場合、精子提供+卵子提供での出産に最後の望みをかける方もいらっしゃいます。子宮と夫の理解があれば、自分の血と細胞で繋がりのある子供を産むことができます。

5/13 ご妊娠のご報告をいただきました。ドナーとしてお役に立てて何よりですが、依頼者様の喜びがドナーの喜びでもあります。持ちつ持たれつの関係という意味では、ドライな関係でもなく、パートナーに近い存在なのかもしれません。

5/14 ランナーは「走ることで何かが見える」と言いますが、体外受精もトライすることで色々なことが分ると思います。

5/15 体外受精の保険診療と自由診療、混合診療について、違いや実態が分かってきました。一長一短があり、一概に保険診療が良いとは言えず、自由診療を選択される方も多いようです。

5/16 妊活や不妊治療中はどうしても考え込んだり、メンタルが揺さぶられたりするので、「自分は自分」と割り切って、いかに感情をオフにして淡々と前に進んでいけるかがポイントになります。その意味で、適度なランニングは体だけでなく心にも良いと思います。

5/17 妊娠できようができまいが、出産に至ろうが至らまいが、時間とともに環境に適していく順応性やリカバリー機能が、人間の最大の能力です。

5/18 自分の悩みや苦しみが周りの人の勇気や希望になったりすると、あながち自分の苦しみも悪くないと思えます。その意味で、不妊治療の悩みはセミクローズくらいでオープンになっていけば良いのかもしれません。

5/19 お手伝いしたお子様に会わせていただくと、当然のことながら子供はドナーを他人と認識します。直観で血の繋がりがあると感じ取る子供はいません。このことから、真の親とは生みの親ではなく育ての親のことを言うのだと思っています。

5/20 人生と同じで妊活も思うようにいきませんが、諦めないことが大事です。精子提供による妊活は勇気がいるものですが、その一歩を踏み出せないと、赤ちゃんを諦めさせてしまうことにもなります。やってみてダメだったらいつだでも軌道修正すればいいだけです。むしろ、諦めるポイントの方が大事で、それは赤ちゃんを希望する気持ちが妊活のつらさより弱くなったときだと考えています。

5/21 最終的に赤ちゃんを授かれず、どん底にいる人には、泣きたいだけ泣いて、とことん絶望感を味わうこと、それが立ち直りの近道だと思います。孤立してしまわないように、何かと声をかけてくれる人がいることが重要です。

5/22 双子育児は、ふたり分の授乳に、ふたり分のオムツ替えなど、休みなしでしんどいこともありますが、そこにふたりがいてくれる奇跡をかみしめることができます。一人でも大変なのに、ましてや二人なんて…と言いますが、子育てが敬遠される社会こそが人間環境として問題なのではないでしょうか。

5/23 顕微授精で全ての卵子が受精し、胚盤胞になったとのご報告をいただきました。100%の受精結果です!

5/24 二人目妊娠中の方が臨月を迎えられています。三人目の予定はないそうで、最後と決めて望むマタニティライフには、複雑な気持ちもあるのでしょうか。

5/25 筋トレしているわけでもないに、胸筋が太くなっています。筋肉質な体質ですが、流石に不思議です。

5/26 体外受精に提供した方から精液検査の結果をいただきましたが、WHO基準値の10倍程ある項目もあり、驚かれていました。

5/27 心拍確認のお知らせをいただきました。ほっとひと安心ということもあり、とても嬉しく思います。

5/28 モデルに合格した子がいます。あまりに容姿端麗で驚きます。

5/29 暑くなり食欲が減退したこともあり、最近の土日のランチは外食が続いています。特に、冷たいお蕎麦に天ぷらは最高です。

5/30 妊活には様々な悩みがつきものですが、音楽や歌詞に救われれることも多いのではないでしょうか。

5/31 精子提供による妊活は勇気がいるものですが、その一歩を踏み出せないと、赤ちゃんを諦めさせてしまうことにもなります。

 

ドナーの日記(2022年4月)

『R4.4月の日記』

4/1 ついに体外受精の保険適用がスタートしました。様々な課題はあるものの改善しながら、より良い制度になっていくことを願います。

4/2 選択的シングルマザーで体外受精にトライされる方は、本当にすごいと思います。赤ちゃんを授かるために、様々なリスクを乗り越えながら、仕事との両立も図りながら、孤軍奮闘されている姿を見ていると尊敬の念すら抱きます。心身金ともに負担が大きいですが、とりわけ精神的な方がしんどいようです。

4/3 桜の花が満開となりました。寒暖差はありますが、妊活に頑張っている方にとって、束の間の癒しになれば幸いです。

4/4 部下が高熱が出しても、PCR検査で陰性だったら、上司は「良かったね」の一言。コロナではないとしても、何だかしっくりきません。

4/5 ドナーとドニー、どちらが誠実なのでしょうか。疑問に思うときがあります。

4/6 カラオケボックスで精子提供など、できるだけ楽しく妊活できる方法でトライしていただければと思います。

4/7 妊活を考えた時に、精子提供でよいのかと悩んでしまいがちですが、後から振り返れば、精子提供を選択してよかったと思えることの方がむしろ多いようです。もし、悪いことが起こるかもと、そこで決めつけてネガティブに未来を諦めてしまう方がもったいない。精子提供は、リスクもあると言われていますし、どのようなドナーがいるかもしれませんが、妊活の方法としては、むしろベストだと考えています。結婚等にためらいがある女性にとって、赤ちゃんを授かるショートカットです。

4/8 精子提供マッチングサイトでは、ミスマッチングも起きているようです。

4/9 精子ドナーが、ルックス(容姿)や身長で選ばれる時代が来ています。男前より、女の子ような顔の綺麗な男性が人気なようです。当然ですが、結婚で重視される性格や経済力は評価されないようです。

4/10 佐々木朗希投手の13者連続三振には驚きました。完全試合の打者数27人中の19奪三振なので、1試合当たりの奪三振率も日本プロ野球記録です。

4/11 将来、無人の精子バンクや精子の自動販売機ができると推察しています。

4/12 自分で決めたことなので、あれこれ悩まず、前に進むだけです。自分のことは、ジブンが一番の理解者です。

4/13 仕事の代わりはあるけれど、お母さんの代わりはありません。40代になっても授かれなかったとき、30歳に若返れるとしたら、いの一番に妊活をしたいと回想するのではないでしょうか。

4/14 着床期の過ごし方が気になりますが、日常生活での運動は問題ないそうです。強い運動は控えた方がよく、熱い湯船に長時間というのはNGとされています。また、着床期の性交渉は妊娠率を低下させる可能性があるようです。詳しくは、『胚移植後(着床期)の注意点〜過ごし方、生活習慣、食べ物など〜』をご参照ください。

4/15 常に、ドナーは精子の状態を正確に知っておく必要があります。その方法の一つとして、優秀なエリート精子を見極める「高精度精子検査」があります。通常検査で分かる、「精液量」、「精子濃度」、「運動率」、「正常形態率」に加えて、「ミトコンドリアエネルギー」、「先体局在検査」、「DNA構造解析検査」、「耐凍性検査」が可能となります。ちなみに、宅配検査の場合、精子の運動率は計測できません。

4/16 妊活は結果ありきかもしれませんが、少しでもいい意味のあるものになってくれたらと願います。人生の選択肢はたくさんあるので、また自分に合った場所が見つかることになると思います。ドナーはたくさんいますが、そういう出会いも大切にしていただけば思います。精子提供活動は一期一会ですが、いつも貴重な機会をもらえて感謝しています。

4/17 精子提供サイト史上一番親切な活動をしようということで始めてみましたが、理想的なことを言っていている割には中身が伴っていなかったときがあったことを踏まえると、5年がかりで実現できてきたのかなと感じています。

4/18 今日は、「良い歯の日」です。歯磨きをたくさんしましょうと言いたいとろですが、磨き過ぎは歯茎を痛めてしまい、結果として歯茎が後退し歯を悪くすることになります。特に男性は磨く力が強くなりがちなので、注意が必要です。

4/19 仕事の代わりはあるけれど、お母さんの代わりはありません。授かれなかったとき、30歳に若返れるとしたら、いの一番に妊活をする人も多いかと思います。

4/20 妊活は人生そのものという感じがしています。「人生山あり谷あり」と言いますが、それが毎月訪れるので、人生の縮図といった方が正しいのでしょうか。泣いたり笑ったり、人間として成長できる舞台でもあると思っています。

4/21 人の役割は、子孫を残すことと人を癒し守り立てることです。どちらか半分できたら良いのだと思います。

4/22 二人目のご依頼をいただきました。1~2歳差で兄弟をつくってあげたいと思われることが多いようです。

4/23 将来に赤ちゃんを抱いている自分を思い描いているなら、自分の体を知って準備万端にしておくだけです。

4/24 妊活の本や病院のサイトでいろんな情報が提供されています。経験豊富な精子ドナーもよきアドバイザーのひとりです。選択肢はたくさんあるので、あとは自分で決めるだけです。

4/25 心に寄り添い、ときに励まし、背中を押せる、そんなドナーでありたいと思っています。

4/26 不祥事がなくならないのは、コミュニケーションが取りにくい環境だからだと思います。悪いことを目にしたら、その場で本人に直接注意すれば済むのに、通報しようとするから大きな問題となり、そのせいで対策が厳しくなり、ギスギスと身動き取れない環境になります。

4/27 お金持ちほどラフな服装をされていますが、格好にこだわらないところが格好いいと感じます。

4/28 自分の意思で決めて、精子提供にトライすることで、人としても成長できると考えています。そして、同じ境遇の人たちが救われることにもなると思えます。

4/29 ゴールデンウィークに入りましたが、コロナ禍と雨で、年末年始のようにのんびりした1週間となりそうです。

4/30 ご妊娠のご報告をいただきました。新年度から幸先の良い大変嬉しいニュースです。

 

ドナーの日記(2022年3月)

『R4.3月の日記』

3/1 「宗谷の蒼氷」さんが話題です。男性のおじさんが、加工アプリを使って美女ライダーに変身した写真を投稿されています。面白いことに、女性化する前と後を比較した写真を見ていると、男性と女性の大きな違いは目元にあることがよく分かります。

3/2 今では妊活の必需品である妊娠検査薬も、販売開始当時は産婦人科医や厚生労働省が慎重な姿勢を示したそうです。生殖に関わることを自分で決められるとする「セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)」への意識が日本社会は遅れているとされています。

3/3 40代で妊活をスタートされる方は、まずは、同様の体験記をお調べいただき、不妊治療の難しさも知っていただければと思います。例えば、こちらの記事『打ち明けられなかった妊娠、48歳で出産した記者が語る現実【高齢出産のリアル】』をお読みいただくと心構えができるのではないでしょうか。

3/4 不妊治療は、開始するときより終了する決断をするときの方が遥かに悩むとともに勇気がいります。ただ、いつ止めたとしても、頑張った分だけ気持ちに整理がつき、その後の人生も豊かなものにすることができるのではないでしょうか。止め時に悩まれた時は、こちらの記事『不妊治療のその先に「保留の人生はもう嫌」治療を終えた夫婦の選択は【高齢出産のリアル】』が参考になるかもしれません。

3/5 報道キャスターの長野智子さんがあるインタビューで、不妊治療をあきらめるとき「違う人生を生きろと神様が言っているのだと思うようにしました」と語られていました。このように考えると、その後の人生を豊かに送れるように思います。

3/6 『不妊治療の保険適用で浮かび上がる「根本問題」』というニュース記事を読みました。法整備が行われていないこと、科学的根拠に基づいたエビデンス(治療法)が確立していないこと、夫婦がもつ複数の不妊原因が絡み合っていること、胎児過剰発育の可能性があること、不妊治療を諦めるタイミングの難しくなることなど様々な課題があるようです。

3/7 4月から保険適用される不妊治療ですが、治療法の選択次第では負担増になることが分かりました。保険診療と併用できる「先進医療」に含まれない治療法を選べば、保険適用が認められない「混合診療」となり、全額自費となるそうです。受精卵の透明帯を除去して妊娠の確率を高める治療法が、敬遠されることのないようにしなければなりません。高額化する治療費を抑制する病院側の努力や国の法規制が必要なのかもしれません。

3/8 体外受精で複数の卵子が採卵できたとしても、38歳以上になると、その80%~90%が異常卵であることが着床前診断で分かってきています。20代でも30%は異常卵とされています。タイミングが取れても、受精しない・着床しない・化学流産となることがあるのは、このためです。

3/9 ご妊娠のご報告をいただきました。ドナーとしてお役に立つことができ感無量です。

3/10 幼少期に母から「命を尊びなさい」「困った人を助けなさい」と厳しく言われていました。その教えが、精子提供活動に繋がっているのかもしれないと、ふと思いました。

3/11 日本アカデミー賞が発表されましたが、各部門の受賞者は予想通りでした。ちなみに、高校生の頃、映画監督になりたいと真剣に悩んだ時期もありました。

3/12 ホワイトデーと退職祝の買物に半日はかかります。

3/13 数ある精子提供サイトの中でも、当サイト「未来かなえ」は検索上位に表示されるようになっているようです。地道な活動が、いつも間にか評価されているように思われて、少し嬉しい気持ちになります。

3/14 国や地方自治体は実質的な財政破綻に陥っています。日本の健康保険制度は世界一充実しているのかもしれませんが、相応の税負担についても議論が必要です。みんなが甘い蜜を吸えればいいのですが、借金に目を背けたままなのは困りものです。

3/15 花見のシーズンです。ソメイヨシノは1本の桜の木から派生したクローンだそうです。その何百年も前の大本の木は今何を思うのでしょう。

3/16 退職祝や送別会のシーズンです。見送る側より見送られる側の方が寂しさは少ないと思っています。

3/17 誕生日の日にちは間違っていなくても、今日の日にちを勘違いして、誕生日のお祝いメッセージを送ってしまうほど忙しい人がいました。

3/18 シリンジ法を続けていると、いわゆるEDや早漏になることが多いようです。タイミング法に支障をきたさないよう、改善のトレーニングが必要です。

3/19 ドナー本人ではなく、その母親の遺伝子を残したいという想いが精子提供の活動源になっているのかもしれないと、ふと気づきました。

3/20 宅配提供について、少し調べてみました。宅配や郵送による提供では、やはり成功率は低くなります。例えば、良いときの精子運動率が85%でも、宅配したものを病院に持ち込む25%程度となるようです。しかし、精子数が多ければ、十分に妊娠の可能性はあります。遠方でお会いする時間がないときは試してみる価値はあると思います。

3/21 メディアにもよく出演されている精子ドナーの西園寺優さんが宅配による提供をされています。24時間以内であれば元気な精子を届ける方法を考案されているようなので、どのような方法なのか関心があります。宅配による提供で妊娠された方がいらっしゃるのか、シリンジ法と比べた成功率どうなのかなども気になるところです。

3/22 海外の排卵検査薬は薄い線だけで強陽性の強陽が出ないこともあるようです。排卵検査薬を使用する前に排卵があったなど、予想以上に排卵が早くなることもあるかもしれません。

3/23 あまり早い時期の排卵は卵胞の成熟が良くなく、妊娠に結びつかないことが多いと言われていますが、実際はどうなのでしょうね。

3/24 最近、タイミング法のご相談があったので、その場合の成功率を高める方法について色々と調べています。

3/25 「着床期の性交渉は妊娠率を低下させる可能性がある」と言われています。、排卵後5〜9日目の着床期に「性交渉がない」「1回だけ性交渉がある」「2回以上の性交渉がある」グループを比較すると、2回以上のグループで着床率が下がる、という報告があります。

3/26 「排卵後でも夫婦仲良くすると、着床しやすくなる」と言われています。子宮内膜が精子にさらされることでTレグ細胞が増加するということがわかっています。Tレグ細胞は、免疫の過剰反応を抑える細胞で、妊娠の成立や維持にも関係しています。

3/27 1周期のうち、週に1回の性交では妊娠率が15%なのに対し、一日おきの性交の場合だと33%、毎日の性交だと37%と高くなると言われています。

3/28 嘘か本当か「もっとも妊娠しやすいのは「感じる」こと!」だそうです。オーガズムには女性のホルモンバランスを整えてくれる効果があるそうです。ちなみに、「女性が一番感じやすいのは騎乗位」で、向かい合わせになっての座位は密着度や精神的な満足度が高いのが特徴だそうです。更に、「女性が理想とする挿入時間の平均は9.7分」で、約半分(46.8%)の女性が「5分以下」、約3/4(74.6%)の女性が「10分以下」の挿入時間を希望しているそうです。タイミング法を希望される方の参考になれば幸いです。

3/29 「高精度精子検査」では、従来の精液量、精子濃度、運動率、正常形態率に加え、ミトコンドリアエネルギー、先体局在、DNA構造解析、耐凍性も分かり、優秀なエリート精子を見極めることができます。顕微授精における受精率や妊娠率を高める上では有効かもしれません。

3/30 「一般的に、排卵から生理が始まるまでの期間は、どの女性も約14日」、「黄体期が14日でほぼ一定」といわれていますので、妊娠検査薬などで妊娠の成否を調べられる時の参考にしていただければと思います。

3/31 シリンジ法キットは、プレメント、シードイン、ミータ等、この数年間で続々と新製品が開発されています。とりわけ、シードインやミータは、オシャレなデザインで、注射器というイメージが湧きません。

 

ドナーの日記(2022年2月)

『R4.2月の日記』

2/1 事実は一つでも、真実は人それぞれの受けとめ方で異なります。考えようによっては、どのような出自でも、ポジティブに受けとめることができると言えます。

2/2 緑色の服を着ている人は、私の知る限り、スタイルとファッションセンスが抜群です。何故なのでしょうか?

2/3 先日、インドの女優プリヤンカー・チョープラーさんが、代理母出産で私たちに赤ん坊が誕生したことを発表されました。芸能人やスポーツ選手などで、キャリアを優先したい女性にとっては、選択の一つだと思います。

2/4 女優でモデルのリン・チーリンさんが47歳で第一子を出産したことを発表されました。年齢を重ねるほど、自然に妊娠するのが難しくなるのは紛れもない事実で、実際に35歳以上の女性を含むカップルの3分の1が、受精率に問題を抱えていると言われていますが、最近は40歳を過ぎてから出産するニュースも少なくないことから、高齢出産に希望を持つ人も多いのかもしれません。

2/5 2022年4月から、男性不妊の場合のみバイアグラが保険対象になります。少子化や高齢出産が増えた理由は、収入の低さ、子どもにかかる時間の長さ、子育てと仕事の両立のしにくさなどであり、本質的な少子化対策にはならないと言う声が上がっています。あくまで、付け焼刃の対処療法であり根本療法ではありません。

2/6 体外受精の普及もあってか双子の子供を見かけることはよくありますが、三つ子の赤ちゃんを授かったら嬉しさも3倍増となるのでしょうか。一卵性と二卵性の三つ子を妊娠する確率は2億分の1と言われており、それこそ奇跡のようなものですが、不妊治療中やママの年齢が高いと三つ子を妊娠しやすいといわれています。詳述はこちら『三つ子の妊娠確率はどのくらい?妊娠しやすい人には共通点がある』をご覧ください。

2/7 妊活は常日頃からの体調管理がとても大切です。寝ている間に基礎体温を自動的に計測できる「わたしの温度(R)」という便利なフェムテック製品もあります。詳述はこちら『妊活の本質は「子どもを授かる予定がないとき」の過ごし方だった!』をご一読ください。

2/8 体外受精にトライされる場合、採卵日当日にドナーがコロナに感染して提供を受けられないということも考えられますので、精子の凍結保存や予備のドナーを考えていただいた方がよいかもしれません。

2/9 精子凍結保存した場合のデメリットは、凍結→融解により運動率が50~80%も低下することや、5万円程の費用がかかることです。培養士さんに聞いたところ、フレッシュな精子が良いに越したことはないそうなので、予備ドナーがいると安心です。詳しくは、こちらのニュース『精子の凍結保存について』をご覧ください。

2/10 『30までにとうるさくて』というドラマが人気のようです。第3話は、「選択的シングルマザー」になろうと「精子ドナー」を探しはじめるストーリーとなっています。

2/11 2時間以内に持参できるなら自宅採精と院内採精は体外受精成績はほぼ変わらないとする実験結果が出ています。3時間以上かかっても6時間未満なら凍結精子よりは当日の精子が好ましいようです。詳しくは、こちらのニュース『体外受精成績において自宅採精と院内採精どっちがいいの?』をご覧ください。

2/12 正常な月経は、周期の変動が±6日以内とされています。生理不順の方にとって妊活の最大のポイントは、排卵日を正確に予測することです。排卵日検査薬のチェックは比較的簡単ですが、高確率でタイミング法を成功させたいようでしたら病院で正確に排卵日を把握しましょう。詳しくは、こちらのコラム『【医師監修】生理不順でもタイミング法で妊娠したい!方法や注意点をご紹介!』をご覧ください。

2/13 40代の方から問合せをいただくこともあります。1周期当たりでは、40歳の自然妊娠率5%、流産発生率40%、45歳の自然妊娠率1%、流産発生率50%ですので、子供を望む気持ちが強いほど、一刻の猶予もならないと考えています。諸々のことは、妊活しながら、あるいは妊娠してから考えても遅くはないのではないでしょうか。詳しくは、こちらのコラム『実は思っているほど高くない「自然に妊娠できる確率」』をご覧ください。

2/14 依頼者の方からチョコをいただきました。ホワイトデーのお返しではありませんが、今回無事に妊娠されることを願いたいと思います。

2/15 日本産科婦人科学会は、提供者の氏名や連絡先などの情報を実施施設から登録させ、公的機関で100年間の保管を求める要望を国に行いました。この要望には、ネット上での精子・卵子の取引禁止や、提供者の学歴などを選べる精子・卵子バンクに一定の規制をかけるルール整備も盛り込まれています。仮に、実現できたとしても、法や環境整備が追い付かず、結果、真に子どもを授かりたいと願う方々の救済の観点からは後退する可能性があります。詳述はこちらのニュース『精子・卵子提供者の情報「公的機関で管理を」日産婦が国に要望へ』をご参照ください。

2/16 50人超の子どもがいる若い精子ドナーの方が、精子提供をやめることを宣言されました。緊急の場合を除いて返信をしない形になるそうです。子どもと将来会ってくれるとの約束の下で提供を受けられた依頼者もいらっしゃるようですが、口約束ではこうしたトラブルも起こります。ドナーの男性には家庭もあったようですが、一体何があったのでしょうか。今後、他の多くの方への影響が気になりますし、ドナーとしての責任が不足しているように思えます。

2/17 提供の移動の際は主に電車を利用しますが、退勤ラッシュの時間帯は正直コロナが怖いです。逆に、空いている時間は、仮眠や読書ができるので幸福のひと時です。

2/18 30代より若い40代、40代より若い50代の人がいます。おそらく、老化しにくい遺伝子をお持ちなのでしょう。

2/19 スキージャンプで金メダルを獲得した小林陵侑選手のニックネームが「マイティ ロイ(強大な陵侑)」に命名されました。精子ドナーとして、おしゃれでかっこいいニックネームがあってもよいかもしれません。

2/20 相談者様が不安に思われるようなこともあえてお伝えしています。時には失礼なこともお聞きしたりするこもあります。いろんなことに気づき、同じ気持ちで支援したいと考えています。

2/21 鬼滅の刃(遊郭編)の最終話を見るのが勿体なくてまだ見れずにいます。漫画を見た後にアニメを見れるのは鬼滅の刃だけです。理由は、他のアニメにはない圧倒的な映像美があるからです。どれだけ予算をかけたか分かりませんが、テレビアニメなのに劇場版(無限列車編)を凌ぐほどの出来栄えで、もはや芸術作品の域に達しています。

2/22 問合せが増えています。4月から体外受精などの不妊治療に保険適用されることが理由かもしれません。

2/23 保険適用後の不妊治療に必要な書類は整理中のようです。保険診療と自由診療を選べるのかも気になります。体外受精は年齢制限や回数制限もあるため、自由診療も選択できると思いますが、戸籍謄本などの書類も必須となり、患者の審査や手続が厳格化されるかもしれません。

2/24 面談後に親から精子提供を反対され、当面見送りとなるケースがよくあります。面談前に、親への説明と同意を得ていただけると助かります。

2/24 コロナ対策で在宅勤務となることもありますが、これまでを振り返り、将来の展望を考えるよい機会となっています。

2/25 外国人の方から問合せをいただきました。

2/26 外国人からの提供を受けたい人からの問合せがありました。

2/27 10代未満は遊び、10代は勉強、20代は仕事、30代は家庭奉仕、40代は社会貢献を通して、幅広い人と深い交流が生まれています。

2/28 精子の受け渡しにコインロッカーを使用することも可能です。QRコードで開くコインロッカーの場合、紙のQRコードをスマホで写真を撮り、その撮った写真のQRコードのスマホの画面を読み取り機にかざすことで開錠が可能です。時間どおりに受け取りができないときは便利です。

 

ドナーの日記(2022年1月)

『R4.1月の日記』

1/1 新たな年が始まりました。子供を望むために残された時間は多くない、夫は無精子症と診断されたものの妻の遺伝子だけでも受け継いだ子供が欲しい。そんなご夫婦や母になりたい女性に寄り添い、少しでも力になりたいと思っています。

1/2 日本産婦人科学会では営利目的での精子提供に関与することを医師に禁じている一方で、海外精子バンクが日本へ進出して来ています。日本にも精子バンクは存在していますが、限られた人にしか利用できず、また、昨今の子供の知る権利を拡充する動きなどから精子提供者が減少しており、実質的に非配偶者間での治療はできない状況です。正々堂々と子供を望む人の救いの手になるよう、政府と学会は早々に、金銭授受や子供の知る権利の保障など、心理的、倫理的、福祉面での課題に折り合いをつけ、しっかりとしたルールに基づき精子提供サイトが運営されるべきだと考えています。

1/3 不妊治療を続けても難しい場合の選択肢として「卵子提供」があります。その実情と課題はどのようなものがあるでしょうか。採卵を試みたものの1個の卵子すら採れないなど、年齢、これまでの治療経過、卵巣機能を総合的に判断し、治療を継続しても妊娠を見込める可能性が極めて低い場合に、選択肢の一つとなります。最近では日本にも卵子提供を仲介する業者(エージェント)が存在し、国内でも日本人女性ドナーから採取した卵子を用いた卵子提供を受けられる医療機関も出てきています。生殖医療民法特例法という法律で、親子関係については、第三者から卵子を受けて妊娠・出産した場合、出産した女性を母親、夫の同意を得て夫以外から精子の提供を受けて生まれた子供は夫を父親とすることとなっています。日本でも提供配偶子による生殖医療はますます増えていくと予測されますが、課題としては、子どもの「出自を知る権利」がしっかりと担保されるかどうかです。われわれ精子ドナーとしても「生まれてくる子供の福祉」を十分に考えて、支援して行く必要があります。詳しくは、こちらをご覧ください。

1/4 日本が不妊大国になった理由の一つとして、日本人には不妊に対して無知な人が多いことが指摘されています。今の日本の性教育が、「避妊」に重きを置いているためですが、「不妊」についても情報を発信しなければなりません。

1/5 男性には「逆行性射精」という射精障害など、性欲、勃起、射精、オルガスムのいずれかの要素で性機能障害を抱えている方も多いようです。

1/6 2021年9月14日(火)にNHKのクローズアップ現代で放送された『それでも子どもをもちたい広がるSNS精子提供』の内容が公開されています。そのに出演されてる作家・川上未映子さんの『放送後の未公開トーク』も見ることができます。ちなみに、川上未映子さんは、精子提供で子どもをもとうとする女性の葛藤を描いた「夏物語」の著者です。
 (関連記事)
2021年9月10日 午前11:52 公開『SNS上で広がる「精子提供」なぜ利用?リスクは?
2021年9月14日 午後0:03 公開『SNS上で広がる「精子提供」法律でどう整備?課題は?

1/7 「夏物語」は精子提供による出産を題材にした物語です。読者のレビューでは様々な意見がありますが、既成の家族観や倫理観だけでなく、新たな形があることとについて考えさせられる秀逸な小説だと思います。

1/8 妊娠がわかると、お腹の中の赤ちゃんの成長や出産への不安も大きくなりますが、いわゆるマタニティーハイで乗り切ることができるそうです。ママが元気であれば、赤ちゃんも元気だと信じてあげていただければと思います。

1/9 【出産報告のお願い】「未来かなえ」にて精子提供を受けられ、ご出産された方には、生年月日、出生体重・身長、写真(1枚程度)、名前(ファーストネーム)のご報告をお願いしています(※あくまでも、任意です。)。遠い将来、私がご提供させていただいた方からの近親婚に対する問い合わせに備えるためです。生年月日とお名前を確認させていただくことで、近親婚のリスクを回避できることもあると考えています。赤ちゃんのお写真は私自身が拝見させていただきたいだけのものになります。ご提供いただいた情報は「未来かなえ」にて厳重に保管し、個人が特定できない状態にいたしますのでご安心ください。

1/10 体外受精で得られた受精卵の染色体の数を全て調べ、問題のないものを子宮に戻す「着床前検査」について、日本産科婦人科学会は、不妊治療の一環として4月に開始することを正式に決定しました。対象者は、①流産や死産を2回以上経験、②体外受精が2回以上失敗、③夫か妻に染色体の構造異常がある、のいずれかに該当する夫婦に限定されます。着床前検査では、流産や不妊につながる染色体異常がない受精卵を選んで戻すため「命の選別」になるとの批判もあり、障害者団体などは慎重な運用を求めているようですが、本当にそうなのでしょうか。

1/11 体外受精が保険適用になるのは良いことですが、某クリニックでは1回35万円だったのが50万円に値上がりしています。それでも、殺到することを見込んで強気の値段設定なのでしょうか。

1/12 体外受精等の保険適用対象となる医療費が値上げされると国の狙いが外れるばかりか、税金で病院の私腹を肥やすことになり、そして何より本当に治療が必要な人が治療を受けられなくなるだけです。これでは少子高齢化対策として国の思い描く政策は実現せず、本末転倒のような気もしています。

1/13 体外受精を保険適用となる4月まで待っている人も多く、コロナ禍で受け入れを制限する病院もあります。医師はすぐに増えない中で、予約すら取れなくなることを懸念しています。

1/14 卵子提供や精子提供の告知については、子供が2歳や3歳、4歳でも理解したり興味を持ったりするケースがあるようです。容姿については、卵子提供や精子提供で産まれた子供でも、子供が成人するまでの長い年月(24時間×365日×20年)を一緒に暮らしていると、どんな親子でも似てきてしますそうです。詳しくは、こちら『子供の感じ方は最大限に尊重したい』をご覧ください。

1/15 『台湾の卵子提供で二度目の妊娠』という日本人ワーキング女性のパワフルな妊活体験記を見ましたが、子供を持つには色々な選択肢があり、どの方法が幸せかは人それぞれなのだと考えさせられました。 

1/16 男性から精子提供を受けた女性が、男性が国籍や学歴を偽っていたとして提訴しました。損害賠償請求額は「3億円」ということですが、夫に内緒で性交渉による提供を受けていた可能性があることや、出産した子供を施設に預けているということを考えると、どっちもどっちという気持ちになります。ちなみに、学歴詐称は詐欺で、精子提供に限らない問題です。例外的な問題をニュースにして、精子提供マッチングを批判しようとするのは、誠実に活動されているドナーに対して迷惑を掛けます。

1/17 「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する熊本市の慈恵病院で、匿名で出産する「内密出産」があったことが明らかなりました。法律や親がどうのこうのではなく、幸せの形も一つではないため、赤ちゃんの視点でどう育てるかを議論すべきだと思います。詳述は、こちら『熊本市の慈恵病院で国内初の内密出産か』をご覧ください。

1/18 渋谷区にある「はらメディカルクリニック」において、海外の精子バンクや一般応募による精子ドナーの精子を使って、体外受精が受けられるようになります。対象は、夫が無精子症や、6回以上の人工授精でも出産できなかった夫婦などで、妻の年齢制限は採卵当時で42歳までとしています。ポイントは、子どもの出自を知る権利を保障するために、「非匿名」での精子提供としており、子どもが18歳以上になり、希望した場合は、精子提供者との面会や電話にも応じる仕組みとなっています。産科婦人科学会もクリニックも、約20年後にトラブルが続出することがないよう、責任を持った対応が必要です。詳述は、こちら『精子バンクと連携 第三者精子で体外受精へ』、『体外受精に使用する精子の一般公募を都内医院が開始 非匿名での提供も可能』、『精子提供者の一般公募開始 出自を知る権利のある提供精子で体外受精へNo.130』、『精子提供者の一般公募開始(募集内容)』をご覧ください。

1/19 モデルの菊池瑠々(26)さんが第4子妊娠を発表されました。20歳の頃に26歳上の男性と結婚されていることから、旦那さんは現在52歳のようです。このことから、男性側(精子)は年齢(妊娠)にあまり関係がないことが分かります。詳述は、こちら『26歳差婚で話題のモデル、菊池瑠々が第4子妊娠を発表「52歳の旦那元気でありがたい」』をご覧ください。

1/20 ヤマト運輸の『宅急便タイムサービス』を利用すれば、夕方(19時)までに預けた荷物を翌朝8時~10時までに配達できます。採精から配達まで12時間程度なので、精子の質は多少劣化するとしても妊娠には問題ない範囲だと考えられます。また、論文でも「20℃で保存したものは12時間経過しても運動率の低下があまり見られなかった」と述べられています。精子は空気に弱いと言われていますが、実はそんなに弱くありません。容器の中で精液が空気と触れないよう、小さな容器を使用すればベターです。とは言うものの、4℃と37℃では運動率が低下したようなので、寒い冬と暑い夏は保温に工夫が必要です。詳述は、こちら『精子の持参方法』をご覧ください。

1/21 『妻子のいる私が“精子の個人提供”を続ける理由』というニュースサイトを見ました。「精子提供」を巡って、いま日本国内の動きが活発になっています。2019年にデンマークの世界最大の精子バンク「クリオス・インターナショナル」が日本窓口を開設、2021年に日本初となる民間精子バンク「みらい生命研究所」が設立され、一種のトレンドと言える状況です。一方で、医療機関のドナー不足や高額の費用といった問題から、個人間の精子提供が急増しており、10年間の活動で60人ほどの子どもが誕生した精子ドナーもいらっしゃったり、生交渉や宅配での精子提供も行われています。子どもの出自を知る権利を保障するためにも、事前に契約書の取り交わしや本人確認、精子提供に関する双方の考えを擦り合わせておく必要があると考えています。

1/22 厚生労働省は、コロナワクチンが直接的に月経不順を起こすことはないと説明する一方で、ストレスや発熱などの間接的な影響で月経周期が乱れる可能性は考えられるとしています。仮に生理が1週間遅れたとしても、多くは1~2カ月で正常に戻るようですが、ワクチンが影響を与えている可能性は否定できなようです。詳述は、こちら『生理の乱れワクチンが原因?接種によるストレスの可能性』をご覧ください。

1/23 『LGBT総合研究所が2019年に実施した調査』では、性的マイノリティは全人口の10%という結果が発表されています。結果2012年には5%だったのが倍増しており、社会としてきちんと向き合う必要があることが示された形です。

1/24 FTMの方は何人に一人の割合でいらっしゃるかご存知でしょうか?FTMとMTFの発症頻度は、それぞれ10万人当たり約8.20人と3.97人と言われており、MTF対FTMの比率は2:1となっています。つまり、 FTMの方は12500人に1人いらっしゃることになります。日本と欧米では発症頻度や割合も異なりますが、日本の人口が1億2000万人だとすると、単純計算で国内に1万人いらっしゃることになります。そう考えると、精子ドナーが必要とされていることも頷けます。詳述は、こちら『MTF、FTMの発症頻度はどのくらい?』をご覧ください。

1/25 20代後半の若さでも、2人目不妊に悩んでいる方がいますが、不妊治療専門のクリニックで検査しても原因が分からないことが多いようです。つまり、原因不明不妊の代表とされる「ピックアップ障害」や「卵管内の受毛?の機能不全」を疑ってみることが大事だと思います。気になる方は、こちらのニュースサイト『2人目不妊って何ですか?』、『初めて不妊治療を受けられる方へ』もご参考ください。

1/26 胎児ドックと言えば「クリムフ出生前診断クリニック」が、出生前診断の取り扱い数が日本一で有名です。クリムフは、常に世界で最先端の医療機器に更新し続けているため、他の病院で陽性判定が出た患者がさらに正確な診断を受けるために全国から集まってくるところです。そのため、患者が多く、朝9時から夕方17時半までかかることもあります。人気のクリニックで検査を受けようとすると、お昼ご飯も食べられないことがあり大変です。

1/27 『代理出産母として5人の子を産んだ4児の母親「世界で最高の仕事」と10回目の出産を希望』というニュースサイトを見ました。代理出産の妊娠はいずれも体外受精によるもので、両親となる人の卵子と精子からできた胚を代理母の子宮で育てて出産されています。あるテレビ番組を見て、親子の間には無条件の愛が存在すると感じ、愛する子供たちがいる私はとても幸運なのだと思い、もし親になりたいと願う誰かを助けることができるなら、そうしたい。そして、その人も自分の子供に無条件の愛を感じてほしいと思ったそうです。精子ドナーとしても共感するところが大いにあります。

1/28 面談は基本的にカフェを利用させていただいていますが、最近はアクリル板が設置されていることが多く、声を張らないと聞きとりづらい状況です。とはいえ、プライベートは話でもあるので、隣の席の人に聞こえないよう、声のボリューム調整に苦労しています。

1/29 対面での面談の際には、マスクを外してお会いしていますが、オンライン面談の際には、基本的にはお互いにマスク着用でお願いしております。録画や盗撮データを餌に金銭要求や嫌がらせを受ける被害が出ているためです。モニターの死角から何を撮影されているか分からないのがオンラインの怖さです。冷やかし半分のドナーもいますので、どうか、皆様もお気をつけください。とはいえ、お話をする中で信頼できる方だと分かった場合は、途中からマスクを外したりしています。

1/30 今日の日中は少し暖かくなりましたが、近くの公園に十月桜が咲いているのを見かけ、春の気配を感じました。春の訪れとともに妊活をスタートされる方も多いかと思いますが、問合せが増えてきています。 

1/31 面談の場所は、ラグジュアリーホテルのロビーに併設されたカフェ(ラウンジ)が最適です。時間も、カフェの営業開始時間である10時だと人も少なくベストです。

ドナーの日記(2021年12月)

『R3.12月の日記』

12/1 精子提供の依頼先について、日本の医療機関の場合、無精子症の夫婦でなければ利用できないことや、血液型以外の精子ドナーの情報が明かされないことがネックであり、海外の精子バンクの場合、「出自を知る権利」が担保されているが、日本人夫婦の間に外国人の遺伝子を持った子供が生まれてくることに葛藤があるようです。精子提供ボランティア「未来かなえ」は、その間を埋めており、そうした悩みを解決することができる活動だと位置付けています。

12/2 精子提供を検討されている方は、子供を持つことを、より本質的に捉え、誰よりも親になることを真剣に考えてられていると感じています。現代の世の中を見渡した時に、親にとっても子供にとっても、血縁上の関係よりも、親に望まれて生まれてくるということの方が、親子の絆という観点では何より大事ではないでしょうか。

12/3 不妊治療に用いられる薬は多岐に渡りますが、未承認、もしくは適応外(別の用法では承認されている)のまま用いられているものが数多くあります。来年から不妊治療の保険適応が始まるにあたり、治療に用いられている薬剤の承認が早くできるように努力がなされているようです。詳しくはこちらのニュース『不妊治療薬、承認手続き迅速化…保険適用へ排卵誘発剤やバイアグラなど候補に(YOMIURI ONLINEより)』をご覧ください。

12/4 『2021年11月に出産を発表した芸能人・有名人一覧』が紹介されています。蛯原友里さんなど、同世代の方々からおめでたいニュースには勇気がわきます。

12/5 来年4月に始まる不妊治療の公的医療保険が適用されれば患者の自己負担は原則3割で済むことになります。ただし、年齢や回数を制限し、「妻の年齢が43歳未満」、「最大6回まで」という上限を設けるようです。

12/6 2017年10月に、『Webメディア「妊活ボイス」が行った「妊活・不妊治療」に関するインターネット調査』では、高度不妊治療(体外受精・顕微授精)にかかった費用は平均で約200万円という結果が出ています。病院を利用した人の2人に1人は「もっと早く病院に通えば良かった」と回答する一方、高度不妊治療の料金が高くて早期に治療に進めなかったことも明らかとなっており、不妊治療の保険適用で救われる方が多くいらっしゃると思います。

12/7 不妊リスク高めるものとして排卵が起こりにくくなる多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)がありますが、肥満体質は要注意と言われています。症状は月経周期が長いくらいなので、妊娠を希望する時期に病院で受診するまで気づかない方がほとんどですが、多嚢胞性卵巣症候群に悩む女性が目立ってきているようです。肥満の人は血中にインスリンが多く男性ホルモンが過剰になり、PCOSを発症しやすくなりますが、やせることでインスリンの状態を改善できます。このため、肥満体質の人はまずは運動で減量し、体重の5%を目安に落とすことが大事だそうです。詳しくは、こちら『不妊リスク高める多嚢胞性卵巣症候群 肥満体質は注意』をご覧ください。

12/8 子供がベビーモデルの一次審査に合格したとのご報告をいただきました。一次審査は写真による選考なので、ルックスはモデルレベルということが証明されたことになります。毎回、出産時の赤ちゃんの写真を送っていただいておりますが、みなさんとても可愛いお顔をされています。

12/9 卵巣に穴をあける手術を行うことにより、排卵率、妊娠率ともに向上する可能性が高くなります。ただし、人気の治療法のため、数か月待ちになることも多いようです。

12/10 体外受精させた受精卵の全染色体を調べる「着床前検査」について、日本産科婦人科学会は、流産や死産を繰り返した場合など三つのケースに対象を限定することで容認しました。来年4月頃から新たな運用が始まる見通しです。ただ、胚盤胞10~20個のうち正常卵はたったの1個ということも多く、政府は本気で母子や少子化対策のことを考えているのか疑問に思えます。また、厚労省ではなく婦人科医の利権を守る団体である日本産科婦人科学会が認めるというシステムにも、疑問を感じます。

12/11 経験上、筋肉質というか程よく引き締まった体形の女性が妊娠しやすいと感じていましたが、それを裏付ける医療コラム『妊活中の運動について』を見ました。理論上、「筋肉の増加」→「基礎代謝量の増加」→「血流の促進」→「卵巣に栄養が届く」→「子宮内膜が着床に適した状態に近づく」ということのようです。

12/12 過度の肥満は妊娠を阻害する要因として知られていますが、『肥満と自然妊娠の関係』を調べた論文があります。自然妊娠を希望する場合には、BMI「18.5~22.9」の範囲で体重を収めるのがよいようです。

12/13 提供の精子と卵子を用いた不妊治療は、2022年4月からの保険適用の対象外とする方向となりました。「子どもの出自を知る権利」が整理できていないことが主な課題のようですが、少子化を考え取り組むなら、赤ちゃんを望む全ての人の望みを叶え易くするために、生まれた子どもの「出自を知る権利」を担保できることを条件に保険適用とすべきだと思います。

12/14 年齢が高くなると卵子の質が低下することから、妊娠率はAMHより年齢の影響が大きいと言われています。詳しくは、こちらの『医療コラム』をご覧ください。

12/15 40歳以下ではIVFが妊娠を期待できる方法とされていましたが、40歳以降ではIVF以外の方法(タイミング療法のような方法)と比較しても妊娠率にあまり差がないことが分かってきています。選択する年齢が若ければ若いほど、体外受精の効果が期待できるようです。詳しくは、こちらの『医療コラム』をご覧ください。

12/16 妊娠を望みながら、1年経っても妊娠に至らない場合に不妊症と診断されますが、原因不明不妊の約70%の方は、排卵されてお腹の中に浮遊した卵子を卵管が取り込むことのできないピックアップ障害であることが分かってきており、腹腔鏡手術により、ピックアップ障害は一時的に解消することもできます。排卵を促し、排卵時期を的確に予測する高度な医療技術もあるため、1日も早く赤ちゃんが欲しい方は、経験の豊かな生殖医療専門医が勤務する医療機関を受診することをお勧めします。詳しくは、こちらの『医療コラム』をご覧ください。

12/17 『人工授精を何回目までトライする? ステップアップのタイミング』というコラムを見ました。人工授精を行ったの方の半数近くが初回で、4回目までに8割弱の方が妊娠していることが分かっており、ステップアップを検討されているのであれば、あまり長く人工授精を続けることに関してメリットは多くないようです。

12/18 1973年から2011年の間に精子の数は大きく減少し、このまま精子減少のスピードは止まることをなく、最悪の場合、あと40年でゼロになってしまう可能性があると紹介したニュース『止まらない精子減少の行方』もあります。一方で、マウスレベルでは、オスがいなくてもメスの幹細胞で精子がつくられ、妊娠・出産が成功している実験もあります。

12/19 『睡眠の質の悪化と妊娠に関係』について紹介したコラムを見ました。卵子の発育や妊娠に必要なホルモンは夜寝ている間に分泌されます。夜更かしや、不安定な睡眠を続けることで正常にホルモンが分泌されなくなり、妊娠しづらい状態になる可能性があります。睡眠中に分泌されるメラトニンというホルモンの抗酸化作用が卵子の質を保護していて、このメラトニンを放出させるためには、睡眠時に部屋を暗くすることが大切です。例えば睡眠時間をしっかり確保していても、部屋が明るいままだとメラトニンの放出を妨げる恐れがあるので、電気の消し忘れに注意が必要です。

12/20 排卵を促すhcg注射は病院で打つよりも自宅で自分で行う自己注射する方が痛みが少ないそうです。成分も同じなのに、病院の筋肉注射ではないためのようです。しかも、着床を助ける黄体ホルモンも含まれており、1本で排卵前と排卵後の2種類のhcg注射の効果があるそうです。痛みも通院の必要性もないことから、とても便利な注射です。今後は、不妊治療も在宅治療が進んでいくかもしれません。

12/21 『男性用下着と精液検査の結果』について紹介したコラムを見ました。男性ホルモンは脱毛の原因の一つになりますが、精子形成にはとても重要なホルモンです。男性型脱毛症の「フィナステリド」内服は、低用量でも精子数の減少を引き起こす可能性があり、フィナステリドを中止すると大多数の男性において精子数は劇的に改善されたと報告されています。

12/22 今日は日が暮れるのが1年でもっとも早い「冬至」でした。ますます寒くなるとは言え、日が長くなると思うとホッとします。精子は寒さに弱いと言われるので、持ち運び時の温度管理に注意していただければと思います。

12/23 2018年放送のNHKスペシャル『ニッポンの精子力クライシス』の記事をあらためて見ました。長時間座り続けていることや、食生活の乱れが精子の減少や、運動率・質の低下につながることが紹介されています。生活習慣を改めることこそが精子力回復の第一歩だと言えそうです。

12/24 『育毛剤と男性不妊について』というコラムを見ました。男性用下着を大まかに分類すると、ブリーフなどのタイトなものと、トランクスのようなゆったりしているものに分けられますが、身体にフィットする下着を履くと精巣が身体に接近することで精巣温度が上がり、精子形成に影響が出ると考えられています。この他にも、パソコンを膝の上に乗せて長時間作業をする、熱いお風呂やサウナ等にも、同じように精子形成に影響が出る可能性があるようです。

12/25 『妊活中に必要なサプリメント〜葉酸〜』について紹介したコラムを見ました。厚生労働省は妊娠の1カ月以上前から妊娠3ヶ月までの間、食事以外に400μg/日の葉酸をサプリメントで摂取することを推奨しています。葉酸は、神経管閉塞障害の発症リスク低減に有効でありますが、妊娠が判ってから摂取するようでは、重要な時期を十分にカバーできないため、妊娠前からの摂取が推奨されています。葉酸にはホウレンソウやブロッコリーなどの食材に含まれる天然葉酸と、サプリメントなどに含まれる合成葉酸の2種類があります。合成葉酸は天然葉酸に比べ、体内での吸収率が高く品質も安定していることから、摂取が容易なサプリメントでの葉酸摂取が推奨されています。

12/26 『ビタミンDと不妊治療の関係性』について紹介したコラムを見ました。近年では、ビタミンDが妊娠や不妊治療の結果にも関係があることが分かってきています。ビタミンDの血中濃度が十分に保たれている場合、臨床的妊娠率・出産率が有意に高いことをまとめた論文も発表されています。ビタミンDを増やすには、魚類(サケ、ウナギの蒲焼き、サンマ、ヒラメ、カレイetc.)、キノコ類(干し椎茸、キクラゲ)、卵黄の摂取や、日光に当たることが、効果的です。

12/27 『風疹ワクチンの話』というコラムを見ました。女性の生理周期に関しては、1971年に共同生活を送る女性学生の生理周期が似てくるという報告があります。一方で、2017年にアプリ会社とオックスフォード大学が行った共同調査では、女性の生理周期は重ならないと報告しています。生理周期が重なることについて科学的な証明はありませんが、月の満ち欠けによる影響が何かしら関係しているのかもしれません。

12/28 仕事納めです。仕事と言えば、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の人生を描いた大河ドラマが先日終了しました。優秀な実業家というのはそれだけエネルギッシュなものなのか、渋沢栄一には、ふたりの妻の他に愛人が数多くいて、その庶子を含めると20人以上も子どもが生まれているとも言われています。偉人には子沢山が多い気がしますが、優秀なDNAを残したいのでしょうか。もしくは、女性として偉人の子供を産みたいのでしょうか。

12/29 前回の月経から24日以内に次の月経が始まる『頻発月経』の場合、不妊のリスクになるため、適切な検査を受け、正常な卵子の形成と排卵を促す「卵胞期」が短い卵胞期短縮症なのか、子宮内膜を成熟させて受精卵が着床しやすい状態を作る「黄体期」が短い黄体機能不全なのか原因を探り、各々又は双方に有効な治療を受けることが大事です。

12/30 HCG療法(筋肉注射)は、クロミッドやFSHで成熟した卵胞を排卵させる目的で使用されます。排卵前のHCG注射は、注射後32~36時間後に排卵するので、1回の精子提供で確実にタイミングを合わせたい場合はおススメです。また、排卵後のHCG注射は黄体ホルモンの分泌を促し、着床しやすくする効果(高温層を持続し、着床を助ける効果)もあるとされています。

12/31 タイミング治療は、1周期につき、約4回の受診が必要だと言われています。(1回目)月経4~5日目:排卵誘発剤の処方→(2回目)月経10日目頃:卵胞の大きさチェック→(3回目)排卵期頃:排卵日の予測→(4回目)黄体期(排卵日から約1週間後):子宮内と卵巣の状態のチェック。詳しい内容は、こちら『タイミング治療について』をご覧ください。

 

ドナーの日記(2021年11月)

『R3.11月の日記』

11/1 11月に入ると「スウィート・ノベンバー」という映画を思い出します。実際に、この映画のストーリーと同様の経験をしたことがあるためですが、精子ドナーとして精子提供活動を始めたのも、その経験が大きく影響しています。

11/2 現在、精子提供を受ける選択肢としては、「親戚・友人・知人」、「海外精子バンク」、「国内精子バンク」、「マッチングサイト」、「個人ボランティアサイト」があります。この中で、最も信用と費用対効果が高いのは、「個人ボランティアサイト」だと考えています。その中でもとりわけ、ホームページが日々更新されていて活動実績もある精子ドナーに依頼されることをおススメします。

11/3 秋晴れの休日に早朝からの提供依頼がありましたので、その帰りにカフェで、清々しい朝のひと時を過ごしました。寒い時期の朝に何よりもほっとさせてくれるのは、何といっても温かいコーヒーです。何もなければ寝ていたはずなので、精子提供のメリットは体のバイオリズムを整えてくれることかもしれません。

11/4 コンディションが良ければ、連日の朝夕の提供でもWHO基準値の2倍くらいの量の精子が提供できることを確認できました。精液量自体が少なく1-3ml程度の人の方が多いと言われる中にあってその生殖能力の高さや、ハードな日程においても質的にはまったく問題がないという事実に、依頼者様も感動されていました。

11/5 精子提供の事前面談でご夫婦お二人とお話ができるとドナーとしても安心できますが、同席される旦那様は、みなさま奥様思いで、心優しく素敵な方ばかりです。

11/6 フェムテックブランド『Nagi(ナギ)』から、おりものの量もわかりやすい吸水ショーツが登場しました。吸水面がグレーになっており、量や色がわかりやすくなり、女性特有の周期の始まりを把握しやすくなっているようです。おりものの量は、排卵日を予測できる貴重なサインなので、妊活中の方には重宝する1枚となるかもしれません。

11/7 秋は紅葉だけでなくバラも見頃が時期ですが、バラ科の花は2500種類もあり、そのどれもが美しくオシャレな名前があり、花言葉も「愛」や「美」など様々です。もし、女の子が生まれたら、バラ図鑑は命名の参考になるかもしれません。

11/8 「今朝、排卵検査薬の陽性反応が出たので、お昼に提供してください。」といった相談にもほぼ対応できています。一般的な夫婦でも日中にタイミングを取ることは難しいと言われていますが、ましてや精子バンクや病院ではできない芸当です。

11/9 これまでの精子提供活動を通じて、卵巣の状態など妊娠に問題のない女性は全体の2割くらいだと感じています。原因は分かりませんが、幅広い年齢層で不妊治療を受けられていることからも、食事やストレスなど現代ならではの生活習慣病が影響しているようにも思えます。

11/10 占術家の細木数子さんが11月8日に、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが11月9日に逝去されました。女性として一時代を築かれたカリスマ的存在でしたので、その世界観やものの考え方に影響を受けた方も多かったのではないでしょうか。お二人とも、京都に所縁のある方でしたので、どこかで対談されていたのかもしれませんし、今頃、お話されているのかもしれません。

11/11 人事評価シートの社会貢献欄に「精子提供活動」と記載したいところです。

11/12 男女ともに不規則な生活は妊活に大敵です。良い精子や卵子が育たなくなります。当たり前のことですが、体質は妊娠のしやすさに直接的な影響を与えるので、日頃から適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠に心掛けたいものです。

11/13 平均睡眠時間は25歳で約7時間、45歳で約6.5時間と言われています。精子提供を行った日は、身体の休養、疲労回復のためにも、プラス1時間の睡眠を取るよう心掛けています。

11/14 神社では、七五三で着物姿のお子様とそのご家族を見かけます。子供の晴れ姿を家族で祝い、その写真は家族にとって一番の思い出になります。日本にしかない本当に素晴らしいイベントだと思います。世界無形文化遺産に登録して欲しいくらいです。

11/15 子どもは授かりものなので、授かれればいいなあくらいの心持ちで待ちたいものですが、不妊治療も受けながら一生懸命に妊活していると、そう簡単に割り切れるものでもありません。期待し過ぎるとダメだった時の落胆も大きいので、次回を見通しながら、結果を待つことが良いのかもしれません。

11/16 不妊治療には通院代など毎月万単位のお金が出ていき、成果が出ないと、一切リターンのないギャンブルのような感じになって気持ちが荒んでいくものです。このお金を別のことに使っていたら旅行にも行けたし、あれもこれも買えたのに…ということが頭をかすめてしまうと悪循環なので、子どもが生まれたら、億万長者になって返してくれると思うようにすると良いのかもしれません。

11/17 排卵日当日だと、精子が間に合わないことがあります。いわゆる「空振り」ですが、チェッカーが反応して2〜3日後に排卵される方もいらっしゃいます。チェッカーの反応と実際の排卵日に何日ぐらいのズレがあるか、その相関関係は、クリニックで診察しないと見てもらわないと分からず、排卵日を特定することはできません。チェッカーでは確実性がないため、やはりクリニックで診察頼りになるので、クリニックは混雑するのでしょう。自宅で簡単に、卵胞の大きさチェックができるエコー(超音波)の機器ができたらいいのになあと思ってしまいます。ヘルスケア商品で有名なオムロンの技術力があれば製品開発も夢ではないかもしれません。

11/18 2~3周期、シリンジ法でトライして妊娠されない場合、排卵誘発法(卵子を育てるための薬と排卵を促す薬)を検討していただくのもよいかと思っています。

11/19 今夜はビーバームーンと呼ばれるの満月で、しかも89年ぶりの深い部分月食が見れるそうです。妊活の合間は、秋の夜空に浮かぶお月さまも見ながらリラックスしていただければと思います。

11/20 以前に精子提供のお手伝いしていた方から、卵子提供により妊娠されたとのご報告をいただきました。卵子提供とはいえ、赤ちゃんの身体は母体でつくられるので、遺伝子の繋がりもできるのではないでしょうか。

11/21 実は35歳以上なら「高齢出産」となります。高齢出産というと40代の出産をイメージする人もいるかもしれませんが、実はそれよりずっと若く、日本産科婦人科学会では「35歳以上で初めて出産(初産)する人」を “高年初産婦” と定義しています。体や心の健康・見た目の若さは日々の生活や食事・運動などの努力である程度保つことができますが、「子供を産むこと」はどうしても年齢に抗えないものです。2人目以上を考えられている場合、20代から妊活に取り組んだ方がよさそうです。

11/22 流産率は、35歳をすぎると急激に上昇し、40代後半では妊娠しても約7割は流産に至るとのことです。とはいえ、約3割(3回に1回)は妊娠継続することは希望的な数字かもしれません。

11/23 検査では異常が見つからないにもかかわらず妊娠に至らない「原因不明不妊」と呼ばれる患者は約半数だといわれています。体外受精にトライすると結果的にではありますが、ピックアップ障害など原因が分かることがあります。

11/24 不妊治療には多額の費用が必要となります。その点についてもサポートしている精子ドナーは「未来かなえ」くらいなのかもしれません。

11/25 最近は、不妊治療について色々と詳しく調べています。医師レベルではないものの、精子ドナーとして最低限の知識は得られたと思っています。

11/26 『実は「子だくさん」で驚く芸能人ランキング』というサイトで、谷原章介さんや堀ちえみさん、高橋和也さんといった名前が挙がっています。現役の芸能人は多忙で無理かもしれませんが、芸能界を引退した方が精子ドナーや卵子ドナーになってもらえたらと思います。

11/27 タレントの時東ぁみさんが34歳で第1子妊娠を報告されました。「約4年半の不妊治療の末、顕微授精3回目にして妊娠したこともあり、嬉しさはもちろんのこと、毎日不安と戦っております」とコメントされており、不妊治療は心身共に本当に辛かったと思います。顕微受精3回はお金も大変だったかもしれません。無事生まれるまで安心できませんが、元気な赤ちゃんを産んでください。

11/28 若い方が「婦人科」に1年通院して妊娠しなくても、医師や周囲は「若いから大丈夫」、「そのうち授かれる」と安易に考えてしまいがちです。若いからといって、すぐに妊娠できるとは限らず、実は「原因不明不妊」ということがよくあります。例えば、「着床不全」や「ピックアップ障害」などが考えられますが、これらは腹腔鏡検査でも分かりません。数年にわたり原因が見つからないのに妊娠できないことは、本当につらくもどかしいものです。体外受精にトライすることで、様々な原因が見えてくることもありますので、妊活開始後2年過ぎても妊娠しない場合、1度だけでも体外受精を受けられることをオススメします。若い頃の受精卵を凍結できることも、将来にわたり安心材料になります。

11/29 結婚の「適齢期」はなくなっても、妊娠の「適齢期」はなくなりません。女性の場合、その主な理由は卵子の老化です。どうしても、結婚・妊娠のタイミングが30代後半から40代になりそうな方、30代前半で将来的に子どもを2~3人希望している方などは、卵子凍結を検討されてもよいかもしれません。30代前後で約40個の卵子を凍結保存することが理想のようです。もちろん、凍結保存の費用について企業や行政の支援が必要なのは言うまでもありません。

11/30 精子は1回出してしまうと完全復活まで48時間かかります。連続射精の場合、満タンからは、1回目で60%、2回目で25%、3回目で15%出るようです。復活に時間はかかりますが、1日3回までなら、精子提供は可能と言えます。なお、1回目より2回目の方が精子の質は良くなるため、量は少なくなっても妊娠のしやすさは変わらないと思います。

ドナーの日記(2021年10月)

『R3.10月の日記』

10/1 キャリアを追う女性が集まる都市、ニューヨークのマンハッタンでは、全米の中でも40~44歳での出産が一番多いそうです。体外受精1回で270万円ほどかかるようですが、保険の種類によっては費用がカバーされることもあり、セレブリティ以外にも体外受精で子どもを持つ選択ができると言われています。

10/2 生理は体の「赤ちゃんを迎える準備」と言いますが、ママとなるためには、心の「赤ちゃんを迎える準備」も必要です。

10/3 赤ちゃんが誕生した際には「ベビーシャワー」を提案したいと思っています。ドナーとして、直接、祝福の気持ちを伝え、今後について話し合える良い機会になれば幸いです。

10/4 タレントの鈴木ちなみさんが、第1子を出産されたしました。先日、妊娠されたばかりだと思っていたら、早くももう出産です。妊活中は一日一日が長く感じられますが、マタニティライフはあっという間のようです。話が逸れましたが、朗らかな性格の方のようなので、とても良いママになられると思います。

10/5 日本人がノーベル物理学賞を受賞しました。一方で、若い世代ではノーベル賞候補となる研究者がいないとも言われています。そう考えると、今の70~90代の研究者の努力はすさまじかったのだと思います。それ以上に、多くの子どもを産み育てた今の100歳以上の方を称賛すべきなのかもしれません。

10/6 妊娠に悩む女性たちに少しでも役立てばと、実録で33歳兼業主婦ライターが妊活をリポートされているサイトを紹介します。赤裸々な体験をコミカルに表現されており、一読の価値があります。詳しくは、こちらの「妊活日記」をご覧ください

10/7 40代では子どもが授かれないこともありますが、妊活に精一杯トライしたからこそ、結果をポジティブに受け止めることができるようになります。子どもがいたら人生は楽しくなるかもしれませんが、悠々自適に夫婦ふたりで過ごす人生も楽しいものです。社会貢献としての子育てもできます。例え血は繋がっていなくても、その人の精神は歴史に刻まれ、レガシーとして次の世代に受け継がれていきます。

10/8 妊活には東洋医学も有効だと言われています。食養生、漢方、鍼、灸などによる体質改善で、AMHやFSHの数値が改善することもあります。

10/9 「出自知る権利意識」高まりにより、精子の提供者不足が深刻化しているというニュースが未だに流れていますが、精子提供マッチングサイトが台頭した今、盛況な個人間取引によりこの問題は解消されています。

10/10 シングルマザーになると決意できる条件としては、「男性とよい関係を築けそうにない」、「自身に安定した職がある」、「家がある」、「頼れる家族がいる」、「自立心旺盛な性格である」、そして最後に「信頼できる精子提供者がいる」といったことが挙げられます。女性は子供を産める年齢に限りがあり、子供は欲しいけど適齢期に結婚したい相手がいない人もたくさんいます。また、両親が揃ってるから子供が幸せとも限りません。1人での子育ては大変ですが、その分大きな喜びを与えてくれます。精子ドナーと事前にきちんと取り決めができて、子どもを幸せにするように努力できれば、社会的に受け入れられるべき選択だと考えています。

10/11 面談無しで精子提供を希望される方もいらっしゃいます。精子ドナーの顔を見ると、子どもが生まれた時の心境がどうなるか分からずに不安ということが主な理由です。男性より女性が多いですが、ドナーとしては、どちからお一人にお会いしてやりとりのお話できればよいので、会う会わないは依頼者様のお気持ちを優先しています。

10/12 世界的ニュースとなった世界初“10つ子”出産のニュースは嘘だったようです。海外メディア(特に発展途上国)の情報は鵜呑みにしてはいけません。

10/13 海外に、1年ちょっとで子供20人を代理出産で授かった23歳の女性がいます。代理出産にかかった費用は約1500万円、16人のナニーが子育てをサポートしているそうです。「子供は100人欲しい」と明かしていることから、まだまだ家族が増えるのかもしれません。

10/14 インドで38人の妻と89人の子どもをもち、「世界最大の一家」の当主だったとされる男性が死去したというニュースが流れました。一夫多妻制はインドの刑法で禁止されていますが、部族社会の一夫多妻の罪は問われないこともあるそうです。

10/15 キユーピーが、卵不使用の「卵商品」を開発しています。卵アレルギーを持つ子どもの親は助かることもあると思います。誕生日ケーキなどへの応用も期待したいものです。

10/16 「クロミッド」と「レトロゾール」の違いについて勉強しました。同じ排卵誘発のお薬ですが、症状に応じて使い分けられています。

10/17 急に肌寒くなってまいりました。精子の持ち運び時間が長い方は、保温容器をご用意いただいた方がよいかもしれません。

10/18 コロナワクチン(2回目)を接種しました。前回同様、注射部位が痛む程度です。気持ち的には、半分くらい気が楽になったかな~という感じです。

10/19 妊娠中にワクチンを打つかどうかは、かなり悩まれるところかと思います。打つ打たないのどちらも一長一短があると思うので、人との接触の機会や感染者数などを考慮して、医師とも相談されたうえで、最後はエイやで判断するしかなさそうです。もちろん、医師は、安定期に入った辺りであれば「大丈夫」、「メリットしかない」などとおっしゃると思いますが...幼児期に影響が出るかどうか実績がないないだけに、産後まで接種を控える判断もありだと思います。

10/20 精子ドナーも急増し、今では選ぶ時代から選ばれる時代に変化していると感じています。

10/21 いよいよ秋も本番です。秋は柿や鯖など栄養豊富な食材がたくさんありますので、日々取り入れながら精子提供に備えたいと思います。

10/22 相続に関するトラブルが起こり得ることを受け入れられない人は、精子ドナーになるべきではありません。探偵と遺伝子検査で父親であることは、調べればすぐに分かってしまうことを覚悟しなければなりません。

10/23 精子提供マッチングサイトには1万人ほどの男性がドナー登録しています。かなり多いように感じますが、条件が合えば、精子ドナーを依頼されて断る男性はいないと思います。そう考えると、20~40代の精子に問題がない男性は全て、潜在的な精子ドナーだと言えます。つまり、国内で1000万人はいると推測されます。

10/24 電車の乗客者が急増しているのを見ると、関西にも日常が戻りつつあることを実感します。ワクチン接種も完了し、精子提供活動も安心してできそうです。

10/25 不妊治療の着床前検査が条件付きで容認されました。詳しい条件は未定ですが、体外受精したものの2回以上続けて妊娠できなかった方、流産を2回以上経験した方が対象となるようです。妊娠率や流産率の改善が期待できることから、年明けの見解と改定を待ちたいところです。

10/26 若い世代は皇室に関心がなくなってきていると感じています。同時に、日本人としてのアイデンティティもなくなってきているように思えます。

10/27 太り過ぎは妊娠に不利だと言われています。太り過ぎの女性の中には、無排卵になる人がいます。また排卵が起こらなくなる「多嚢胞性卵巣」は、肥満とよく合併する病気です。一時的な排卵障害なら、適正体重に戻すことで改善されるため、娠しやすい体を望むなら、日頃から適正体重を維持するよう心がけたいものです。

10/28 アメリカの三つ子姉妹は同じタイミングで妊娠が発覚し、お揃いのマタニティ服で妊娠期間を楽しんでいるという微笑ましいニュースを見かけました。姉妹で話し合っていたそうですが、タイミングを合わせられればこうした出来事も十分起こり得ると思います。

10/29 精子は量より質が重要です。連日の提供では、精液の量は少なくなりますが、逆に質は高まるため、妊娠には有利です。

10/30 『「精子泥棒」の闇』というショッキングなネットニュース記事を読みました。不妊治療専門医が、患者の同意を得ることもなく、自らの精子を使用して、数多くの女性を妊娠させていたという内容です。自分の精子を提供して人々からお金を巻き上げて商売をしていたことは極めて悪質ですが、精子提供が始まった当時は、「医師の精子による妊娠」が横行しており、精子ドナーは担当医であることがほとんどだったようです。

10/31 『イギリスの妊活事情とは? 不妊治療専門家が語る「選択肢と透明性の大切さ」』という小難しいネットニュース記事を読みました。透明性や知識、選択肢が増えれば、すでに子どもがいる人やLGBTQ+コミュニティの人の場合でも、子どもが欲しい人をサポートできます。女性がもっと自分の希望通りの治療ができるよう、新しく、手頃な料金で利用しやすい選択肢が世界的にも求められています。

ドナーの日記(2021年9月)

『R3.9月の日記』

9/1 暦の上では秋ですが、しばらく暑さは落ち着きそうにありません。精子提供をご依頼いただいた方には、もれなく日傘をプレゼントしたいと思います。

9/2 精子提供のお問い合わせが少なりました。余裕を持ってお手伝いができる状況です。

9/3 「妊活日記」というブログを見かけましたが、生理不順の方の不妊治療のポイントは、鍼灸院へ通いながら「.ゴナールを100単位ずつ毎日注射すること。」、「炭水化物を減らすこと。」、「たんぱく質を取ること。」、「しっかり休むこと。」のようです。

9/4 予定帝王切開の場合、PCR検査の陰性証明を提出すれば出産に立ち会える病院もあるそうです。

9/5 大家族に憧れる精子ドナーもいるかと思いますが、精子ドナーは遺伝子上の父親であって大家族になることはできません。大家族になろうとするなら、精子提供活動を止めるしかありません。

9/6 イギリスでは、卵子や精子、受精卵を最長55年凍結保存できることになります。 これまでの10年を一気に5倍以上も延長されます。働く女性にとっては、「妊活革命」とも言える出来事でしょう。なお、 35歳未満で凍結された卵子の場合、出産に至るのは27%、35歳以上の場合は13%とされています。

9/7 『“35歳以上婚”における「子作り」のリアル』というネット記事を見ました。子どもを作ることを考えるならば、35歳以上での新婚は晩婚とも言えるようです。

9/8 マウスのES細胞(胚性幹細胞)を使い、試験管内で精子を作ることに成功したと、京都大の研究チームが発表しました。制御不能な科学は人類を滅ぼすこともありますが、無精子症と診断された人とっては希望となるニュースです。

9/9 夫婦の精子と卵子のどちらにも不妊の要因がある場合、卵子ドナーの提供卵子と精子ドナーの提供精子で妊娠を望む方もいます。『未来かなえ』では、そうしたご相談にも応じています。

9/10 一般社団法人「こどまっぷ」で、子どもを望むLGBTQ+カップルをサポートされています。同性カップルが日本で子どもを迎える方法(主に「養育里親」、「友情結婚」、「ステップファミリー」の3つ)や、精子提供の現状、提供精子を用いた人工授精を受け入れてくれる病院などが紹介されています。是非、こちらのWEBニュース『精子提供の現状は?同性カップルが日本で子どもを迎える方法』を見ていただければ幸いです。

9/11 特別養子縁組は、二人目不妊の場合の選択肢になります。心の兄弟姉妹を作ってあげたいときに有効な選択肢の一つです。社会の貧困問題を解決する一助にもなるため、今更ながら素晴らしい制度だと考えています。

9/12 卵子凍結には「医学的卵子凍結」と「社会的卵子凍結」の2通りがあります。後者は、健康な女性が将来の妊娠に備えて行うもので、妊娠する能力が急激に落ちる35歳ぐらいまでに、一種の保険として考える女性もも増えています。20代の若いうちに30個ぐらいの卵子を保存できれば、一定安心なようです。

9/13 卵子凍結のクリニック選びのポイントは、採卵できる卵子の数が多い「高刺激採卵」の実績があるかどうか、技術力のある医師がいるかどうかで見分けた方がよいそうです。

9/14 40代男性の頻度は5日に1回がベストと言われています。それには、男性ホルモンである「テストステロン」の作用といった科学的根拠もあるようです。一方で、ムーニーの公式サイトでは「禁欲すると古い精子がたまり、精液全体の質が下がるため、禁欲はやめたほうがいい。」といった紹介もされています。精子ドナーは、妊娠に有利かどうかで判断する必要があります。

9/15 宇宙で6年保存した“フリーズドライ精子”からマウス誕生したというニュースがあります。人類が月面基地やスペースコロニーなどで永住する時代に重要となる、保存精子を使った宇宙での人工授精の可能性が拓けたようです。

9/16 理論上は「ES細胞(どのような細胞にもなれる元の細胞)」で女性同士の子どもが出産可能なようです。技術的には可能でも、人類滅亡の危機のようなことが起きなければ、倫理的な問題からヒトへの応用は考えない方がよいかもしれません。

9/17 中国で、ゲノム編集技術により遺伝子改変したヒト受精卵から双子が誕生しています。親が望む特性を子に与える「デザイナーベビー」には、科学者でさえも強い懸念を示しています。

9/18 ご新規様に提供させていただきました。台風が気がかりでしたが、予想外の好天に恵まれ、無事に提供できました。この幸運のもと、子宝に恵まれることを心から祈っています。しっかりとしたお考えをお持ちの素晴らしいご夫婦なので、しっかりとお手伝いをしてまいりたいと考えています。

9/19 少子化白書(2021)では、意識調査の結果、不妊治療を「受けにくい」と答えた男女が4割超であったことを公表しています。フランス、ドイツ、スウェーデンは1割程度なので、日本は欧州より突出して高くなっています。

9/20 LGBTQを理解できないという立場も多様性の1つです。理解できない人でも、できないなりのしっかりとした理由や思い入れ、広い意味での愛があればよいのかもしれません。ただ、LGBTQの就職や実生活でどんな困難があるのか、理解するための情報が不足しているようにも思えます。

9/21 ご新規様とオンライン(リモート)で面談を行いました。これまで、面談と言えば駅前のカフェ利用(リアル)でしたが、対面に比べると時間もかからないため、依頼者が複数いらっしゃる場合やお店が閉まっている夜遅い時間などに利用するには、とても便利なツールだと思いました。

9/22 2021年9月14日(火)のNHKクローズアップ現代で『それでも子どもをもちたい、広がるSNS精子提供』と題して、精子提供の特集番組が放送されました。おなじみの精子ドナー(和人さん)が登場されています。毎回のようにボランティアの精子提供サイトは中傷されますが、社会的認識も広がる中で、信頼も築かれてきており、徐々に闇から光の扱いに変わってきていると感じています。

9/23 新規の依頼がありましたが、精子提供の条件として個人情報の開示を求められたため、お断りせざるを得ませんでした。出産後や子供から出自を知りたいとの求めがあれば開示は可能ですが、精子提供前の信頼関係を築けていない段階で、氏名・生年月日・会社・住所などの個人情報を開示すると、後々トラブルになる可能性があると考えています。オープンな考えで、精子提供にマイナスのイメージは持っていませんが、子供を守るという観点を最も大切にしなければなりません。

9/24 元「ひよこクラブ」の編集長であり、現「ベビーカレンダー」の編集長が、46歳で決意した自身の不妊治療について、思いを語られています。その願いが叶うことはなく、「いつか産める」といった誤算を後悔したり、「子どものいない人生」の現実を受け留めきれないこともあるそうです。

9/25 精子提供マッチングサイト「ベイビープラチナパートナー」で騙された妊婦の末路や、精子提供ボランティアと不倫する人妻が急増…といった、怖い話が実話としてネットで紹介されています。精子提供マッチングサイトには、妊娠を願う女性につけ込む男性もいるので、細心の注意が必要です。

9/26 『【漫画】精子提供ボランティアになるとどうなるのか?』というマンガ動画が配信されています。ストーリーの大筋は、メディアによく出演されている精子ドナーの方の実体験と同じです。精子ドナーのスペックやポリシーは千差万別ですが、目的は概ね同じなのかもしれません。

9/27 1回目のコロナワクチンを接種しました。ファイザー製のためか、副反応もほとんどなく、注射部位が少し痛む程度で済んでいます。この間様子を見ていましたが、特に不妊の問題も出ておらず、職場からの要請も度々あったことから受けた次第です。

9/28 ワクチンが原因で不妊や妊娠しにくくなるという科学的な根拠は、今のところ確認されていません。ワクチン接種後に妊娠した人もいます。ワクチンの有効成分であるmRNA24~が卵巣や精巣に分布した量も72時間以内には検出下限未満となることや、男性精子の数や質がワクチン接種で低下しないことも報告されています。

9/29 不妊治療で初のガイドラインが作成されました。ガイドラインは医療従事者向けで、推奨治療などがまとめられています。これまで不妊治療は自由診療だったため、十分な根拠がないまま新たな治療法が導入されたり、有効性や安全性が明らかでない治療があったりしたということです。日本生殖医学会は「質の担保された医療が適切に提供されるよう役立ててほしい」としています。

9/30 この度の内親王の結婚について多くの国民が反対している理由は数多ありますが、その中でも最大の理由は眞子様と小室氏の子が天皇になる可能性があることだと思います。皇室を敬愛する国民は、一生このことに不安を抱きながら生きていかなければならなくなります。解決策(救済できる唯一の方法)は、現在の今上天皇(徳人様)が精子提供により、男系天皇の後継者としての男児をおつくりになることではないでしょうか。

ドナーの日記(2021年8月)

『R3.8月の日記』

8/1 批判型より提案型の政治家が求められています。精子提供ボランティア「未来かなえ」は、提案型の精子ドナーとして、早期に妊娠できなかった場合、確実に妊娠できる方法を教示しています。

8/2 オリンピックの影響だと思いますが、公園ではスケートボードを練習する人やマスクをしない若者を多数見かけました。大人でもマスクを付けずに人前でクシャミをしている人がいましたが、日本人特有の気質を垣間見ました。あらためて、不要不急の外出について再定義すべきだと考えています。

8/3 トランスジェンダーの女性選手が五輪史上、初めて出場しました。重量挙げの競技種目ということもあり、スポーツ界では「不公平だ」との批判も相次いでいましたが、3回ともバーベルの持ち上げに失敗し、記録なしに終わりました。心ない発言に配慮して、敢えて失敗したのかもしれないと思うと、とても悲しくなりました。

8/4 国立競技場が40℃の酷暑を記録するなど、オリンピック史上最高の気温とも言われ、選手達の体調が心配です。精子も40℃の高熱で死滅すると言われているので、精子提供後の運搬時には保温に気をつけていただく必要がありそうです。

8/5 産婦人科の医師も新型コロナワクチン集団接種の応援に駆り出されて、臨時休業となる病院があるそうです。感染拡大により、移動の制限だけでなく、不妊治療そのものに支障をきたしています。

8/6 東京オリンピックの男子400メートルリレー決勝で、日本はバトンミスにより棄権となりましたが、今大会で最も感動しました。精子提供も親から子へと命のバトンを繋ぐお手伝いなので、より早く、より確実に受け渡しできるようにしっかり準備していきたいと思います。

8/7 新型コロナ感染拡大に伴い、沖縄では陽性となった妊婦さんの出産が相次いでいます。胎児への感染は稀だとされていますが、親としては本当に心配だと思います。

8/8 特殊事情により1年延期となった東京オリンピック2020もついに閉会です。オリンピックとは何なのかについて考えされられる大会でもありました。メインスタジアムの国立競技場でメダルが獲れなかったことは、王道のトラック種目以外は経済力の差が成績に直結することを物語っています。精子提供とは何のなのかについてもあらためて考え直してみたいと思います。精子バンクは営利目的であり、精子購入に多額の費用がかかるため、お金のない方にもボランティアで支援する仕組みは一定必要です。

8/9 凍結精子で出産の子の認知を求め、女性カップルが国を提訴しました。原告の40代女性は、凍結保存していた自身の精子を使ってパートナーがに長女を産んだ後、性同一性障害特例法に基づき性別を男性から女性に変更しました。変更後、次女も生まれています。同性カップルの婚姻は現在の法律で認められておらず、事実婚の状態で生活しており、子どもを産んだパートナーのみ親子関係がある状況です。家族の多様性や生殖医療が進む現状に、戸籍法など国のシステムが対応していないことが明らかとなってきています。

8/10 自民党が、不妊治療の公的保険適用に伴う患者の窓口負担が増えることがないよう対策を求めました。助成を受けられる範囲で治療を受けている人は、現在、自己負担はなく、保険が適用されると治療費の3割を窓口で支払う必要があるそうです。具体的に、どのような事例なのか発表が待たれます。

8/11 秋田大が、不妊治療の成功率向上を目的に、人の受精卵を作製し、受精直後の状態を詳しく調べる研究を始めることが分かりました。センセーショナルなニュースですが、作製した受精卵は、国の指針に沿って「受精後14日目までに廃棄し、母胎に移植しない」としおり、現時点でゲノムベイビーが誕生する心配はなさそうです。

8/12 凍結卵子を解凍して使ったケースは、まだ少ないそうです。融解卵子による妊娠率も不透明なことから、卵子凍結には、期待し過ぎない方がいいと思います。

8/13 アメリカでは、男性用ピルの開発研究が進んでいるようです。ただ、開発されても有効に使用されるか甚だ疑問です。

8/14 近い将来、オリンピック選手や芸能人、モデル、メンサ入会者など特定の才能を持つ者のみが精子ドナーとして所属するプレミア精子バンクができると考えています。

8/15 職場関係の女性から「噂どおりのイケメンですね。かっこいいと噂になっていますよ。」と言われました。お世辞かもしれませんが、年甲斐もなく嬉しくなってしまいました。

8/16 百貨店や商業施設でのクラスター感染が続発しています。これらの施設のトイレを採精場所として利用している精子ドナーにとっては、ホテルが頼みの綱かもしれません。

8/17 お盆休みも終わり、忙しい日常が戻ってきました。とはいえ、精子提供活動は落ち着いており、仕事との両立には全く問題がありません。

8/18 連ドラの「TOKYO MER」を観て、毎回泣いています。涙もろくなったのかもしれませんが、医療の世界はやっぱりイイです。もし、精子提供で生まれた子どもが医者になりたいと望んだら、最大限の金銭的支援をしたいと思います。精子ドナーは骨髄ドナーと違い、命の恩人にはなれませんが、それでも人を助けることはできます。

8/19 スポーツについては、様々な部活で大会にだけ出場させられるなど便利使いされていました。いわゆる器用貧乏で大成しないタイプなのかもしれません。なので、この精子提供活動については、多少なりとも大成できればと思っています。

8/20 「結婚難」が止まりません。日本人の平均初婚年齢は年々上昇し、男性は30.7歳、女性は29歳となっています。精神年齢は20代前半の新婚気分でも、30歳を過ぎる頃になると、生殖機能が衰えて受精や妊娠がしにくくなります。子どもを作ることを考えるならば、30歳以上での結婚はもはや「晩婚」なのかもしれません。

8/21 体外受精のお手伝いをしました。お手伝いといっても精子提供ではなく、体外受精を受けるためのアドバイスです。

8/22 女性アスリートのトップ選手は、年齢的に、次期オリンピックを目指すか、穏やかな家庭をつくるかの選択に悩まされるそうです。そうした心理的負担を減らすためにも、卵子凍結に対する金銭的な支援を充実させるべきだと思います。

8/23 子どもは可愛いので、手をかけようと思えばいくらでもかけられます。ただ、そうなると、無限に時間が必要になるので、一人っ子の子育てで限界となります。兄弟・姉妹を望む場合は、子どもに「ママは、1人しかいないから全部はできない」と言い聞かせることも必要です。それが、子どもの自立にも繋がり、自分で決断できる大人に成長するきっかけにもなると信じています。

8/24 人間の出生性比は地域、時代にかかわらず男女がおおむね105:100前後になるそうです。1:1とならないのは、産み分けなどの性別選択が理由のようです。また、生まれてくるのは男性が多いけど、女性の方が平均寿命が長いなので、総人口としては女性の方が多くなります。精子バンクの普及を考慮すると、今後は、出生性比も女性の方が高くなってくると推察されます。

8/25 ほとんどの精子提供サイトは無償のボランティアを謳っていますが、全ての精子ドナーは自分と遺伝的つながりのある子の誕生という見返りを求めていると思います。

8/26 不妊治療のための「医療従事者向けのガイドライン」が初めて作成されました。しかし、中身は検査や標準的な治療方法などをまとめた技術的な解説書に過ぎません。それよりも、医師のモラル育成の方が大事だと考えています。医師は、結果が出なくても、命に別条がない限り、患者へお詫びすることもありません。医師も悪気はないのかもしれせんが、その場しのぎの対応をされていることも多く、一人一人真摯に向き合った診察が行われていないようです。反論したくても、コロナ禍の中、新規患者の受け入れを停止されている病院もあるくらいなので、患者は泣き寝入りのような状態です。いい御身分と言ったらそれまでですが、心構えのガイドラインも作成して欲しいものです。

8/27 今の日本で性別を変えるには、生殖機能を永続的に欠く状態にあることが条件となっていますが、どこか野蛮な風習のような気がしています。何故、生殖機能を失う手術を受ける必要があるのでしょうか。

8/28 実子がいて2人目を精子提供や卵子提供により希望される方がいますが、これは男性不妊や卵子の老化が原因なので止むを得ない選択だと思います。一方、きょうだいでドナーが違うことがありますが、こちらはレシピエントがドナーや子どもを商品だと考えていると受け留められることもあるようです。

8/29 歌手で女優のナタリー・インブルーリアさんは、精子提供者の協力を経て体外受精で子どもを授かっていることだけでなく、子どもの名前も公表されています。不妊治療中の人を支援するため、自身の電話番号をよく知らない人にも渡しているそうです。このような世話人のような方がいると、同様の苦労を経験している方々にとって大切な存在だと思います。

8/30 職場の同僚(女性)から妊娠の報告を受けました。最近の聞く赤ちゃんの性別は何故か「男の子」ばかりです。芸能人の出産も「男の子」ばかりなので、実は産み分けをされているのではと思ってしまうくらいです。そして、男(オッサン)だらけになった世界を想像するとちょっとゾッとします。

8/31 過去にタイミングを合わせられなかったレシピエント側の要因としては、自然災害(大雨、台風)に伴うの列車運休、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う移動自粛、体調不良、他の予定が入っている、卵胞の成長停止、シリンジの使い方の失敗(シリンジの持参忘れ、容器の転倒、外部に放出、注入箇所の誤り、体外に流出)、排卵予定日の特定ミス(排卵済)というものが挙げられます。

ドナーの日記(2021年7月)

『R3.7月の日記』

7/1 フランスでは、既婚、未婚問わず全女性に人工授精の権利が認められました。また、女性同士のカップルが提供精子で子供を持った場合、2人とも親として認められることになりました。また、フランスで精子・卵子バンクは公的機関が運営しており、人工授精には健康保険が適用されることにもなりました。更に、精子提供で生まれた子供に、ドナー情報の開示を認める「出自を知る権利」を定めました。生命倫理の観点から、代理母出産の容認については「越えられない一線」として否定していますが、画期的な制度改正をたたえたいと思います。なお、既に、ヨーロッパでは、イギリス、スウェーデン、スペインが、既婚、独身を問わず女性が精子提供を受ける権利を認めています。

7/2 国内初の民間精子バンクが誕生します。名称は「みらい生命研究所」で、本サイト「みらいかなえ」と類似しています。提供料金が1件あたり15万円程度であることや、精子ドナーが「匿名」を選択できることなど、運営上の課題は多いものの、年間500件の精子提供を目指すとしています。ただし、精子の質・費用・スピード・安全性・非匿名性・実績という点では、精子提供の本家本元である「みらいかなえ」の方が何倍も優れていることをお約束いたします。それにしても、ここまで精子提供が一般化してしまうと、一夫一婦制の議論が必要となりそうです。

7/3 複数の精子ドナーが登録された精子提供マッチングサイトが10以上存在しています。どのサイト運営者もやりとりには介入せず、書き込まれたドナー情報は自己申告で真偽は不明です。人工知能(AI)による自動マッチングを売りにしているサイトもあり、海外の大手民間精子バンクが日本でもPR活動を開始するなど、精子の「モノ化」が急速に進んでいます。既に、全国で1万人程の男性が精子提供活動をしていると考えられ、これは20代~40代男性2000人に1人程の割合です。

7/4 「ワクチン接種で不妊になる」という情報はデマなのでしょうか。コロナウイルスのスパイクたんぱく質と胎盤のたんぱく質は似ておらず、ワクチンの胎盤への悪影響はないという検証の結果が確認されており、妊娠中、妊娠を計画の方も接種可能となっています。しかし、未知のワクチンなので、妊活中の方や妊婦、赤ちゃんに与える長期的な影響は分からないというのが正直なところだと思います。ワクチンに対して不安な思いが消えず、接種しない選択をされた方のために、パートナーの方や妊娠・出産に直接関係のない周囲の方が接種することが重要です。

7/5 日本政府は、不妊治療の保険適用範囲について、体外受精、男性不妊手術、2回続けて流産した女性に対する流産回避の目的で行う着床前検査、「バイアグラ」など勃起障害の治療薬を使った男性不妊の治療を対象とする方針を固めました。2022年度からの導入を目指すこととしています。

7/6 不妊治療の支援制度が充実しても、それを使えなければ意味がありません。企業としては、不妊治療と仕事の両立について相談を受ける窓口を設け、必要があれば上司とのコミュニケーションを仲介する。そんな、使える制度や働き方を一緒に考える環境整備が求められます。

7/7 今年も七夕は雨でした。しかも、天の川が氾濫するかもしれないくらいの大雨でした。20年以上前に「7月7日晴れ」という映画を観ましたが、七夕に晴れた日は数えるほどしかありません。願い事ではありませんが、来年こそは晴れて、彦星様と織姫様が会えますように☆

7/8 クリスティーナ・オズタークさんが「23歳にして21人の子供を持つ女性」として話題となっています。お腹を痛めて産んだ長女の他に子供20人を代理出産で授かられています。16人のナニーを雇われていることにも驚きですが、「子供は100人欲しい」と明かしているそうです。更に、資産家の夫のガリップさん(57歳)には前妻との間に9人の子供がいるそうです。ちなみに、大家族と言えば、22人の子供がいるイギリスのラドフォード一家が有名なようです。

7/9 「コロナと妊娠 不安への目配り十分か」という社説を見ました。長引くコロナ禍において、妊婦や妊娠希望者が抱いている不安に寄り添う支援が求められています。

7/10 316gで生まれた女の子が、小学生になり、身長、体重とも、周りの同級生と変わらないまでに成長しました。弱視はありますが、夢を持ち、友達と元気いっぱいに遊んでいるそうです。現代の医療技術や周囲のサポートがあれば少々の壁は乗り越えられます。

7/11 デンマークに住むゲイカップルが「代理出産」を通じて子どもを持つことを希望しています。デンマークでは違法とされているため、現在は「レインボー・ファミリー」、「養子縁組」、「海外での代理出産」の3つの選択肢しかないようです。海外の代理出産には多額の費用がかかりるものの、一番の課題は違法であることだそうです。

7/12 中国が「3人っ子政策」を導入し、産児制限を緩和する方針を示しました。しかし、国民は、生活費や子育て費用の高騰等により、出産への意欲や関心をまったく示さないようです。

7/13 人の受精卵(胚)を培養する研究について、国際幹細胞学会が指針を改定し、14日超の培養を容認する見解を示しました。これにより、流産の予防や遺伝性疾患解明につながる研究の進展が期待されます。

7/14 不妊治療中(妊活中)にコロナワクチンを接種しても大丈夫ですかというご相談をいただきますが、仙台ARTクリニックの副院長は「コロナワクチンが不妊につながるという科学的データはなく、また、接種後も避妊期間はなく、不妊治療(妊活)を継続して大丈夫」とコメントしています。

7/15 熊本市長が厚生労働省に対し、危険な孤立出産を防ぐために母親が匿名で出産できる「内密出産」の制度や妊娠に悩む女性の救済とその子どもの権利を守る法整備を国へ要請しました。熊本市にある慈恵病院に「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)の開設から約10年。熊本市は「内密出産」に対する国の積極関与や法整備を求めていますが、なかなか動きは鈍いようです。

7/16 熊本大発生医学研究が精子形成に関与する新たな遺伝子を発見しました。この遺伝子が正常に働かないと精子が作られないことが判明したそうです。男性不妊につながる無精子症の病態解明や、生殖医療への応用が期待されます。

7/17 複数個の卵胞が育つと、排卵が遅くなる傾向があり、タイミングを合わせにくくなるため、一概に妊娠率が高まると言えるものでもありません。また、タイミングを合わせられたら合わせられたで、多胎妊娠になる可能性が高まります。双子を望まない方もいらっしゃるとはいえ、授からないことに比べたら贅沢な悩みなのかもしれません。

7/18 北野天満宮境内にある白太夫社に参拝してきました。知る人ぞ知るではありませんが、子授けの神が祀られた子宝・安産祈願の穴場的スポットです。学問の神様ともご縁がある社なので、賢い子を望まれる方にとってはオススメかもしれません。

7/19 最高気温が36℃以上となってきました。精子は熱に弱いため、日中の精子提供には保冷ポッドがあると安心です。

7/20 不妊治療クリニック最大手の英クリニックでは、精子のコンディションに特に大事な「禁欲期間」について言及しています。妊娠に最適な禁欲期間は、これまでの定説「5日~7日」を覆して、「1日か2日が望ましい。」と結論付けています。精子ドナーとして、この情報はとても参考になります。

7/21 子宝・安産祈願の神頼みは、人事を尽くして天命を待つという感じで行っています。例えば、受験の前ではなく、受験の後にお参りする感覚です。平和記念公園に千羽鶴とともに平和の祈りを捧げているというイメージが近いでしょうか。他の人の幸せを願うときに参拝しています。個人的には、子授けの現人神が祀られた社が御利益があるように感じています。

7/22 NHKスペシャル「人体Ⅱ遺伝子(1)」を見ました。DNAのうち2%が遺伝子ですが、残り98%は「トレジャーDNA」と言われており、唾液に含まれるその98%のDNAで顔が再現できることも分かりました。研究が進めば、容姿だけでなく、性格も遺伝子で解明できるようになるそうです。また、海の遊牧民と呼ばれるバジャウ族は、族内婚によるものかもしれませんが、10分間水中に潜れる特別な能力が遺伝により継承されています。一方で、突然変異の遺伝子が70個程あり、両親にはない才能を持っているそうです。病気にならない「ヒーローDNA」を持っているかもしれません。もちろん、生活環境など後天的な要素も人体には影響するので、ヒーローDNAを持っているからといって不摂生など油断は禁物です。

7/23 東京オリンピックの開会式がありました。バッハ会長は「オリンピックコミュニティ」という言葉をキーワードにしていましたが、選手たちは喜び合うというより、スマホ片手に個人で楽しんでいるという光景が現代っぽくて印象的でした。発展途上国よりも先進国の方がその傾向が強いことも分かりました。スポーツの力で困難を克服するといったコメントもありましたが、そうであれば、文科省管轄とはいえ、一生に一度の甲子園は開催してあげて欲しかったと思います。個人的には、2024年東京、2028年パリに順延するのがベストだと考えていました。ちなみに、ギリシアでオリンピアの遺跡を見たことが就職先を決定付けたこともあり、オリンピックには少なからず思い入れがあります。

7/24 NHKスペシャル「人体Ⅱ遺伝子(2)」を見ました。「DNAスイッチ」が運命を変えるというものです。肥満体質などが精子のDNAのスイッチを介して遺伝するそうです。子どもの健康に良い影響を与えるために、子供を望む男性が1日1時間の有酸素運動を6週間続ける「精子トレーニング」を実践している国もあります。毎日有酸素運動をしている精子ドナーを選ばれた方が、太らない筋肉質なメタボになりにくい体質の子どもを授かれるようです。

7/25 オリンピックで金メダルが続出しています。柔道、水泳、スケートボード…どれも経験のあるスポーツなので感動しています。ただ、柔道があるのに空手がない、スケートボードがあるのにローラースケートがないのは不思議です。

7/26 日本史上最年少(13歳)の金メダリストが誕生しました。やはり、子どもは日本の未来を明るく照らす宝物です。精子提供により、一人でも多くの子どもを授かっていただきたいと思います。

7/27 「子供なんて、いつでも産める」、「若いので自然妊娠で授かれる」と思っていても、現実はそうではないことがあります。不妊症は他人事ではなりません。40代で妊娠・出産したという人もいますが、それはレアケースです。40代で妊娠されたお笑いタレントのだいたひかるさんは、医師からの「元気です!順調です!」との言葉を金メダル級と表現されていますが、それほど奇跡的なことなのです。いつかは赤ちゃんが欲しいと望むなら、早いうちに、体が動くうちに授かっておいた方が、子育て中も子育て後も人生が楽だと思います。

7/28 コロナの感染者数と五輪のメダル数が注目されています。精子提供のドナー数と希望者数も急増しています。

7/29 職場でオリンピックを見ている人はあまりいませんすが、驚異的な視聴率を記録しています。妊活している人も職場では聞きませんが、実は相当数の方が取り組んでいらっしゃるのだと思います。精子提供の潜在的なニーズが気になります。

7/30 アメリカのオリンピック選手が使用するナイキ製で高性能マスクが話題となっています。呼吸しやすいようマスク内にスペースが確保されていて、とても快適です。シリンジ法においても精子の香りが気になる方にはマスクが必需品なので、精子提供用にお洒落なデザインのマスクを用意してみると、妊活も楽しくなるかもしれません。

7/31 金メダルに喜んでいる場合ではないのかもしれません。オリンピック開催により自粛要請の説得力がなくなり、五輪のメダル獲得数より五輪開催に伴うコロナ死亡者数の方が多いように感じます。栄光より命が大事なことは言うまでもなく、そもそも命を天秤にかけることはできません。不妊治療の支援もそうですが、命への支援を最優先に考えるべきです。

 

ドナーの日記(2021年6月)

『R3.6月の日記』

6/1 ジューンブライドとなる6月は、海外では乾季に入っている国が多く最高のウエディングシーズンとなるようです。日本では梅雨の季節ですが、湿度が高いとお肌に優しいといった点では花嫁にとって恵みの雨といえるのもしれません。

6/2 自民党議員が、LGBTなど性的少数者を巡り「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」といった趣旨の発言をしたことが明らかとなりました。言葉尻を捉えた報道かもしれず、本意はどこにあるか分からない中で批判するのもよくありませんが、どちらにしても国会議員という立場上、言葉を選び誤解のない発言に努めてもらいたいものです。

6/3 「子どもはふたり欲しい」と思っているのであれば、何歳から妊活をスタートすべきなのでしょうか。データでは、27歳からスタートすれば出産の確率が90%になるそうです。体外受精を行った場合の治療開始年齢でいえば、31歳となります。また、「できれば1人欲しい」という場合、39歳で体外受精を始めれば、出産の確率が75%になるというデータも出ています。詳しくは、こちらのサイト「子どもがふたり欲しい。妊活は何歳からスタートするべき?」をご覧ください。

6/4 知人男性から精子提供を受けることに抵抗がある中、身元開示の精子ドナーを選ぶために、海外の精子バンクを利用される方が増えているようです。これまでに国内で150人以上が、デンマークの精子バンク「クリオス・インターナショナル」から精子を購入しており、利用者のうち7割が身元開示のドナーを選んでいます。ただ、「出自を知る権利」が確保されたとしても、ドナーの人種が限られていることから、子どもは将来「見た目の違和感」を抱き悩み続けることになるかもしれません。問題解決のためには、SNSなどを通じて個人間で精子のやり取りする日本人のドナー全てが、告知を前向きに捉えるようになる必要があります。

6/5 デンマークの精子バンク「クリオス・インターナショナル」の国内利用者について、利用者別では、シングル女性が約5割、無精子症のカップルが約3割、レズビアンカップルが1~2割となっているそうです。経験上は逆で、シングル女性の割合が多いことに驚きましたが、シングル女性はハーフの子どもを希望する方が多いことが推察されます。

6/6 アメリカではUFOの真相解明求める声が高まっており、国防総省が未確認飛行物体の映像を公開したことが、6月1日にテレビ番組「国際報道 2021」で報道されました。私自身、UFO(未確認飛行物体)は人生で3回見たことがありますが、地球外生命体(宇宙人)は見たことがありません。見たけど記憶を消されているのかもしれませんが…。とにかく、久しぶりにワクワクするニュースでした。いつか、宇宙人の赤ちゃんも見てみたいものです。

6/7 6月3日の「news zero」で女性オリンピック選手である竹内智香さん(37歳)の「卵子凍結」について特集されました。竹内さんが卵子凍結を選択された理由としては、オリンピックへの挑戦とその後子供を持つことに備えるためとした上で、「34歳という年齢は女性としての決断する年齢」、「一人の女性として生きていく上でタイムリミットが35歳」と語られています。これについて、自身も卵子凍結を経験された有働キュアスターは、固定観念に捉われずに多様な価値観を認めることが大事だとおっしゃっていました。未授精の自身の凍結卵子を用いた出産率は18%とされていますが、竹内さんは30代半ばにも関わらず20個も採卵できたようで、将来の妊娠、出産に十分希望を持てると思います。また、凍結保存の費用も考えると、Amh値がよければ、採卵の時期も慌てる必要はないのかもしれません。

6/8 現代女性の一生の生理の回数は約450回。一方で、昔の女性は約50~100回だったと言われており、約5倍も違います。その大きな理由は、出産回数にあるとされてます。昔の女性は 10代で結婚して6~7人ほど子どもを出産されており、妊娠中と授乳中は、生理がほぼありません。生理の回数が多くなると、卵巣や子宮の病気になる可能性が高くなり、排卵の回数が多いと、それだけ卵巣がダメージを受けるため、婦人科系の病気に気をつけなければならないと言われています。

6/9 タレントの南明奈さん(32歳)が死産を発表されました。不妊治療を乗り越えての待望の妊娠ということに加え、妊娠約7カ月での死産ということで悲しみは計り知れません。今はたくさん泣いて悲しんでゆっくり過ごしてください。誰のせいでもありません。自分を責めているかもしれませんがそれは違います。忘れることもしなくて大丈夫です。お空の保育園で他の子たちが一緒に遊んでくれています。赤ちゃんはご夫婦のそばにいつもいてくれるはずです。乗り越えるには時間がかかりますし、乗り越えられないかもしれませんが死産ってそれほど辛いことです。ご冥福をお祈り申し上げます。

6/10 カトパンことアナウンサーの加藤綾子さんが結婚を発表されました。いちファンとしてとても嬉しく思います。数年前に、「子供は3人は欲しい」とおっしゃっていましたが、持ち前の明るい性格で温かい家庭を築いて行っていただきたいと思います。

6/11 タレントのおのののかさん(29歳)が第一子を妊娠されました。「子どもはできれば3人くらいで、にぎやかな家族を目指している」とおっしゃっていますので、まだまだお若いこともあり、ぜひ大家族も目指していただきたいものです。

6/12 モデルの蛯原友里(41歳)さんが、第2子を妊娠したことを発表されました。コロナ禍で出産数は減少しているものの、芸能界では幸せなニュースが続きます。

6/13 男子から女子に性別変更(性別適合手術を受けた)のニュージーランドの選手が、東京五輪出への場権を獲得し、史上初めてオリンピックに出場することになるようです。ホルモン値などを条件にしていますが、男性と女性の骨格の違いから、疑問視する意見が多いようです。トランスジェンダー枠(MTF枠、FTM枠)を設けた方が公平なのかもしれませんが、議論の中で話がまとまっていうことを願います。

6/14 廃盤になっている本を探しに古本屋に行ってきたところ、通路を塞ぐほど膨大な量の古本に驚きました。自粛生活の影響で、家庭内の本が整理・売却されているのでしょうか。買取査定にコンテナ5個分ほど持ち込まれた方もいました。

6/15 タレントの鈴木ちなみさんが、第1子を妊娠したことを発表されました。2月に結婚、既に安定期ということなので、当初の報道とは異なり、「おめでた婚」だったのかなと思います。

6/16 最近は梅雨の期間が長くなり、夕立のような突発的豪雨も少なくなり、雨季と乾季がはっきりしない気候になってきています。地球温暖化も影響しているのでしょうか。

6/17 ある高校生が17歳の飛び級で、京都大学医学部に入学されました。国際化学オリンピック日本代表としてメダルを獲得するなど、数々の大会で優秀な成績を収めてきたそうですが、塾には通わず「集中力が続く限り」机に向かうという勉強スタイルが、何より素晴らしいと思いました。優れた人材登用という面では、採用側の見る目も大事となりますが、今回は両者ともあっぱれです。

6/18 厚生労働省は、2020年の妊娠届が前年比4.8%減の計87万2227件で、過去最少を更新したと発表しました。2021年の出生数は80万人を割り込む可能性が出てきており、少子化が一気に加速する見込です。

6/19 大阪の北新地でクラブのママとして働いている藤崎まり子さんが話題となっています。ベテランのホステスさんの発言には説得力があり、大人の世界で疲れた男性はそんなところに癒しを求めるのではないでしょうか。精子ドナーとしては、ベテランの領域に入ってきましたが、お子様を望まれる女性に対して、癒しの存在になれればと願う今日この頃です。

6/20 ショートフィルム「幸せな母親」の配信が決定しました。1955年のパリが舞台で、婦人科の診療室を訪れる女性たちが登場する映画で、彼女らの身体は本来誰のものか考えさせる作品となっています。この作品を見て妊活を触発された方もいるなど、映画には学ぶことがたくさんあります。

6/21 緊急事態宣言解除ということで、駅前では人出も増え、その様子を撮っているテレビカメラも見かけました。

6/22 山寺に参拝&散歩に行ったら、ご利益なのか分かりませんが、境内でパトロール中のおじさんからクワガタをいただきました。仲よく遊べるよう3匹もいただきました(1匹だと寂しさで早死にしてしまうそうです。)。虫も人間も同じで、兄弟姉妹はいた方がいいのでしょう。

6/23 久しぶりにスコールのような夕立がありました。晴れ間が続いていたので、生き物にとっては恵みの雨となったのでしょう。

6/24 日中は外回りと会議だったため、夜から事務作業。外勤後の内勤は、内勤後の外勤より疲れます。

6/25 人類最速の男ウサイン・ボルト氏に双子が誕生しました。二人とも男の子ということで、将来の男子陸上100メートルの世界記録更新にも期待が持てます。1年前に女の子が誕生しており、二人目出産のスピードとしても最速と言えます。

6/26 「着床前診断」について、日本産科婦人科学会は、対象を広げる方針を決めました。条件をつけて成人後に発症する病気も認めることになります。妊婦の段階で「出生前検査」とは異なり、受精卵の段階で調べる形になることから、「病気や障害のある人の排除につながらないか」との懸念があるようですが、むしろ逆だと思います。病気や障害のある人と結婚しても、健康な赤ちゃんを授かれるという安心に繋がるのではないでしょうか。

6/27 新型コロナウイルスワクチンについて日本産科婦人科学会は、妊婦に対しても「ワクチンには、一定程度の副反応はあるが、メリットの方が大きい」として、ワクチンの接種を推奨しました。ワクチンが胎児に与える影響はないことを明言しているわけではなく、あくまで自己責任ということで、接種の判断には注意が必要です。

6/28 無精子症の夫婦が出自のわかる安全な精子を購入できるようにと考えて、精子バンク「クリオス・インターナショナル」の日本語窓口が開設されましたが、利用者の実態は、過半数がシングルの女性となっています。日本人のドナーは登録されていないことや、既に500人以上の問い合わせがあることから、この流れが加速すれば、家族の在り方や男女の関係性というものが根本的に変わってくることになります。また、日本事業担当者は、SNS上で行われている個人による精子提供に問題があると述べられいますが、実態を把握せずに公のコメントとして安易に批判するのは、責任ある立場としていかがなものかと思います。営利目的かボランティアかの視点で考えていただきたいものです。

6/29 「妊娠する夢」の意味10選!という記事を見ました。「妊娠する夢」は一般的には何かが始まることを暗示する吉夢だそうです。ちなみに、男性でも見ることができるかどうかは分かりません。

6/30 性的少数者の理解増進を目的とした「LGBT法案」について、国会への提出が見送られました。「行き過ぎた差別禁止運動につながる」「訴訟が増える」などの批判が相次いだことが理由のようです。

ドナーの日記(2021年5月)

『R3.5月の日記』

5/1 昨年にも増して今年はゴールデンな感じがしないゴールデンウィークです。職場ではゴールデンウィーク前後の休暇取得を奨励していますが、なんだかなぁという感じです。分散して長期休暇が取れるといいのですけどね。

5/2 緊急事態宣言下のゴールデンウィーク中でも、妊活は不要不急ではなく必要至急ということで、精子提供のご依頼にはお応えしています。1年前の緊急事態宣言より人出は遥かに多いですが、駅や電車内の人も思ったより少な目で安心しています。とはいえ、平日並みの人出はありますので、十分に気を付けなければなりません。

5/3 新幹線で精子提供に行ってきました。青空の下、車窓から見える山々のみずみずしい緑や青葉が目に眩しく、心が洗われた一日でした。

5/4 依頼者になりすまし、精子ドナーを騙そうとする悪質な方もいますが、これまでの経験から、メールでのやりとりで本気か冷やかしか直ぐに見分けがつきます。待ち合わせ場所に現れず、メールも音信不通にしてしまう、そのような釣りの手口には引っ掛かりません。精子提供活動をからかう暇があるなら、育児のお手伝いでもされながら社会貢献を行ってほしいものです。

5/5 「シッター・ナニー募集掲示板」というサイトがあるのを知りました。子育て・お仕事で忙しいお父さん、お母さんに少しでもゆとりと安心をサポートすることが目的のようですが、「格安にて赤ちゃん預かります」といった不安なスレッドがあります…。

5/6 アモーレ婚の平愛梨さん(36)が第3子を出産され、3男児のママになられました。フォワードとディフェンダーとキーパーで夢の兄弟サッカーができそうです。2017年に結婚を発表されて、4年間で3人も出産されており、ものすごいスピードです。出産後1年以内に次の子を妊娠されているので、第4子、第5子も希望されているのでしょう。平愛梨さんご自身が6人兄弟姉妹なので、第6子を目標にされているのかもしれません。

5/7 西アフリカのマリ人女性ハリマ・シセさん(25)が九つ子出産し、母子共に健康というニュースを目にしました。マリ政府は、女児5人と男児4人を帝王切開で出産したと発表していますが、ウィキペディアによると、出生時点で全員が生存していた最大多胎数の記録は八胎とされていますので、歴代史上最高の多胎児かもしれません。こんなファンタジックなことが起こるのだと生命の神秘をあらためて感じさせられました。どうか順調に成長してくれることを祈りたいと思います。

5/8 少し驚きのニュースですが、「正常な生理が来ている20代はたったの1割!」とも言われているようです。生理の量が変だったり不順だったり、何かしらの問題を抱えた状態では、妊娠はかなり難しくなるそうです。妊娠を望んだ際には、不妊につながる病気が隠れていることがないか、予防の観点で婦人科を受診していただけたらと思います。

5/9 子どもへの告知について、精子ドナーとしてあらためて資料に目を通し考えてみました。個人的には、子どもが面会を希望したら、精子ドナーの責務として誠実に対応すべきだと考えており、そもそも、将来子どもと会う用意のある人だけが精子提供を行うべきと考えています。ご夫婦が、あなた(赤ちゃん)が生まれてくることを切望されていたこと、大事に育てるための方法を真剣に考えられていたことなど伝えたいと思います。また、将来的には、精子提供の環境も整備され、いわゆる「出自を知る権利」については議論も進み、告知というものが社会的に一般化することを願っています。

5/10 不特定多数のドナー登録者がいるマッチングサイトでは、利用者と提供者(精子ドナー)との間で、同意書の取り交わしを精子提供の条件にすべきだと考えています。サイトの管理人が同意書の様式(雛形)をサイトに掲載し、同意事項は双方の話し合いで決めるという形式がベターです。出産後の将来的なことも想定して、お互いに確認し合い、しっかりと文書で残しておくことで、未然にトラブルを防止でき、生まれてくる子ども含め双方の安心や幸せにつながるのでしょうか。

5/11 「1252プロジェクト」をご存知でしょうか。1252の数字は、女性アスリートにとって1年間(52週)のうち、約12週は生理による不調を感じる期間があることを意味しています。ひとりひとりが自分の周期やベストコンディションを知ったり、生理に対する正しい知識を得る・相談できる場をつくることで、女性アスリートがもっと自分らしく競技と向き合える環境をサポートしようとする取組です。また、女性アスリートも競技を引退し、いざ子どもが欲しくなった時、自身の身体の不調が原因で不妊に直面することも多いことから、事前に生理の知識がなかったばかりに…と、後々後悔するようなことのないようにしようとする取組でもあります。

5/12 「自然に妊娠できる確率」は実は思っているほど高くありません。手遅れにならないためにも、30歳を過ぎれば不妊クリニックで検査を受けることが大切になってきます。年齢別の自然妊娠確率についてはこちらをご覧ください。

5/13 自然妊娠の一卵性で、イギリスでは28歳の女性が三つ子を、アメリカでは35歳の女性が四つ子を出産されたそうです。数千万~数億分の1の確率のようで、子育ても天文学的に大変かもしれませんが、人生を振り返ったときに星の数ほど素晴らしい思い出ができることは間違いありません。

5/14 正しい性の知識を子供にどう教えるか。性についてタブーとなっている風潮が、性教育を難しくしたり、予期せぬ妊娠を招いているようです。精子提供については更にデリケートな話ですが、出自を知る権利や真実告知も含めて学ぶ機会が全くなく、ネットで検索しただけでは正しい理解を得られません。このサイトの日記が、そうした問題の解決に少しでも寄与すれば幸いです。

5/15 『“子どもが欲しい”同性カップルが選択した新たな家族の形とは【SDGs】』というニュースを見ました。出演の女性同士のカップルさんは、お互いに海外の精子バンクから有償で精子提供を受けられて妊娠されています。精子バンクの良さは、精子ドナーの人種、民族、身長、瞳の色、幼少期の写真、祖先のことなど遺伝的な情報がペーパーで知れることだと思います。ただし、子どもが将来、遺伝的な父親である“提供者”に会いたいと願っても、会うことはできず、その意味では情報量はそんなに多くはありません。動画の中で「家族っていうのは血のつながりによらなくても、すごく愛情をもって、自身も愛情を感じて育っていけるっていうところは、すごく大事にしたい」という言葉がありますが、全くその通りですし、LGBTQの方に限らず地域としてそのような意識を持つことが大事だと考えています。

5/16 5月といえば瑞々しい緑が美しい風薫る季節ですが、関西では早くも今日梅雨入り発表がありました。去年の梅雨明けは8月1日という異例の長梅雨でしたが、地球の体調も悪化しているのかもしれません。人間は、地球にとって病原体となることも医師の役割を果たすこともあります。

5/17 性別は女性か男性の2つだけではなく、そのどちらでもない第3の性“ノンバイナリー”というジェンダーがあります。また、一概にノンバイナリーといっても、「ある日は自分を男性のように感じるけど、別の日には女性のように感じる」、「自分が男性と感じているのと同じくらい、女性とも感じる」、「男性と女性のどちらにも当てはまらないと感じる」などタイプも人それぞれです。そう考えると、多様性のある社会というものが楽しくなってきます。

5/18 『精子提供を受けた経験があるシングルマザー「セックス目的の人も」』という残念なニュースを見ました。第3者から精子提供を受けられる医療機関は全国で12カ所しかなく、更に医療機関での精子提供は「法的に婚姻している夫婦」が対象で、3380件の提供のうち出産は130人(4%未満)に留まっていることから、SNSで提供者を探されているようです。個人間の精子提供について、ある産婦人科の医師は「精液中に含まれるウイルスや細菌が母親にうつる可能性がある」と警鐘を鳴らしますが、それはネットを通じた精子提供に限ったことでなく、実際の性生活においても起こり得ることなので、実態を調べたものでもありません。精子ドナーとしても、ドナー側にも様々なリスクがあることを踏まえた上で、あくまでボランティアとして活動しているため、一概に「危ない」というのは大きな誤解を生むのではないでしょうか。

5/19 結婚相談所では、入会時に書いていただくプロフィールに「子どもがほしい」「ほしくない」「どちらでもよい」という項目があり、婚活の場では「妊娠」「不妊」といった話題が赤裸々に語られるそうです。人生において「妊娠」や「出産」は非常に大事なテーマではありますが、晩婚化に伴い、日本の婚活事情も急激に変わっているようです。

5/20 昨今、不妊に悩む男性が増えているといわれますが、2013年に発表されたフランスの調査では、1989年から2005年までの17年間で、男性の精液1mLに含まれる精子の数が年1.9%の割合で減少しているという結果も出ています。

5/21 国内の精子検査会社であるOESでは、郵送による精液検査を実施していますが、郵送検査では時間が経つと精子の形態が変わるため、精子の運動率や生存率、pH値などの検査は出ず、精子の有無しか分かりません。そのため、郵送検査は、本検査を受ける前の準備段階として利用するものですが、精子提供マッチングサイトでは、郵送検査の結果を掲載している精子ドナーも多いようです。妊娠には高速運動率や正常形態率が重要な指標なので、利用者の皆様には病院での精密機器と専門科医の目視の双方による検査結果かどうか、データの信憑性をしっかりと確認していただきたいと思います。精子の質は赤ちゃんの健康にも関わってきます。

5/22 関西地方は早くも梅雨入りしていますが、新緑の木の葉が余計に瑞々しく見える今日この頃です。小さなナメクジを見つけましたが、カエルやカタツムリにとっても恵みの雨となり喜んでいるのかもしれません。余談ですが、フランスのレストランで出てきたエスカルゴは食べられませんでした。

5/23 今日は、梅雨の晴れ間となり、洗濯日和の良い一日でした。5月なのに、梅雨の晴れ間というのもどうかと思いますが、布団も干せてフカフカにできたので、今夜はいい夢が見られそうです。

5/24 元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが45歳での第2子妊娠を発表されました。第1子妊活中につづった「妊活体験記」にサイトに公開されています。第1子は体外受精からの妊娠だった一方、今回の第2子は自然妊娠ということで、予想外の出来事に本人もびっくりされています。

5/25 お笑いタレントのだいたひかるさんも45歳での妊娠を発表されました。体外受精で受精卵が着床したばかりのようですが、まずは第一関門突破ということでお祝いの気持ちと、安定期突入を目指してエールをお送りしたいと思います。

5/26 新型コロナウイルスは精液の中にいるだけではなく、精巣に感染し、精子の形成障害を起こすことがあるということが、海外の検査結果で明らかになりました。具体的には、精液量、運動性、精子濃度、精子数が低下すると言われています。またその影響は、長期に続く可能性が示唆されています。精子は約60日サイクルで作られることから、新型コロナに感染した精子ドナーは、少なくとも2ヶ月は活動を自粛した方がよさそうです。回復後に精液検査で問題ないことを確認した上で活動を再開すべきだと考えています。

5/27 「ワクチンで不妊症に」 という偽情報が拡散しています。例えば、「ワクチンを接種してない女性が接種済みの男性との性交渉により不妊症になる」といったものです。これに対し、医学界の専門家は事実無根としています。

5/28 緊急事態宣言が再延期となりました。厚生労働省研究班の調査によると、1回目の緊急事態宣言下で性交渉が減少したそうですが、新型コロナの影響で性交渉の減少とともに、少子化傾向がさらに加速する見込です。

5/29 タレントの南明奈さん(32歳)が、子宮内膜症や卵管手術を乗り越えて待望の妊娠をされました。不妊治療を始めて約3年、人工授精まで考えていたときに赤ちゃんが来てくれたそうです。

5/30 自身の妊娠に気付いていなかった米国人女性が、ハワイへのフライト中に出産しました。歴史上、飛行機で生まれた赤ちゃんは約60人しかいないそうです。生理の遅れや胎動があるにも関わらず、妊娠後期まで気づかないなんて、一般的には信じ難い話ですが、出産するまで分からない人も少なからずいるそうです。

5/31 赤ちゃんが欲しいと「妊活」を意識し始めたけれど、そもそも妊娠のしくみや、男女の体のこと、卵子や精子のことについてきちんと分かっていないという方は、こちらのサイト「妊娠するために、男女が2人で「しておくべきこと・知っておくべきこと」」をご覧ください。子宮や卵巣の検査が特に大事なことだと分かると思います。

 

ドナーの日記(2021年4月)

『R3.4月の日記』

4/1 精子の無償提供ボランティアが増えていますが、日本産婦人科学会は個人間の精子提供は認めていません。ただし、個人による精子提供に法的な決まりもありません。精子ドナーにとっての主なリスクは「財産分与」や「扶養義務」があり、レシピエントにとっての主なリスクは「性病などの感染症」や「同一提供者からの精子が多ければ、血縁関係での結婚が起きてしまうこと」が挙げられます。ただし、子どもが欲しいという願い以上に大切なのは、生まれてくる子どもの「出自を知る権利」ではないでしょうか。将来生まれてくる子どもが成人した立場に立って考えなければなりません。

4/2 デンマークでは、精子提供は自然な選択肢とされています。「子どもを持つなら法律婚をするべき」といった日本のような概念はないことが要因かもしれません。実際に、法律婚をしないまま子どもを持つカップルも多くいます。デンマークでは、子どもが18歳になったときにドナーの氏名、最終登録住所、生年月日が開示される「身元開示ドナー」と個人情報が一切開示されない「身元非開示(匿名)ドナー」の2種類の精子提供が許可されています。身元開示ドナーを選ぶと、子どもたちが成長して提供者に興味を持ったときに、コンタクトを取ることができるようになります。ヨーロッパ全体で見ると、すでに匿名ドナー制度が廃止されている国も多く、世界基準で見ても、「子どもが自身のアイデンティティを知る権利はあって然るべき」という考え方が認知されつつあるのかもしれません。倫理的な問題や法整備など超えるべきハードルは多いですが、ドナー提供による体外受精を含む不妊治療により、愛情あふれる親子関係を築く家族はたくさんいます。自分たち家族の状況だけでなく、世の中にはさまざまなタイプの家族が存在することも伝えるなど、親が偏見を持たずに子どもに接すれば、子どもにはオープンなマインドが備わるそうです。このようなことを見習って、第三者の精子・卵子提供による生殖補助医療がより広く認められるべき選択肢だと思えてなりません。

4/3 春らしい陽気の中、とても素敵なカップルさんとご面談をさせていただきました。ヒラヒラと舞い散る満開の桜の花びらも、ご夫婦の明るい未来への門出を祝福しているようで、心が温かくなりました。精子ドナーにとって、面談のひと時は、何事にも代えがたい大切な時間です。

4/4 今日は桜の花見のピークにも関わらず「桜流し」の一日となりましたが、それを補って余りある、ご妊娠という嬉しいご報告をいただきました。3年以上にわたり精子提供を検討され、仕事との折り合いがついたことから妊活をスタートされましたが、幸運にもスケジュール通りすぐにご妊娠され、精子ドナーとしても安堵しました。

4/5 元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵さんが妊活体験談を告白されました。「妊娠にはタイムリミットがある」とい旦那さんの言葉が、あらためて自分の年齢と向き合うきっかけになり、「子どもが欲しい」という気持ちが強くなっていったそうです。仕事と妊活のどちらを優先するかの二択については、旦那さんの「仕事を優先して妊活を先延ばしにしてしまったら、もし授かれなかったときに後悔するかもしれない。でも今、妊活を優先して、それでも授かれなかったら、最善を尽くしたということで納得はできる」、「高齢出産は出産や子どものリスクも高くなる」という言葉で、「まずは家庭を築くことを優先しよう」と考えたそうです。、また、「夏までにタイミング法で授かれなかったらステップアップしよう」とタイムリミットを設けたことが、すぐには授かることができなくても気持ちを奮い立たせることができてよかったそうです。

4/6 年齢によっては、体外受精は自然妊娠より妊娠率が下がることがあり、タイミング療法を勧められることもあるようです。一般的に、体外受精の方が自然妊娠より妊娠率は高いとされていますが、年齢が上がると、良質な卵子を採取するために、10個程採卵するところを、倍の20個程採卵することになり、結果的に確率としては下がってしまうそうです。要は、卵子の質の問題なのでしょう。

4/7 「サウナで精子が減る」説を専門家が検証し、「週2回、3カ月間のサウナで量と運動量が減少」するという結果が出ています。成人男性が80度から90度のサウナに15分入ることを週2回、3カ月続けたところ、精子の量や運動量が著しく減少したそうです。ところが、サウナに入ることを3カ月やめると、半分程度にまで精子の状態は回復、半年後には完全に回復することが分かったそうです。体温が36度なら、身体の外に出た陰嚢内部の温度は33度前後であり、その状態が一番精子を作りやすいとされています。そのため、精子の持ち運び時の温度も33度前後がベストだといえます。

4/8 性別を早期に判定する「R先生」という方がいらっしゃるそうです。通常、赤ちゃんの性別が分かるのは妊娠20週くらいですが、11~13週くらいのときにエコーに映る「ベビーナブ」という赤ちゃんの背中の角度で性別を判定できるそうです。

4/9 SNS精子提供には、純粋なボランティア目的の方もいる一方、ウソの経歴で女性のカラダ目的やからかい半分の方もいます。騙されてからでは遅いので、学歴や身分などをある程度提示していただけないようなドナーは怪しいと思って、断る勇気も必要です。

4/10 夫が無精子症で自然妊娠は難しくても、精子になる前の精子細胞があれば、顕微授精で子どもを授かることはできます。顕微授精で3人目を出産された方もいます。人工的な方法にすがって子どもを望むなんて親のエゴなのかもしれないと思われるかもしれませんが、生まれてきた赤ちゃんの姿や成長する様子を見ると、そのような考えは小さくなっていくどころか、医療技術に感謝することになります。

4/11 不妊治療のストレスは、男性より女性の方が「感じる」という結果が厚生労働省が実施したアンケートで明らかになりました。「自身やパートナーの親からのプレッシャー」や「他の人の妊娠が喜べない」といった項目で、男性よりも女性の方がストレスを感じるようです。

4/12 イギリスで、妊娠中に妊娠した女性が、男女を同日に出産されたそうです。一般的に、妊娠すると生理が止まり妊娠しませんが、約0.3%の確率で妊娠中に妊娠することがあるようです。これは「重複妊娠」と呼ばれ、世界でわずか14例しか確認されていないようですが、このご夫婦は「特別な双子」と呼んで、子育てを楽しんでいるそうです。

4/13 今日はタイミング法による精子提供でした。心と体に一線を画すことがプロの精子ドナーですが、貴重な経験になるとともに多くのことを学び、そして感慨深く忘れられない一日となりました。タイミング法はお互いの信頼や当日の時間的余裕も必要になりますが、シリンジ法より新鮮な精子を確実に子宮まで届けられると実感しています。自然な方法での妊娠は誰もが望まれることなので、赤ちゃんを授かられたときは良い思い出にしていただけると思います。

4/14 妊娠や出産はいつがベストなでしょうか。アラサー世代の女性でこのことを考えない人はいないのかもしれません。女性のキャリアに妊娠出産は大きく影響しますが、良い意味で影響することもあります。子育て経験が、仕事にオリジナリティを持たせることにも繋がります。キャリアは待ってくれるかもしれないけど、赤ちゃんは待ってくれないので、考え過ぎない方がいいのかもしれません。身近にロールモデルとなる人を探して、具体的な出産時期をイメージしていただくのもよいかと思います。

4/15 『【同性カップル】「精子提供には感染症などのリスクも」子どもを望むレズビアン&ゲイカップルの苦悩とは?“日本には精子バンクがない“子育ての夢をどう実現?【LGBT】』、『【2人のママ】子育て中のレズビアンカップル「理解されるにはまだ時間がかかる」“2人のママ“隠すように言われたことも‥追いつかない理解と制度を考える【LGBT】』という2本のYouTubeを拝見しました。気づきになることがたくさん述べられていますので、精子提供をお考えの方は、ぜひ一度ご視聴いただければと思います。

4/16 遠方に精子提供の出張面談に行ってまいりました。まん防の発令中ですが、妊娠は時間との闘いでもあります。マスクだけでなく、メガネ着用などにも注意しています。それにしても、男性不妊でお悩みの方が本当に多くいらっしゃると実感しています。

4/17 アメリカで、トランスジェンダー男性が赤ちゃんを出産されました。ある1つの方法が、正しい方法や最高の方法とは限りません。家族の形も100人いれば100通りあります。子どもを含めて、お互いに愛し合うことができる新しい形んちういて、引き続き考えてみたいと思います。

4/18 エッグドナー(卵子提供者)について掘り下げている映画「Eggs 選ばれたい私たち」が公開中です。代理出産とは異なり、卵子提供を受けた女性自身が出産するため、戸籍には「実子」として登録されます。

4/19 大きくなった卵胞は必ずしも破裂するとは限らず、排卵しないまま黄体へと変化することもあります。いわゆる「黄体化未破裂卵胞」です。これが厄介なのは、基礎体温は上昇するので「排卵した」と勘違いすることや、全月経周期の7%程度(年に1回くらい)は生じるとされていることです。30㎜以上の卵巣嚢胞や50㎜以上の類腫瘍として認識されることもあります。タイミングを取るに当たり、これほど重要なことはないので、病院での受診(卵胞チェック)が重要だとあらためて感じています。【参考】黄体化未破裂卵胞について

4/20 卵子凍結に関するアンケート調査で、女性の約4割が「卵子凍結に興味あり」と回答したそうです。10年間でかかる卵子の保管費用の相場が60万~200万円と言われ、凍結した未受精卵の融解卵子1個あたりの臨床妊娠率は4.5~12%というデータもあります。キャリアで妊娠適齢期を逃さないようにしたいものです。

4/21 世界で双子誕生ブームが起きています。1980年代以降、世界における双子の出生率は、出産数1000件のうち9.1件から12.0件に上昇し、わずか30年で3割も増加しています。一卵性双生児の出生率は出産数1000件当たり4件の割合で一定していることから、この現象の要因は、生殖補助医療の普及と妊娠の高年齢化によるものだといわれています。

4/22 精子提供のご依頼をいただきました。複数の精子ドナーさんと面談をされた上で選んでいただけようで大変光栄に思います。

4/23 体外受精などの不妊治療の開始初期の女性の半数以上に、抑うつ症状があることが国立成育医療研究センターの調査で明らかになりました。不妊治療への保険適用が検討される中、不妊治療を受ける女性のメンタルヘルスへの支援が必要とされています。

4/24 結婚・家庭セラピストによれば、子供のために一緒にいるのが離婚するより悪いケースもあるそうです。荒れた結婚生活が子供に慢性的なストレスを与えているなら、どんな理由があったとしても一緒にいるべきではなく、それが自分で判断できないときは、セラピストの力を借りるとよいそうです。

4/25 SNSで精子取引が急増しています。ツイッターには「精子提供」「精子ドナー」などのハッシュタグが付いたアカウントが300件以上並んでいます。出生を知る権利が注目され、治療を休止する医療機関が相次いだこと、医療機関が見つかったとしても順番待ちに1年かかること、男性不妊側や同性カップル、選択的シングルマザーも増加していることなどから、精子提供への需要は高まっています。昨年12月に国会で成立した、人工授精などで生まれた子の親子関係を明確にする民法の特例法の付則では、2年をめどに精子提供のあり方などを検討し、必要な措置を講じるとしています。認知や相続に関するトラブルを避けるために、ドナーは法的な親ではないと担保する法律が必要とされています。

4/26 暖かくなり花のいろどりや草木のみどりが眩しくなってきました。スマホで写真を撮れば、一瞬で植物の名前を判定できるアプリもありますが、この花の名前は何かな~と考えながら図書館などで植物辞典を広げて調べてみるとより楽しいかもしれません。

4/27 レスリング選手の登坂絵莉さんが、五輪まで生理が1年半止まっていたというニュースを見ました。検査結果に問題はなかったそうで、精神的な部分が月経周期に大きな影響を及ぼすこともあるようです。

4/28 「35歳を過ぎると妊娠が難しくなる」という言い伝えは、少し時代遅れになっているようです。実際に、アメリカでは現代女性の生殖年齢が35歳から37歳に上がり、更年期を迎える年齢も上昇しているという調査結果が出ています。ヨーロッパの女性770人を対象とした別の調査でも、週に2回以上子作りをした場合、20~34歳の女性の妊娠率は84%、の一方で、35~40歳の女性の78%が1年以内に妊娠したという結果が出ています。卵子の質は年齢を重ねるごとに低下し、それが妊娠に影響を与えるのは確かですが、個人差はあるものの、全体的には妊娠にそれほど年齢の問題がないことを示唆しているようです。

4/29 メルカリが「卵子凍結支援制度」を試験導入し、5月1日から開始します。内容としては、社員の配偶者やパートナーを含む全社員が対象で、採卵や凍結保存などの卵子凍結に関する費用を妊活サポートの一環として上限200万円の補助を行うというものです。目的は「多様な人材が活躍する環境を創る」こととされています。

4/30 卵子凍結は「禁断の果実」と言われています。卵子凍結で妊娠を先送りにしても、子どもの数は増えません。それどころか、一度広まったら後戻りできなくなるそうです。どういうことかと言うと、例えば、第一子を出産する年齢が45歳の場合、25歳の場合と比べて世代間の年齢差が大きくなり、そうすると働き手の数も、全体の人口も減少していくことになります。また、キャリアを積みたい女性と、仕事を中断してほしくない会社の望みは一致しており、女性と女性が働く企業にとって、卵子凍結は一見Win-Winに見えるためです。一方で、長期にわたる凍結保存が卵子に与えるダメージもまだ解明されておらず年齢を重ねるほど出産のリスクも高くなります。凍結した卵子に望みを抱いても、妊娠が成立しなかった場合の落胆は計り知れません。重要なのは、どんな年齢で妊娠・出産しても安心して産み育てることができる社会の構築です。キャリアを一時中断した人が、復帰後に会社で不利に扱われないよう企業が適切な方策を取ること。そういった企業の取り組みに行政がインセンティブを与えることが大事だと言われています。社会全体としてミスリードのないようにしなければなりません。

 

ドナーの日記(2021年3月)

『R3.3月の日記』

3/1 LGBTの人権に関して、日本は先進国の中で断トツの最下位に沈んでいます。同性婚やそれに準ずるパートナーシップ制度が国レベルで整備されていないのは、主要7カ国(G7)の中では日本です。同性しか好きになれなかったり、体は女性でも心は男性といった心と体の性が一致しなかったりという理由だけで、人と同じように幸せになる権利を合法的に奪われるのは、先進国の中では日本だけです。早急に、同性婚を国の法律で認め、子どもを産み育てる権利が保障されるよう政府公認の国内精子バンクを整備すべきです。

3/2 少子高齢化対策・男女共同参画の観点から、野田聖子議員は「法律婚でなければ不妊治療の助成も受けられない。そういう“縛り”を無くしていきたい」と語っています。不妊治療も税金を使う以上は法律婚でなければならないといった固い縛りがある一方、フランスでは、法律婚以外のカップルの間に産まれた子どもの権利を認めるようなり、例えば後藤久美子さんとレーサーのジャン・アレジさんは事実婚だと紹介されています。また、妊娠・出産で空白ができてしまう女性は男性に比べて差をつけられてしまいやすいから“女性は非正規に”ということにされ、その結果が今に繋がっているそうです。男女に限らず、産休・育休のために出世ができなくなるような空気があるとしたら、妊娠・出産がハッピーなことではなくリスクだと捉えられてしまうため、例えば夫婦が4時間ずつ働けるようになるとか、発想を変えていくことが必要だと提案しています。反対意見は、“家族の一体感がなくなってしまう”という主張と、“子どもがかわいそう”という主張が主なものだそうです。国民の声を代弁するはずの議員が、自民党では9割も男性だったということも関係しており、名字を変えるということを考えなくても済んでしまう側の男性が大多数で、賛成・反対以前に関心がないという状況だったそうです。これからは、10代、20代の人たちの将来にとって何がハッピーなのかという結論を出していく必要があるようです。

3/3 公園の梅の花を見るたびに、春はもうそこまで来ていると感じる今日この頃です。暖かい日が増え、ミモザやスイセンなど可愛らしい姿を見る楽しみがふえてまいりました。カクテルの「ミモザ」の由来も、淡く憐な黄色い花のミモザにちなんでいるそうです。

3/4 今日は、仕事帰りにエステに通い、夜から新幹線で遠方に精子提供に伺いました。他人を幸せにするには、まず自分磨きも必要だと思っています。「仕事が早いというのが伝わってくる」と言っていただくことがありますが、実は、仕事に追われ余念のない日々も多く、何とか雑草魂で乗り切っているだけです。

3/5 今日は、昼から新幹線で遠方にご面談と精子提供に伺いました。メンサに入れる程の高いIQをお持ちの方で、妊娠、出産後はもちろん、子どもが大人になった時のことも計画的に考えられており、お若いにも関わらずしっかりされておりとても安心しました。

3/6 連日の提供となると精液量が少なくならないかご不安もあるかもしれませんが、精液が新鮮な分、精子の質は良くなりますのでご安心ください。これまでの経験から、妊娠に大事な要素は、精子の量ではなく質だと実感しています。

3/7 「2021年2月に妊娠を発表した芸能人・有名人一覧」が公開されました。光上せあら(33歳、2人目)、相澤仁美(38歳、1人目)、杉山愛(45歳、2人目、丸高愛実(30歳、2人目、竹内友佳(31歳、1人目、吉川莉早(35歳、1人目、melody.(39歳、3人目、)有村実樹(35歳、1人目、エハラマサヒロ(38歳、5人目)。中でも、元テニスプレイヤー杉山愛の45歳での妊娠とお笑い芸人のエハラマサヒロの5人目には、目を引きます。

3/8 筋トレが精子に良い影響を及ぼします。筋トレをすることで、テストステロンという男性ホルモンが上昇し、精液量が増え、精子の質も改善するそうです。特に、スクワットが効果的といわれています。すべての精子の状態で、妊娠率が2.5-5%から20-50%台まで改善したという研究結果も出されています。また、精液はタンパク質がメインでできており、タンパク質を効率よく摂取できるプロテインを飲むはことで、精子濃度が高くなり、相乗効果が生まれるようです。

3/9 「1日に2回の精子提供はできますか?」というお問い合わせに対しては「できます!」とお答えしています。1日に1回目よりも2回目の精子の方が量は少なくても質が良い(運動率が高い)ため妊娠しやすいという、これまでの常識を覆すかのような研究結果も出ています。実際に、私が精液検査を受けている病院の医師も「妊娠に重要なのは精子の量より質(スピード=高速前進運動、形態)」だとおっしゃっています。

3/10 日本は、体外受精の実施件数は世界一のでも出産率は世界最下位グループに属しています。国際生殖補助医療監視委員会は、アメリカでは体外受精のおよそ4回あたりにひとりが誕生するというが、日本は8~9回あたりにひとりという数字に留まるというレポートを発表しています。日本で体外受精を行っている患者の多くは、30代後半から40代前半の女性たちであり、妊活を始める年齢に差があることなどが理由のようです。将来子どもを望むときのことを考えて、10代~20代の頃から、インターネットやSNSを通じて正確な情報を収集し、未来に備えておくことが必要なようです。

3/11 精子提供を選択するには特に夫側の決心が必要ですが、卵子提供は高額な費用もかかるため夫婦ともに更なる決心が必要です。だからこそ、提供ドナーは全力でサポートしなければなりません。

3/12 世界における双子の出生数は「過去最多」だとする研究論文が発表されました。論文によると、毎年約160万組の双子が生まれており、約40年前と比較すると約30%増となっているそうです。一卵性双生児の数に大きな変化はなく、増加に寄与しているのは二卵性双生児の出生のみであることから、主な要因として、先進国で生殖補助医療技術が発達したことが挙げられています。

3/13 モデルの押切もえさんが第2子の妊娠を報告されました。自然妊娠か不妊治療によるものかは分かりませんでしたが、41歳での妊娠ということもあり、30代~40代で妊活中の方にとっては励まされる部分もあるのではないでしょうか。

3/14 鍼も不妊治療の一つです。鍼治療により、不眠や偏頭痛などが改善し、本来の健康な体に戻ることで、卵子の質も良くなり、妊娠しやすくなるそうです。卵管閉塞なども治ることがあるようです。

3/15 鍼灸により、体外受精妊娠率や排卵促進率がアップするという研究結果が出ています。鍼灸は、不妊症患者の生殖内分泌機能に対する影響が大きく、黄体生成ホルモンに対する脳下垂体の反応を増強させ、排卵の促進や子宮内膜の厚みの増加に繋がるそうです。また、免疫増強の働きで、卵管の炎症、癒着などを修復し、閉塞卵管が開通することもあるそうです。体外受精は対処療法で、鍼灸は根本療法ですが、その組み合わせで不妊治療の効果が大幅に改善するそうです。【参照記事】

3/16 『ここは今から倫理です。』の実写ドラマを見て、「最大多数の最大幸福」等について考えさせられました。精子提供という行為が社会的に正しくないと言い切れない限り、精子提供による妊娠については、本人の意思が尊重されるべきだと私は思います。

3/17 精子提供とシリンジ法の直後に依頼者さんと会話をするのは、どこか気恥ずかしいですが、それを乗り越えた先に、ある特別な関係が芽生えます。

3/18 人事評価の時期ですが、ここ数年間、仕事面ではトップの評価をいただいています。「ワーク・ライフ・バランス」というがありますが、様々な業務時間外における社会活動が適切に評価される時代がやって来ると面白くなります。

3/19 婚姻に準じた「事実婚(内縁)」が、同性カップルの間でも成立するとの司法判断が最高裁で確定しました。法整備への期待が持てます。

3/20 コート・ダジュールの美しい海に面した土地に、近代建築の巨匠ル・コルビュジエが、自身と妻のため建てた「カップ・マルタンの休暇小屋」があります。仕事で心身ともに疲れた時は、こうした場所でエスプレッソでも飲みながら、ゆっくりしたいものです。

3/21 コロナに感染すると男性の生殖能力が落ちるそうです。20%の無精子症になるという研究結果が出ているそうです。本日、放送された「ビートたけしのTVタックル」における堀賢順天堂大学大学院感染制御科学教授の発言によるものなので一定の信憑性もあります。一時的なもので数週間後には正常に戻るのかもしれませんが、精子ドナーとしては十分に気を付けなければなりません。

3/22 新型コロナが男性の生殖機能に影響として、各研究機関は様々な見方を示しています。「精液にはコロナウィルスは検出されず、性感染経路は可能性が低いと考えらる」、「射出精子の中にコロナウィルスが存在した」、「精子細胞へのこれらの影響は、精子の質や生殖能力の低下に関連する」、「現在のところ、コロナウィルスが精子や男性生殖機能に長期的な損傷を与えるとの決定的な証拠はない」、「男性は過度に警戒すべきではない」など、情報が交錯している状況です。

3/23 無料通信アプリ「LINE(ライン)」の利用者の個人情報が、中国の企業に筒抜けになっていたそうです。たまに依頼者からLINEでのやりとりを希望される依頼者様がいらっしゃいますが、このようなリスクがあるため一律控えさせていただいておりました。今後は一層慎重にならざるを得ません。

3/24 ドラマ「冬のソナタ」でヒロイン演じた韓国人女優のチェ・ジウさんが、昨年5月に44歳で長女を出産されましたが、その赤ちゃんも元気に育っているようです。体外受精などの不妊治療を受けられたのかもしれませんが、40代前半までであれば、諦めなければ、夢は叶うのかもしれません。ちなみに、MAXのNANAさんも40歳で結婚し、43歳で妊娠出産されています。

3/25 タレントの北乃きいさんが、今年1月に妹が生まれ、11人兄弟姉妹になったそうです。実に30歳差ということで、ご両親がそれぞれ再婚されて、合わせて11人ということですが、少子化対策としても学ぶべきことが多そうです。

3/26 最近、芸能人の出産のニュースを見ると、赤ちゃんの性別はほとんどが男の子です。産み分けをされているのか偶然かは分かりませんが、女の子が増えないと将来的な少子化も進みます。ドライな言い方かもしれませんが、精子バンクにいくら精子があっても、女性がいなければ子どもは生まれません。そう考えると、女性の地位は男性以上なのかもしれません。

3/27 今日は、初めてオンラインでの面談を行いました。移動時間や3密を回避できるので、1時間程の面談であれば便利です。相手が信頼できる人かどうかの判断が必要ですが、今後普及するかもしれません。

3/28 Uber Eats (ウーバーイーツ)のように、精子もデリバリーで配達されるサービスシステムができるかもしれません。精子提供の環境整備は日進月歩です。

3/29 正常な月経周期は25~38日といわれています。24日以内の場合を「頻発月経」、39日以上3ヵ月未満を「希発月経」、3ヵ月以上を「続発性無月経」といい、治療の対象になる場合があります。理想的には、28日±3日とされていますが、早期に妊娠されるかどうかは、生理周期が一定であることがポイントだと考えています。

3/30 ひと昔前までは妊娠の成否を確かめるには産婦人科に行くしかありませんでしたが、今では妊娠検査薬で簡単にチェックすることができるようになりました。近い将来、出生前診断も自宅でセルフチェックできるようになるかもしれません。

3/31 3億3500万個の種子、精子、卵子を月で冷凍保存する構想として、アメリカの研究チームが「現代版ノアの方舟」の建設を提唱しています。そのプロジェクトは「現代のグローバル保険」と呼ばれています。地球上での保管は、海面上昇を伴う気候変動の他、世界的パンデミックや大規模な核戦争のリスクがあり、非常に高リスクという一方で、月ではこのような懸念がありません。約250回ものロケットの打ち上げが必要と試算されており、実現は困難ですが、気候変動などに対する危機意識が高まっている中で、悠長にしてはいられないのかもしれません。

 

ドナーの日記(2021年2月)

『R3.2月の日記』

2/1 精子を守るための10カ条として、1「禁煙」、2「ブリーフよりもトランクス」、3「飲酒は適量に」、4「長風呂、長サウナは控える」、5「自転車・バイクに乗りすぎない」、6「放射線に要注意」、7「育毛剤を飲まない」、8「規則正しい生活」、9「膝上でノートPCを使わない」、10「禁欲しすぎない」が挙げられます。特に、4「長風呂、長サウナは控える」、8「規則正しい生活」、10「禁欲しすぎない」は、誰にでも当てはまる日常生活でのこであり注意が必要です。4の注意点は「精巣付近の温度が高いと精巣の機能が衰えてしまうので、あまり長く風呂につかりすぎないほうがいい。」、8の注意点は「食生活の面では、ビタミンC、Eを摂取すると、精子の質を上げることができる。」、10の注意点は「精子の生存期間はおよそ3日間であり、それ以上ためると、死滅精子(非運動精子)が増えてしまうため、精子の質をよくするには、禁欲期間は1~2日ぐらいがちょうどよい。」とされています。精子ドナーは、依頼者により質の高い精子を提供するために、日々ストイックなくらいの生活をしています。

2/2 遠距離間で郵送(速達)による精子提供が行われているようです。ドライシッパー(液体窒素を充填済み)ではなく、TENGAヘルスケアの精液運搬用保温器「SEED POD(シードポッド)」に入れられ、転倒しないように箱詰めされたものが届くそうです。シードポッドは返送する必要もなく使い捨てのようです。複数回提供を受けられ方は、年齢的なこともあるためか、妊娠には至らなかったそうで、妊娠率は不明ですが、24時間以内であれば可能性はゼロではないのかもしれません。

2/3 郵送による精子提供の流れは次の方法によるそうです。1「希望日の当日朝に、精子を採取」→2「午前のうちに速達で発送」→3「指定住所にお届け(都内なら当日午後)」→4「到着したら出来る限り早く、容器からシリンジで精子を取り注入」。<備考>1「住所氏名など公開したくない場合は郵便局留めにて、ご指定のニックネーム様宛に送付」、2「精子は寒さに弱いので、保温対策をして送付」。この事実には、正直、驚きました。性感染症、精子の質の保証もなく、手渡しによる方法より、遥かにリスクが高いため、女性側は十分気をつけなければなりません。

2/4 体外受精の方に精子提供を行いました。医師も「良質な精子」とおっしゃられたそうです。「体外受精での受精率は70~80%」、「初期胚から胚盤胞にまで育つ受精卵は約50%」と言われます。すなわち、10個の卵子に体外受精を行ったら平均7~8個の卵子に受精が起こり、更にそのうち3~4個が胚盤胞になるということです。胚盤胞1個当たりの費用でいえば高額かもしれませんが、命の源泉と考えれば許容できると思います。

2/5 体外受精で妊娠するには15個程度の卵子が必要というといわれています。1個でも良質な受精卵と良好な子宮内膜の着床環境が整っていれば妊娠は成立しますので、確率にとらわれ過ぎなくてもよいかと思いますが、参考にURLを貼っておきます。
(参考)https://www.sakudaira-angel-clinic.jp/blog/fertilization/2276/

2/6 ご依頼者様から「未来かなえ様は本当に私にとって救世主です。」とのお言葉をいただきました。世界平和のような崇高な理念があるわけでもなく、精子提供を行っただけで、ご妊娠に至っているわけではありませんが、お一人お一人に寄り添うことがモットーなので、お悩みを少しでも軽くできているのでしたら活動冥利に尽きます。

2/7 妊活には「ご褒美ランチ」が必要です。「ご褒美ホールケーキ」でも構いません。毎月、頑張った自分に飴をあげてください。

2/8 シングルマザーは婚活男性に好かれます。男性は、自立して子育てしている母親ならではの母性本能に強い魅力を感じます。子どもを含め自分以外の人を優先する仕草に男性は居心地の良さを感じます。精子提供によりシングルマザーになられた方は通常遺伝子上の父親である精子ドナーとは関りを持たないため、婚活市場において引く手数多かもしれません。

2/9 女性たちが「おじさんと付き合う条件」として断トツ1位にあげたものは「清潔感」です。実に、84%の女性が条件として挙げています。清潔感は、30代以上の精子提供ドナーにとって、依頼者の女性に会うための最低限のエチケットではないでしょうか。精子提供活動を行うに当たっては、精子の質と量だけでなく、容器や身嗜みも「清潔であること」を重要視しなければなりません。

2/10 先日、顕微授精用に精子提供させてただきましたが、精液検査の結果は良好でした。精液量は基準値の4倍もあり、Aランクでした。

2/12 不妊の原因、その半分は男性といわれています。婚外子の比率は、フランスで5割強、米国で4割に達している。日本の2%という現状は、先進国の中で際立って低い。女性が若くして子どもを産める社会システムを構築するには、精子提供を認めることも真剣に議論すべきだと考えています。

2/13 経験上、妊娠率を上げるには、排卵予定日の3~4日前から、1日おきに2~3回の精子提供を、最寄りの15~20分ほど横たわれるスペース(ホテル、ネカフェ、自宅)で試されるとよさそうです。

2/14 新型コロナ蔓延防止のため、勤務の振替制度を始めている会社があります。出勤日を振替ることで、仕事を一日も休まずに、不妊治療や精子提供を続けることもできそうです。

2/15 性交渉の頻度が高い女性は閉経が遅いとする研究論文が2020年にイギリスで発表されています。閉経期が近い女性で、高い頻度で性交渉を持っている場合は、それほど性的に活発ではない同年齢の女性に比べて閉経が遅くなるとのことで、平均して週に1回以上の性交渉を持つ女性は、性交渉の頻度が月に1回未満の女性と比べると、閉経期に入る割合が28%少なかったとしています。

2/16 「女の子」のご妊娠が8人続いており、確率としては1/256になります。八姉妹というのは聞いたことがありませんが、元気で可愛い赤ちゃんを出産されおり、偶然にしては出来過ぎていると感じています。どちらかというと、男の子より女の子を希望される方が多く、大変喜んでいただいています。

2/17 今日はとても大切な方と素敵なひと時をご一緒させていただきました。この1年間で最も幸せな一日でした。妊活には、いい意味での息抜きが必要で、心身ともにリフレッシュすることにより、精子や卵子にも良い影響が生まれてくると考えています。

2/18 妊婦のワクチン接種は、臨床試験データが十分集まっていないことから「努力義務」から除外され、一般と同じ「勧奨」になるようです。この厚労省の方針について、妊婦はワクチン接種を受けるかどうか余計に悩んでしまうのではないでしょうか。そもそも妊婦を「努力義務」としようとしていたことにも違和を覚えます。

2/19 7年におよぶ不妊治療のすえ、女優の小松みゆきさんが49歳で無事に女の子を出産されました。42歳頃に不妊治療を開始し、タイミング法、人工授精を経て高度不妊治療の顕微授精を14回以上行い、費用は1000万円以上に及んだそうです。49歳8か月での出産は、不妊治療を受けている多くの患者に、大きな勇気を与えることになりそうです。

2/20 小松みゆきさんが、なぜ妊娠できたのか。その答えは「老化を遅らせる生活」にあるそうです。煙草をやめ、動物性のタンパク質は鶏肉と魚だけ、添加物の多い食品はとらず、白砂糖をやめキビ糖や黒糖にしたことで、AMHの数値が良くなり、お肌の状態も以前より良くなったそうです。染色体異常のない受精卵なら高い確率で着床することから、体全体の老化を遅らせるための生活を送るよう努めることが大事なのかしれません。

2/21 体外受精用に精子提供させていただきました。病院指定の採精容器をお渡しいただく際に、寒いので手が温まるようにとホットのペットボトルお茶をいただきました。ご自身のことで大変な中でのお気遣いに心まで温かくなりました。お見送りの際に「頑張って」とお伝えしましたが、頑張っている方に頑張ってというのは良くないと思いつつも、他に思いつく言葉がなく困ってしまいます。

2/22 体外受精の採卵で20個もたまごが採れたそうです。数の多さや卵巣の腫れも出血もどこも異常無いことに、医師も看護婦もびっくりされていたそうです。もちろん、精子の結果も良かったそうです。

2/23 体外受精において、受精率が65%だったとのご報告をいただきました。卵子1個に対して精子が3~4個入ったりしたようで、元気過ぎたみたいで、培養士さんが笑っていたそうです。精子が元気過ぎるのも一長一短があるかもしれないので、運動率や精子濃度は意図的に低くできませんが、今後は、依頼者様のご希望を踏まえ、精液量をあえて少な目にするなどにより、精子の数を調整をしたいと思います。

2/24 2月23日は「夫婦で妊活の日」 でした。妊娠は夫婦で二人三脚で取り組むものとの意味を込められています。男性の4人に1人は精子の状態が悪く(精子濃度・精子運動率・精液量のいずれかがWHOの定める下限基準値を下回る)、男性要因で自然妊娠が難しい可能性があります。妊娠を望む場合は男女ともに正しい知識を身に付け、早いタイミングで自身の状態を確認することが大切といえます。

2/25 元バレーボール日本代表の大山加奈さんが2月19日に双子の女の子を予定帝王切開で出産されました。長い不妊治療の末に授かった双子の赤ちゃんだけに、何事にも代えがたい奇跡と呼べる幸せを実感されています。逆に言えば、赤ちゃんを授かろうとするには、苦労を乗り越える覚悟が必要ということなのでしょう。

2/26 新型コロナウイルスワクチンによる妊娠への影響はあるのでしょうか。最新情報として、米国や英国の産婦人科専門機関は、ワクチンによる「妊娠能力への影響」について、過去の知見や作用機序、安全性プロファイルを元に、「妊娠能力に影響は与えないと考えられる」としています。SNS等では「新型コロナウイルスへのワクチンによって不妊症になるかもしれない」といったような情報が一部で流れていますが、そのようなことを示唆する科学的根拠は報告されておらず、各国の公的機関も総じて不妊症への懸念を明言していません。

2/27 アメリカ発GPS機器のパイオニア、Garmin(ガーミン)は、女性が抱える身体の課題を解決する「フェムテック」を充実すべく、自社スマートウォッチシリーズと連動して活用するモバイルアプリ「Garmin Connect」に、新たな女性向けヘルスケア機能として「妊娠トラッキング」機能を搭載すると発表しました。フェムテックとは、「Female(女性)」と「Technology(テクノロジー)」をかけあわせた造語で、女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決する商品やサービスのことをいいます。妊娠トラッキングの主な機能として、「妊娠週数ごとに胎児の成長(大きさ)を表示」、「妊娠週数に応じて栄養や運動に関するヒントやアドバイスを提供」、「妊娠に伴う吐き気、めまいや疲労などの症状を記録」、「胎児の動きを記録」、「妊娠週数ごとの推奨体重の範囲を確認」などが挙げられています。

2/28 男性不妊の原因が明らかな疾患の中で最も多いのが「精索静脈瘤」です。一般男性でも15%、不妊男性の40%以上にみられ、2人目不妊の78%の原因になっています。精液所見の悪化、精子のDNA損傷などを引き起こします。顕微鏡下手術をすれば約8割の人は精液所見が改善するので、自然妊娠も可能で、最終的に人工授精・体外受精・顕微授精などの婦人科的治療を行うにしても、精索静脈瘤を治しておいた方が、その成功率は高まるそうです。精液検査で「乏精子症・精子無力症」が分かったら、男性不妊を専門とする泌尿器科医に診察してもらった方がよいと言えそうです。