よもやま話

ドナーの日記(2021年4月)

『R3.4月の日記』

4/1 精子の無償提供ボランティアが増えていますが、日本産婦人科学会は個人間の精子提供は認めていません。ただし、個人による精子提供に法的な決まりもありません。精子ドナーにとっての主なリスクは「財産分与」や「扶養義務」があり、レシピエントにとっての主なリスクは「性病などの感染症」や「同一提供者からの精子が多ければ、血縁関係での結婚が起きてしまうこと」が挙げられます。ただし、子どもが欲しいという願い以上に大切なのは、生まれてくる子どもの「出自を知る権利」ではないでしょうか。将来生まれてくる子どもが成人した立場に立って考えなければなりません。

4/2 デンマークでは、精子提供は自然な選択肢とされています。「子どもを持つなら法律婚をするべき」といった日本のような概念はないことが要因かもしれません。実際に、法律婚をしないまま子どもを持つカップルも多くいます。デンマークでは、子どもが18歳になったときにドナーの氏名、最終登録住所、生年月日が開示される「身元開示ドナー」と個人情報が一切開示されない「身元非開示(匿名)ドナー」の2種類の精子提供が許可されています。身元開示ドナーを選ぶと、子どもたちが成長して提供者に興味を持ったときに、コンタクトを取ることができるようになります。ヨーロッパ全体で見ると、すでに匿名ドナー制度が廃止されている国も多く、世界基準で見ても、「子どもが自身のアイデンティティを知る権利はあって然るべき」という考え方が認知されつつあるのかもしれません。倫理的な問題や法整備など超えるべきハードルは多いですが、ドナー提供による体外受精を含む不妊治療により、愛情あふれる親子関係を築く家族はたくさんいます。自分たち家族の状況だけでなく、世の中にはさまざまなタイプの家族が存在することも伝えるなど、親が偏見を持たずに子どもに接すれば、子どもにはオープンなマインドが備わるそうです。このようなことを見習って、第三者の精子・卵子提供による生殖補助医療がより広く認められるべき選択肢だと思えてなりません。

4/3 春らしい陽気の中、とても素敵なカップルさんとご面談をさせていただきました。ヒラヒラと舞い散る満開の桜の花びらも、ご夫婦の明るい未来への門出を祝福しているようで、心が温かくなりました。精子ドナーにとって、面談のひと時は、何事にも代えがたい大切な時間です。

4/4 今日は桜の花見のピークにも関わらず「桜流し」の一日となりましたが、それを補って余りある、ご妊娠という嬉しいご報告をいただきました。3年以上にわたり精子提供を検討され、仕事との折り合いがついたことから妊活をスタートされましたが、幸運にもスケジュール通りすぐにご妊娠され、精子ドナーとしても安堵しました。

4/5 元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵さんが妊活体験談を告白されました。「妊娠にはタイムリミットがある」とい旦那さんの言葉が、あらためて自分の年齢と向き合うきっかけになり、「子どもが欲しい」という気持ちが強くなっていったそうです。仕事と妊活のどちらを優先するかの二択については、旦那さんの「仕事を優先して妊活を先延ばしにしてしまったら、もし授かれなかったときに後悔するかもしれない。でも今、妊活を優先して、それでも授かれなかったら、最善を尽くしたということで納得はできる」、「高齢出産は出産や子どものリスクも高くなる」という言葉で、「まずは家庭を築くことを優先しよう」と考えたそうです。、また、「夏までにタイミング法で授かれなかったらステップアップしよう」とタイムリミットを設けたことが、すぐには授かることができなくても気持ちを奮い立たせることができてよかったそうです。

4/6 年齢によっては、体外受精は自然妊娠より妊娠率が下がることがあり、タイミング療法を勧められることもあるようです。一般的に、体外受精の方が自然妊娠より妊娠率は高いとされていますが、年齢が上がると、良質な卵子を採取するために、10個程採卵するところを、倍の20個程採卵することになり、結果的に確率としては下がってしまうそうです。要は、卵子の質の問題なのでしょう。

4/7 「サウナで精子が減る」説を専門家が検証し、「週2回、3カ月間のサウナで量と運動量が減少」するという結果が出ています。成人男性が80度から90度のサウナに15分入ることを週2回、3カ月続けたところ、精子の量や運動量が著しく減少したそうです。ところが、サウナに入ることを3カ月やめると、半分程度にまで精子の状態は回復、半年後には完全に回復することが分かったそうです。体温が36度なら、身体の外に出た陰嚢内部の温度は33度前後であり、その状態が一番精子を作りやすいとされています。そのため、精子の持ち運び時の温度も33度前後がベストだといえます。

4/8 性別を早期に判定する「R先生」という方がいらっしゃるそうです。通常、赤ちゃんの性別が分かるのは妊娠20週くらいですが、11~13週くらいのときにエコーに映る「ベビーナブ」という赤ちゃんの背中の角度で性別を判定できるそうです。

4/9 SNS精子提供には、純粋なボランティア目的の方もいる一方、ウソの経歴で女性のカラダ目的やからかい半分の方もいます。騙されてからでは遅いので、学歴や身分などをある程度提示していただけないようなドナーは怪しいと思って、断る勇気も必要です。

4/10 夫が無精子症で自然妊娠は難しくても、精子になる前の精子細胞があれば、顕微授精で子どもを授かることはできます。顕微授精で3人目を出産された方もいます。人工的な方法にすがって子どもを望むなんて親のエゴなのかもしれないと思われるかもしれませんが、生まれてきた赤ちゃんの姿や成長する様子を見ると、そのような考えは小さくなっていくどころか、医療技術に感謝することになります。

4/11 不妊治療のストレスは、男性より女性の方が「感じる」という結果が厚生労働省が実施したアンケートで明らかになりました。「自身やパートナーの親からのプレッシャー」や「他の人の妊娠が喜べない」といった項目で、男性よりも女性の方がストレスを感じるようです。

4/12 イギリスで、妊娠中に妊娠した女性が、男女を同日に出産されたそうです。一般的に、妊娠すると生理が止まり妊娠しませんが、約0.3%の確率で妊娠中に妊娠することがあるようです。これは「重複妊娠」と呼ばれ、世界でわずか14例しか確認されていないようですが、このご夫婦は「特別な双子」と呼んで、子育てを楽しんでいるそうです。

 

ドナーの日記(2021年3月)

『R3.3月の日記』

3/1 LGBTの人権に関して、日本は先進国の中で断トツの最下位に沈んでいます。同性婚やそれに準ずるパートナーシップ制度が国レベルで整備されていないのは、主要7カ国(G7)の中では日本です。同性しか好きになれなかったり、体は女性でも心は男性といった心と体の性が一致しなかったりという理由だけで、人と同じように幸せになる権利を合法的に奪われるのは、先進国の中では日本だけです。早急に、同性婚を国の法律で認め、子どもを産み育てる権利が保障されるよう政府公認の国内精子バンクを整備すべきです。

3/2 少子高齢化対策・男女共同参画の観点から、野田聖子議員は「法律婚でなければ不妊治療の助成も受けられない。そういう“縛り”を無くしていきたい」と語っています。不妊治療も税金を使う以上は法律婚でなければならないといった固い縛りがある一方、フランスでは、法律婚以外のカップルの間に産まれた子どもの権利を認めるようなり、例えば後藤久美子さんとレーサーのジャン・アレジさんは事実婚だと紹介されています。また、妊娠・出産で空白ができてしまう女性は男性に比べて差をつけられてしまいやすいから“女性は非正規に”ということにされ、その結果が今に繋がっているそうです。男女に限らず、産休・育休のために出世ができなくなるような空気があるとしたら、妊娠・出産がハッピーなことではなくリスクだと捉えられてしまうため、例えば夫婦が4時間ずつ働けるようになるとか、発想を変えていくことが必要だと提案しています。反対意見は、“家族の一体感がなくなってしまう”という主張と、“子どもがかわいそう”という主張が主なものだそうです。国民の声を代弁するはずの議員が、自民党では9割も男性だったということも関係しており、名字を変えるということを考えなくても済んでしまう側の男性が大多数で、賛成・反対以前に関心がないという状況だったそうです。これからは、10代、20代の人たちの将来にとって何がハッピーなのかという結論を出していく必要があるようです。

3/3 公園の梅の花を見るたびに、春はもうそこまで来ていると感じる今日この頃です。暖かい日が増え、ミモザやスイセンなど可愛らしい姿を見る楽しみがふえてまいりました。カクテルの「ミモザ」の由来も、淡く憐な黄色い花のミモザにちなんでいるそうです。

3/4 今日は、仕事帰りにエステに通い、夜から新幹線で遠方に精子提供に伺いました。他人を幸せにするには、まず自分磨きも必要だと思っています。「仕事が早いというのが伝わってくる」と言っていただくことがありますが、実は、仕事に追われ余念のない日々も多く、何とか雑草魂で乗り切っているだけです。

3/5 今日は、昼から新幹線で遠方にご面談と精子提供に伺いました。メンサに入れる程の高いIQをお持ちの方で、妊娠、出産後はもちろん、子どもが大人になった時のことも計画的に考えられており、お若いにも関わらずしっかりされておりとても安心しました。

3/6 連日の提供となると精液量が少なくならないかご不安もあるかもしれませんが、精液が新鮮な分、精子の質は良くなりますのでご安心ください。これまでの経験から、妊娠に大事な要素は、精子の量ではなく質だと実感しています。

3/7 「2021年2月に妊娠を発表した芸能人・有名人一覧」が公開されました。光上せあら(33歳、2人目)、相澤仁美(38歳、1人目)、杉山愛(45歳、2人目、丸高愛実(30歳、2人目、竹内友佳(31歳、1人目、吉川莉早(35歳、1人目、melody.(39歳、3人目、)有村実樹(35歳、1人目、エハラマサヒロ(38歳、5人目)。中でも、元テニスプレイヤー杉山愛の45歳での妊娠とお笑い芸人のエハラマサヒロの5人目には、目を引きます。

3/8 筋トレが精子に良い影響を及ぼします。筋トレをすることで、テストステロンという男性ホルモンが上昇し、精液量が増え、精子の質も改善するそうです。特に、スクワットが効果的といわれています。すべての精子の状態で、妊娠率が2.5-5%から20-50%台まで改善したという研究結果も出されています。また、精液はタンパク質がメインでできており、タンパク質を効率よく摂取できるプロテインを飲むはことで、精子濃度が高くなり、相乗効果が生まれるようです。

3/9 「1日に2回の精子提供はできますか?」というお問い合わせに対しては「できます!」とお答えしています。1日に1回目よりも2回目の精子の方が量は少なくても質が良い(運動率が高い)ため妊娠しやすいという、これまでの常識を覆すかのような研究結果も出ています。実際に、私が精液検査を受けている病院の医師も「妊娠に重要なのは精子の量より質(スピード=高速前進運動、形態)」だとおっしゃっています。

3/10 日本は、体外受精の実施件数は世界一のでも出産率は世界最下位グループに属しています。国際生殖補助医療監視委員会は、アメリカでは体外受精のおよそ4回あたりにひとりが誕生するというが、日本は8~9回あたりにひとりという数字に留まるというレポートを発表しています。日本で体外受精を行っている患者の多くは、30代後半から40代前半の女性たちであり、妊活を始める年齢に差があることなどが理由のようです。将来子どもを望むときのことを考えて、10代~20代の頃から、インターネットやSNSを通じて正確な情報を収集し、未来に備えておくことが必要なようです。

3/11 精子提供を選択するには特に夫側の決心が必要ですが、卵子提供は高額な費用もかかるため夫婦ともに更なる決心が必要です。だからこそ、提供ドナーは全力でサポートしなければなりません。

3/12 世界における双子の出生数は「過去最多」だとする研究論文が発表されました。論文によると、毎年約160万組の双子が生まれており、約40年前と比較すると約30%増となっているそうです。一卵性双生児の数に大きな変化はなく、増加に寄与しているのは二卵性双生児の出生のみであることから、主な要因として、先進国で生殖補助医療技術が発達したことが挙げられています。

3/13 モデルの押切もえさんが第2子の妊娠を報告されました。自然妊娠か不妊治療によるものかは分かりませんでしたが、41歳での妊娠ということもあり、30代~40代で妊活中の方にとっては励まされる部分もあるのではないでしょうか。

3/14 鍼も不妊治療の一つです。鍼治療により、不眠や偏頭痛などが改善し、本来の健康な体に戻ることで、卵子の質も良くなり、妊娠しやすくなるそうです。卵管閉塞なども治ることがあるようです。

3/15 鍼灸により、体外受精妊娠率や排卵促進率がアップするという研究結果が出ています。鍼灸は、不妊症患者の生殖内分泌機能に対する影響が大きく、黄体生成ホルモンに対する脳下垂体の反応を増強させ、排卵の促進や子宮内膜の厚みの増加に繋がるそうです。また、免疫増強の働きで、卵管の炎症、癒着などを修復し、閉塞卵管が開通することもあるそうです。体外受精は対処療法で、鍼灸は根本療法ですが、その組み合わせで不妊治療の効果が大幅に改善するそうです。【参照記事】

3/16 『ここは今から倫理です。』の実写ドラマを見て、「最大多数の最大幸福」等について考えさせられました。精子提供という行為が社会的に正しくないと言い切れない限り、精子提供による妊娠については、本人の意思が尊重されるべきだと私は思います。

3/17 精子提供とシリンジ法の直後に依頼者さんと会話をするのは、どこか気恥ずかしいですが、それを乗り越えた先に、ある特別な関係が芽生えます。

3/18 人事評価の時期ですが、ここ数年間、仕事面ではトップの評価をいただいています。「ワーク・ライフ・バランス」というがありますが、様々な業務時間外における社会活動が適切に評価される時代がやって来ると面白くなります。

3/19 婚姻に準じた「事実婚(内縁)」が、同性カップルの間でも成立するとの司法判断が最高裁で確定しました。法整備への期待が持てます。

3/20 コート・ダジュールの美しい海に面した土地に、近代建築の巨匠ル・コルビュジエが、自身と妻のため建てた「カップ・マルタンの休暇小屋」があります。仕事で心身ともに疲れた時は、こうした場所でエスプレッソでも飲みながら、ゆっくりしたいものです。

3/21 コロナに感染すると男性の生殖能力が落ちるそうです。20%の無精子症になるという研究結果が出ているそうです。本日、放送された「ビートたけしのTVタックル」における堀賢順天堂大学大学院感染制御科学教授の発言によるものなので一定の信憑性もあります。一時的なもので数週間後には正常に戻るのかもしれませんが、精子ドナーとしては十分に気を付けなければなりません。

3/22 新型コロナが男性の生殖機能に影響として、各研究機関は様々な見方を示しています。「精液にはコロナウィルスは検出されず、性感染経路は可能性が低いと考えらる」、「射出精子の中にコロナウィルスが存在した」、「精子細胞へのこれらの影響は、精子の質や生殖能力の低下に関連する」、「現在のところ、コロナウィルスが精子や男性生殖機能に長期的な損傷を与えるとの決定的な証拠はない」、「男性は過度に警戒すべきではない」など、情報が交錯している状況です。

3/23 無料通信アプリ「LINE(ライン)」の利用者の個人情報が、中国の企業に筒抜けになっていたそうです。たまに依頼者からLINEでのやりとりを希望される依頼者様がいらっしゃいますが、このようなリスクがあるため一律控えさせていただいておりました。今後は一層慎重にならざるを得ません。

3/24 ドラマ「冬のソナタ」でヒロイン演じた韓国人女優のチェ・ジウさんが、昨年5月に44歳で長女を出産されましたが、その赤ちゃんも元気に育っているようです。体外受精などの不妊治療を受けられたのかもしれませんが、40代前半までであれば、諦めなければ、夢は叶うのかもしれません。ちなみに、MAXのNANAさんも40歳で結婚し、43歳で妊娠出産されています。

3/25 タレントの北乃きいさんが、今年1月に妹が生まれ、11人兄弟姉妹になったそうです。実に30歳差ということで、ご両親がそれぞれ再婚されて、合わせて11人ということですが、少子化対策としても学ぶべきことが多そうです。

3/26 最近、芸能人の出産のニュースを見ると、赤ちゃんの性別はほとんどが男の子です。産み分けをされているのか偶然かは分かりませんが、女の子が増えないと将来的な少子化も進みます。ドライな言い方かもしれませんが、精子バンクにいくら精子があっても、女性がいなければ子どもは生まれません。そう考えると、女性の地位は男性以上なのかもしれません。

3/27 今日は、初めてオンラインでの面談を行いました。移動時間や3密を回避できるので、1時間程の面談であれば便利です。相手が信頼できる人かどうかの判断が必要ですが、今後普及するかもしれません。

3/28 Uber Eats (ウーバーイーツ)のように、精子もデリバリーで配達されるサービスシステムができるかもしれません。精子提供の環境整備は日進月歩です。

3/29 正常な月経周期は25~38日といわれています。24日以内の場合を「頻発月経」、39日以上3ヵ月未満を「希発月経」、3ヵ月以上を「続発性無月経」といい、治療の対象になる場合があります。理想的には、28日±3日とされていますが、早期に妊娠されるかどうかは、生理周期が一定であることがポイントだと考えています。

3/30 ひと昔前までは妊娠の成否を確かめるには産婦人科に行くしかありませんでしたが、今では妊娠検査薬で簡単にチェックすることができるようになりました。近い将来、出生前診断も自宅でセルフチェックできるようになるかもしれません。

3/31 3億3500万個の種子、精子、卵子を月で冷凍保存する構想として、アメリカの研究チームが「現代版ノアの方舟」の建設を提唱しています。そのプロジェクトは「現代のグローバル保険」と呼ばれています。地球上での保管は、海面上昇を伴う気候変動の他、世界的パンデミックや大規模な核戦争のリスクがあり、非常に高リスクという一方で、月ではこのような懸念がありません。約250回ものロケットの打ち上げが必要と試算されており、実現は困難ですが、気候変動などに対する危機意識が高まっている中で、悠長にしてはいられないのかもしれません。

 

ドナーの日記(2021年2月)

『R3.2月の日記』

2/1 精子を守るための10カ条として、1「禁煙」、2「ブリーフよりもトランクス」、3「飲酒は適量に」、4「長風呂、長サウナは控える」、5「自転車・バイクに乗りすぎない」、6「放射線に要注意」、7「育毛剤を飲まない」、8「規則正しい生活」、9「膝上でノートPCを使わない」、10「禁欲しすぎない」が挙げられます。特に、4「長風呂、長サウナは控える」、8「規則正しい生活」、10「禁欲しすぎない」は、誰にでも当てはまる日常生活でのこであり注意が必要です。4の注意点は「精巣付近の温度が高いと精巣の機能が衰えてしまうので、あまり長く風呂につかりすぎないほうがいい。」、8の注意点は「食生活の面では、ビタミンC、Eを摂取すると、精子の質を上げることができる。」、10の注意点は「精子の生存期間はおよそ3日間であり、それ以上ためると、死滅精子(非運動精子)が増えてしまうため、精子の質をよくするには、禁欲期間は1~2日ぐらいがちょうどよい。」とされています。精子ドナーは、依頼者により質の高い精子を提供するために、日々ストイックなくらいの生活をしています。

2/2 遠距離間で郵送(速達)による精子提供が行われているようです。ドライシッパー(液体窒素を充填済み)ではなく、TENGAヘルスケアの精液運搬用保温器「SEED POD(シードポッド)」に入れられ、転倒しないように箱詰めされたものが届くそうです。シードポッドは返送する必要もなく使い捨てのようです。複数回提供を受けられ方は、年齢的なこともあるためか、妊娠には至らなかったそうで、妊娠率は不明ですが、24時間以内であれば可能性はゼロではないのかもしれません。

2/3 郵送による精子提供の流れは次の方法によるそうです。1「希望日の当日朝に、精子を採取」→2「午前のうちに速達で発送」→3「指定住所にお届け(都内なら当日午後)」→4「到着したら出来る限り早く、容器からシリンジで精子を取り注入」。<備考>1「住所氏名など公開したくない場合は郵便局留めにて、ご指定のニックネーム様宛に送付」、2「精子は寒さに弱いので、保温対策をして送付」。この事実には、正直、驚きました。性感染症、精子の質の保証もなく、手渡しによる方法より、遥かにリスクが高いため、女性側は十分気をつけなければなりません。

2/4 体外受精の方に精子提供を行いました。医師も「良質な精子」とおっしゃられたそうです。「体外受精での受精率は70~80%」、「初期胚から胚盤胞にまで育つ受精卵は約50%」と言われます。すなわち、10個の卵子に体外受精を行ったら平均7~8個の卵子に受精が起こり、更にそのうち3~4個が胚盤胞になるということです。胚盤胞1個当たりの費用でいえば高額かもしれませんが、命の源泉と考えれば許容できると思います。

2/5 体外受精で妊娠するには15個程度の卵子が必要というといわれています。1個でも良質な受精卵と良好な子宮内膜の着床環境が整っていれば妊娠は成立しますので、確率にとらわれ過ぎなくてもよいかと思いますが、参考にURLを貼っておきます。
(参考)https://www.sakudaira-angel-clinic.jp/blog/fertilization/2276/

2/6 ご依頼者様から「未来かなえ様は本当に私にとって救世主です。」とのお言葉をいただきました。世界平和のような崇高な理念があるわけでもなく、精子提供を行っただけで、ご妊娠に至っているわけではありませんが、お一人お一人に寄り添うことがモットーなので、お悩みを少しでも軽くできているのでしたら活動冥利に尽きます。

2/7 妊活には「ご褒美ランチ」が必要です。「ご褒美ホールケーキ」でも構いません。毎月、頑張った自分に飴をあげてください。

2/8 シングルマザーは婚活男性に好かれます。男性は、自立して子育てしている母親ならではの母性本能に強い魅力を感じます。子どもを含め自分以外の人を優先する仕草に男性は居心地の良さを感じます。精子提供によりシングルマザーになられた方は通常遺伝子上の父親である精子ドナーとは関りを持たないため、婚活市場において引く手数多かもしれません。

2/9 女性たちが「おじさんと付き合う条件」として断トツ1位にあげたものは「清潔感」です。実に、84%の女性が条件として挙げています。清潔感は、30代以上の精子提供ドナーにとって、依頼者の女性に会うための最低限のエチケットではないでしょうか。精子提供活動を行うに当たっては、精子の質と量だけでなく、容器や身嗜みも「清潔であること」を重要視しなければなりません。

2/10 先日、顕微授精用に精子提供させてただきましたが、精液検査の結果は良好でした。精液量は基準値の4倍もあり、Aランクでした。

2/12 不妊の原因、その半分は男性といわれています。婚外子の比率は、フランスで5割強、米国で4割に達している。日本の2%という現状は、先進国の中で際立って低い。女性が若くして子どもを産める社会システムを構築するには、精子提供を認めることも真剣に議論すべきだと考えています。

2/13 経験上、妊娠率を上げるには、排卵予定日の3~4日前から、1日おきに2~3回の精子提供を、最寄りの15~20分ほど横たわれるスペース(ホテル、ネカフェ、自宅)で試されるとよさそうです。

2/14 新型コロナ蔓延防止のため、勤務の振替制度を始めている会社があります。出勤日を振替ることで、仕事を一日も休まずに、不妊治療や精子提供を続けることもできそうです。

2/15 性交渉の頻度が高い女性は閉経が遅いとする研究論文が2020年にイギリスで発表されています。閉経期が近い女性で、高い頻度で性交渉を持っている場合は、それほど性的に活発ではない同年齢の女性に比べて閉経が遅くなるとのことで、平均して週に1回以上の性交渉を持つ女性は、性交渉の頻度が月に1回未満の女性と比べると、閉経期に入る割合が28%少なかったとしています。

2/16 「女の子」のご妊娠が8人続いており、確率としては1/256になります。八姉妹というのは聞いたことがありませんが、元気で可愛い赤ちゃんを出産されおり、偶然にしては出来過ぎていると感じています。どちらかというと、男の子より女の子を希望される方が多く、大変喜んでいただいています。

2/17 今日はとても大切な方と素敵なひと時をご一緒させていただきました。この1年間で最も幸せな一日でした。妊活には、いい意味での息抜きが必要で、心身ともにリフレッシュすることにより、精子や卵子にも良い影響が生まれてくると考えています。

2/18 妊婦のワクチン接種は、臨床試験データが十分集まっていないことから「努力義務」から除外され、一般と同じ「勧奨」になるようです。この厚労省の方針について、妊婦はワクチン接種を受けるかどうか余計に悩んでしまうのではないでしょうか。そもそも妊婦を「努力義務」としようとしていたことにも違和を覚えます。

2/19 7年におよぶ不妊治療のすえ、女優の小松みゆきさんが49歳で無事に女の子を出産されました。42歳頃に不妊治療を開始し、タイミング法、人工授精を経て高度不妊治療の顕微授精を14回以上行い、費用は1000万円以上に及んだそうです。49歳8か月での出産は、不妊治療を受けている多くの患者に、大きな勇気を与えることになりそうです。

2/20 小松みゆきさんが、なぜ妊娠できたのか。その答えは「老化を遅らせる生活」にあるそうです。煙草をやめ、動物性のタンパク質は鶏肉と魚だけ、添加物の多い食品はとらず、白砂糖をやめキビ糖や黒糖にしたことで、AMHの数値が良くなり、お肌の状態も以前より良くなったそうです。染色体異常のない受精卵なら高い確率で着床することから、体全体の老化を遅らせるための生活を送るよう努めることが大事なのかしれません。

2/21 体外受精用に精子提供させていただきました。病院指定の採精容器をお渡しいただく際に、寒いので手が温まるようにとホットのペットボトルお茶をいただきました。ご自身のことで大変な中でのお気遣いに心まで温かくなりました。お見送りの際に「頑張って」とお伝えしましたが、頑張っている方に頑張ってというのは良くないと思いつつも、他に思いつく言葉がなく困ってしまいます。

2/22 体外受精の採卵で20個もたまごが採れたそうです。数の多さや卵巣の腫れも出血もどこも異常無いことに、医師も看護婦もびっくりされていたそうです。もちろん、精子の結果も良かったそうです。

2/23 体外受精において、受精率が65%だったとのご報告をいただきました。卵子1個に対して精子が3~4個入ったりしたようで、元気過ぎたみたいで、培養士さんが笑っていたそうです。精子が元気過ぎるのも一長一短があるかもしれないので、運動率や精子濃度は意図的に低くできませんが、今後は、依頼者様のご希望を踏まえ、精液量をあえて少な目にするなどにより、精子の数を調整をしたいと思います。

2/24 2月23日は「夫婦で妊活の日」 でした。妊娠は夫婦で二人三脚で取り組むものとの意味を込められています。男性の4人に1人は精子の状態が悪く(精子濃度・精子運動率・精液量のいずれかがWHOの定める下限基準値を下回る)、男性要因で自然妊娠が難しい可能性があります。妊娠を望む場合は男女ともに正しい知識を身に付け、早いタイミングで自身の状態を確認することが大切といえます。

2/25 元バレーボール日本代表の大山加奈さんが2月19日に双子の女の子を予定帝王切開で出産されました。長い不妊治療の末に授かった双子の赤ちゃんだけに、何事にも代えがたい奇跡と呼べる幸せを実感されています。逆に言えば、赤ちゃんを授かろうとするには、苦労を乗り越える覚悟が必要ということなのでしょう。

2/26 新型コロナウイルスワクチンによる妊娠への影響はあるのでしょうか。最新情報として、米国や英国の産婦人科専門機関は、ワクチンによる「妊娠能力への影響」について、過去の知見や作用機序、安全性プロファイルを元に、「妊娠能力に影響は与えないと考えられる」としています。SNS等では「新型コロナウイルスへのワクチンによって不妊症になるかもしれない」といったような情報が一部で流れていますが、そのようなことを示唆する科学的根拠は報告されておらず、各国の公的機関も総じて不妊症への懸念を明言していません。

2/27 アメリカ発GPS機器のパイオニア、Garmin(ガーミン)は、女性が抱える身体の課題を解決する「フェムテック」を充実すべく、自社スマートウォッチシリーズと連動して活用するモバイルアプリ「Garmin Connect」に、新たな女性向けヘルスケア機能として「妊娠トラッキング」機能を搭載すると発表しました。フェムテックとは、「Female(女性)」と「Technology(テクノロジー)」をかけあわせた造語で、女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決する商品やサービスのことをいいます。妊娠トラッキングの主な機能として、「妊娠週数ごとに胎児の成長(大きさ)を表示」、「妊娠週数に応じて栄養や運動に関するヒントやアドバイスを提供」、「妊娠に伴う吐き気、めまいや疲労などの症状を記録」、「胎児の動きを記録」、「妊娠週数ごとの推奨体重の範囲を確認」などが挙げられています。

2/28 男性不妊の原因が明らかな疾患の中で最も多いのが「精索静脈瘤」です。一般男性でも15%、不妊男性の40%以上にみられ、2人目不妊の78%の原因になっています。精液所見の悪化、精子のDNA損傷などを引き起こします。顕微鏡下手術をすれば約8割の人は精液所見が改善するので、自然妊娠も可能で、最終的に人工授精・体外受精・顕微授精などの婦人科的治療を行うにしても、精索静脈瘤を治しておいた方が、その成功率は高まるそうです。精液検査で「乏精子症・精子無力症」が分かったら、男性不妊を専門とする泌尿器科医に診察してもらった方がよいと言えそうです。

 

ドナーの日記(2021年1月)

『R3.1月の日記』

1/1 旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。大晦日から元旦にかけて初雪を迎えましたが、しんしんと降る雪ではなく、ひらひらと舞い散る雪で、何とも幻想的な景色でした。今年の精子提供活動は、大人数の方にどしどしではなく、少数の方にこつこつとをモットーに支援し、ママと赤ちゃんの神秘的な出会いをコーディネートして参りたいと思います。

1/2 精子提供にチャレンジ中の方やご出産された方から、年賀状と同じくらいたくさんの年賀メールをいただきます。1通1通とてもありがたく拝見させていただいています。そして、初心に帰り、今年も精一杯のお手伝いができるよう鋭意善処しなければという気持ちになります。神頼みではありませんが、とにかく授かる、絶対授かると繰り返しトライされる人には幸運が舞い降りると信じています。

1/3 三箇日も休まず精子提供を行いました。お節や高級和牛もお腹一杯食べて、ゆっくり休めたおかげで、良質な精子を提供できたと思います。運動も兼ねて、子授け祈願で有名な神社に参拝もしました。寒い日が続きますが、冬場はいわゆる温活を試されると、妊娠の確率がアップするかもしれません。

1/4 「プレコン」が話題となっています。プレコンセプションケアの略で直訳すると「妊娠前管理」ですが、若い世代の男女がより健康になることで、健全な妊娠・出産のチャンスを増やすことが目的となっています。晩婚化に伴う出産年齢の高齢化による少子化を防ぐために、健康診断の項目にブライダルチェックの項目を任意選択で追加することも検討すべきだと思います。

1/5 30代で仕事が面白くなってくると、そのうち子どもが欲しいとは思いながらも、そのうちできるだろうとのんびり過ごしてしまいがちです。35歳を過ぎたあたりから、職場などの周囲の女性たちもどんどんママになっていき、仕事にのめり込んでも「赤ちゃんが欲しい」という思いは次第に大きくなり、焦りを感じてきます。「一日でも若いほうが妊娠の可能性が高まる」というのは紛れもない事実ですので、加齢による卵子の老化に不安を抱かないうちに、本格的な子作りを開始されることをオススメします。

1/6 6日間で5回の精子提供を行いました。そのうち、4回は早朝から始発電車に乗ってのご提供でした。朝4時に起きて仕事前に採精となると夜9時には眠たくなりますが、仕事の集中力は高まり、早起きは三文の徳だと実感しました。

1/7 国は2022年4月からの不妊治療への保険適用を目指しています。21年1月から22年4月までは、保険適用までのつなぎの政策として特定不妊治療(体外受精や顕微授精)への助成制度が拡充されます。2回目以降も30万円、子ども1人につき最大6回となります。

1/8 40代前後の妊娠は約4割が流産というデータもありますが、そうしたいくつもの妊娠トラブルを乗り越えて不妊治療により45歳で双子を出産される事例もあります。年齢を重ねると採卵できる卵子の数は減りますが、グレードのよい受精卵ができるようになることもあります。赤ちゃんと出会うには、運やタイミングも関係しているのかもしれません。

1/9 毎年恒例の精液検査を専門病院で受けてまいりました。結果は「正常」で、医師からも「精子の量は十分で、寒さの影響もある中で精子は活発に動いており全く問題ありません。」とのコメントをいただきました。動画も撮影してありますので、必要に応じて依頼者様に見ていただくこともできます。なお、精液検査は精子に最も悪影響を及ぼす最も寒い時期に受診しするようにしています。 寒波到来の中、長時間の移動運搬にも耐えられる精子であることが証明でき、ホッとひと安心です。

1/10 精子の量が多くても妊娠しないことがあります。理由は、速度が速く直進する精子が少ないためです。精子所見をチェックする際には、精子の高速運動率を最重要視してください。また、妊娠しても流産とならないよう精子の正常形態率にも着目する必要があります。なお、安価な精液検査では高速運動率は判定できないため注意が必要です。未来かなえは、最先端の測定機器により定期検査を行っており、精子の量、速度、直進性、形態ともに正常であることが証明されています。

1/11 32歳でも閉経の可能性はあります。AMH値(アンチミュラーリアンホルモン)が低ければ、残りの卵胞の数が少ないことを意味します。出産適齢期になってから、妊娠のために受診したのでは「時すでに遅し」ということもあり得ます。子どものときに「産める時期」が決まっていることを学べる環境整備が必要ですが、現在の社会ではこんな人生で最も大切なことも教えられません。体外受精による不妊治療の日々は、お金、病院の通院や待ち時間、採卵時の痛み、仕事との調整、着床しなかった時のショック、先の見えない不安など本当につらいので、できるだけ自然に妊娠できるのがベストです。子どもがほしいなら、子育て期間や産める年齢から逆算し、ライフプランを中長期で考えてみることが必要です。詳しくは、「NPO法人umi~卵子の老化を考える会~」のHPをご参照ください。

1/12 明日から1週間連続で精子提供のご予約が入っていますが、寒さ対策やコロナ対策など健康管理を徹底してまいりたいと思います。

1/13 アメリカには、10年で11人の子供を出産した女性がいます。WHO(世界保健機関)は、出産から次の妊娠までは少なくとも1年半空けることを推奨していますが、彼女は第3子を出産後、僅か約10か月で第4子を出産しています。これまで2度流産を経験しいるものの、病院で出産するため、妊娠までの期間が短くても問題はないと、ハイペースな妊娠を気にされていません。それどころか、早く12人目の赤ちゃんができることを望まれています。妊娠することが大好きで、赤ちゃんがお腹にいるって考えるだけで幸せだそうです。子供がもう一人増えてもあまり生活は変わらないそうですが、子供たちは全員ホームスクールという育て方も含め、とても素晴らしい価値基準だと思いました。

1/14 40代で本格的に高度不妊治療に取り組む場合、卵子・精子の凍結費用+顕微授精、着床補助なども加わるので、年間200万円を超えてくることもあります。湯水のようにお金がかかるので、妊活で苦しむカップルに対する助成金の必要性をつくづく実感します。

1/15 低糖質食「ロカボ」が流行っています。精子ドナー未来かなえは、より数が多く質の高い精子を提供できるよう、日頃からナッツ類(特に素焼きアーモンド)を積極的に摂取しています。また、ナッツ類はお酒のおつまみに合いますが、逆に、アルコール類の摂取は控えています。

1/16 今日は人工授精を希望される方に精子提供を行いました。4日連続で精子提供が続いており、昨日から約半日しか間隔が空いていませんでしたが、病院での精子所見は問題ないとのことでした。連日の短スパンでの精子提供でも、特に問題なく精子の質と量が確保できることが分かり、安心するとともに自身になりました。明日以降も精子提供が続くので、いただいた交通費の余りでサプリメントを購入して帰りました。

1/17 パンツの種類の違いが、男性の生殖機能に影響を与えます。ハーバード大学の研究結果として、トランクスとボクサーパンツ&ブリーフを比較した場合、トランクスを履いている男性の方が、精子濃度が約25%くらい高いという報告がされています。理由として、精子は、温度が体温の37度だと(高いと)うまく作られないためです。精巣が体の外にあるのも、精巣の温度を上げないようにするためと言われていますが、ボクサーパンツやブリーフを履いていると、締め付けられて温度が上がってしまいます。精子を作るには、精巣の温度管理も大切なのです。

1/18 マスターベーションの慣れが精子数を左右するそうです。慶応大学病院では昭和40年代に、ビタミン剤、酵素、アルギニン、亜鉛などの様々な薬やサプリメントを用いて、精子の増減を観察しましたが、どの薬とサプリメントでも、精子の状態が比較的良い方は精子数が少し増え、状態が悪い方は変わらないという結果が出ました。本物と偽物の薬(ビタミン剤)を用いた臨床トライアルでも、どちらも精子が少しずつ増えていくという結果が出ています。ただし、研究の成果として、マスターベーションに慣れるほど、たくさん精子が出せるようなり、マスターベーションの練習が大事であることが判明したそうです。

1/19 一般的な顕微鏡検査では、精子数や運動率に問題が見られなくても、病院で精密検査を行うと、頭部形態が正常でも頭部が空胞であることやDNA損傷など多重機能異常が認められることがあります。この場合、顕微授精に何度トライしてもうまくいきません。男性の年齢が若く、簡易的な検査方法で精子所見が良くても、精密検査をしないまま治療していたら、ひたすら顕微授精が繰り返すことになるかもしれません。そのため、未来かなえでは、費用や時間はかかかるものの、病院での精密検査を受け、専門医に正常であることをチェックしてもらうことにしています。

1/20 昨日、パソコンが故障しました。新品購入同等の修理費用がかかりそうです。直しては壊れを繰り返していますが、長年お世話になっている愛着のある1台なので、なおせるかぎり使い続けたいと思います。

1/21 新年早々嬉しいニュースです。元旦にご提供させていただいた方からご懐妊のご報告をいただきました。1回目の精子提供でのご妊娠ということで、とても驚かれていますが、未来かなえではよくあることです。

1/22 男性不妊をもたらす4つの原因、第1位は「乏精子症」、第2位は「無精子症」、第3位は「精子無力症」、第4位は「勃起障害(ED)」とされています。今や男の10人に1人が精子に問題を抱えており、不妊の原因、その半分は男性といわれています。男性不妊は決して珍しいことではなく、精子ドナーとウィンウィン(win-win)の関係性構築が求められる時代です。

1/23 土日で精子提供の依頼が入っていないときは、プライムビデオにハマってます。アニメは20年以上見ていなかったので、現在の作品数の多さや映像の美しさに圧倒されます。

1/24 コロナの勢いが止まりません。飲食店の営業時間制限うんぬんというより、国民一人一人の危機意識の醸成が必要だと思います。

1/25 排卵日を予測する際、排卵検査薬では濃い反応がでない周期もあるため、病院での診察も併用するなど注意が必要です。

1/26 アルギニンサプリを頂戴しました。夜就寝前に飲んだところ、朝からとても元気でした。その反動かどうか分かりませんが、夕方から体が多少重くなった感じもしました。精子提供にはそれだけのパワーいる証拠です。

1/27 子どもが授かれるなら1000万円出してもよいというお話をお伺いしました。精子提供者は未来かなえさんしか考えられないともおっしゃってくださり、ドナー冥利に尽きる一日でした。

1/29 電車で移動中に人身事故が発生してしまい、復旧の目処が立たないことから、予定していた依頼者様との茶話会が見送りとなりました。

1/30 パソコンが直りました。唯一の消耗品であるハードディスクの交換です。修理期間10日間、費用45000円。パソコンがないことの不便さと同時に、パソコンに拘束された時間の多さに気づかされた期間でした。

1/31 兵庫県は、不妊治療助成を効果的なものとするために、21年度から夫婦同時に検査を受けることを促す制度を創設し、男性の検査を促進する考えです。世界保健機関(WHO)の統計では、男性側に原因があるケースは24%、男女両方に原因があるのは24%で、男性に何らかの原因があるのは、合わせて48%とほぼ半数に上るとしています。

 

ドナーの日記(2020年12月)

『R2.12月の日記』

12/1 体外受精や顕微授精といった高額の不妊治療への助成制度の拡充について、厚生労働省が具体策をまとめました。治療の2回目以降の助成額の上限15万円を30万円に引き上げるとともに、不妊治療の助成対象が事実婚にも拡大することが柱となっています。法律上の婚姻関係がない夫婦が対象ですが、事実婚に準じる関係である同性カップルも認めるべきだと考えています。

12/2 熊本市の慈恵病院が運営する「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」への妊娠相談が過去最多となりました。2020年度上半期(4~9月)は前年同期より448件増え、3844件になったと報告されています。新型コロナウイルスの影響で困窮し出産に不安を持つ人が増えたことや、新型コロナによる休校などで時間があったことが相談の増加につながったのではないかとの見方を示しています。2019年度に赤ちゃんポストに預けられた赤ちゃんは11人ですが、今後増加する可能性が高いといえます。

12/3 寒くなってくると温泉が恋しくなりますが、精子は熱に弱いためお風呂には浸からずシャワーだけの方がよいのでしょうか。日本妊活協会によると、体温+5℃以下であれば、「体液循環が良くなることで老廃物の排泄を促し新鮮な血液を送ることができる」、「副交感神経優位になり、自律神経のバランスが整う」、「睡眠の質が上がる→ホルモン分泌が活性化→精子の質が良くなる」という理由から、お風呂には入った方がよいそうです。

12/4 ドナー精子を使った人工授精は日本でも1,000例以上もあります。しかも、この1,000名というのは、あくまで男性が無精子症と診断されて精子が採れず、女性も検査結果に問題なく、病院とのカウンセリングを受けて長期間待った方のみとなっています。また、男性の約100人に1人が無精子症と診断されていますので、潜在的なニーズは非常にたくさんあることが分かります。日本では民間の精子バンクは認められていませんが、海外では30年超の実績を持ち、1,000名以上の精子ドナーを有し、ドナー精子を100か国超へ配送している精子バンクもあることから、世界的にみると精子提供はポピュラーであるといえます。

12/5 日本では民間の精子バンクが認められていないことから、最近、精子提供マッチングサイトなるものが複数開設されています。ニュースで取り上げられて以降、登録者も激増しています。オンラインで精子ドナーを選べる仕組みが急速に普及しており、精子もネット注文感覚の時代に突入したといえます。子どもは欲しいけど結婚はしたくないという女性も増えており、それだけ多くのニーズがあるのかもしれません。お見合い感覚で、ドナーを選べることは良いことかもしれませんが、提供者は依頼者や生まれてきた子どもに対して責任を持った行動や、依頼者やその親族にもしものことがあり子どもを育てられなくなったときは子どもを養育する責務があると考えています。これからは、子どもの幸せまでを考えた提供が求められる時代となってくるでしょう。

12/6 現在の不妊治療は、どこの病院がどれだけの新しい治療が受けられるのか、治療を受けるにはどのような条件が必要なのかよく分からず、多くの人が自分で勉強し口コミを頼りに病院を転々としている状況です。不妊治療は時間との戦いでもあり、費用も高額なので、いたずらに時間とお金がかかってしまってわないようにしなければなりません。その意味で、行政や学会が主体となって、病院毎の治療種別、費用、設備、技術、対象者、必要書類などを分かりやすく公表できる制度を構築すべきだと考えています。

12/7 「ん」のつく食べ物を食べると運気が上がるといわれます。例えば、みかん、にんじん、だいこん、なんきん(かぼちゃ)、マロン、プリンなどがあります。運気がアップしたと思うことが大切なので、精子提供後はしっかり受精&着床してくれるよう、栄養たっぷりの「ん」をたくさん食べて、子宝の果報を寝て待ちましょう。

12/8 4日間で6回の採精(精子提供)を行いました。1回あたりの精液量はあまり変わりませんでした。鍛錬によって、1日につくられる精子は多くなることを実感しました。栄養と睡眠も大事ですが、定期的な射精が良質な精子形成には不可欠なのかもしれません。ちなみに、Wikipediaび「射精」のページによれば、射精の繰り返し能力は通常1 – 2時間に1回程、射精液の液量は平均3.5ml、1日につくられる精子の数は5000万~1億程、3日目までに蓄積された精子は精液の量に反して活性が低いとされています。

12/9 シリンジ法と人工授精では妊娠率はどちらが高いのか。人工授精は精子所見が不良な場合に実施するものであるため、妊娠率は同じだと考えています。人工授精のデメリットとして、子宮が炎症を起こし着床不全になる可能性があることや通院にともなう心身のストレスなどを考慮すると、ドナーの精子所見が良好であれば、シリンジ法がベターかもしれません。

12/10 精子提供サイトもイオンモール化しています。商店街アーケード型のサイトからショッピングモール型のサイトへ移行しているようです。個人商店形式のサイトへの依頼件数は減少しているものの、最近注目のマッチング式のサイトへの依頼件数は増加しているように感じています。新興サイトが台頭し、当該サイトへの登録ドナーも急増し、群雄割拠の時代に突入したのかもしれません。しかし、従来の精子提供サイトは信頼と実績があり、安心・安全な支援が受けられることが証明されているといえます。本サイトもそれが最大のメリットで選ばれる理由だと考えています。

12/11 気温は下がり、ますます冬の様相となってまいりました。精子は寒さに弱いと言われていますので、室外における持ち運び時間が長くなる場合は、保温ポッドなどを使用された方が外気の影響は少なくなりベターです。なお、寒さの影響により、精子の少し動きが鈍くなったとしても、注入後1時間ほど経てば、体内の温度で動きが活発化するようです。その意味で、シリンジを使用されるお部屋の温度をあらかじめ温めておかれると良いと思います。

12/12 日本産科婦人科学会が、夫婦以外の精子や卵子を使った不妊治療に関する検討委員会を設置しました。日産婦は、精子提供による人工授精は認めているが、それ以外の治療については、ルールを定めていません。12月4日に成立した不妊治療に関する民法特例法は、こうした治療が行われることを前提としているので、今後、実施施設の要件などが検討される予定です。。。とはいえ、日産婦は学会である以上、その重い腰が上がるとは考えにくく、精子提供や卵子提供による不妊治療のハードルは依然として高いままでしょう。

12/13 第三者からの卵子提供の検討が国内でも始まります。日本産科婦人科学会は12日、現在は認めていない第三者からの卵子提供を受ける生殖補助医療の実施に向けて検討を始めると明らかにしました。国内では第三者の精子提供による人工授精は認められていますが、第三者の卵子提供による体外受精は日産婦の会告で規制されています。このため、卵子提供を望むカップルは、海外に渡航して治療を受ける必要がありました。しかし、5日に閉会した臨時国会で親子関係を整備する法律が成立し、事実上、卵子提供が認められる形になったため、検討委員会を設置し、第三者の卵子提供を実施できる施設の要件や、生殖補助医療で生まれた子どもの「出自を知る権利」のあり方などを議論するとしています。一刻も早い集中的な議論と救いのある結論を望みます。

12/14 新型コロナのワクチンが不妊や睾丸縮小につながるという怪情報がネット上で拡散されています。根拠として引用されたものは、31年前のコロナワクチンとは無関係の論文です。トイレットペーパー然り、感染拡大の不安に乗じた怪情報に振り回されてはいけません。

12/15 新型コロナの恐ろしさは、職場で感染者の近くに座っていれば、問答無用に濃厚接触者として扱われてしまうことです。濃厚接触者になってしまうと、PCR検査の結果が陰性であったとしても、感染者と接触してから14日間は不要不急な外出を控えなければならなくなります。マスク着用等によりいくら気をつけていても、仕事はチームでするものである以上、こればかりは防ぎようがありません。

12/16 不妊治療費の助成が来年1月から事実婚カップルも対象になります。所得制限も撤廃され、助成額も毎回30万円に変更されます。さらに、助成回数も子供1人につき最大6回までに広がります。諸事情により法律婚には踏み出せなカップルには恵みの雨となりそうです。また、フランスではさらに踏み込んだ議論が始まっています。女性の同性婚カップルや、独身の女性に対しても体外受精などの生殖医療を認めるように国家倫理諮問委員会が提言をまとめています。

12/17 とりわけ中小企業における女性の活躍を支えるためにも、不妊治療への理解や、不妊治療を受けやすい職場環境の整備が早急に必要だと感じた一日でした。

12/18 今日はご新規の方との面談日でした。核家族化が進み結婚の意義が薄れてきているからかもしれませんが、自らシングルマザーを選択される方が増えているなあと実感しています。近い将来、精子提供が男性のオーソドックスな役割になる日が来るかもしれません。

12/19 子どもを授かりたい...その一心で人工授精から体外受精へのステップアップを選ぶことがあります。身体や心での負担も大きくなるため、せめて費用面では支援させていただきたいと考えています。血液型や容姿に加え、+αの支援(病院への付添、不妊治療費の工面、妊娠中の金銭的支援、出産後の育児支援など)が、次世代の精子提供ドナーに求められる条件となるのではないでしょうか。

12/20 精子提供のマッチングサイトでは、現在3,000人以上の精子ドナーが登録されています。女性は、血液型、身長、学歴、ルックスなどを自由選べますが、身長180cm以上、IQ130以上、イケメンを条件にしている方もいるようです。ここまでくると、女性が男性を選ぶ時代になったといえそうです。未来かなえは、身長・頭脳・容姿は完璧ではありませんが、誠実さと実績を加えた評価では、上位レベルだと考えています。

12/21 6日間で9回の精子提供を行いました。精子提供の直後に、当日中の新たなご依頼があったとしても、精一杯お手伝いしています(1日2回までなら対応しています)。精液量は少なくなったとしても、新鮮な分、精子の質は良いので、受精率にはさほど影響ないと考えています。

12/22 今日から、木星と土星が20年に一度会合する「グレート・コンジャンクション」という時代の大転機が訪れるそうです。そんな中、本日、精子提供によりご誕生されたお子様とお会いする機会がありました。本当に可愛いお嬢様で、ドナーとしても大変嬉しい瞬間です。初めてのことでもあり、感無量で、忘れられない一日となりました。

12/23 今年の出生数は過去最少だった昨年を下回る見通しのようです。例年と違い不確定要素が多く公表は見送らま すが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う産み控えの影響が出ているとみられています。コロナの感染拡大状況に応じて、月別で精子提供を休止される方もいらっしゃいます。

12/24 1~10月に提出された「妊娠届」の件数が前年同月比で5・1%減となったようです。コロナの影響で社会の常識が大きく変わりました。1年前まで全員がマスクを着用することになるなんて誰が想像できたでしょうか。精子提供や卵子提供も、何かきっかけで、1年後には当たり前の選択となっているかもしれません。

12/25 女優の菊川怜が第2子を出産されました。42歳での第二子出産という明るいニュースです。しかも、約1年半前に第一子出産を出産されているというので驚きです。クリスマスということもあり、妊活されている方に向けてのささやかなプレゼント(希望)といえるのかもしれません。

12/26 群馬県では、「LGBTパートナーシップ制度」で初の宣誓カップルが誕生しました。また、兵庫県明石市では、同性カップルと子を「家族」に認める「ファミリーシップ制度」も導入されることになっています。 同性カップルを婚姻に相当する関係と認める「パートナーシップ制度」は全国の自治体に広がっていますが、これに加えて一緒に暮らす子どもとの家族関係も認める「ファミリーシップ制度」も導入されることで、同性カップルなどの多様なニーズに対応できることが期待されます。 法律婚と同じ権利が認められるようになるのはもう少し先かもしれませんが、大きな前進といえます。

12/27 精子ドナーは連続射精の方法を学ぶ必要があります。複数の依頼者がいる場合、精子提供日が重なることもあるためです。禁欲は当然のことながら、筋トレや血行促進、亜鉛やアルギニンなどの栄養摂取により精子を増やすことができるといわれています。

12/28 今日は仕事納めでした。今年は、コロナ禍により妊活や精子提供活動に支障が出るような時期もありましたが、大変ながらも健康で年の終わりを迎えられました。年内は精子提供のご予約は入っていないため、たっぷりと休息を取り年明けに備えたいと思います。

12/29 卵子冷凍保存により将来の出産に備える女子大生でもいるそうです。費用は採卵と卵子凍結合わせて30万円ですが、平均的な不妊治療費134万円よりずっと安く、未来への保険と考えれば、必ずしも高くありません。女性の社会進出が進む中、出産にだけは一定の期限があるため、「何人を何歳で産みたいか」から逆算して、早めに人生設計することが求められそうです。

12/30 卵子凍結について、日本生殖医学会は認めていますが、日本産科婦人科学会は推奨していません。推奨しない理由として、高齢出産を助長しかねないことを挙げていますが、生き方が多様化したことで、自分の結婚や妊娠のイメージがわかない人が多く、現実として不妊治療に悩む40代の女性も増えているため、産みやすく、子育てしながら働きやすい社会に変えていく必要があります。また、体外受精の際に、凍結した卵子すべてが受精卵になるとは限らず、受精卵を子宮に戻す時期が高齢になるほど妊娠の確率は下がり、流産のリスクや高齢出産の危険性が高まることから、卵子凍結の際には、事前にきちんと「産み時」を考えることが大事だといえそうです。

12/31 大晦日です。精子提供活動を開始して丸2年が経ちました。1年目は農業でいうところの種まきの時期でしたが、2年目は実りある収穫の時期となりました。この1年間で9人の赤ちゃんが誕生しましたが、お子様の健やかな成長、そして友に恵まれた人生を祈りたいと思います。

 

ドナーの日記(2020年11月)

『R2.11月の日記』

11/1 今日は、大阪都構想の是非を問う住民投票が投開票される日です。「高く平等な住民サービス」と「政令指定都市の権限と財源」の維持が争点になりそうです。ちなみに、京都市は特別自治市を目指していますが、大阪府(大阪市)が廃止となると、府は京都府だけになります。

11/2 大阪都構想が反対多数で否決されました。大阪市民は「都」より「市」を選んだことになります。とはいえ、賛否ほぼ同数であり、これから賛成と反対の間に答えが生まれていけばよいと思います。結果は結果として受け留め、これまで重ねられた議論やプロセスを大切にしたいものです。

11/3 人工授精用に精子提供させていただいた方から、「(精液検査の)結果が良すぎて、(産婦人科の)先生に褒められたました。」とのご連絡がありました。精液検査結果のデータをお送りいただけることもありますが、毎回、精子品質は、WHO(世界保健機関)が発表した、一般成人男性の精液検査のデータ(平均値)を大幅に上回っています。

11/4 妊活=忍耐なのかもしれません。いつもと違った徴候があれば、期待してしまいますが、その分、妊娠していないことが分かると、ショックも大きいものです。でも、落ち込んでもいられないので、現実を受け止めて、努力していくしかありません。けれど、やるべきことをやっていけば、きっと可愛い赤ちゃんを授かれると信じています。 明けない夜はなく、明日があります!

11/5 結果が分かる瞬間は、毎回、特別な時間ですが、たとえ結果がどうであれ、 妊活のすべてが大切な時間だと考えています。妊活を通して、人として強くやさしくなれる方もいらっしゃいます。夫婦の絆を再認識される方もいらっしゃいます。ものは捉えようです。 

11/6 不妊専門施設での検査が正常でも、現代の医療では 何も異常が見つからないことも実は多く、原因不明不妊が1/3を占めるとも言われています。 複数回の精子提供にトライしても、ご妊娠に至らない場合は、「ピックアップ障害」(詳細:http://hari-pro.com/aih/)というものが考えられます。ピックアップ障害については、体外受精や顕微授精しか妊娠に至る術はなく、費用もかかりますが、複数回の精子提供のことを考えるとトータルではお身体や精神的な負担は少ないとも考えられます。

11/7 精子提供日でした。街はクリスマスのイルミネーションで賑わい始めますが、年末年始に向けて嬉しいプレゼントができるよう、精子ドナーとしての責務を全うしてまいりたいと思います。

11/8 ご出産のご報告をいただきました。元気な女の子をお授かりになり誠におめでとうございます。複数回の体外受精で妊娠されなかった場合でも、精子提供のシリンジ法ですぐに妊娠されることもあります。

11/9 精子提供日でした。仕事帰りに往復3時間、帰宅すると22時過ぎということもあり、移動時間をいかに有効活用できるかが大事です。今日は電車での移動中に、AIDに関する論文(AIDにおける「出自を知る権利」)を読みました。精子ドナーとして、責任ある行動と面談の際に役立つ情報収集は欠かせません。

11/10 不妊治療専門クリニックでは、オンライン診療が実施されており、今後の方針等について相談ができるようです。情報セキュリティが課題ですが、精子提供サイトでも同様にオンライン面談のシステムが導入される日が近いかもしれません。

11/11 先日、You Tubeで以前から関東で精子ドナーとして活動しておられた「和人さん」が、顔を出して番組に登場する動画が配信されています。一時期、ご家族から反対されて、精子提供のボランティアは休止されていましたが、昨今、ご依頼がまた増えてきたようで、活動を再開されたようです。また、他のネットでも、精子バンクのニーズが日本国内でも高まっているという番組が取り上げられています。顔が似ているということから、西洋ではなく台湾の精子提供を希望する日本人が多いとのことです。

11/12 精子提供により子供を授かることは親の「エゴ」ではありません。子どもが決して根無し草感を感じてしまわないような、子どもを望まれる方が一度きりの人生を後悔なく生きられるような、誰もが生きやすい世の中にしていかなければなりません。精子ドナーとしても、育ての親に万一のことがあった場合は、経済的な支援ができるようになるべきだと考えています。

11/13 公明党が、不妊治療に毎回40万円を助成する案を示しました。支援対象となる夫婦の所得制限(730万円)も撤廃を主張しています。体外受精と顕微授精の件数を50万件/年と想定した場合、年間2000億円の予算が必要になります。社会福祉費が増加の一途をたどる中、財源をどこから捻出するかが争点となりそうです。

11/14 精子提供ボランティアは、「誰か」を助けたいという心情と、「何か」を残したいという感情で成り立っています。活動の理由が、遺伝子を残したいといった「何か」になっている場合、温もりがなく淡泊な対応となりますが、悩んでいる人を救いたいといった「誰か」になっている場合、相手に寄り添った対応となり、心を前向きに動かしさえします。両者のバランスや両立が大事ですが、精子ドナーとして経験を重ねるほど、感情より心情のウエイトが大きくなると考えています。

11/15 精子提供日でした。人工授精だったため、医師から精液検査結果について褒められたそうです。精子ドナーとして、妊娠の確率UPに貢献できていることは嬉しい限りですが、精子の所見が良いことは必須条件ですので、少しホッとする気持ちもあります。

11/16 平野ノラさんが42歳で妊娠され祝福の声が寄せられています。「とりあえず1年頑張ってみよう」と不妊治療をすることなく温活を中心に励んだ妊活ということもあり反響が大きいようです。

11/17 精子提供や卵子提供により生まれた子どもの親子関係を定める法案が国会に提出されました。この民法特例法案では、「夫の同意を得た上で第三者から精子の提供を受けて生まれた子どもは、夫を父親とする」としています。精子ドナーとしては、「夫の同意の有無」についてより厳格に確認していくことが求められると考えています。

11/18 2020年11月、日本人タレントのサユリさん(41歳)が、1人で母親になることを選び、日本の精子バンクで精子の提供を受け、男児を出産されました。昨年10月に産婦人科で卵巣年齢が48歳であるという診断を受け、早いうちに出産することを決意されました。しかし焦って結婚するわけにはいかないという考えから、自ら未婚の母(選択的シングルマザー)になることを選ばれました。最近、精子提供や卵子提供に関するニュースが増えていますが、この数年間で多様な選択が当たり前の世の中になってきていると実感しています。そして、近い将来、精子提供を受けこと自体が話題にもならない日が来ることを願いたいと思います。

11/19 2020年9月、女優の小松みゆきさんが、49歳での妊娠を発表されました。発表時点では5カ月半ばの安定期に入ったところとのことでしたので、間もなく出産を迎えられると思います。ただ、今回の妊娠が自然なものではなく不妊治療の結果であることをあえて主張されています。49歳で妊娠されましたが、顕微授精による受精卵で45歳の頃に凍結しておかれたもので、2013年夏ごろから体外受精、胚移植など不妊治療を開始され、妊娠するまで7年かかり、その間、顕微授精を14回以上受けて、かかった費用は1000万円ほどになったそうです。「39歳まで結婚しないでいた時点で子供を持つことは諦めていた部分が大きい」、「でも可能性があるなら出来ることはしておきたいと悪あがき」とある程度は割り切りながらも諦めずに挑む40代での妊活の様子を事細かに報告されていますが、ようやく念願かなっての妊娠ですので、どうか元気な赤ちゃんをお授かりになることを心からお祈りしたいと思います。

11/20 女優のミーナ・スヴァーリさんが41歳で第1子を妊娠されました。念願の妊娠に何もかもが美しく特別に感じられるそうです。毎朝基礎体温を測って、排卵検査薬を使っていた時には妊娠に至らず、計算するのは止めて、あきらめようと思った矢先に妊娠されたようなので、考えすぎによるストレスが要因だったのかもしれません。

11/21 精子提供日でした。数日前からコンディションを整えることができていたため、精液量はWHOの精液検査基準値の10倍程ありました。持ち運びに3時間程かかられるそうですが、多少、精子の運動率が低下したとても、タイミングさえ合えば、受精する可能性は十分にあります。

11/22 面談日でした。いい夫婦の日ということもあり、婚姻届を提出されたカップルも多かったと思います。渋谷区では、令和元年11月22日に、スマホでできる精子セルフチェック『Seem(シーム)』、自宅でできる卵巣年齢チェックキット『F check(エフチェック)』を無償で配布されており、官民連携して最新テクノロジーを活用した妊活の啓発を進められています。

11/23 精子提供日でした。この活動や妊活、仕事もそうですが、一人でできることはほんの僅かなので、人は力を合わせて頑張らなければならないのだと思います。人のためにすることは、巡り巡って自分のためにもなると信じています。妊活で困っている人やご妊娠された人がいれば、能力のある人やこれまでその人に助けられた人が、その人を支えそして守らなければならないと考えています。

11/24 精子提供日でした。4日間で3名の方に5回のご提供を行いましたが、精液量も毎回WHOの精液検査基準値の2~3倍あり、集中しての精子提供も支障ないことが分かりました。

11/25 海外にある世界最大の精子バンク「クリオス・インターナショナル」から精子の提供を受けた日本国内の利用者が、150人を超えたそうです。利用者は夫が無精子症の女性や、子どもを持ちたい独身女性、LGBTのカップルで、居住地は30都道府県に及ぶとのことです。欧米では多くの独身女性や性的少数者が精子バンクを利用しており、多様な家族の形が認められているそうですが、凍結精子を販売する構想も進められており、民間企業が不妊に悩む夫婦らのニーズに応じる時代になってきています。ただ、精子の販売・購入という営利目的であることに違和感を覚えました。

11/26 今月16日、精子提供により生まれた子どもの親子関係を明確にする法案が参院に提出しました。法案のポイントは、①女性が、自分以外の女性から卵子の提供を受け、子を妊娠・出産した場合は、出産した女性を子の「母」とすること。②妻が夫以外の精子の提供を受けて出産することについて、夫が同意した場合、夫はその子が嫡出(夫婦の子)であることを否認できないこと。の2点ですが、これらを法制化することで、子が誰の子かという問題への答えと生殖補助医療へのお墨付きを与えることができると言えます。

11/27 近所の家にクリスマスのイルミネーションが飾り付けられました。軒下にベンチがあり、そこに子供が座ると、家主さんが出て来てられ、お菓子をプレゼントされます。流石にサンタクロースの格好ではありませんが、いつでも、すぐに、何度でも、そして笑顔で対応されます。多くの人に幸せを届けるという点で、精子ドナーとしても、見習うべきところが大いにあります。

11/28 より良質な精子をつくるには、基礎体力を向上させる必要があると考えています。来週の精子提供に備えて、往復20kmの丘陵のサイクリングに行ってきました。適度な運動の前後に栄養価の高い食事も必要なため、ランチはシーフード、ディナーはステーキをいただきました。ちなみに、良質なタンパク質を摂るには、脂質の少ない鶏肉ばかり食べるより、脂質はあっても牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類などたくさんの種類のお肉を食べた方が良いそうです。

11/29 11/25の日記で、世界最大の精子バンク「クリオス・インターナショナル」のことを少しご紹介しましたが、日本人の精子ドナーはまだ登録されていないようです。日本産科婦人科学会は会告で、営利目的で精子を提供する行為への関与を会員医師に禁じているため、クリオス社を含めた海外の精子バンクが国内で活動するには、多くの障壁があります。子を望むレズビアンカップル等の方々の選択肢を増やすためにも、出自を知る権利やドナーの処遇を含めた親子関係の法整備が急務といえます。

11/30 11/18の日記でもご紹介した日本人タレントのサユリ(藤田小百合)さんが自発的にシングルマザーなった理由を詳細に打ち明けられました。41歳の時に生理が来ないことがあり、産婦人科に行ったところ子宮年齢が既に48歳で、すぐに生理が終わると言われたことが理由だそうです。初めは、精子提供を受けて未婚出産し、自発的シングルマザーになることに葛藤もあられたようですが、出産後は、「これが夢だったらどうしようかと、寝るのが怖くなるほど、本当にとても幸せだ。」と語っていらっしゃいます。精子ドナーのことを“ギフト(プレゼント)さん”と呼ぶことにしているそうで微笑ましい限りです。だからこそ、優しく素敵な人でなければならないと再認識しました。

 

ドナーの日記(2020年10月)

『R2.10月の日記』

10/1 本日は京都でご面談とご提供でした。コロナ禍の中、遠方からお越しでしたので、できる限りご期待にお応えできるよう、体調を整えてまいりました。質量ともにご満足いただける良質な精子が提供できたと思います。

10/2 昨夜は中秋の名月でした。今年は、ほぼ満月でいつもより大きく見えました。女性の月経(生理周期)と月の満ち欠けは密接に関係しているようですが、身体のコンディションやバイオリズムを整えてくれるかもしれないと思うほど、とても綺麗なお月様でした。

10/3 本日は京都でご面談とご提供の予定でしたが、面談の時間が合わずにご提供だけとなりました。これからの精子提供活動のためにと、謝礼をいただきました。ボランティアのため、謝礼の類は一切お断りさせていただいていますが、どうしてもという場合は頂戴し、少しでもお役に立てるよう、栄養補助食品などに使わせていただいています。

10/4 本日は東京の方からご依頼がありました。新幹線の往復など移動時間を考慮すると、平日の日中に精子提供が必要になることが予想されるので、仕事等との厳密なスケジュール調整が必要となりそうです。

10/5 先日、体外受精に協力させていただいた方から、精液検査結果のデータをお送りいただきました。精子量、精子数、運動率とも基準値を大きく上回っており、また、採取できた卵子の9割が最終分割卵となっているようです。体外受精は高額なチャレンジだけに、精子ドナーとしてのお役目が果たせてひと安心です。

10/6 今日から一段と肌寒くなってきましたが、精子の保管には最適な気温です。もしかしたら、関西から東京の移動でも3時間程度であれば、精子の運動率は問題ないかもしれません。

10/7 本日は京都でご面談とご提供でした。心が洗われるほど親切・丁寧な方で、何としてもご期待に応えられるようサポートしてまいりたいと思います。最初は他の精子提供ドナーにも依頼されたそうですが、約束の日時に待ち合わせの場所に来られず、それ以降返信ももらえなくなったそうです。個人の精子提供ボランティアである以上、精子の質うんぬんだけでなく、誠実さが大事だと再認識しました。

10/8 ご妊娠のご報告もいただきました。過去3人のドナーから数年にわたり精子提供を受けられており、私で4人目でしたが、3回目でのご提供で無事妊娠に至られました。役割を果たせたことにホッとしていますが、精子の質が良いという証拠でもあると思います。それにしても、直近、1ヶ月間で3人の方がご妊娠されており、少し驚いています。

10/9 本日は大阪でご提供でした。週末の金曜日ということもあり、繁華街は若者でごったがえしていましたが、マスクも付けずに大声で騒いでる人もいて、コロナどこ吹く風でした。風といえば、明日は台風接近により暴風警報が出るかもしれませんが、精子提供に伴う移動に支障をきたすことのないよう、照る照る坊主にお願いしたいと思います。

10/10 本日は大阪にご提供でした。体育の日は、統計上1年を通じて晴れる可能性が最も多い日と言われていますが、台風の影響で雨が降りました。ですが、そこは流石、データに裏付けられた晴れの日だけあってか、たいした風雨もなく、交通機関も麻痺することなく、無事に精子をお届けすることができました。

10/11 本日はご出産のご報告をいただきました。精子提供させていただいた方で唯一、流産(初期の稽留流産)をご経験された方ですが、スーパー安産だったそうで、予定日どおりに元気な赤ちゃんをご出産されました。ありがたいことに写真もお送りいただきましたが、白桃のような肌に、凛とした顔立ちで、お世辞抜きにモデルや俳優になれそうなスーパー可愛い赤ちゃんです。苦労を乗り越えられた甲斐は十分にあったと思います。

10/12 ご新規様からお問い合わせをいただきました。四国地方にお住まいということで多少遠距離にはなりますが、現在、関東地方や中国地方の方にもご提供させていただておりますので、日程調整さえうまくできるようであれば問題ないと思います。全国に精子提供サイトは数あれど、遠方の方から敢えて関西の精子ドナーである「未来かなえ」にご相談いただけることは、信用していただけているようで嬉しい限りです。

10/13 複数の精子ドナーと面談することに負い目を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、各精子ドナーの人柄や容姿など比較して選択することができることが、個人ボランティアの精子提供を利用するメリットだと考えています。精子提供サイトを見て、気になった方には、ご遠慮なくアプローチしていただいた方がよいかもしれません。自分が納得して前に進まれた方が、たとえ結果が出なかったとしても、きっと充実した有意義な時間にしていただけると感じています。逆にいえば、精子提供の実績があるほど、安心と信頼が置ける精子提供者だと思います。

10/14 精子ドナーを選ぶときのポイントは何でしょうか。精子の質、健康な体、血液型、容姿、身長、体格、頭脳、誠実な人柄といったところでしょうか。結婚相手を選ぶときは、これらに、性格、資産、趣味、特技、キャリアなども加わります。こうして並べてみると、全ての条件を満たす異性と巡り合うためには相当の時間が必要ですので、最低限譲れない条件3項目ほどに絞ってお探しされた方がよいと思います。

10/15 本日は朝と夜に京都で2回のご提供でした。電車遅延によりご到着が遅れられ、お渡しできるか微妙でしたが、何とか間に合い受け渡しができました。今後は、万一の時のために、ロッカー利用などの方法も考えておく必要があると感じました。仕事や健康診断もありタイトなスケジュールでしたが、その分充実感があり明日への活力になりました。

10/16 本日は奈良にご提供でした。人工授精ということで時間厳守でしたが、仕事の移動時間を考慮すると非常にタイトなスケジュールで無事にお届けできるか心配でした。駅の特急券販売窓口が混んでおり、間に合わないかと思いましたが、前の3組の順番待ちの若い女性や男性の方が「お兄さんを先に対応してあげて」と順番を譲ってくれたおかげで、無事特急チケットを購入でき、電車に駆け込み乗車でき、事なきを得ました。見知らぬ他人に対する思いやりの心に感謝感動した一日でした。

10/17 アメリカには、精子提供により150人以上の子どもを持つ男性がいるようです。また、ロシアには、69人の子どもを産んだ女性がいたようです。日本では、少子高齢化が深刻な問題となりつつありますが、本気で取り組めば解決できると思います。多様な子どもの持ち方を受け入れ、子育て環境や社会的支援を充実するにはどうすればよいか、答えは簡単です。

10/18 今日は美容院にカットに行ってきました。普段はおでこを出していますが、前髪を下ろされた時に「余計に若く見えますね」「韓国の俳優さんみたいですよ」と言われました。お世辞にも誉めていただき嬉しい反面、複雑な心境でした。40代になると年相応に見られたいという気持ちと、白人コンプレックスからでしょうか。京都の豪族の多くは渡来系氏族(小野氏、土師氏、秦氏、八坂氏、百済王氏、高麗氏)とされており、第50代天皇である桓武天皇の母親も百済(朝鮮半島)出身であることを考えると、妙に納得できる部分もあります。

10/19 精子提供により赤ちゃんをご出産された方から、「悲しい出来事があった時、子どもの笑顔が救いになっている。」とのご連絡をいただきました。子育て以外と子育ての両立は大変ですが、精神的にまいっている中で、子どもの存在が親を救ってくれることもまた然りです。

10/20 卵子提供のご意向を示されている方と面談を行い、ご協力いただけることになりました。卵子提供は、精子提供でも妊娠されなかった場合の次のステップになりますが、精子提供より遥かに複雑な条件面での擦り合わせが必要になります。未来かなえの精子提供を受けられる方には、卵子提供者探しだけでなく、依頼者と卵子提供者との相互の契約書の作成や取り交わしも含めて、仲介のサポートを行いたいと考えています。

10/21 人の弱みにつけ込んで悪徳商売などの犯罪行為をする個人や団体、会社があります。精子提供や卵子提供の活動フィールドでも同様のようです。人助けの世界だけに余計に狙われるのかもしれません。お悩みの方ほどつけ込まれやすいので、くれぐれもご注意ください。

10/22 「不妊治療への保険適用」が妊娠率を低下させる可能性もあると専門家が懸念しています。自由診療なら可能な、一人ひとりに合った治療法を選ぶということはできなくなり、これまでより出生率が下がる可能性があるようです。ただ、高額な治療費を支払えずに、希望を抱けなかった方にしてみたら、天国への階段というか夢のような話だと思います。まずは希望の光がほんのちょっと見えるようになっただけでも、とても嬉しいことだと思います。

10/23 精子提供で最も重要視しているのは“排卵日の予測”です。排卵日は生理開始から14日目と決まっているわけではありません。正常な周期は「25~38日」です。基礎体温の測定や排卵検査薬の使用などにより、しっかり把握する必要があります。もしわかりにくければ、不妊検査がてら、不妊クリニックを受診して医師から排卵日を教えてもらうと確実です。

10/24 今日は仕事も休みで精子提供のご予約も入っていなかったので、最近ブームの「鬼滅の刃」というアニメを観ました。主人公の炭治郎は6人姉弟(女2人、男4人)という家族構成に驚きましたが、大正という時代設定や家族の絆を描いた作品ということで少し納得できました。貧しい家庭にも関わらず幸せそうな生活を送っていたのは、やはり兄弟が多かったからでしょうか。

10/25 遠方から1泊2日で精子提供に来られる方もいますが、コストや時間は相当かかります。精子ドナーとしてできることは、少しでも妊娠率をアップすることなので、2日連続のご依頼などにもお応えしています。

10/26 不妊治療の保険適用化など患者の費用負担の低減について国税を投入しようと検討されていますが、そもそも何故、高度不妊治療にかかる費用は高額なのでしょうか。日本は世界一の不妊治療大国で競争が激化しているにも関わらず、治療費は一向に下がらないため、適正な市場原理が働いていないのではないでしょうか。携帯電話の利用料と同じで暗黙の料金設定があるようなら、国が検証してメスを入れる必要があると考えています。

10/27 一部の女性に仕事が集中することにより、徹夜が続き、体に変調をきたし、生理が止まられた方もいます。女性の社会進出は良いことですが、子どもを産みたくても産めない職場はあってはなりません。

10/28 本日は京都でご提供でした。帰りに映画館で「鬼滅の刃」を観たのですが、単なるバトルもののアニメではなく、その背景に親と子の愛情や家族の絆が描かれた美しい作品でした。少年漫画にも関わらず女性の観客が多く、涙を流す人もいましたが、子を想う母親の気持ちに共感されたのだと思います。

10/29 本日も京都でご提供でした。その際に東京土産の甘いスイーツを頂戴しました。あくまでボランティアですので高額なものは受け取れませんが、とはいえお心遣いに心が温まります。

10/30 映画「鬼滅の刃」で登場人物の炎柱・煉獄杏寿郎が弁当を頬張りながら、大声で「うまい」を連呼していたのですが、その理由が分かりました。単にお弁当が美味しいということではなく、同じ食べ物でも心が満ち足りて充足しているほど美味しいと感じられるため、作者は精神が強く、そして安定しているキャラクターであることを伝えたかったのだと思います。

10/31 本日は大阪でご面談でした。モデルさんのように容姿端麗で心も清く美しいとても素敵な方でした。妊活支援のボランティア活動を通して、このような出会いがあろうとは、よもやよもやです!大安の満月という縁起のよい日でしたが、これも何かのご縁でしょうか。笑顔あふれる素晴らしい日々をお送りいただけるよう、心を燃やして、温かく、力強く支援してまいりたいと思います。

ドナーの日記(2020年9月)

『R2.9月の日記』

9/1 本日は大阪にご提供でした。コロナ過の中、ラッシュアワーの時間帯の精子提供は感染リスクが高く相当なプレッシャーがあります。最近、よくトイレでご高齢の清掃員を見かけますが、ご高齢だけにコロナに感染されないことを心から祈るばかりです。

9/2 本日も大阪にご提供でした。これで6日連続の精子提供ですが、何とかなるものです。それよりも、自転車のタイヤがパンクしてしまい移動に支障をきたしました。冷静に分析し、機転を利かせて、瞬時に最適な判断をすることの大事さ再認識しました。

9/3 7日振りに精子提供はお休みでした。骨休めではありませんが、良質なタンパク質を摂って、充電したいと思います。

9/4 本日は大阪にご提供でした。ご新規様とのご面談はキャンセルとなりました。

9/5 家のリフォームが完了しました。こだわりがあり、工事費も数百万かかりましたが、なかなか満足のいく仕上がりです。暑い中、大工さんや工事関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。今週末は、家具の移動や日曜大工に負われていますが、窓フィルムの交換作業が結構大変です。

9/6 今日は一日、引っ越し作業でした、引っ越しといっても洋室から書斎への家の中での引っ越しですが、タンスや棚の移動には骨が折れました。書類や衣類の断捨離のいい機会ですが、気になって悩み始めると時間が足りなくなるため、10年近く読んでいない本や5年以上着ていない服はエイヤッで捨てることをオススメします。あと、通信機器が故障してしまい、リカバリーが大変でした。台風が来ていますが、停電すると通信エラーでインターネットにもアクセスできなくなり本当に困ります。そう考えると、現代社会で一番困るのは長期間の停電かもしれません。

9/7 精子提供で妊娠に至らなかった場合、ステップアップとして卵子提供があります。卵子提供で「産みの親」の遺伝子がお腹の中の赤ちゃんに伝わることが判明しているそうです。高齢出産のリスクはありますが、代理出産や養子縁組を選択する前に検討してもよいかもしれません。

9/8 本日は大阪にご提供でした。ウィズコロナ社会においてリモート化が進んでいますが、卵胞チェック(経膣エコー)などは自宅でもできるのではないかと考えています。病院が機材の貸し出しやリモート診察を行えば、通院や移動時の感染リスクなくなるとともに、診察の待ち時間も大幅に縮減できます。機材の購入費やレンタル料の負担も、少子化対策として国が支援することで解消できます。

9/9 体外受精を考えられている依頼者様から男性用の薬(ビタミン剤等)を頂戴しました。特に薬がなくても精液に問題はありませんが、試しに服用してみたいと思います。これで良質な精子をご提供できることは間違いありません。

9/10 本日は京都にご提供でした。連日、芸能人の出産のニュースが目に入りますが、性別を公表している赤ちゃんのほとんどが男の子ということに驚いています。確率的には明らかにおかしいので、産み分けでもされているのでしょうか。

9/11 不妊治療も保険適用となるようです。保険適用と助成拡大のどちらがよいか議論も必要で、実現は早くて1~2年後のようですが、明るいニュースです。ただ、その医療費が将来の子ども世代の負担として重くのしかからないよう、教育や就労支援もセットで支援が必要です。また、卵巣年齢によって保険料を変えるということや、民間の保険制度の活用も検討すべきかと思います。

9/12 本日土曜日は日曜大工に向けての資材を購入しました。日曜大工という適度な運動は、筋トレ効果もありますが、良質な精子形成にもつながると考えています。ひと汗かいた時のご褒美として、進撃の巨人の新刊(32巻)も購入しましたが、ひと汗かく前に数分で読み切ってしまいました。

9/13 本日は京都にご提供でした。ショッピングモールは大勢の人で賑わっており、寺社仏閣などの観光地は閑散としています。観光客は少ないものの、市民は元通りの生活に戻ってきているようです。

9/14 自転車でアップダウンのある道を20kmほど走りました。時間にして1時間30分程度ですが、いい運動になりました。有酸素運動を日課すると血液や細胞が活性化し、元気な精子が保たれると言われています。

9/15 少し肌寒くなってきました。精子の持ち運びの温度としては最適だと思います。おそらく3時間程の移動でも大丈夫でしょう。

9/16 松本穂香が「グータンヌーボ2」に出演し、「旦那さんはいらなくても、子供は欲しい」との独特の結婚観を明かしました。お母さんになりたいけど、相手は他人なのでずっと続かない不安があることや、子供がいると自分が年老いた時に独りじゃないことが理由のようですが、社会が多様化する中で、そのような価値観の人が多くなっています。選択的シングルマザーの増加とともに、精子提供のニーズも益々高まってくるでしょう。

9/17 最近(ここ1週間)、ビタミンEの錠剤を服用しています。ビタミンEは、血液循環を良くし、精巣機能を改善させます。気のせいかどうか分かりませんが、疲労回復だけでなく、精力促進(性機能増強)の効果を実感しています。

9/18 原因不明性不妊の原因には子宮内膜症やピックアップ障害が考えられます。ピックアップ障害とは、排卵された卵子を卵管采がうまくキャッチできないことによって、精子と卵子の受精の場が得られないことを指し、治療方法としては体外受精が適応されます。不妊治療の検査で問題がないのに、長年にわたりタイミングを取ったり排卵誘発を行っても妊娠されない方は、極めてこのケースが高いと考えられます。この場合、どんなに良質な精子を何度提供しても全く意味をなしません。通院や費用の負担や加齢に伴う卵子の老化などのことを総合的に考えると、一度だけでもよいので早めの体外受精をオススメします。

9/19 本日は大阪にご提供でした。体外受精の朝一採卵ということで、夜明け前の早朝から精子提供の準備が必要でした。数年間シリンジ法を試されて、コロナ禍の落ち着きを待っての体外受精へのトライ。ご妊娠されることを心からお祈りいたします。

9/20 今日は安室奈美恵の誕生日です。アムラー現象から4半世紀、時が経つのは早いものです。また、法事でお墓参りに行ってきました。先祖がいるからこそ今の自分がある。全ての先人に感謝するとともに、命をつむぐ精子提供の意義を再認識しました。お寺のお坊さんから、誰に対しても「尊敬」の念を持って接すること、相手を変えることは難しいため「自分が変わる」しかないこと、「八方塞」は自分の気持ち次第という講和をお聞きしましたが、「悟り」の境地にはまだまだほど遠いと感じました。また明日から「日々精進」で頑張りたいと思います。

9/21 刃物で薬指を爪ごと切りました。傷が治り爪が生え変わるまで2~3ヶ月はかかりそうですが、人差し指や中指でなくて良かった(不幸中の幸い)と思うことにします。爪掻きつづれ織りの職人でもないため、爪が剥がれた部分の痛みに耐える中で、永久脱爪でもあればと考えてしまいます。

9/22 卵子提供者を探されている知人(女性)がいらっしゃいます。精子提供や体外受精でも妊娠に至らなかった方の最後の砦ですが、国内ではJISARTのガイドラインがあり、卵子提供による妊娠は極めてハードルが高い状況です。不妊治療の金銭的支援だけでは解決できない問題であり、誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて、ガイドラインの再整備も併せて検討が必要だと考えています。

9/23 19~22日の4連休は全国的に人出が回復し、前年9月の休日平均を超えた観光地もあるようです。不妊治療の自粛も解除疲れの反動により、不妊治療専門クリニックや産婦人科の混雑が予想されます。精子提供に伴う移動制限を解除された精子ドナーさんも多いかと思います。

9/24 卵子提供で「産みの親」の遺伝子がお腹の赤ちゃんに伝わる事が判明しているようです。情報の確実性はどうあれ、生物学的に考えて当然のことだと思います。どうしても赤ちゃんを授かりたいという場合には、卵子提供という選択肢を検討されるのもよいかもしれません。

9/25 本日は京都にご提供でした。よもやの交通トラブルにより、お届けに時間を要しましたが、タイムオーバーになるまでにお渡しできてよかったです。これまで、未来かなえは、お約束の時間に10分以上遅れたことはなく、ほとんどオンタイムで受け渡ししています。

9/26 本日はご妊娠のご報告をいただきました。提供2回目でのご懐妊です。気分もよく、エアコンを3台まとめ買いしました。今が1年のうちで一番過ごしやすい季節で価格も安くなっているようですが、それなりのいいお値段でした。体調や精子は気温に影響を受けやすいため、できるだけ快適な室内環境を整えて、少しでも良質な精子の形成に努めたいと考えています。

9/27 竹内結子さんが急逝されました。芸能界の表と裏、スポットライトの光が眩しいほど暗く深い闇があることを垣間見た気がします。一度誰かが逝去すると、心理的な影響で後追い現象が起きるそうです。0歳の子供がいて、良きパートナーもいて、お金もあるのに自死だとしたら、真相を解明して二度とこのような悲劇が起こらないように一丸となって対策を講じるべきです。八方塞と思えるような何があったのか、今のなっては知る由もなく、時計の針も戻せませんが、「黄泉がえり」、「ストロベリー・ナイト」、「クローズド・ノート」、「コンフィデンスマンJP」などの作品を観ながら追悼したいと思います。

9/28 「未来かなえ」の旧サイト(http://mirakuru.club/)を閉鎖しました。コンテンツの内容に共通点が多い新サイト(https://jpspermdonation.com/)がGoogleにコピーサイト(コピーコンテンツ判定)とみなされてしまい、評価されない可能性が高かったためです。旧サイトにアクセスされた方は新サイトに転送されるよう設定(301リダイレクト)を行っていますのでご安心ください。

9/29 卵子提供者も全国には多くいらっしゃるようです。お話できる機会があるとよいのですが、おそらく精子提供者よりボランティア精神がある方だと思います。

9/30 本日はご妊娠のご報告をいただきました。提供1回目でのご懐妊です。心拍確認まではご不安もあるかと思いますが、妊娠初期には葉酸が良いと言われていますので、栄養や休息をとっていただきながら、できるだけストレスフリーでお過ごしいただければ幸いです。

ドナーの日記(2020年8月)

『R2.8月の日記』

8/1 ご面談と面談後のご提供を行いました。顔の見える関係で安心して精子提供を始めていただくことが、個人精子バンクのメリットの一つですので、面談時の雑談を大事にしたいと考えています。

8/2 休日も早朝から精子提供です。男性不妊のカップルさんで、精子提供により赤ちゃんを授かられた場合、ママがつい赤ちゃんへの愛情を注ぎ過ぎるあまりパパがへそを曲げてしまうこともあるため、ママは今まで以上にパパを大切にしてあげてほしいと思います。そうすることで、パパは例え遺伝子上の繋がりがなくても愛するママの子どもに一層の愛情を注いでくれるようになります。

8/3 某精子提供マッチングサイトの男性精子提供者の登録者が急増しています。精子提供が当たり前に社会になりつつあると感じました。精液検査・性感染症検査の受診は登録要件ではないため、検査結果の公開も含めて義務化できると、精子提供を望まれる女性は安心されると思います。

8/4 今日は大阪にご提供でした。朝一番で至急のご依頼があり、仕事を早退して提供してまいりました。週末にご予約をいただいていたところ、排卵検査薬が陽性反応を示したということで一刻も早くというものです。精子ドナー「未来かなえ」はそんな緊急の案件にも臨機応変に対応いたします。そんなフットワークの軽さやスピードが、個人精子バンクの最大のメリットかもしれません。

8/5 精子提供により産まれた赤ちゃんの動画を送っていただきました。旦那様も赤ちゃんを溺愛されているそうです。精子ドナーとしてこの上ない喜びです。それと同時に、親子関係には血の繋がりより過ごした時間の方が大事だと確信しました。

8/6 今日は大阪にご提供でした。通勤ラッシュの時間帯は避けたいところですが、時間指定のご依頼があれば、そうは言っていられません。ご妊娠されることと同じくらいコロナに感染されないことを祈るばかりです。

8/7 今日は奈良にご提供でした。コロナ禍の中、依頼者様の要望により、移動に特急電車を利用させていただきました。時間も短縮できるばかりかシートも広く快適で、消毒もされており衛生的でした。おかげで安心・快適にお届けできました。

8/8 突然記憶が蘇るというか、数十年前のある光景が脳裏に浮かびました。なぜ今日なのか調べたところ、驚くべき事実が分かりました。お盆の時期、生と死、夢と現が近づいたような本当に不思議な体験で、一日中、心ここにあらずでした。血縁関係にあった人達は時空を超越した目に見えない「糸」で繋がっているのでしょうか。

8/9 今日は京都でご提供でした。提供場所までお車でお越しになり、車内でシリンジ法により処置して帰られるそうでした。コロナの感染リスクやタイムロスがなく、最適な精子提供の方法です。

8/10 大切な人が生きた歳月に並ぶ日を迎えました。幼い頃、同じ歳になったら「死」というものをどう感じるのかと考えていましたが、自分にはまだ「死」というものを受け入れられませんし、こんなに若くして亡くなることの絶望や悲しみを想像することさえできません。しかし、不妊治療など、どんな深い悲しみにも「夜明けの来ない夜は無い」と信じて、暗い海を照らす燈台の灯りのように、赤ちゃんという朝日が水平線に光を放つその日まで、精子ドナーとして悲から生を紡いでいきたいと思います。

8/11 キャンプ1日目、レンタカーで到着。カレーを作って、花火をしました。突然の風雷雨に花火が大変でしたが、自然を学ぶいい機会です。

8/12 キャンプ2日目、川遊び、ツリーハウス、釜焼きのピザ、温泉、BBQ、大自然と食を満喫し、英気を養いました。

8/13 キャンプ3日目、水泳、サイクリング、テニス、仕上げはソフトクリーム、適度な運動と栄養価の高い食事、大自然の中でストレスも発散できました。良質な精子の生成にもつながります。

8/14 妊娠8ヶ月目の方から、性別判明のお知らせをいただきました。ここのところ女の子が3人続いており、今回も女の子でした。親戚にも4姉妹がいますが、少し驚いています。芸能ニュースでは男の子の出産が続いているので、日本全体の男女比率としてはバランスが取れているのかもしれません。

8/15 目もくらむような真夏の日差しの下、大阪と京都で観測史上最高の最低気温を記録するなど、厳しい暑さが続いています。最高気温も体温より高い状態が続いており、精子は熱に弱いため、精子ドナーは特に注意が必要です。夏は室内外の温度差が体調に影響しやすく、場所や天候にかかわらず熱中症に気をつけなければならないので、こまめに水分をとりながら、体調管理していただければと思います。

8/16 今日は京都にご提供でした。早朝でしたので朝食にとパンをいただきました。ご配慮に感謝するとともに、子宝に恵まれるという長年の夢が早く叶ってほしいと心の底から思いました。精子提供を希望される方は、心が清く素晴らしい方ばかりです。

8/17 ご出産のご報告をいただきました。「女の子」です。コロナ禍の中、40代での初産ということもあり、何かと大変だったようですが、その分大変喜ばれています。赤ちゃんの写真も送っていただきましたが、生まれたばかりにも関わらず、あまりに端正な顔立ちに驚きました。たった1回のご提供でご妊娠されたことからも、卵子の質がとても良かったのだと思います。望まれるなら、40代で2人目の妊娠・出産も夢ではありません。

8/18 他の精子ドナーさんを紹介することによって、依頼者様のご希望に沿った支援ができることになりました。生まれてくる赤ちゃんと生活を共にして、将来にわたり支えていかれるのは依頼者様やパートナー様ですので、よりよい選択をしていただけるよう、日本中の精子ドナーが一丸となって一人一人に寄り添った丁寧な支援を行っていければと思います。

8/19 今日は京都にご提供でした。卵子はきれいに育っているそうで、精子の量も十分だったので、上手く行くといいです。帰り道、あまりの暑さに大型電気店に涼みに立ち寄りましたが、エアコンコーナーは最高のクールスポットです。

8/20 ご出産のご報告をいただきました。「女の子」です。20代の方ですので、将来的に2人目もお望みになられるかもしれません。

8/21 不妊治療の体外受精によって2017年に誕生した子どもの数は、5万6617人だったとの調査結果を日本産科婦人科学会がまとめています。この年に生まれた子どものおよそ16人に1人の割合です。また、アメリカでは精子提供を受ける女性は年間5万人ほどおり、3〜5万人の子どもが産まれると言われています。ひと昔前は慎重論があった体外受精も今や当たり前の時代となりました。近い将来、精子提供も欧米のように受け入れられる社会になるかもしれません。

8/22 関西以外の遠方の方からご依頼がありました。これまで長年、病院での非配偶者間人工授精による不妊治療を続けてこられましたが、精子提供ボランティアによるシリンジ法に切り替えられるそうです。遠方、ご高齢の方でも、妊娠の可能性が1%でもあれば、時間の許す限りお手伝いしたいと思います。

8/23 ウクライナの代理母出産が「赤ちゃんオンラインストア」だと批判されています。商業的な要素があったとしても、強制しているわけではなく、お金に困っている人と子どもに困っている人が、Win-Winの関係で助け合うことのどこがいけないのでしょうか。批判する前に、当事者双方の声を聞き、批判するのであれば支援の代替案を示すべきだと思います。

8/24 アイデアレベルですが、LGBTをはじめとする多様なセクシュアリティ当事者の交流会で、「精子提供」をテーマに話し合っていただいてはどうかと漠然と考えています。

8/25 精子ドナーの責務として、未来かなえより数カ月間にわたり精子提供を受けられても妊娠されなかった方で、不妊症でもなく、資金的に余裕のない方については、ご希望に応じて不妊治療費の一部を支援する方向で検討したいと考えています。

8/26 精子提供の中止のご連絡がありました。これまで遠方からお越しいただいていたのですが、ご近所で血液型の合う精子ドナーさんが見つかったそうです。妊活は最後の1年にされるそうなので、何とか赤ちゃんを授かっていただけるようお祈りしています。

8/27 卵子提供によるご妊娠を検討されている方から、精子提供のご相談をいただきました。養子という選択ができない、どうしても子ども必要というご事情もあり、何とかお手伝いさせていただきたいと思いますが、色々とクリアしなければならない課題もありますので、時間をかけて調整してまいりたいと思います。

8/28 今日は奈良にご提供でした。他府県からのご依頼がありますが、近場より多少遠い方が、知り合いという可能性も低く安心なのかもしれません。

8/29 今日も奈良にご提供でした。排卵検査薬の反応と排卵日はズレることもありますので、卵胞の成長を病院で診てもらい、排卵検査薬の反応と合っているか確認していただきたいと思います。

8/30 今日は大阪にご提供でした。今月は、卵管造影検査により片側卵管閉塞と診断された方がいらっしゃり、ドクターから「どっちか詰まってて、詰まってる方が排卵して妊娠した人、40年やってきてて、2~3人やから難しいなあ~」と言われ、体外受精を検討されることになりました。何もなければないでいいですし、何か分かれば分かったで対応できますので、精子提供を開始して半年経っても赤ちゃんを授かれない場合は、お近くのクリニックにご相談されてみた方がよいと思います。

8/31 今日は奈良にご提供でした。連日のご提供が続きますが、量も一定確保できており、体が慣れてきているのかもしれません。7月の長梅雨、8月の酷暑、地球温暖化の中で異常気象が頻繁に発生するなど自然環境も厳しさを増すばかりですが、人間が適用できるようなるしかないのかもしれません。

ドナーの日記(2020年7月)

『R2.7月の日記』

7/1 精子提供でご出産されたシングルマザーさんから、お食い初めを一緒に祝ってもらえないかとのご相談があり、ママと赤ちゃんだけなので、カメラマン役としてお引き受けすることになりました。精子ドナー「未来かなえ」としては、産前産後のサポートもできる範囲で行いたいと考えています。

7/2 人工受精とシリンジ法のセットで精子提供のご依頼がありました。シリンジ法→人工受精→シリンジ法の順でご提供させていただきたいと思います。ある有名な不妊治療専門のクリニックの Q&Aには、「人工授精や体外受精の前日や前々日に性交渉を持って結構です。死んだ精子のたくさん混在する濃い精液よりも、多少薄くても新鮮な精子の方が妊娠しやすいのです。」との見解が示されています。

7/3 3人目の精子ドナーとして、精子提供の依頼がありました。シリンジ法で2年近く妊娠されないようなので、何とかお役に立てればと思います。ちなみに、2人目の精子ドナーとして支援し、赤ちゃんを授かられた方はいらっしゃいますので、卵子と精子の相性というのもあるのかもしれません。

7/4 Aさん→Bさん→Aさん→Bさん→Cさん→Cさんの順で6日連続の精子提供の予約が入りました。精液の量を気にされる方もいらっしゃいますが、「毎日タイミングを取るぐらいが最も妊娠しやすく、死んだ精子のたくさん混在する濃い精液よりも、多少薄くても新鮮な精子の方が妊娠しやすい」と言われているのでご安心ください。

7/5 Aドナー→Bドナー→Cドナーの精子提供により、3人目の赤ちゃんを希望される方からお問い合わせがありました。兄弟間の血の繋がりは薄くなりますが、どうしても兄弟を増やしたいそうです。福山雅治主演の映画「そして父になる」では、子どもの取り違えという出来事の中で、“生みの親”と“育ての親”の関係が描かれていますが、親にとっても子供にとっても、親子関係は“血の繋がり”より“注いだ愛情” や“過ごした時間”の方が優先すると感じています。

7/6 夜間に急な依頼が入ったため、大雨の中、提供してまいりました。雨にも負けず風にも負けず、コロナの不安にも負けず、精子をお届けいたします。

7/7 今年も七夕は雨でしたが、7月7日に降る雨のことを「酒涙雨(織姫と彦星が流す涙)」というようで、日本の情緒が感じられます。みなさん、短冊にはどのような願いを込められるのでしょうか。

7/8 年齢的に最後のチャンスということもあり、複数のドナーと面談されていた方から、精子提供のご依頼をいただきました。どなたにお願いするか悩まれていたそうですが、何となく自分の感覚的に、未来かなえを選択されたそうです。1度きりのチャンスになるかもしれないと思うと責任も感じますが、ぜひ赤ちゃんを授かっていただけるよう、提供当日に向けて体調管理を徹底したいと思います。

7/9 体外受精と顕微授精では受精率や胚盤胞到達率はどちらが高いのか。ネットを検索しても明確な回答は出ていません。個人的には、顕微授精は卵子に針を通すことになりますが、良質な精子を入れることができるため、妊娠さえすれば健康な赤ちゃんが産まれてくると考えています。

7/10 最近、シングルマザーによる幼児虐待のニュースをよく見かけますが、ママも心身ともに疲れ切っているのかもしれません。シングルマザーの支援策の一つとして、ゆとりと自分を見つめ直す時間を与えるような仕組み、例えば、期間限定の養子縁組という制度などを検討してはどうかと思います。ママも子どもも幸せになり、少子化対策としても有効です。

7/11 排卵日に1回より、その前に複数回の精子提供を受けられると妊娠しやすくなります。最も妊娠しやすいのは1周期で3回のご提供です。排卵チェッカーが反応してからではなく、陽性反応を見越して、その直前の提供をオススメします。

7/12 今日は久々の梅雨の晴れ間でした。精子提供の依頼が入っていたので外出しましたが、おかげでつかの間の日光を満喫できました。駅周辺の飲食店は多くの人で賑わっていましたが、マスク着用もどこ吹く風、ステイホームも忘れ去られてしまった感もあり、コロナの第2波が懸念されます。

7/13 精子ドナーの最寄駅まで依頼者が車で来て、精子を受け取り後すぐに車内で処置し横になる。コロナ禍の中で、最も安全かつ確実な精子提供の方法です。

7/14 連日の雨に連日のご提供、ビタミン補給とタンパク質摂取で乗り切りたいと思います。ただ、梅雨前線の長期停滞という異例の天候が影響しているのか、皆さん生理周期が乱れられており心配です。

7/15 キャリア優先のハリウッドセレブ界では40歳オーバーの出産も珍しくありません。スーザン・サランドン 42歳、クロエ・セヴィニー 45歳、ジーナ・デイヴィス 45歳、ケリー・プレストン 47歳、ハル・ベリー 47歳、ホリー・ハンター 47歳、ビヴァリー・ダンジェロ  49歳、ローラ・リニー 49歳、ジャネット・ジャクソン 50歳、ソフィー・B・ホーキンス 50歳、ヘレン・モリス 52歳、ブリジット・ニールセン 54歳。お金持ちなので“超”高度不妊治療を受けられているのかもしれませんが、背中を押されます。

7/16 藤井聡太七段が史上最年少17歳で棋聖のタイトルを獲得しました。小・中学生の頃、将棋に熱中したのを思い出しました。当時のコンピュータは2段が最高レベルだったので、AIで上達するには限界がありました。小学生当時、父や祖父、5段の親戚の叔父さんと対局していましたが、将棋はステイホームのゲームだけでなく世代間交流や思考力・集中力UPのツールとしても大変有用です。

7/17 今日で6日連続のご提供となりました。精子をつくる機能に問題がなければ、毎日性交渉を持っても妊娠できるだけの精子がつくられると言われています。数が多少少なくてもフレッシュな精子が多いほうが妊娠には有利です。週明けのご提供に向け、週末はゆっくり休み、コンディションを整えたいと思います。

7/18 FTMカップルさんとのご面談の際に、「精子提供のことは、性転換手術の際に知り合った友人を通じて教えてもらえた」とお聞きしました。精子提供ボランティアについては、たまにテレビで紹介されていますが、まだまだ情報入手源は限られているようです。

7/19 精子提供を受けられる方はプレッシャーを感じずに、「やれるだけのことをやってできなきゃしょうがないね」くらいのおまけの気持ちで取り組んでいただきたいと思います。そうするといい結果があるような気がします。努力は必要ですが、結果は神様が決めることなので、結果に重きを置くのではなく、プロセスを大事にしていただければと思います。

7/20 精子提供を考える前に「ブライダルチェック」をオススメしています。「精子提供を受けるか否か」ではなく、まず不妊症のリスクがないか検査を受け、その結果を見て判断されるのも一つの方法かと思います。ブライダルチェックとは婦人科などが行なっている一般の検査ですが、感染症、不妊のリスク要因がないかをチェックするものです。例えば、卵巣年齢(AMH)や超音波による子宮・卵巣検査、クラミジア感染検査などです。クラミジア感染検査で陽性なら、卵管が詰まっている可能性もあります。すぐに卵管検査をするかどうかの判断は難しいところですが、卵管が詰まっていると精子提供が無駄になる可能性が高くなります。

7/21 今日は体外受精の方にご提供いたしました。採取から病院持ち込みまで1時間半程かかられましたが、Drのお話では「質・量共に申し分ない」とのことで、大幅に基準値を超えた精子所見をお送りいただきました。毎回のことではありますが、高度不妊治療を受けられる方は、良質な精子であることを確認していただくことができます。

7/22 7月21日は、7月中の土用の丑の日ということで鰻をいただきました。そして、今日はサーロインステーキをいただきました。日頃から良質なタンパク質を摂取しながら体調管理を徹底したいと思います。ただ、しばらく精子提供のご予約がないため、明日は久しぶりにラーメンでも食べようと思います。

7/23 先日、三浦春馬さんがお亡くなりになりました。色々と思い悩まれていたようです。見た目や雰囲気で何となく以前から気になっていましたが、嫌な予感が的中してしまいました。心が清すぎる人は、周りに迷惑を掛けたくないと誰にも相談できず自分で悩みを背負ってしまいます。あまりにショックなニュースに今はご冥福をお祈りするばかりですが、心よりお悔やみを申し上げたいと思います。今日はビデオ店に三浦春馬さん追悼コーナーが設置されていたので、主演作品を観ながら4連休を過ごしたいと思います。 

7/24 2020年4月、俳優リチャード・ギア70歳に、第3子(男児)が誕生したというニュースが報じられました。妻アレハンドラ・シルヴァさんは37歳で二人は、2018年に結婚し、昨年2019年2月にも男児が生まれています。精子ドナーが高齢でも精子の量・質が良好であれば何の問題もありません。

7/25 ebookjapanで「一日千秋」というマンガを読みました(今なら無料で読めます)。結婚7年目子供なし。不妊治療を続けている30代の女性が主人公です。「避妊しなければ子供なんて、すぐできると思っていた」、「子供が欲しいと願っているだけなのに、なんで私には叶わないの!?」といった焦りや不安…。妊娠、出産、家族…普通の幸せとは何かについてリアルに描かれています。

7/26 先週のミュージックステーションで故・三浦春馬の新曲MVの公開の前段で、いきものがかりが「きらきらにひかる」をテレビ初披露したのですが、三浦春馬を追悼しているような歌詞とメロディに涙してしまいました。本楽曲は水野良樹が書き下ろし、以下のようにコメントしています。「いろんな人が抱える孤独に対して、誰かを頼るとか、甘えるとか、つながることを恐れなくてもいいんじゃないかということを考えながら作りました。」。長澤まさみも「春馬君はキラキラ輝いていた。」とコメントしていますが、ジェームズ・ディーンや尾崎豊のように伝説的スターと人の心に生き続けるのではないでしょうか。精子ドナーも志は同じで、悩まれている人に寄り添い、きらきら輝く希望の光であり続けたいと思います。

7/27 経験から、妊娠のターニングポイントは32歳だと感じています。これまで第1子や第2子をすぐに妊娠された方でも、32歳を超えると不正出血が出てきたり、妊娠するまでに時間がかかられたり、不妊治療なしには妊娠されない方が明らかに多くなります。

7/28 上半期の仕事が佳境に入ってきました。突然の精子提供のご依頼にはお応えできない日もあるかもしれませんので、できるだけ早めのご予約をお願いいたします。

7/29 精子バンクは高額だけど性感染症の心配がなく安心・安全だと言われます。精子ドナー「未来かなえ」は、無料かつ性感染症のリスクがゼロで、緊急のご依頼やキャンセルにも対応できるので、より安心・安全です。

7/30 数年間、複数の精子ドナーから精子提供を受けても妊娠しなかったので、産婦人科で卵管造影検査をしてみたら卵管閉塞と診断された、、、そんなことにならなよう、精子提供開始前のブライダルチェックはとても大事です。レシピエントとその他のレシピエントと精子ドナーの三者がウィン・ウィン・ウィンの関係となるように、婦人科検査にご理解・ご協力ください。

7/31 月末とともに長い梅雨が明け、いよいよ本格的な夏が始まります。精子は熱に弱いため、炎天下での持ち運びには保温ポッドを利用するなど、20~30℃での保管を心掛けていただきたいと思います。

ドナーの日記(2020年6月)

『R2.6月の日記』

6/1 一般的に、子育ては大変だと言われますが、その先入観が少子化・晩婚化につながっている要因のひとつではないでしょうか。それ以上の喜びがあることを、精子提供活動を通じて伝えていけたらと思います。

6/2 「ウィズコロナ」社会がスタートしましたが、三密の回避や人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなど、基本的にやることはこれまでと変わりません。ただ、30度以上の「真夏日」もスタートしたので、マスクの着用で熱中症にならないよう十分注意が必要です。

6/3 「Withコロナ」感染拡大を防止しながら妊活支援を両立するなど、新たな精子提供のあり方を検討し、提案します。安心安全な精子の提供をお約束します。

6/4 「マイクロツーリズム」によるものなのか分かりませんが観光客も増えてきました。閑散としていたホテルのロビーも少しは活気が戻ってくるといいです。

6/5 ご新規様からのお問い合わせが増えてきています。必要としていただけることはとても嬉しいです。定員はありますが、できる限りご希望にお応えいたします。

6/6 ご依頼者様のご自宅で精子を採取することになりました。駅近であれば、無理なく伺え、ホテル代もかからず、最もフレッシュな精子を提供できます。

6/7 コロナ対策として「ポスト投函」による精子提供というご提案もいただいています。確かに感染リスクは限りなく低くなりますが、ダイヤル錠付きのポストがある主要駅近くのアパートなど、対応できるのは限られたケースになりそうです。宅急便(アマゾン配送)のような方法です。

6/8 ポストインにより精子提供を行いました。指定時刻にダイヤル錠付きのポストに精液採取済み容器を入れ、あらかじめポストに入れていただいていた交通費を受け取り、お届け完了のメールを送信。時間に余裕がある時は、このような対応も可能です。最寄駅からのタクシー代をご負担いただけるのであれば、多少遠方でもお伺いできます。

6/9 無性にラーメンを食べたくなる時がありますが、特に、インスタントラーメンは控えています。良質な精子が形成されるよう良質なタンパク質の摂取を日々心掛けています。そのせいか、多くの方が早期にご妊娠されています。

6/10 梅雨入りしました。雨天時は移動が大変ですが、レシピエントの方々にとって恵みの雨となることを祈願しています。赤ちゃんという虹が空に架かるまでために、雨が降ろうとも雷が鳴ろうとも、今日も精子をお届けします。

6/11 排卵検査薬は生理予定日の17日前から使用するよう説明書に記載されていますが、生理周期が不順の場合、17日前には排卵済のこともあるようなので、注意が必要です。

6/12 ご出産のご報告をいただきました。妊娠や出産という結果がすべてではありませんが、やはりこの瞬間がドナー冥利に尽きるというか精子提供活動を通じて最も心が満たされます。これから、パートナー様と一緒に子どもを大切に育てていかれることを陰ながらではありますが、心より応援しています。

6/13 1ヶ月ぶりのカットに行ってきました。行きつけの美容院なのですが、いつもお世話になっている美容師さんから「髪を見て10年になるけど、髪の毛の本数や髪質に変化がなく、白髪もないので本当に驚いている。30代でも白髪や抜け毛が気になる人がたくさんいる中で珍しい。」と言っていただけました。お世辞もあると思いますが、若々しいことは良いことです。ちなみに、視力もいまだに左右裸眼で1.5以上です。これらの健康状態が、精子の質の良さにもつながっていると思います。

6/14 お昼に精子提供の事前面談、夕方に精子提供、それぞれ別の依頼者様ですが、時間を調整しながらできる限りご希望にお応えいたします。それにしても、大阪駅周辺の人だかりはすごかったです。自粛解禁の反動だと思いますが、3密状態なのにマスク着用なしで会話中の若者が多く、第2波につながらないことを祈ります。

6/15 細川ガラシャは織田信長がキューピットとなり、15歳で細川忠興と結婚し、三男三女の子宝に恵まれ、幸せな日々を過ごしたそうです。歴史上の人物の話ではありますが、現在の日本人女性の平均初婚年齢は29.4歳、第1子出生時の平均年齢が30.7歳(平成28年の厚生労働省「人口動態統計」)と比べると、ほぼ2倍になっていることが分かります。

6/16 梅雨の晴れ間に、特別なご報告をいただきました。双子の赤ちゃんのご出産です。双子の中で最も確率が低い「男の子の一卵性の双子」で、しかも星座は「ふたご座」です。早産ではなく臨月での出産なので、元気に育ってくれることを祈りたいと思います。ひとまず、ご出産おめでとうございます。そして、本当にお疲れ様でした。

6/17 面談の際に、赤ちゃんの性別は男の子と女の子のどちらが多いか聞かれることがあります。以前は男の子の割合が多かったのですが、最近は女の子も増えてきています。実績が増えるほど、自然の摂理に従い、徐々に半々(男1:女1)に近づいていくのでしょう。

6/18 双子の赤ちゃんに会わせていただけることになりました。これまで写真をお送りいただくことはあっても、実際に赤ちゃんに会うことはありませんでした。ましてや、双子の新生児と面会できるとは思ってもいませんでしたので、ご厚意に心から感謝いたします。それと同時に、プロの精子ドナーとして、感情移入しないよう留意しなければなりません。

6/19 家を出るときにマスクを忘れたのですが、精子提供の予約が入っていたので、電車移動もあり、特に大阪駅周辺では人だかりができていたので、流石に冷や冷やしました。今やマスクは精神安定剤のようなものです。

6/20 先日、ご出産されたママさんから、退院時の荷物運びを頼まれましたので、お手伝いに行ってまいりました。よろしければということで、赤ちゃんにも面会させていただき、なんと、抱っこ、授乳(ミルクです)までさせていただきました。精子ドナーにとっては、新生児と面会できることは奇跡的・感動的なことなので、本当に貴重な体験をさせていただきました。抱っこ中に赤ちゃんと目が合い、授乳中の幸せそうな顔を見ると、感慨深くもあり、そしてとても心が温かくなりました。もう二度と会えないかもしれませんが、「素直で優しい人間になってね」と囁きながら、新生児室を後にしました。

6/21 ご新規のご相談をいただきました。これまでに2名の精子ドナーに精子提供を受けられるも妊娠に至られなかったとういうことで、3度目ご依頼になられます。セカンドオピニオンならぬサードオピ二オン、一般の精子ドナーであればお断りされるかもしれませんが、精子バンク「未来かなえ」では鋭意お引き受けいたします。

6/22 精子提供活動を通じて、本当に多くの方から様々な価値観やお悩みなどの貴重なお話を聞かせていただきます。ひとりの人間として成長させていただいています。

6/23 少し腹痛があったため念のために病院に行ってきました。案の定、「異常なし」との診断。良質な精子生成のために最近はタンパク質を積極的に摂取していますが、牛肉を食べすぎたのが原因かもしれません。安心して精子提供を受けていただくために、たとえ無駄足になったとしても、引き続き、こまめなメディカルチェックを心掛けたいと思います。

6/24 最近、ご新規のお問い合せが続いています。ご指名を受けることは本当に光栄です。その嬉しさはナイトクラブのホスト以上かもしれません。ナンバーワンホスト並みのサービスができるよう、夜の街だけでなく昼の街でも、精一杯サポートさせていただきたいと思います。女性に癒しや希望・勇気を与えているという意味でいえば、精子提供活動はボランティアの水商売と言えるかもしれません。

6/25 この日記を書き始めたきっかけは、ある依頼者様との面談の際に「ある精子提供サイトの日記を毎日楽しみに見ていました。」というお話をお聞きしたことです。精子提供を前向きに受け留めることができるようになる!日記にはそんな効果があります。精子提供サイトは怪しいサイトいうイメージもある中で、ドナーの人となりを知ることで、安心して相談できるようになります。逆に言えば、日記を書き続けられている“ある精子提供サイト”のドナーさんは、相手を想う心がある方だと思います。また、このようなことができることも個人ボランティアによる精子提供サイトのメリットでもあると思います。

6/26 「自分たちに与えられた、自分たちの範囲で、自分たちの時代に、堪る(たふる)限りの力を尽くして生きるしかない」という宮崎駿監督の名言があります。少子化の時代において、関西の精子ドナーとして堪る限りの力を尽くして支援してまいりたいと思います。

6/27 以前に男性不妊で精子提供させていただいたママさんから出産7ヶ月目のご報告があり、「赤ちゃんのおかげで私も夫も笑顔が増えました。」というお言葉をいただきました。このようなお役に立てることが本当に幸せです。互いを思いやり励まし合い、辛いことも嬉しいことも分かち合える、そんな心が通った家族の存在が明日を生きる力を生み出します。精子提供により赤ちゃんをご出産されたみなさん、これからも素敵な暮らしを続けていってください。そして、明日を明るく照らしてください。精子ドナーとして応援しています。

6/28 最近、小用を優先されたり、コロナの不安やパートナー様の同意等の関係で、面談や精子提供のキャンセルが続いています。早期に妊娠されるかどうかは、精子レシピエント様の積極的な姿勢が大きく影響していると感じています。妊娠される方は「ぜひ(何としても日程を調整していただき場所もどこでも伺うので)提供してください」、そうでない方は「できれば(日程が合えば無理のない範囲で)提供してください」という精子レシピエント様のスタンスに違いがあります。どちらが良い悪いというわけではありませんが、精子ドナー(未来かなえ)としては前者を歓迎しています。妊活や「赤ちゃんが欲しい」という想いに遠慮は不要です。

6/29 社会情勢も変化している中、みなさま様々なご事情がおありのようで、精子提供のキャンセルが増えています。精子ドナーとして一層柔軟な対応が求められているのかもしれません。「持続可能な開発目標」ではありませんが、安心して妊娠・出産・育児をしていただけるよう「持続可能な精子提供・妊活支援プラン」なりとも考えてみたいと思います。

6/30 某精子提供マッチングサイトでは、男性精子登録者の新規登録が殺到しているようです。最近、TV等で紹介されていることが原因かもしれません。慶応病院では、出自公表への懸念から精子ドナーを確保できないとしていますが、この某精子提供サイトの急増の様子をみるかぎり、全国に募集さえすれば、「出自を知る権利」を保障するどころか、実名も公表できる精子提供者が数多くいらっしゃると思います。

ドナーの日記(2020年5月)

『R2.5月の日記』

5/1 緊急事態宣言の中でGWが始まります。「Stay home」と聞くとどこか監禁生活をイメージしてしまうので「Enjoy home」を心掛けたいと思います。寝正月ならぬ寝GWになってしまいそうですが...

5/2 男性不妊の女性の方から、別のドナーさんのドタキャンによる緊急の提供依頼がありました。初対面にも関わらずホテルでセックスでの提供が絶対条件でしたので辞退となりました。

5/3 食料品の買い出しに外出したところ、路上も店内も本当にたくさんの人がいました。春の陽気などで気も緩んでいるのかもしれませんが、自粛疲れで限界なのかもしれません。

5/4 子ども(15歳未満)の人口が前年より20万人減少しました(総務省発表)。コロナにより「妊活」については慎重な判断が求められているばかりか、日本ではコンドーム需要も高まっているようで、このままでは減少が加速することになるでしょう。

5/5 「こどもの日」未来かなえの精子提供によりお生まれになったお子様方の幸せと健康を心からお祈りしたいと思います。

5/6 日本国内のLGBTの割合については、「10から13人に1人」と言われており、特に若年層に多いようです。このことから、精子提供を検討されている方は国内に10万人以上はいらっしゃると推定されます。LGBTの割合が高まれば、現在の精子ドナー数では不足し、精子ドナーの質も低下するため、一刻も早い精子バンクの整備が求められます。

5/7 ネットで使い捨てタイプのマスクを購入しましたが、 最近では手作りマスクも流行っています。職場では、日本らしい和柄やスーツに似合うオシャレなのものなどを見かけます。コロナの終息までもうしばらくかかりそうですが、妊活と同じで、気長に前向きに取り組みたいものです。

5/8 生理遅延のご報告をいただきました。生理が予定日より4日以上遅れている場合、ほぼ確実に妊娠されています。

5/9 子宮内に血が溜まり流産の可能性が高いと言われていた方から、3カ月検診で子宮内の血も消失し順調に成長しているとご報告をいただきました。ほっと一安心です。

5/10 そろそろ終息してくれなければ、コロナ禍に伴う仕事過で精子提供を自粛しなければならなくなるかもしれません。

5/11 ご妊娠のご報告をいただきました。精子提供開始3周期目でのご妊娠です。このところ、提供回数当たりの妊娠率がとても高くなっています。

5/12 京都での提供、大阪で処置をされた方が妊娠されました。移動時間は1時間半程、時間にはあまり影響されない精子であることがわかりました。遠方の方にも安心して提供できます。精子の持ち運び時間より使用後の休憩時間の方が重要です。

5/13 女性の第一子出産時の平均年齢はこの30年間で4歳も上昇したということ。理由は子育てと仕事の両立への不安が背景にあるようです。平日の24時間保育があってもよいのではないでしょうか。親の愛情がないとちゃんとした人間に育たないということはないと思います。

5/14 緊急事態宣言が39県で解除されました。妊活自粛の動きも緩和されるとことを願います。

5/15 提供に出かけてきました。世間はまだまだものものしい雰囲気です。

5/16 今日も精子のお届け日でした。感染リスクがある中で戸惑いもありますが、それを持ってお断りの選択はありません。

5/17 毎日検温していると自分の平熱というのが分かります。35℃台をキープ中です。

5/18 ロシアでコロナに感染した母親から陽性の赤ちゃんが誕生したそうです。母子ともに状態は悪くないようですが、妊婦さんはまだまだ油断大敵です。

5/19 関西は緊急事態宣言解除の見通しがつきました。この間、仕事で会議の必要性を再認識しており、早く会議室を使用したいものです。

5/20 ウィズコロナからアフターコロナへ、対策を急いで考えないといけません。とはいえ、目の前のことに集中して一歩一歩ですが。

5/21 コロナ関係のニュースもマンネリ化し、マスコミはコロナ以外の話題を探しているそうですが、なかなかない様子。小さくても明るいニュースが増えてくるといいです。

5/22 緊急事態宣言解除の日に、いわゆる「アベノマスク」が国から届きました。使い捨てマスクを大量購入しているので、お守りとして飾っておきます。政策も妊活と同じでタイミングが大事だと思いました。

5/23 インドネシアでは、新型コロナでベビーブームに直面しかけているということです。小さな診療所が一時的に閉鎖されたことなどにより、避妊薬や避妊具の入手が難しくなっていることが理由のようです。

5/24 新型コロナウイルスの感染拡大で休校が続くなどする中で、生活に変化が起きた10代の少女からの「妊娠相談」が急増しているそうです。性教育が本当に重要です。

5/25 不妊治療の保険適用の拡大が検討されるようです。年齢が30代後半~40代の方には恵みの雨となる一方、高齢出産を助長することにもなりかねません。働きながら育児ができる環境を整えることとセットで考えていく必要がありそうです。

5/26 俳優のジュード・ロウ47歳に6人目の子供が誕生するそうです。奥さんはまだ32歳なので、50代で7人目ということも十分あり得ます。

5/27 新規のご相談をいただきました。宣言解除までお待ちになられていたようです。自粛されていた分、しっかりとお手伝いさせていただきます。

5/28 関西で精子提供をお考えの方、お気軽にご相談ください。

5/29 少しむしむしとした季節となってきて、移動中のマスク着用は苦しくなってきました。コロナが思っていたより早く収束して少しホッとしていますが、まだまだ油断はできません。

5/30 宇宙146億年の歴史の中でたった数年のあいだ、必要とし必要とされ、同じ時代に巡り合うことができる、この天文学的奇跡に感謝します。

5/31 桜→ツツジ・藤→薔薇、温かくなり百花繚乱の季節が続きます。STAY HOMEが続いたためか、例年以上に新緑が眩しく感じます。

ドナーの日記(2020年4月)

『R2.4月の日記』

4/1 カナダにお住まいの方と少しお話しをする機会があり、海外においても、子供を授かりたくても授かれない女性がたくさんいらっしゃると聞きました。さすがに海外での提供は叶いませんが、ハーフや沖縄の方からご相談を受けたこともあり、関西や新幹線で向かえる範囲であれば提供いたします。

4/2 今日は『未来かなえ☆』より精子提供を受けられた方から経過報告をいただきました。幸運にも1周期目のご提供で赤ちゃんを授かられています。18週5日目で性別が女の子だと分かったようで、今から洋服選びを楽しみにされています。腰を楽にするには「トコちゃんベルト」がオススメとだということです。お腹の中の赤ちゃんが大きくなるにつれ、腰への負担も大きくなりますが、マタニティライフを送られている方で腰に痛みがある方は参考にしていただければと思います。

4/3 今日も妊婦さんから経過報告をいただきました。5週2日で胎嚢確認できたとのご連絡でした。まだまだ油断できない時期ではありますのが、無事に心拍確認でき、素晴らしいマタニティライフを送られることを願うばかりです。この方も1回目の精子提供でご妊娠されているのですが、すぐに赤ちゃんを授かられた方に共通する内容もありますので、ご依頼者にはその秘訣!?なりともお伝えできればと思います。

4/4 ご新規の方から精子提供のご依頼をいただきました。一般的には面談を行ったうえで提供スタートとなるのですが、この時期なので面談を中止又は延期すべきか悩みどころです。実施するとしても人の多い場所や時間を避け、マスクを着用するなど、いわゆる“3密”に配慮した形で行うことになりそうです。

4/5 桜の花も満開となり春の訪れを感じる今日この頃ですが、お花見スポットはどこも閑散としており、今は新型コロナウィルスの感染拡大が早急に鎮静化することを願うばかりです。世間もぎくしゃくしていますが、こういう時こそ、みんなが一致団結して困難に立ち向かい、そして乗り越えたいものです。

4/6 今年度こそは業務量の少ない部署(いわゆるオアシス職場)に異動できればと淡い期待を寄せていたものの、期待もむなしく現職場に残留でした。人事異動に恵まれているのか恵まれていないのか、毎回ハード(多忙)な部署ばかり渡り歩いています。社会人として多くの経験を詰め、仕事の成果を出すたびに高い評価と期待をしていただけることはありがたい限りですが、精子提供の活動に支障をきたさないようにしなければなりません。とはいえ、職場は好きに選べるものでもないため、引き続き、業務の効率化・省力化を図りながら、精子提供の時間をつくり出す以外に方法はありません。時間はつくり出すものとはよく言いますが、逆に言えば、精子提供ボランティアを継続することは仕事の合理化にもつながり、とても素晴らしいことだと考えています。

4/7 精子提供を受けて体外受精にチャレンジされている方から胚移植をされたとのご報告がありました。多大な費用と時間、精神的・身体的な負担を乗り越えての最後の関門になりますが、受精卵のグレード(質)は高いとお聞きしているので、無事に受精卵が着床してくれることを心から願うばかりです。こればかりは、子授けの神様に祈るしかありませんが、どうか卵ちゃんが子宮というふかふかのベッドに横たわってくれますように☆

4/8 生理が来たらすぐにご報告をいただける方がいらっしゃいます。ある程度の精子提供日を早目に教えていただけることは精子ドナーとしてはとてもありがたいです。なぜかというと、精子提供日に会議等の外せない仕事が入らないように調整できるためです。特に、年度当初については、仕事などにも動きがあるため、あらかじめ、ご予定を教えていただけると日程等の調整がスムーズになります。また、妊娠の成否を少なからず気にしています。複数の依頼者さんがいる場合、精子ドナーは提供日がバッティングしないように最善の努力もしてします。

4/9 緊急事態宣言の発出を受けて、職場で検温が義務付けられました。平熱でなければ微熱であっても出勤を控えるようにとのこと。長年、風邪を引いたこともないためか、普段、体温を測る機会もなく平熱が何度かさえ分かっていませんでしたが、測ってみると意外に低く36.2℃で安心しました。今後は、未来かなえとしても、宣言の趣旨を踏まえ、双方ともに平熱であることを精子提供の条件としたいと思います。排卵日までは基礎体温は低温期となるので、提供当日に37.5℃以上であればお断りさせていただくことにいたします。新型コロナウイルスの感染拡大で家庭用の体温計が品薄状態となっており、国内シェア首位のオムロンが生産能力を7割増やし増産にあたっているようですが、もし、検温自体ができない場合はよくよくご相談ください。

4/10 関西圏内(大阪⇔神戸など)の往来自粛が要請される中、商業施設や宿泊施設も臨時休業や営業内容を変更されており、精子提供サービスをどこまでできるか先行きが不透明になってまいりました。精子ドナーとして、できるだけご希望にお応えしたいところですが、十分な対応ができない場合はご容赦ください。とはいえ、ただ黙って手をくわえて待つより、少しでも安全な提供方法を考えてまいりたいと思います。併せて、皆様からのご提案もお待ちしています。

4/11 コロナ対策についてはスピード優先で考えるべきだと思います。後手後手の中途半端な対策では、感染者もズルズルと増えていき、先の見えない戦いにストレスも溜まります。2週間なら2週間、ビシッと期限を定めて休業要請し、8割自粛を目指した方がよいのではないでしょうか。2週間程度であれば休業補償もできると思います。それよりも長期にわたる方が莫大な予算がかかってしまいます。年末年始も1週間程休むわけですから、2週間くらい経済活動をストップすることだってできると思います。むしろその方が地球温暖化対策には効果的です。中国の春節(長期休暇)と感染拡大時期が重なったことから、8割自粛が実現でき、早期に終息したといえるのではないでしょうか。長期化すれば、死亡者数が増加するだけでなく出生数まで減少してしまうと思います。ちなみに、肺炎による死亡者数は世界で年間400万人、日本で年間10万人となっています。いずれにせよ、特効薬やワクチンが開発されるまでは完全には防止できないため、コロナと共存の道を選ぶしかないという心構えが必要と言えるのではないでしょうか。

4/12 緊急事態宣言が発令されてからの初めての週末ですが、みなさんどのように過ごしでしょうか?私はスーパーに食料品の買い出しに行く以外は完全に外出を控えています。こういう時にこそ家でゆっくり休んで、良質な精子形成のためにも体調を整えたいと思います。

4/13 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスク関連銘柄の株価が上昇しています。体温計やオンライン会議用アプリなどの需要が高まっていますが、今後は、妊活中の方にとって家庭用シリンジのニーズも高まってくると思います。シリンジ法は費用対効果も高く、接触感染が不安なご夫婦にとってシンプルで使いやすく効果的な妊娠手段です。一時的に品切れになる可能性もあるので、精子提供の依頼者様は少し余分目に購入されることをオススメします。

4/14 ドナーとは「提供者」を意味する英語ですが「贈り物をする」というラテン語から来ています。一方で、提供を受ける人のことを「レシピエント」と言い「価値のあるものやサービスを受け取る存在」のように定義され、ときには「賞やメダルといった表彰を受け取る人」のことも指します。精子ドナーや精子バンクというと、どこか医療系の用語で冷たい印象も受けるかもしれません。それだけに、温かい気持ちを持って、1回1回真心を込めて精子という贈り物をお届けしたいと思います。

4/15 3箇月前に面談をさせていただき、時間が充分につくれないため延期されていた方から、あらためて精子提供のご依頼がありました。全国に非常事態宣言が発令されましたが、都道府県間の移動がなく提供できる方なのでマスク着用の上で、対応させていただきたいと思います。

4/16 コロナ対応により仕事が忙しくなった方が、精子提供による妊活を断念されました。年齢的にもタイムリミットなので、赤ちゃんを諦められるそうです。4月から1日も休日を取得できず、その日の内に帰れる日もほとんどなく、睡眠時間も取れず、体調はボロボロで、倒れる人も何人かいらっしゃるそうです。せっかくの出会いでしたので、志半ばでの中止は悲しい限りですが、体がガタガタになるのが最も不幸です。体が壊れる前に休んでいただければと思います。そして、休ませてあげられるのは自分しかいません。このような方を助けられるよう、日本の会社の組織ガバメントが強くなることを心から願います。

4/17 最初のレシピエントである特別な方から、赤ちゃんの成長が分かる写真をお送りいただきました。医療従事者の方なので、コロナ対応により大変な時期だそうですが、心身の健康をお祈りするとともに、赤ちゃんの成長を見守らせていただきたいと思います。

4/18 一般社団法人 日本生殖医学会の声明を受けて、産婦人科でも外来を休止するところが出てきています。医療機関での治療が受けづらくなってきましたが、こういう時こそ、個人精子ドナーとして、柔軟に、そして適時適切に対応したいと考えています。

4/19 緊急事態宣言が出されている中で精子提供の依頼がありました。最寄駅まで来ていただけるということでしたので、マスク着用の上でお渡しさせていただきました。商業施設は臨時休業のところも多く、採取場所には気を遣います。駅のトイレは衛生上気になります。こういう時、宿泊施設は営業されているので助かります。

4/20 コロナの影響を受けて、ずんぶん前に面談の予約をいただいていた方と再調整を行いました。場所は、当初予定していた喫茶店が臨時休業となったため、別のところに変更です。日程は、緊急事態宣言後も感染者数は増加しており、当面、終息の目処が立たないことないことから、当初のままとなりました。

4/21 心の拠り所ともいえる人が亡くなりました。告別式もできず、胸が詰まる思いですが、ここに謹んでお悔やみ申し上げます。弔い合戦ではありませんが、志を受け継いで人の役に立つ行いに努めてまいります。終わりもあれば始まりもある。精子提供は命のリレーのお手伝いであると感じました。

4/22 新型コロナの恐怖は、苦しみながら死んでしまうこと。ぴんぴんコロリのようにコロッと死ねるわけではありません。うつした本人は自分だとわかりながらも黙秘を続けます。感染症の場合は感染源を特定できる証拠もなく、親族はただただ悲しく悔しい思いをすることしかできません。それを考えると、居た堪れない気持ちになります。

4/23 精子提供のご予約をいただいていた方から、今周期は辞退されるとのご連絡がありました。ご決断までに二転三転したことから苦渋の選択だったと思います。来月のこの時期には非常事態宣言が解除されていることを祈るばかりです。

4/24 俳優のリチャード・ギアに70歳で第3子が誕生されました。昨年2月にも第2子が誕生されており、高齢でも良好な精子をお持ちなのでしょう。奥さんも37歳と妊娠には決して若いわけではなく、妊活されている女性にとっては希望の持てる嬉しいニュースです。

4/25 FTMカップルの方と面談をさせていただきました。法的な結婚を機に精子提供を始められたいとのこと。夫の精子から生まれた赤ちゃんだけが自分の子どもというのは前時代的な考え方です。考え方は変わっています。子どもの幸せは、愛に包まれた家庭で育つことに尽きると思います。

4/26 撮り溜めしていた「新婚さんいらっしゃい!」をまとめて見ました。本当に様々なカップルがいらっしゃいます。50年周年ということで50年前からの新婚さんのVTRもありました。時代とともに夫婦のスタンスや価値観が大きく変わってきていることも分かりました。2013年には同性婚カップルが登場されていますが、日本でも同性婚が理解されてきていると感じました。

4/27 今日は在宅勤務日でした。職場では在宅勤務5割と勤務時間の短縮を強いられています。仕事は減りませんが、合理化に繋げたいと思います。精子提供活動も結果的に8割減を達成できています。

4/28 「利益はあくまで結果。大切なことは人の幸せ、社会に役立つこと。」この理念を胸に仕事と向き合いたいと思います。

4/29 精子提供により女の子を出産された方から赤ちゃんの写真を送っていただきました。二重で目は大きく鼻は小さく本当に美人さんです。将来、モデルやアイドルになってTVで見かけることになるかもしれません。

4/30 コロナ禍が続きますが、現在妊娠中の複数の方から経過のご報告をいただきました。皆さんお腹の中の赤ちゃんも順調なようで何よりです。