よもやま話

ドナーの日記(2022年5月)

『R4.5月の日記』

5/1 新緑の木漏れ日がキラキラと輝く季節となりました。グングンと伸びる植物のように、卵ちゃんもパワーをいっぱいもらって成長してくれるのではないでょうか。

5/2 雨が降ったり止んだりですが、日ごとに鮮やかになる木々と微笑んでいるような花々を見ると幸せな気持ちになります。

5/3 コウノトリが巣作りを始めているようですが、その幸運にあやかれるかもしれません。

5/4 体外受精は、保険適用と自由診療で受ける方法があります。保険適用の場合、金額は安くなりますが、提出書類が多くなったり、個人に合った治療方法にならない場合があるようです。

5/5 『ハレ婚』という「一夫多妻」をテーマにしたマンガが存在しています。「一夫多妻制を認めれば、少子化は解消される!」という大胆な案を検証しようとするものですが、精子提供にも関係のない話ではないと思い読んでいます。

5/6 『ヒヤマケンタロウの妊娠』は、「すべての男性が妊娠しうる世界」を舞台としたドラマです。実際に、トランスジェンダーの男性が妊娠したという事象もありますが、仮に男性が妊娠できることになっても、それを希望する人は圧倒的にマイノリティだと思います。それは、既に男性が出産や子育ての大変さをわかっているからです。であれば、もっと、男性は女性の仕事のキャリアについて理解を示し、相応の配慮をすべきなのでしょう。

5/7 体外受精は、保険適用と自由診療で受ける方法があります。保険適用の場合、金額は安くなりますが、提出書類が多くなったり、個人に合った治療方法にならない場合があるようです。

5/8 2人の男の子のママである安田美沙子さんは、30代前半に不妊治療を重ね、体外受精で授かったことを明かにされています。20代の頃から子宮内膜症で通っていた婦人科の先生から「できにくいかもしれない」と言われていたため、悩んでいる時間もお金ももったいないとタイミング法、卵管造影等の検査、体外受精をどんどんステップアップされれたそうです。

5/9 最近は、40代後半で出産される芸能人のニュースを見かけるようになりました。今後は、もう一歩進んで、高齢妊娠と高齢出産の成功の秘訣まで発信していただければ、救われる人もより増えるかと思います。

5/10 熊本市の慈恵病院で、2例目の内密出産がありました。望まない妊娠だったのかどうか、その点が最も気になります。

5/11 生後すぐに病院に置き去りにされ、両親の顔や出自を知らない女性(熊本市に住む永岩味樹さん)が希望のコメントを寄せてられています。2022年現在、3児の母となられていますが、子どもたちが生まれることで血のつながりを感じ、家族という宝物が増えるたびに心が穏やかになり、悩みがなくなっていっているそうです。「生かされた命であることが実感できて、嬉しくて悩みはなくなった」、「自分の人生は自分次第でどんどん幸せになっていける」という言葉に説得力があります。詳しくは、こちら『出自知らぬ女性が母に』をご覧ください。

5/12 精子提供のみで妊娠できなない場合、精子提供+卵子提供での出産に最後の望みをかける方もいらっしゃいます。子宮と夫の理解があれば、自分の血と細胞で繋がりのある子供を産むことができます。

5/13 ご妊娠のご報告をいただきました。ドナーとしてお役に立てて何よりですが、依頼者様の喜びがドナーの喜びでもあります。持ちつ持たれつの関係という意味では、ドライな関係でもなく、パートナーに近い存在なのかもしれません。

5/14 ランナーは「走ることで何かが見える」と言いますが、体外受精もトライすることで色々なことが分ると思います。

5/15 体外受精の保険診療と自由診療、混合診療について、違いや実態が分かってきました。一長一短があり、一概に保険診療が良いとは言えず、自由診療を選択される方も多いようです。

5/16 妊活や不妊治療中はどうしても考え込んだり、メンタルが揺さぶられたりするので、「自分は自分」と割り切って、いかに感情をオフにして淡々と前に進んでいけるかがポイントになります。その意味で、適度なランニングは体だけでなく心にも良いと思います。

5/17 妊娠できようができまいが、出産に至ろうが至らまいが、時間とともに環境に適していく順応性やリカバリー機能が、人間の最大の能力です。

5/18 自分の悩みや苦しみが周りの人の勇気や希望になったりすると、あながち自分の苦しみも悪くないと思えます。その意味で、不妊治療の悩みはセミクローズくらいでオープンになっていけば良いのかもしれません。

5/19 お手伝いしたお子様に会わせていただくと、当然のことながら子供はドナーを他人と認識します。直観で血の繋がりがあると感じ取る子供はいません。このことから、真の親とは生みの親ではなく育ての親のことを言うのだと思っています。

5/20 人生と同じで妊活も思うようにいきませんが、諦めないことが大事です。精子提供による妊活は勇気がいるものですが、その一歩を踏み出せないと、赤ちゃんを諦めさせてしまうことにもなります。やってみてダメだったらいつだでも軌道修正すればいいだけです。むしろ、諦めるポイントの方が大事で、それは赤ちゃんを希望する気持ちが妊活のつらさより弱くなったときだと考えています。

5/21 最終的に赤ちゃんを授かれず、どん底にいる人には、泣きたいだけ泣いて、とことん絶望感を味わうこと、それが立ち直りの近道だと思います。孤立してしまわないように、何かと声をかけてくれる人がいることが重要です。

5/22 双子育児は、ふたり分の授乳に、ふたり分のオムツ替えなど、休みなしでしんどいこともありますが、そこにふたりがいてくれる奇跡をかみしめることができます。一人でも大変なのに、ましてや二人なんて…と言いますが、子育てが敬遠される社会こそが人間環境として問題なのではないでしょうか。

 

ドナーの日記(2022年4月)

『R4.4月の日記』

4/1 ついに体外受精の保険適用がスタートしました。様々な課題はあるものの改善しながら、より良い制度になっていくことを願います。

4/2 選択的シングルマザーで体外受精にトライされる方は、本当にすごいと思います。赤ちゃんを授かるために、様々なリスクを乗り越えながら、仕事との両立も図りながら、孤軍奮闘されている姿を見ていると尊敬の念すら抱きます。心身金ともに負担が大きいですが、とりわけ精神的な方がしんどいようです。

4/3 桜の花が満開となりました。寒暖差はありますが、妊活に頑張っている方にとって、束の間の癒しになれば幸いです。

4/4 部下が高熱が出しても、PCR検査で陰性だったら、上司は「良かったね」の一言。コロナではないとしても、何だかしっくりきません。

4/5 ドナーとドニー、どちらが誠実なのでしょうか。疑問に思うときがあります。

4/6 カラオケボックスで精子提供など、できるだけ楽しく妊活できる方法でトライしていただければと思います。

4/7 妊活を考えた時に、精子提供でよいのかと悩んでしまいがちですが、後から振り返れば、精子提供を選択してよかったと思えることの方がむしろ多いようです。もし、悪いことが起こるかもと、そこで決めつけてネガティブに未来を諦めてしまう方がもったいない。精子提供は、リスクもあると言われていますし、どのようなドナーがいるかもしれませんが、妊活の方法としては、むしろベストだと考えています。結婚等にためらいがある女性にとって、赤ちゃんを授かるショートカットです。

4/8 精子提供マッチングサイトでは、ミスマッチングも起きているようです。

4/9 精子ドナーが、ルックス(容姿)や身長で選ばれる時代が来ています。男前より、女の子ような顔の綺麗な男性が人気なようです。当然ですが、結婚で重視される性格や経済力は評価されないようです。

4/10 佐々木朗希投手の13者連続三振には驚きました。完全試合の打者数27人中の19奪三振なので、1試合当たりの奪三振率も日本プロ野球記録です。

4/11 将来、無人の精子バンクや精子の自動販売機ができると推察しています。

4/12 自分で決めたことなので、あれこれ悩まず、前に進むだけです。自分のことは、ジブンが一番の理解者です。

4/13 仕事の代わりはあるけれど、お母さんの代わりはありません。40代になっても授かれなかったとき、30歳に若返れるとしたら、いの一番に妊活をしたいと回想するのではないでしょうか。

4/14 着床期の過ごし方が気になりますが、日常生活での運動は問題ないそうです。強い運動は控えた方がよく、熱い湯船に長時間というのはNGとされています。また、着床期の性交渉は妊娠率を低下させる可能性があるようです。詳しくは、『胚移植後(着床期)の注意点〜過ごし方、生活習慣、食べ物など〜』をご参照ください。

4/15 常に、ドナーは精子の状態を正確に知っておく必要があります。その方法の一つとして、優秀なエリート精子を見極める「高精度精子検査」があります。通常検査で分かる、「精液量」、「精子濃度」、「運動率」、「正常形態率」に加えて、「ミトコンドリアエネルギー」、「先体局在検査」、「DNA構造解析検査」、「耐凍性検査」が可能となります。ちなみに、宅配検査の場合、精子の運動率は計測できません。

4/16 妊活は結果ありきかもしれませんが、少しでもいい意味のあるものになってくれたらと願います。人生の選択肢はたくさんあるので、また自分に合った場所が見つかることになると思います。ドナーはたくさんいますが、そういう出会いも大切にしていただけば思います。精子提供活動は一期一会ですが、いつも貴重な機会をもらえて感謝しています。

4/17 精子提供サイト史上一番親切な活動をしようということで始めてみましたが、理想的なことを言っていている割には中身が伴っていなかったときがあったことを踏まえると、5年がかりで実現できてきたのかなと感じています。

4/18 今日は、「良い歯の日」です。歯磨きをたくさんしましょうと言いたいとろですが、磨き過ぎは歯茎を痛めてしまい、結果として歯茎が後退し歯を悪くすることになります。特に男性は磨く力が強くなりがちなので、注意が必要です。

4/19 仕事の代わりはあるけれど、お母さんの代わりはありません。授かれなかったとき、30歳に若返れるとしたら、いの一番に妊活をする人も多いかと思います。

4/20 妊活は人生そのものという感じがしています。「人生山あり谷あり」と言いますが、それが毎月訪れるので、人生の縮図といった方が正しいのでしょうか。泣いたり笑ったり、人間として成長できる舞台でもあると思っています。

4/21 人の役割は、子孫を残すことと人を癒し守り立てることです。どちらか半分できたら良いのだと思います。

4/22 二人目のご依頼をいただきました。1~2歳差で兄弟をつくってあげたいと思われることが多いようです。

4/23 将来に赤ちゃんを抱いている自分を思い描いているなら、自分の体を知って準備万端にしておくだけです。

4/24 妊活の本や病院のサイトでいろんな情報が提供されています。経験豊富な精子ドナーもよきアドバイザーのひとりです。選択肢はたくさんあるので、あとは自分で決めるだけです。

4/25 心に寄り添い、ときに励まし、背中を押せる、そんなドナーでありたいと思っています。

4/26 不祥事がなくならないのは、コミュニケーションが取りにくい環境だからだと思います。悪いことを目にしたら、その場で本人に直接注意すれば済むのに、通報しようとするから大きな問題となり、そのせいで対策が厳しくなり、ギスギスと身動き取れない環境になります。

4/27 お金持ちほどラフな服装をされていますが、格好にこだわらないところが格好いいと感じます。

4/28 自分の意思で決めて、精子提供にトライすることで、人としても成長できると考えています。そして、同じ境遇の人たちが救われることにもなると思えます。

4/29 ゴールデンウィークに入りましたが、コロナ禍と雨で、年末年始のようにのんびりした1週間となりそうです。

4/30 ご妊娠のご報告をいただきました。新年度から幸先の良い大変嬉しいニュースです。

 

ドナーの日記(2022年3月)

『R4.3月の日記』

3/1 「宗谷の蒼氷」さんが話題です。男性のおじさんが、加工アプリを使って美女ライダーに変身した写真を投稿されています。面白いことに、女性化する前と後を比較した写真を見ていると、男性と女性の大きな違いは目元にあることがよく分かります。

3/2 今では妊活の必需品である妊娠検査薬も、販売開始当時は産婦人科医や厚生労働省が慎重な姿勢を示したそうです。生殖に関わることを自分で決められるとする「セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)」への意識が日本社会は遅れているとされています。

3/3 40代で妊活をスタートされる方は、まずは、同様の体験記をお調べいただき、不妊治療の難しさも知っていただければと思います。例えば、こちらの記事『打ち明けられなかった妊娠、48歳で出産した記者が語る現実【高齢出産のリアル】』をお読みいただくと心構えができるのではないでしょうか。

3/4 不妊治療は、開始するときより終了する決断をするときの方が遥かに悩むとともに勇気がいります。ただ、いつ止めたとしても、頑張った分だけ気持ちに整理がつき、その後の人生も豊かなものにすることができるのではないでしょうか。止め時に悩まれた時は、こちらの記事『不妊治療のその先に「保留の人生はもう嫌」治療を終えた夫婦の選択は【高齢出産のリアル】』が参考になるかもしれません。

3/5 報道キャスターの長野智子さんがあるインタビューで、不妊治療をあきらめるとき「違う人生を生きろと神様が言っているのだと思うようにしました」と語られていました。このように考えると、その後の人生を豊かに送れるように思います。

3/6 『不妊治療の保険適用で浮かび上がる「根本問題」』というニュース記事を読みました。法整備が行われていないこと、科学的根拠に基づいたエビデンス(治療法)が確立していないこと、夫婦がもつ複数の不妊原因が絡み合っていること、胎児過剰発育の可能性があること、不妊治療を諦めるタイミングの難しくなることなど様々な課題があるようです。

3/7 4月から保険適用される不妊治療ですが、治療法の選択次第では負担増になることが分かりました。保険診療と併用できる「先進医療」に含まれない治療法を選べば、保険適用が認められない「混合診療」となり、全額自費となるそうです。受精卵の透明帯を除去して妊娠の確率を高める治療法が、敬遠されることのないようにしなければなりません。高額化する治療費を抑制する病院側の努力や国の法規制が必要なのかもしれません。

3/8 体外受精で複数の卵子が採卵できたとしても、38歳以上になると、その80%~90%が異常卵であることが着床前診断で分かってきています。20代でも30%は異常卵とされています。タイミングが取れても、受精しない・着床しない・化学流産となることがあるのは、このためです。

3/9 ご妊娠のご報告をいただきました。ドナーとしてお役に立つことができ感無量です。

3/10 幼少期に母から「命を尊びなさい」「困った人を助けなさい」と厳しく言われていました。その教えが、精子提供活動に繋がっているのかもしれないと、ふと思いました。

3/11 日本アカデミー賞が発表されましたが、各部門の受賞者は予想通りでした。ちなみに、高校生の頃、映画監督になりたいと真剣に悩んだ時期もありました。

3/12 ホワイトデーと退職祝の買物に半日はかかります。

3/13 数ある精子提供サイトの中でも、当サイト「未来かなえ」は検索上位に表示されるようになっているようです。地道な活動が、いつも間にか評価されているように思われて、少し嬉しい気持ちになります。

3/14 国や地方自治体は実質的な財政破綻に陥っています。日本の健康保険制度は世界一充実しているのかもしれませんが、相応の税負担についても議論が必要です。みんなが甘い蜜を吸えればいいのですが、借金に目を背けたままなのは困りものです。

3/15 花見のシーズンです。ソメイヨシノは1本の桜の木から派生したクローンだそうです。その何百年も前の大本の木は今何を思うのでしょう。

3/16 退職祝や送別会のシーズンです。見送る側より見送られる側の方が寂しさは少ないと思っています。

3/17 誕生日の日にちは間違っていなくても、今日の日にちを勘違いして、誕生日のお祝いメッセージを送ってしまうほど忙しい人がいました。

3/18 シリンジ法を続けていると、いわゆるEDや早漏になることが多いようです。タイミング法に支障をきたさないよう、改善のトレーニングが必要です。

3/19 ドナー本人ではなく、その母親の遺伝子を残したいという想いが精子提供の活動源になっているのかもしれないと、ふと気づきました。

3/20 宅配提供について、少し調べてみました。宅配や郵送による提供では、やはり成功率は低くなります。例えば、良いときの精子運動率が85%でも、宅配したものを病院に持ち込む25%程度となるようです。しかし、精子数が多ければ、十分に妊娠の可能性はあります。遠方でお会いする時間がないときは試してみる価値はあると思います。

3/21 メディアにもよく出演されている精子ドナーの西園寺優さんが宅配による提供をされています。24時間以内であれば元気な精子を届ける方法を考案されているようなので、どのような方法なのか関心があります。宅配による提供で妊娠された方がいらっしゃるのか、シリンジ法と比べた成功率どうなのかなども気になるところです。

3/22 海外の排卵検査薬は薄い線だけで強陽性の強陽が出ないこともあるようです。排卵検査薬を使用する前に排卵があったなど、予想以上に排卵が早くなることもあるかもしれません。

3/23 あまり早い時期の排卵は卵胞の成熟が良くなく、妊娠に結びつかないことが多いと言われていますが、実際はどうなのでしょうね。

3/24 最近、タイミング法のご相談があったので、その場合の成功率を高める方法について色々と調べています。

3/25 「着床期の性交渉は妊娠率を低下させる可能性がある」と言われています。、排卵後5〜9日目の着床期に「性交渉がない」「1回だけ性交渉がある」「2回以上の性交渉がある」グループを比較すると、2回以上のグループで着床率が下がる、という報告があります。

3/26 「排卵後でも夫婦仲良くすると、着床しやすくなる」と言われています。子宮内膜が精子にさらされることでTレグ細胞が増加するということがわかっています。Tレグ細胞は、免疫の過剰反応を抑える細胞で、妊娠の成立や維持にも関係しています。

3/27 1周期のうち、週に1回の性交では妊娠率が15%なのに対し、一日おきの性交の場合だと33%、毎日の性交だと37%と高くなると言われています。

3/28 嘘か本当か「もっとも妊娠しやすいのは「感じる」こと!」だそうです。オーガズムには女性のホルモンバランスを整えてくれる効果があるそうです。ちなみに、「女性が一番感じやすいのは騎乗位」で、向かい合わせになっての座位は密着度や精神的な満足度が高いのが特徴だそうです。更に、「女性が理想とする挿入時間の平均は9.7分」で、約半分(46.8%)の女性が「5分以下」、約3/4(74.6%)の女性が「10分以下」の挿入時間を希望しているそうです。タイミング法を希望される方の参考になれば幸いです。

3/29 「高精度精子検査」では、従来の精液量、精子濃度、運動率、正常形態率に加え、ミトコンドリアエネルギー、先体局在、DNA構造解析、耐凍性も分かり、優秀なエリート精子を見極めることができます。顕微授精における受精率や妊娠率を高める上では有効かもしれません。

3/30 「一般的に、排卵から生理が始まるまでの期間は、どの女性も約14日」、「黄体期が14日でほぼ一定」といわれていますので、妊娠検査薬などで妊娠の成否を調べられる時の参考にしていただければと思います。

3/31 シリンジ法キットは、プレメント、シードイン、ミータ等、この数年間で続々と新製品が開発されています。とりわけ、シードインやミータは、オシャレなデザインで、注射器というイメージが湧きません。

 

ドナーの日記(2022年2月)

『R4.2月の日記』

2/1 事実は一つでも、真実は人それぞれの受けとめ方で異なります。考えようによっては、どのような出自でも、ポジティブに受けとめることができると言えます。

2/2 緑色の服を着ている人は、私の知る限り、スタイルとファッションセンスが抜群です。何故なのでしょうか?

2/3 先日、インドの女優プリヤンカー・チョープラーさんが、代理母出産で私たちに赤ん坊が誕生したことを発表されました。芸能人やスポーツ選手などで、キャリアを優先したい女性にとっては、選択の一つだと思います。

2/4 女優でモデルのリン・チーリンさんが47歳で第一子を出産したことを発表されました。年齢を重ねるほど、自然に妊娠するのが難しくなるのは紛れもない事実で、実際に35歳以上の女性を含むカップルの3分の1が、受精率に問題を抱えていると言われていますが、最近は40歳を過ぎてから出産するニュースも少なくないことから、高齢出産に希望を持つ人も多いのかもしれません。

2/5 2022年4月から、男性不妊の場合のみバイアグラが保険対象になります。少子化や高齢出産が増えた理由は、収入の低さ、子どもにかかる時間の長さ、子育てと仕事の両立のしにくさなどであり、本質的な少子化対策にはならないと言う声が上がっています。あくまで、付け焼刃の対処療法であり根本療法ではありません。

2/6 体外受精の普及もあってか双子の子供を見かけることはよくありますが、三つ子の赤ちゃんを授かったら嬉しさも3倍増となるのでしょうか。一卵性と二卵性の三つ子を妊娠する確率は2億分の1と言われており、それこそ奇跡のようなものですが、不妊治療中やママの年齢が高いと三つ子を妊娠しやすいといわれています。詳述はこちら『三つ子の妊娠確率はどのくらい?妊娠しやすい人には共通点がある』をご覧ください。

2/7 妊活は常日頃からの体調管理がとても大切です。寝ている間に基礎体温を自動的に計測できる「わたしの温度(R)」という便利なフェムテック製品もあります。詳述はこちら『妊活の本質は「子どもを授かる予定がないとき」の過ごし方だった!』をご一読ください。

2/8 体外受精にトライされる場合、採卵日当日にドナーがコロナに感染して提供を受けられないということも考えられますので、精子の凍結保存や予備のドナーを考えていただいた方がよいかもしれません。

2/9 精子凍結保存した場合のデメリットは、凍結→融解により運動率が50~80%も低下することや、5万円程の費用がかかることです。培養士さんに聞いたところ、フレッシュな精子が良いに越したことはないそうなので、予備ドナーがいると安心です。詳しくは、こちらのニュース『精子の凍結保存について』をご覧ください。

2/10 『30までにとうるさくて』というドラマが人気のようです。第3話は、「選択的シングルマザー」になろうと「精子ドナー」を探しはじめるストーリーとなっています。

2/11 2時間以内に持参できるなら自宅採精と院内採精は体外受精成績はほぼ変わらないとする実験結果が出ています。3時間以上かかっても6時間未満なら凍結精子よりは当日の精子が好ましいようです。詳しくは、こちらのニュース『体外受精成績において自宅採精と院内採精どっちがいいの?』をご覧ください。

2/12 正常な月経は、周期の変動が±6日以内とされています。生理不順の方にとって妊活の最大のポイントは、排卵日を正確に予測することです。排卵日検査薬のチェックは比較的簡単ですが、高確率でタイミング法を成功させたいようでしたら病院で正確に排卵日を把握しましょう。詳しくは、こちらのコラム『【医師監修】生理不順でもタイミング法で妊娠したい!方法や注意点をご紹介!』をご覧ください。

2/13 40代の方から問合せをいただくこともあります。1周期当たりでは、40歳の自然妊娠率5%、流産発生率40%、45歳の自然妊娠率1%、流産発生率50%ですので、子供を望む気持ちが強いほど、一刻の猶予もならないと考えています。諸々のことは、妊活しながら、あるいは妊娠してから考えても遅くはないのではないでしょうか。詳しくは、こちらのコラム『実は思っているほど高くない「自然に妊娠できる確率」』をご覧ください。

2/14 依頼者の方からチョコをいただきました。ホワイトデーのお返しではありませんが、今回無事に妊娠されることを願いたいと思います。

2/15 日本産科婦人科学会は、提供者の氏名や連絡先などの情報を実施施設から登録させ、公的機関で100年間の保管を求める要望を国に行いました。この要望には、ネット上での精子・卵子の取引禁止や、提供者の学歴などを選べる精子・卵子バンクに一定の規制をかけるルール整備も盛り込まれています。仮に、実現できたとしても、法や環境整備が追い付かず、結果、真に子どもを授かりたいと願う方々の救済の観点からは後退する可能性があります。詳述はこちらのニュース『精子・卵子提供者の情報「公的機関で管理を」日産婦が国に要望へ』をご参照ください。

2/16 50人超の子どもがいる若い精子ドナーの方が、精子提供をやめることを宣言されました。緊急の場合を除いて返信をしない形になるそうです。子どもと将来会ってくれるとの約束の下で提供を受けられた依頼者もいらっしゃるようですが、口約束ではこうしたトラブルも起こります。ドナーの男性には家庭もあったようですが、一体何があったのでしょうか。今後、他の多くの方への影響が気になりますし、ドナーとしての責任が不足しているように思えます。

2/17 提供の移動の際は主に電車を利用しますが、退勤ラッシュの時間帯は正直コロナが怖いです。逆に、空いている時間は、仮眠や読書ができるので幸福のひと時です。

2/18 30代より若い40代、40代より若い50代の人がいます。おそらく、老化しにくい遺伝子をお持ちなのでしょう。

2/19 スキージャンプで金メダルを獲得した小林陵侑選手のニックネームが「マイティ ロイ(強大な陵侑)」に命名されました。精子ドナーとして、おしゃれでかっこいいニックネームがあってもよいかもしれません。

2/20 相談者様が不安に思われるようなこともあえてお伝えしています。時には失礼なこともお聞きしたりするこもあります。いろんなことに気づき、同じ気持ちで支援したいと考えています。

2/21 鬼滅の刃(遊郭編)の最終話を見るのが勿体なくてまだ見れずにいます。漫画を見た後にアニメを見れるのは鬼滅の刃だけです。理由は、他のアニメにはない圧倒的な映像美があるからです。どれだけ予算をかけたか分かりませんが、テレビアニメなのに劇場版(無限列車編)を凌ぐほどの出来栄えで、もはや芸術作品の域に達しています。

2/22 問合せが増えています。4月から体外受精などの不妊治療に保険適用されることが理由かもしれません。

2/23 保険適用後の不妊治療に必要な書類は整理中のようです。保険診療と自由診療を選べるのかも気になります。体外受精は年齢制限や回数制限もあるため、自由診療も選択できると思いますが、戸籍謄本などの書類も必須となり、患者の審査や手続が厳格化されるかもしれません。

2/24 面談後に親から精子提供を反対され、当面見送りとなるケースがよくあります。面談前に、親への説明と同意を得ていただけると助かります。

2/24 コロナ対策で在宅勤務となることもありますが、これまでを振り返り、将来の展望を考えるよい機会となっています。

2/25 外国人の方から問合せをいただきました。

2/26 外国人からの提供を受けたい人からの問合せがありました。

2/27 10代未満は遊び、10代は勉強、20代は仕事、30代は家庭奉仕、40代は社会貢献を通して、幅広い人と深い交流が生まれています。

2/28 精子の受け渡しにコインロッカーを使用することも可能です。QRコードで開くコインロッカーの場合、紙のQRコードをスマホで写真を撮り、その撮った写真のQRコードのスマホの画面を読み取り機にかざすことで開錠が可能です。時間どおりに受け取りができないときは便利です。

 

ドナーの日記(2022年1月)

『R4.1月の日記』

1/1 新たな年が始まりました。子供を望むために残された時間は多くない、夫は無精子症と診断されたものの妻の遺伝子だけでも受け継いだ子供が欲しい。そんなご夫婦や母になりたい女性に寄り添い、少しでも力になりたいと思っています。

1/2 日本産婦人科学会では営利目的での精子提供に関与することを医師に禁じている一方で、海外精子バンクが日本へ進出して来ています。日本にも精子バンクは存在していますが、限られた人にしか利用できず、また、昨今の子供の知る権利を拡充する動きなどから精子提供者が減少しており、実質的に非配偶者間での治療はできない状況です。正々堂々と子供を望む人の救いの手になるよう、政府と学会は早々に、金銭授受や子供の知る権利の保障など、心理的、倫理的、福祉面での課題に折り合いをつけ、しっかりとしたルールに基づき精子提供サイトが運営されるべきだと考えています。

1/3 不妊治療を続けても難しい場合の選択肢として「卵子提供」があります。その実情と課題はどのようなものがあるでしょうか。採卵を試みたものの1個の卵子すら採れないなど、年齢、これまでの治療経過、卵巣機能を総合的に判断し、治療を継続しても妊娠を見込める可能性が極めて低い場合に、選択肢の一つとなります。最近では日本にも卵子提供を仲介する業者(エージェント)が存在し、国内でも日本人女性ドナーから採取した卵子を用いた卵子提供を受けられる医療機関も出てきています。生殖医療民法特例法という法律で、親子関係については、第三者から卵子を受けて妊娠・出産した場合、出産した女性を母親、夫の同意を得て夫以外から精子の提供を受けて生まれた子供は夫を父親とすることとなっています。日本でも提供配偶子による生殖医療はますます増えていくと予測されますが、課題としては、子どもの「出自を知る権利」がしっかりと担保されるかどうかです。われわれ精子ドナーとしても「生まれてくる子供の福祉」を十分に考えて、支援して行く必要があります。詳しくは、こちらをご覧ください。

1/4 日本が不妊大国になった理由の一つとして、日本人には不妊に対して無知な人が多いことが指摘されています。今の日本の性教育が、「避妊」に重きを置いているためですが、「不妊」についても情報を発信しなければなりません。

1/5 男性には「逆行性射精」という射精障害など、性欲、勃起、射精、オルガスムのいずれかの要素で性機能障害を抱えている方も多いようです。

1/6 2021年9月14日(火)にNHKのクローズアップ現代で放送された『それでも子どもをもちたい広がるSNS精子提供』の内容が公開されています。そのに出演されてる作家・川上未映子さんの『放送後の未公開トーク』も見ることができます。ちなみに、川上未映子さんは、精子提供で子どもをもとうとする女性の葛藤を描いた「夏物語」の著者です。
 (関連記事)
2021年9月10日 午前11:52 公開『SNS上で広がる「精子提供」なぜ利用?リスクは?
2021年9月14日 午後0:03 公開『SNS上で広がる「精子提供」法律でどう整備?課題は?

1/7 「夏物語」は精子提供による出産を題材にした物語です。読者のレビューでは様々な意見がありますが、既成の家族観や倫理観だけでなく、新たな形があることとについて考えさせられる秀逸な小説だと思います。

1/8 妊娠がわかると、お腹の中の赤ちゃんの成長や出産への不安も大きくなりますが、いわゆるマタニティーハイで乗り切ることができるそうです。ママが元気であれば、赤ちゃんも元気だと信じてあげていただければと思います。

1/9 【出産報告のお願い】「未来かなえ」にて精子提供を受けられ、ご出産された方には、生年月日、出生体重・身長、写真(1枚程度)、名前(ファーストネーム)のご報告をお願いしています(※あくまでも、任意です。)。遠い将来、私がご提供させていただいた方からの近親婚に対する問い合わせに備えるためです。生年月日とお名前を確認させていただくことで、近親婚のリスクを回避できることもあると考えています。赤ちゃんのお写真は私自身が拝見させていただきたいだけのものになります。ご提供いただいた情報は「未来かなえ」にて厳重に保管し、個人が特定できない状態にいたしますのでご安心ください。

1/10 体外受精で得られた受精卵の染色体の数を全て調べ、問題のないものを子宮に戻す「着床前検査」について、日本産科婦人科学会は、不妊治療の一環として4月に開始することを正式に決定しました。対象者は、①流産や死産を2回以上経験、②体外受精が2回以上失敗、③夫か妻に染色体の構造異常がある、のいずれかに該当する夫婦に限定されます。着床前検査では、流産や不妊につながる染色体異常がない受精卵を選んで戻すため「命の選別」になるとの批判もあり、障害者団体などは慎重な運用を求めているようですが、本当にそうなのでしょうか。

1/11 体外受精が保険適用になるのは良いことですが、某クリニックでは1回35万円だったのが50万円に値上がりしています。それでも、殺到することを見込んで強気の値段設定なのでしょうか。

1/12 体外受精等の保険適用対象となる医療費が値上げされると国の狙いが外れるばかりか、税金で病院の私腹を肥やすことになり、そして何より本当に治療が必要な人が治療を受けられなくなるだけです。これでは少子高齢化対策として国の思い描く政策は実現せず、本末転倒のような気もしています。

1/13 体外受精を保険適用となる4月まで待っている人も多く、コロナ禍で受け入れを制限する病院もあります。医師はすぐに増えない中で、予約すら取れなくなることを懸念しています。

1/14 卵子提供や精子提供の告知については、子供が2歳や3歳、4歳でも理解したり興味を持ったりするケースがあるようです。容姿については、卵子提供や精子提供で産まれた子供でも、子供が成人するまでの長い年月(24時間×365日×20年)を一緒に暮らしていると、どんな親子でも似てきてしますそうです。詳しくは、こちら『子供の感じ方は最大限に尊重したい』をご覧ください。

1/15 『台湾の卵子提供で二度目の妊娠』という日本人ワーキング女性のパワフルな妊活体験記を見ましたが、子供を持つには色々な選択肢があり、どの方法が幸せかは人それぞれなのだと考えさせられました。 

1/16 男性から精子提供を受けた女性が、男性が国籍や学歴を偽っていたとして提訴しました。損害賠償請求額は「3億円」ということですが、夫に内緒で性交渉による提供を受けていた可能性があることや、出産した子供を施設に預けているということを考えると、どっちもどっちという気持ちになります。ちなみに、学歴詐称は詐欺で、精子提供に限らない問題です。例外的な問題をニュースにして、精子提供マッチングを批判しようとするのは、誠実に活動されているドナーに対して迷惑を掛けます。

1/17 「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する熊本市の慈恵病院で、匿名で出産する「内密出産」があったことが明らかなりました。法律や親がどうのこうのではなく、幸せの形も一つではないため、赤ちゃんの視点でどう育てるかを議論すべきだと思います。詳述は、こちら『熊本市の慈恵病院で国内初の内密出産か』をご覧ください。

1/18 渋谷区にある「はらメディカルクリニック」において、海外の精子バンクや一般応募による精子ドナーの精子を使って、体外受精が受けられるようになります。対象は、夫が無精子症や、6回以上の人工授精でも出産できなかった夫婦などで、妻の年齢制限は採卵当時で42歳までとしています。ポイントは、子どもの出自を知る権利を保障するために、「非匿名」での精子提供としており、子どもが18歳以上になり、希望した場合は、精子提供者との面会や電話にも応じる仕組みとなっています。産科婦人科学会もクリニックも、約20年後にトラブルが続出することがないよう、責任を持った対応が必要です。詳述は、こちら『精子バンクと連携 第三者精子で体外受精へ』、『体外受精に使用する精子の一般公募を都内医院が開始 非匿名での提供も可能』、『精子提供者の一般公募開始 出自を知る権利のある提供精子で体外受精へNo.130』、『精子提供者の一般公募開始(募集内容)』をご覧ください。

1/19 モデルの菊池瑠々(26)さんが第4子妊娠を発表されました。20歳の頃に26歳上の男性と結婚されていることから、旦那さんは現在52歳のようです。このことから、男性側(精子)は年齢(妊娠)にあまり関係がないことが分かります。詳述は、こちら『26歳差婚で話題のモデル、菊池瑠々が第4子妊娠を発表「52歳の旦那元気でありがたい」』をご覧ください。

1/20 ヤマト運輸の『宅急便タイムサービス』を利用すれば、夕方(19時)までに預けた荷物を翌朝8時~10時までに配達できます。採精から配達まで12時間程度なので、精子の質は多少劣化するとしても妊娠には問題ない範囲だと考えられます。また、論文でも「20℃で保存したものは12時間経過しても運動率の低下があまり見られなかった」と述べられています。精子は空気に弱いと言われていますが、実はそんなに弱くありません。容器の中で精液が空気と触れないよう、小さな容器を使用すればベターです。とは言うものの、4℃と37℃では運動率が低下したようなので、寒い冬と暑い夏は保温に工夫が必要です。詳述は、こちら『精子の持参方法』をご覧ください。

1/21 『妻子のいる私が“精子の個人提供”を続ける理由』というニュースサイトを見ました。「精子提供」を巡って、いま日本国内の動きが活発になっています。2019年にデンマークの世界最大の精子バンク「クリオス・インターナショナル」が日本窓口を開設、2021年に日本初となる民間精子バンク「みらい生命研究所」が設立され、一種のトレンドと言える状況です。一方で、医療機関のドナー不足や高額の費用といった問題から、個人間の精子提供が急増しており、10年間の活動で60人ほどの子どもが誕生した精子ドナーもいらっしゃったり、生交渉や宅配での精子提供も行われています。子どもの出自を知る権利を保障するためにも、事前に契約書の取り交わしや本人確認、精子提供に関する双方の考えを擦り合わせておく必要があると考えています。

1/22 厚生労働省は、コロナワクチンが直接的に月経不順を起こすことはないと説明する一方で、ストレスや発熱などの間接的な影響で月経周期が乱れる可能性は考えられるとしています。仮に生理が1週間遅れたとしても、多くは1~2カ月で正常に戻るようですが、ワクチンが影響を与えている可能性は否定できなようです。詳述は、こちら『生理の乱れワクチンが原因?接種によるストレスの可能性』をご覧ください。

1/23 『LGBT総合研究所が2019年に実施した調査』では、性的マイノリティは全人口の10%という結果が発表されています。結果2012年には5%だったのが倍増しており、社会としてきちんと向き合う必要があることが示された形です。

1/24 FTMの方は何人に一人の割合でいらっしゃるかご存知でしょうか?FTMとMTFの発症頻度は、それぞれ10万人当たり約8.20人と3.97人と言われており、MTF対FTMの比率は2:1となっています。つまり、 FTMの方は12500人に1人いらっしゃることになります。日本と欧米では発症頻度や割合も異なりますが、日本の人口が1億2000万人だとすると、単純計算で国内に1万人いらっしゃることになります。そう考えると、精子ドナーが必要とされていることも頷けます。詳述は、こちら『MTF、FTMの発症頻度はどのくらい?』をご覧ください。

1/25 20代後半の若さでも、2人目不妊に悩んでいる方がいますが、不妊治療専門のクリニックで検査しても原因が分からないことが多いようです。つまり、原因不明不妊の代表とされる「ピックアップ障害」や「卵管内の受毛?の機能不全」を疑ってみることが大事だと思います。気になる方は、こちらのニュースサイト『2人目不妊って何ですか?』、『初めて不妊治療を受けられる方へ』もご参考ください。

1/26 胎児ドックと言えば「クリムフ出生前診断クリニック」が、出生前診断の取り扱い数が日本一で有名です。クリムフは、常に世界で最先端の医療機器に更新し続けているため、他の病院で陽性判定が出た患者がさらに正確な診断を受けるために全国から集まってくるところです。そのため、患者が多く、朝9時から夕方17時半までかかることもあります。人気のクリニックで検査を受けようとすると、お昼ご飯も食べられないことがあり大変です。

1/27 『代理出産母として5人の子を産んだ4児の母親「世界で最高の仕事」と10回目の出産を希望』というニュースサイトを見ました。代理出産の妊娠はいずれも体外受精によるもので、両親となる人の卵子と精子からできた胚を代理母の子宮で育てて出産されています。あるテレビ番組を見て、親子の間には無条件の愛が存在すると感じ、愛する子供たちがいる私はとても幸運なのだと思い、もし親になりたいと願う誰かを助けることができるなら、そうしたい。そして、その人も自分の子供に無条件の愛を感じてほしいと思ったそうです。精子ドナーとしても共感するところが大いにあります。

1/28 面談は基本的にカフェを利用させていただいていますが、最近はアクリル板が設置されていることが多く、声を張らないと聞きとりづらい状況です。とはいえ、プライベートは話でもあるので、隣の席の人に聞こえないよう、声のボリューム調整に苦労しています。

1/29 対面での面談の際には、マスクを外してお会いしていますが、オンライン面談の際には、基本的にはお互いにマスク着用でお願いしております。録画や盗撮データを餌に金銭要求や嫌がらせを受ける被害が出ているためです。モニターの死角から何を撮影されているか分からないのがオンラインの怖さです。冷やかし半分のドナーもいますので、どうか、皆様もお気をつけください。とはいえ、お話をする中で信頼できる方だと分かった場合は、途中からマスクを外したりしています。

1/30 今日の日中は少し暖かくなりましたが、近くの公園に十月桜が咲いているのを見かけ、春の気配を感じました。春の訪れとともに妊活をスタートされる方も多いかと思いますが、問合せが増えてきています。 

1/31 面談の場所は、ラグジュアリーホテルのロビーに併設されたカフェ(ラウンジ)が最適です。時間も、カフェの営業開始時間である10時だと人も少なくベストです。

ドナーの日記(2021年12月)

『R3.12月の日記』

12/1 精子提供の依頼先について、日本の医療機関の場合、無精子症の夫婦でなければ利用できないことや、血液型以外の精子ドナーの情報が明かされないことがネックであり、海外の精子バンクの場合、「出自を知る権利」が担保されているが、日本人夫婦の間に外国人の遺伝子を持った子供が生まれてくることに葛藤があるようです。精子提供ボランティア「未来かなえ」は、その間を埋めており、そうした悩みを解決することができる活動だと位置付けています。

12/2 精子提供を検討されている方は、子供を持つことを、より本質的に捉え、誰よりも親になることを真剣に考えてられていると感じています。現代の世の中を見渡した時に、親にとっても子供にとっても、血縁上の関係よりも、親に望まれて生まれてくるということの方が、親子の絆という観点では何より大事ではないでしょうか。

12/3 不妊治療に用いられる薬は多岐に渡りますが、未承認、もしくは適応外(別の用法では承認されている)のまま用いられているものが数多くあります。来年から不妊治療の保険適応が始まるにあたり、治療に用いられている薬剤の承認が早くできるように努力がなされているようです。詳しくはこちらのニュース『不妊治療薬、承認手続き迅速化…保険適用へ排卵誘発剤やバイアグラなど候補に(YOMIURI ONLINEより)』をご覧ください。

12/4 『2021年11月に出産を発表した芸能人・有名人一覧』が紹介されています。蛯原友里さんなど、同世代の方々からおめでたいニュースには勇気がわきます。

12/5 来年4月に始まる不妊治療の公的医療保険が適用されれば患者の自己負担は原則3割で済むことになります。ただし、年齢や回数を制限し、「妻の年齢が43歳未満」、「最大6回まで」という上限を設けるようです。

12/6 2017年10月に、『Webメディア「妊活ボイス」が行った「妊活・不妊治療」に関するインターネット調査』では、高度不妊治療(体外受精・顕微授精)にかかった費用は平均で約200万円という結果が出ています。病院を利用した人の2人に1人は「もっと早く病院に通えば良かった」と回答する一方、高度不妊治療の料金が高くて早期に治療に進めなかったことも明らかとなっており、不妊治療の保険適用で救われる方が多くいらっしゃると思います。

12/7 不妊リスク高めるものとして排卵が起こりにくくなる多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)がありますが、肥満体質は要注意と言われています。症状は月経周期が長いくらいなので、妊娠を希望する時期に病院で受診するまで気づかない方がほとんどですが、多嚢胞性卵巣症候群に悩む女性が目立ってきているようです。肥満の人は血中にインスリンが多く男性ホルモンが過剰になり、PCOSを発症しやすくなりますが、やせることでインスリンの状態を改善できます。このため、肥満体質の人はまずは運動で減量し、体重の5%を目安に落とすことが大事だそうです。詳しくは、こちら『不妊リスク高める多嚢胞性卵巣症候群 肥満体質は注意』をご覧ください。

12/8 子供がベビーモデルの一次審査に合格したとのご報告をいただきました。一次審査は写真による選考なので、ルックスはモデルレベルということが証明されたことになります。毎回、出産時の赤ちゃんの写真を送っていただいておりますが、みなさんとても可愛いお顔をされています。

12/9 卵巣に穴をあける手術を行うことにより、排卵率、妊娠率ともに向上する可能性が高くなります。ただし、人気の治療法のため、数か月待ちになることも多いようです。

12/10 体外受精させた受精卵の全染色体を調べる「着床前検査」について、日本産科婦人科学会は、流産や死産を繰り返した場合など三つのケースに対象を限定することで容認しました。来年4月頃から新たな運用が始まる見通しです。ただ、胚盤胞10~20個のうち正常卵はたったの1個ということも多く、政府は本気で母子や少子化対策のことを考えているのか疑問に思えます。また、厚労省ではなく婦人科医の利権を守る団体である日本産科婦人科学会が認めるというシステムにも、疑問を感じます。

12/11 経験上、筋肉質というか程よく引き締まった体形の女性が妊娠しやすいと感じていましたが、それを裏付ける医療コラム『妊活中の運動について』を見ました。理論上、「筋肉の増加」→「基礎代謝量の増加」→「血流の促進」→「卵巣に栄養が届く」→「子宮内膜が着床に適した状態に近づく」ということのようです。

12/12 過度の肥満は妊娠を阻害する要因として知られていますが、『肥満と自然妊娠の関係』を調べた論文があります。自然妊娠を希望する場合には、BMI「18.5~22.9」の範囲で体重を収めるのがよいようです。

12/13 提供の精子と卵子を用いた不妊治療は、2022年4月からの保険適用の対象外とする方向となりました。「子どもの出自を知る権利」が整理できていないことが主な課題のようですが、少子化を考え取り組むなら、赤ちゃんを望む全ての人の望みを叶え易くするために、生まれた子どもの「出自を知る権利」を担保できることを条件に保険適用とすべきだと思います。

12/14 年齢が高くなると卵子の質が低下することから、妊娠率はAMHより年齢の影響が大きいと言われています。詳しくは、こちらの『医療コラム』をご覧ください。

12/15 40歳以下ではIVFが妊娠を期待できる方法とされていましたが、40歳以降ではIVF以外の方法(タイミング療法のような方法)と比較しても妊娠率にあまり差がないことが分かってきています。選択する年齢が若ければ若いほど、体外受精の効果が期待できるようです。詳しくは、こちらの『医療コラム』をご覧ください。

12/16 妊娠を望みながら、1年経っても妊娠に至らない場合に不妊症と診断されますが、原因不明不妊の約70%の方は、排卵されてお腹の中に浮遊した卵子を卵管が取り込むことのできないピックアップ障害であることが分かってきており、腹腔鏡手術により、ピックアップ障害は一時的に解消することもできます。排卵を促し、排卵時期を的確に予測する高度な医療技術もあるため、1日も早く赤ちゃんが欲しい方は、経験の豊かな生殖医療専門医が勤務する医療機関を受診することをお勧めします。詳しくは、こちらの『医療コラム』をご覧ください。

12/17 『人工授精を何回目までトライする? ステップアップのタイミング』というコラムを見ました。人工授精を行ったの方の半数近くが初回で、4回目までに8割弱の方が妊娠していることが分かっており、ステップアップを検討されているのであれば、あまり長く人工授精を続けることに関してメリットは多くないようです。

12/18 1973年から2011年の間に精子の数は大きく減少し、このまま精子減少のスピードは止まることをなく、最悪の場合、あと40年でゼロになってしまう可能性があると紹介したニュース『止まらない精子減少の行方』もあります。一方で、マウスレベルでは、オスがいなくてもメスの幹細胞で精子がつくられ、妊娠・出産が成功している実験もあります。

12/19 『睡眠の質の悪化と妊娠に関係』について紹介したコラムを見ました。卵子の発育や妊娠に必要なホルモンは夜寝ている間に分泌されます。夜更かしや、不安定な睡眠を続けることで正常にホルモンが分泌されなくなり、妊娠しづらい状態になる可能性があります。睡眠中に分泌されるメラトニンというホルモンの抗酸化作用が卵子の質を保護していて、このメラトニンを放出させるためには、睡眠時に部屋を暗くすることが大切です。例えば睡眠時間をしっかり確保していても、部屋が明るいままだとメラトニンの放出を妨げる恐れがあるので、電気の消し忘れに注意が必要です。

12/20 排卵を促すhcg注射は病院で打つよりも自宅で自分で行う自己注射する方が痛みが少ないそうです。成分も同じなのに、病院の筋肉注射ではないためのようです。しかも、着床を助ける黄体ホルモンも含まれており、1本で排卵前と排卵後の2種類のhcg注射の効果があるそうです。痛みも通院の必要性もないことから、とても便利な注射です。今後は、不妊治療も在宅治療が進んでいくかもしれません。

12/21 『男性用下着と精液検査の結果』について紹介したコラムを見ました。男性ホルモンは脱毛の原因の一つになりますが、精子形成にはとても重要なホルモンです。男性型脱毛症の「フィナステリド」内服は、低用量でも精子数の減少を引き起こす可能性があり、フィナステリドを中止すると大多数の男性において精子数は劇的に改善されたと報告されています。

12/22 今日は日が暮れるのが1年でもっとも早い「冬至」でした。ますます寒くなるとは言え、日が長くなると思うとホッとします。精子は寒さに弱いと言われるので、持ち運び時の温度管理に注意していただければと思います。

12/23 2018年放送のNHKスペシャル『ニッポンの精子力クライシス』の記事をあらためて見ました。長時間座り続けていることや、食生活の乱れが精子の減少や、運動率・質の低下につながることが紹介されています。生活習慣を改めることこそが精子力回復の第一歩だと言えそうです。

12/24 『育毛剤と男性不妊について』というコラムを見ました。男性用下着を大まかに分類すると、ブリーフなどのタイトなものと、トランクスのようなゆったりしているものに分けられますが、身体にフィットする下着を履くと精巣が身体に接近することで精巣温度が上がり、精子形成に影響が出ると考えられています。この他にも、パソコンを膝の上に乗せて長時間作業をする、熱いお風呂やサウナ等にも、同じように精子形成に影響が出る可能性があるようです。

12/25 『妊活中に必要なサプリメント〜葉酸〜』について紹介したコラムを見ました。厚生労働省は妊娠の1カ月以上前から妊娠3ヶ月までの間、食事以外に400μg/日の葉酸をサプリメントで摂取することを推奨しています。葉酸は、神経管閉塞障害の発症リスク低減に有効でありますが、妊娠が判ってから摂取するようでは、重要な時期を十分にカバーできないため、妊娠前からの摂取が推奨されています。葉酸にはホウレンソウやブロッコリーなどの食材に含まれる天然葉酸と、サプリメントなどに含まれる合成葉酸の2種類があります。合成葉酸は天然葉酸に比べ、体内での吸収率が高く品質も安定していることから、摂取が容易なサプリメントでの葉酸摂取が推奨されています。

12/26 『ビタミンDと不妊治療の関係性』について紹介したコラムを見ました。近年では、ビタミンDが妊娠や不妊治療の結果にも関係があることが分かってきています。ビタミンDの血中濃度が十分に保たれている場合、臨床的妊娠率・出産率が有意に高いことをまとめた論文も発表されています。ビタミンDを増やすには、魚類(サケ、ウナギの蒲焼き、サンマ、ヒラメ、カレイetc.)、キノコ類(干し椎茸、キクラゲ)、卵黄の摂取や、日光に当たることが、効果的です。

12/27 『風疹ワクチンの話』というコラムを見ました。女性の生理周期に関しては、1971年に共同生活を送る女性学生の生理周期が似てくるという報告があります。一方で、2017年にアプリ会社とオックスフォード大学が行った共同調査では、女性の生理周期は重ならないと報告しています。生理周期が重なることについて科学的な証明はありませんが、月の満ち欠けによる影響が何かしら関係しているのかもしれません。

12/28 仕事納めです。仕事と言えば、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の人生を描いた大河ドラマが先日終了しました。優秀な実業家というのはそれだけエネルギッシュなものなのか、渋沢栄一には、ふたりの妻の他に愛人が数多くいて、その庶子を含めると20人以上も子どもが生まれているとも言われています。偉人には子沢山が多い気がしますが、優秀なDNAを残したいのでしょうか。もしくは、女性として偉人の子供を産みたいのでしょうか。

12/29 前回の月経から24日以内に次の月経が始まる『頻発月経』の場合、不妊のリスクになるため、適切な検査を受け、正常な卵子の形成と排卵を促す「卵胞期」が短い卵胞期短縮症なのか、子宮内膜を成熟させて受精卵が着床しやすい状態を作る「黄体期」が短い黄体機能不全なのか原因を探り、各々又は双方に有効な治療を受けることが大事です。

12/30 HCG療法(筋肉注射)は、クロミッドやFSHで成熟した卵胞を排卵させる目的で使用されます。排卵前のHCG注射は、注射後32~36時間後に排卵するので、1回の精子提供で確実にタイミングを合わせたい場合はおススメです。また、排卵後のHCG注射は黄体ホルモンの分泌を促し、着床しやすくする効果(高温層を持続し、着床を助ける効果)もあるとされています。

12/31 タイミング治療は、1周期につき、約4回の受診が必要だと言われています。(1回目)月経4~5日目:排卵誘発剤の処方→(2回目)月経10日目頃:卵胞の大きさチェック→(3回目)排卵期頃:排卵日の予測→(4回目)黄体期(排卵日から約1週間後):子宮内と卵巣の状態のチェック。詳しい内容は、こちら『タイミング治療について』をご覧ください。

 

ドナーの日記(2021年11月)

『R3.11月の日記』

11/1 11月に入ると「スウィート・ノベンバー」という映画を思い出します。実際に、この映画のストーリーと同様の経験をしたことがあるためですが、精子ドナーとして精子提供活動を始めたのも、その経験が大きく影響しています。

11/2 現在、精子提供を受ける選択肢としては、「親戚・友人・知人」、「海外精子バンク」、「国内精子バンク」、「マッチングサイト」、「個人ボランティアサイト」があります。この中で、最も信用と費用対効果が高いのは、「個人ボランティアサイト」だと考えています。その中でもとりわけ、ホームページが日々更新されていて活動実績もある精子ドナーに依頼されることをおススメします。

11/3 秋晴れの休日に早朝からの提供依頼がありましたので、その帰りにカフェで、清々しい朝のひと時を過ごしました。寒い時期の朝に何よりもほっとさせてくれるのは、何といっても温かいコーヒーです。何もなければ寝ていたはずなので、精子提供のメリットは体のバイオリズムを整えてくれることかもしれません。

11/4 コンディションが良ければ、連日の朝夕の提供でもWHO基準値の2倍くらいの量の精子が提供できることを確認できました。精液量自体が少なく1-3ml程度の人の方が多いと言われる中にあってその生殖能力の高さや、ハードな日程においても質的にはまったく問題がないという事実に、依頼者様も感動されていました。

11/5 精子提供の事前面談でご夫婦お二人とお話ができるとドナーとしても安心できますが、同席される旦那様は、みなさま奥様思いで、心優しく素敵な方ばかりです。

11/6 フェムテックブランド『Nagi(ナギ)』から、おりものの量もわかりやすい吸水ショーツが登場しました。吸水面がグレーになっており、量や色がわかりやすくなり、女性特有の周期の始まりを把握しやすくなっているようです。おりものの量は、排卵日を予測できる貴重なサインなので、妊活中の方には重宝する1枚となるかもしれません。

11/7 秋は紅葉だけでなくバラも見頃が時期ですが、バラ科の花は2500種類もあり、そのどれもが美しくオシャレな名前があり、花言葉も「愛」や「美」など様々です。もし、女の子が生まれたら、バラ図鑑は命名の参考になるかもしれません。

11/8 「今朝、排卵検査薬の陽性反応が出たので、お昼に提供してください。」といった相談にもほぼ対応できています。一般的な夫婦でも日中にタイミングを取ることは難しいと言われていますが、ましてや精子バンクや病院ではできない芸当です。

11/9 これまでの精子提供活動を通じて、卵巣の状態など妊娠に問題のない女性は全体の2割くらいだと感じています。原因は分かりませんが、幅広い年齢層で不妊治療を受けられていることからも、食事やストレスなど現代ならではの生活習慣病が影響しているようにも思えます。

11/10 占術家の細木数子さんが11月8日に、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが11月9日に逝去されました。女性として一時代を築かれたカリスマ的存在でしたので、その世界観やものの考え方に影響を受けた方も多かったのではないでしょうか。お二人とも、京都に所縁のある方でしたので、どこかで対談されていたのかもしれませんし、今頃、お話されているのかもしれません。

11/11 人事評価シートの社会貢献欄に「精子提供活動」と記載したいところです。

11/12 男女ともに不規則な生活は妊活に大敵です。良い精子や卵子が育たなくなります。当たり前のことですが、体質は妊娠のしやすさに直接的な影響を与えるので、日頃から適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠に心掛けたいものです。

11/13 平均睡眠時間は25歳で約7時間、45歳で約6.5時間と言われています。精子提供を行った日は、身体の休養、疲労回復のためにも、プラス1時間の睡眠を取るよう心掛けています。

11/14 神社では、七五三で着物姿のお子様とそのご家族を見かけます。子供の晴れ姿を家族で祝い、その写真は家族にとって一番の思い出になります。日本にしかない本当に素晴らしいイベントだと思います。世界無形文化遺産に登録して欲しいくらいです。

11/15 子どもは授かりものなので、授かれればいいなあくらいの心持ちで待ちたいものですが、不妊治療も受けながら一生懸命に妊活していると、そう簡単に割り切れるものでもありません。期待し過ぎるとダメだった時の落胆も大きいので、次回を見通しながら、結果を待つことが良いのかもしれません。

11/16 不妊治療には通院代など毎月万単位のお金が出ていき、成果が出ないと、一切リターンのないギャンブルのような感じになって気持ちが荒んでいくものです。このお金を別のことに使っていたら旅行にも行けたし、あれもこれも買えたのに…ということが頭をかすめてしまうと悪循環なので、子どもが生まれたら、億万長者になって返してくれると思うようにすると良いのかもしれません。

11/17 排卵日当日だと、精子が間に合わないことがあります。いわゆる「空振り」ですが、チェッカーが反応して2〜3日後に排卵される方もいらっしゃいます。チェッカーの反応と実際の排卵日に何日ぐらいのズレがあるか、その相関関係は、クリニックで診察しないと見てもらわないと分からず、排卵日を特定することはできません。チェッカーでは確実性がないため、やはりクリニックで診察頼りになるので、クリニックは混雑するのでしょう。自宅で簡単に、卵胞の大きさチェックができるエコー(超音波)の機器ができたらいいのになあと思ってしまいます。ヘルスケア商品で有名なオムロンの技術力があれば製品開発も夢ではないかもしれません。

11/18 2~3周期、シリンジ法でトライして妊娠されない場合、排卵誘発法(卵子を育てるための薬と排卵を促す薬)を検討していただくのもよいかと思っています。

11/19 今夜はビーバームーンと呼ばれるの満月で、しかも89年ぶりの深い部分月食が見れるそうです。妊活の合間は、秋の夜空に浮かぶお月さまも見ながらリラックスしていただければと思います。

11/20 以前に精子提供のお手伝いしていた方から、卵子提供により妊娠されたとのご報告をいただきました。卵子提供とはいえ、赤ちゃんの身体は母体でつくられるので、遺伝子の繋がりもできるのではないでしょうか。

11/21 実は35歳以上なら「高齢出産」となります。高齢出産というと40代の出産をイメージする人もいるかもしれませんが、実はそれよりずっと若く、日本産科婦人科学会では「35歳以上で初めて出産(初産)する人」を “高年初産婦” と定義しています。体や心の健康・見た目の若さは日々の生活や食事・運動などの努力である程度保つことができますが、「子供を産むこと」はどうしても年齢に抗えないものです。2人目以上を考えられている場合、20代から妊活に取り組んだ方がよさそうです。

11/22 流産率は、35歳をすぎると急激に上昇し、40代後半では妊娠しても約7割は流産に至るとのことです。とはいえ、約3割(3回に1回)は妊娠継続することは希望的な数字かもしれません。

11/23 検査では異常が見つからないにもかかわらず妊娠に至らない「原因不明不妊」と呼ばれる患者は約半数だといわれています。体外受精にトライすると結果的にではありますが、ピックアップ障害など原因が分かることがあります。

11/24 不妊治療には多額の費用が必要となります。その点についてもサポートしている精子ドナーは「未来かなえ」くらいなのかもしれません。

11/25 最近は、不妊治療について色々と詳しく調べています。医師レベルではないものの、精子ドナーとして最低限の知識は得られたと思っています。

11/26 『実は「子だくさん」で驚く芸能人ランキング』というサイトで、谷原章介さんや堀ちえみさん、高橋和也さんといった名前が挙がっています。現役の芸能人は多忙で無理かもしれませんが、芸能界を引退した方が精子ドナーや卵子ドナーになってもらえたらと思います。

11/27 タレントの時東ぁみさんが34歳で第1子妊娠を報告されました。「約4年半の不妊治療の末、顕微授精3回目にして妊娠したこともあり、嬉しさはもちろんのこと、毎日不安と戦っております」とコメントされており、不妊治療は心身共に本当に辛かったと思います。顕微受精3回はお金も大変だったかもしれません。無事生まれるまで安心できませんが、元気な赤ちゃんを産んでください。

11/28 若い方が「婦人科」に1年通院して妊娠しなくても、医師や周囲は「若いから大丈夫」、「そのうち授かれる」と安易に考えてしまいがちです。若いからといって、すぐに妊娠できるとは限らず、実は「原因不明不妊」ということがよくあります。例えば、「着床不全」や「ピックアップ障害」などが考えられますが、これらは腹腔鏡検査でも分かりません。数年にわたり原因が見つからないのに妊娠できないことは、本当につらくもどかしいものです。体外受精にトライすることで、様々な原因が見えてくることもありますので、妊活開始後2年過ぎても妊娠しない場合、1度だけでも体外受精を受けられることをオススメします。若い頃の受精卵を凍結できることも、将来にわたり安心材料になります。

11/29 結婚の「適齢期」はなくなっても、妊娠の「適齢期」はなくなりません。女性の場合、その主な理由は卵子の老化です。どうしても、結婚・妊娠のタイミングが30代後半から40代になりそうな方、30代前半で将来的に子どもを2~3人希望している方などは、卵子凍結を検討されてもよいかもしれません。30代前後で約40個の卵子を凍結保存することが理想のようです。もちろん、凍結保存の費用について企業や行政の支援が必要なのは言うまでもありません。

11/30 精子は1回出してしまうと完全復活まで48時間かかります。連続射精の場合、満タンからは、1回目で60%、2回目で25%、3回目で15%出るようです。復活に時間はかかりますが、1日3回までなら、精子提供は可能と言えます。なお、1回目より2回目の方が精子の質は良くなるため、量は少なくなっても妊娠のしやすさは変わらないと思います。

ドナーの日記(2021年10月)

『R3.10月の日記』

10/1 キャリアを追う女性が集まる都市、ニューヨークのマンハッタンでは、全米の中でも40~44歳での出産が一番多いそうです。体外受精1回で270万円ほどかかるようですが、保険の種類によっては費用がカバーされることもあり、セレブリティ以外にも体外受精で子どもを持つ選択ができると言われています。

10/2 生理は体の「赤ちゃんを迎える準備」と言いますが、ママとなるためには、心の「赤ちゃんを迎える準備」も必要です。

10/3 赤ちゃんが誕生した際には「ベビーシャワー」を提案したいと思っています。ドナーとして、直接、祝福の気持ちを伝え、今後について話し合える良い機会になれば幸いです。

10/4 タレントの鈴木ちなみさんが、第1子を出産されたしました。先日、妊娠されたばかりだと思っていたら、早くももう出産です。妊活中は一日一日が長く感じられますが、マタニティライフはあっという間のようです。話が逸れましたが、朗らかな性格の方のようなので、とても良いママになられると思います。

10/5 日本人がノーベル物理学賞を受賞しました。一方で、若い世代ではノーベル賞候補となる研究者がいないとも言われています。そう考えると、今の70~90代の研究者の努力はすさまじかったのだと思います。それ以上に、多くの子どもを産み育てた今の100歳以上の方を称賛すべきなのかもしれません。

10/6 妊娠に悩む女性たちに少しでも役立てばと、実録で33歳兼業主婦ライターが妊活をリポートされているサイトを紹介します。赤裸々な体験をコミカルに表現されており、一読の価値があります。詳しくは、こちらの「妊活日記」をご覧ください

10/7 40代では子どもが授かれないこともありますが、妊活に精一杯トライしたからこそ、結果をポジティブに受け止めることができるようになります。子どもがいたら人生は楽しくなるかもしれませんが、悠々自適に夫婦ふたりで過ごす人生も楽しいものです。社会貢献としての子育てもできます。例え血は繋がっていなくても、その人の精神は歴史に刻まれ、レガシーとして次の世代に受け継がれていきます。

10/8 妊活には東洋医学も有効だと言われています。食養生、漢方、鍼、灸などによる体質改善で、AMHやFSHの数値が改善することもあります。

10/9 「出自知る権利意識」高まりにより、精子の提供者不足が深刻化しているというニュースが未だに流れていますが、精子提供マッチングサイトが台頭した今、盛況な個人間取引によりこの問題は解消されています。

10/10 シングルマザーになると決意できる条件としては、「男性とよい関係を築けそうにない」、「自身に安定した職がある」、「家がある」、「頼れる家族がいる」、「自立心旺盛な性格である」、そして最後に「信頼できる精子提供者がいる」といったことが挙げられます。女性は子供を産める年齢に限りがあり、子供は欲しいけど適齢期に結婚したい相手がいない人もたくさんいます。また、両親が揃ってるから子供が幸せとも限りません。1人での子育ては大変ですが、その分大きな喜びを与えてくれます。精子ドナーと事前にきちんと取り決めができて、子どもを幸せにするように努力できれば、社会的に受け入れられるべき選択だと考えています。

10/11 面談無しで精子提供を希望される方もいらっしゃいます。精子ドナーの顔を見ると、子どもが生まれた時の心境がどうなるか分からずに不安ということが主な理由です。男性より女性が多いですが、ドナーとしては、どちからお一人にお会いしてやりとりのお話できればよいので、会う会わないは依頼者様のお気持ちを優先しています。

10/12 世界的ニュースとなった世界初“10つ子”出産のニュースは嘘だったようです。海外メディア(特に発展途上国)の情報は鵜呑みにしてはいけません。

10/13 海外に、1年ちょっとで子供20人を代理出産で授かった23歳の女性がいます。代理出産にかかった費用は約1500万円、16人のナニーが子育てをサポートしているそうです。「子供は100人欲しい」と明かしていることから、まだまだ家族が増えるのかもしれません。

10/14 インドで38人の妻と89人の子どもをもち、「世界最大の一家」の当主だったとされる男性が死去したというニュースが流れました。一夫多妻制はインドの刑法で禁止されていますが、部族社会の一夫多妻の罪は問われないこともあるそうです。

10/15 キユーピーが、卵不使用の「卵商品」を開発しています。卵アレルギーを持つ子どもの親は助かることもあると思います。誕生日ケーキなどへの応用も期待したいものです。

10/16 「クロミッド」と「レトロゾール」の違いについて勉強しました。同じ排卵誘発のお薬ですが、症状に応じて使い分けられています。

10/17 急に肌寒くなってまいりました。精子の持ち運び時間が長い方は、保温容器をご用意いただいた方がよいかもしれません。

10/18 コロナワクチン(2回目)を接種しました。前回同様、注射部位が痛む程度です。気持ち的には、半分くらい気が楽になったかな~という感じです。

10/19 妊娠中にワクチンを打つかどうかは、かなり悩まれるところかと思います。打つ打たないのどちらも一長一短があると思うので、人との接触の機会や感染者数などを考慮して、医師とも相談されたうえで、最後はエイやで判断するしかなさそうです。もちろん、医師は、安定期に入った辺りであれば「大丈夫」、「メリットしかない」などとおっしゃると思いますが...幼児期に影響が出るかどうか実績がないないだけに、産後まで接種を控える判断もありだと思います。

10/20 精子ドナーも急増し、今では選ぶ時代から選ばれる時代に変化していると感じています。

10/21 いよいよ秋も本番です。秋は柿や鯖など栄養豊富な食材がたくさんありますので、日々取り入れながら精子提供に備えたいと思います。

10/22 相続に関するトラブルが起こり得ることを受け入れられない人は、精子ドナーになるべきではありません。探偵と遺伝子検査で父親であることは、調べればすぐに分かってしまうことを覚悟しなければなりません。

10/23 精子提供マッチングサイトには1万人ほどの男性がドナー登録しています。かなり多いように感じますが、条件が合えば、精子ドナーを依頼されて断る男性はいないと思います。そう考えると、20~40代の精子に問題がない男性は全て、潜在的な精子ドナーだと言えます。つまり、国内で1000万人はいると推測されます。

10/24 電車の乗客者が急増しているのを見ると、関西にも日常が戻りつつあることを実感します。ワクチン接種も完了し、精子提供活動も安心してできそうです。

10/25 不妊治療の着床前検査が条件付きで容認されました。詳しい条件は未定ですが、体外受精したものの2回以上続けて妊娠できなかった方、流産を2回以上経験した方が対象となるようです。妊娠率や流産率の改善が期待できることから、年明けの見解と改定を待ちたいところです。

10/26 若い世代は皇室に関心がなくなってきていると感じています。同時に、日本人としてのアイデンティティもなくなってきているように思えます。

10/27 太り過ぎは妊娠に不利だと言われています。太り過ぎの女性の中には、無排卵になる人がいます。また排卵が起こらなくなる「多嚢胞性卵巣」は、肥満とよく合併する病気です。一時的な排卵障害なら、適正体重に戻すことで改善されるため、娠しやすい体を望むなら、日頃から適正体重を維持するよう心がけたいものです。

10/28 アメリカの三つ子姉妹は同じタイミングで妊娠が発覚し、お揃いのマタニティ服で妊娠期間を楽しんでいるという微笑ましいニュースを見かけました。姉妹で話し合っていたそうですが、タイミングを合わせられればこうした出来事も十分起こり得ると思います。

10/29 精子は量より質が重要です。連日の提供では、精液の量は少なくなりますが、逆に質は高まるため、妊娠には有利です。

10/30 『「精子泥棒」の闇』というショッキングなネットニュース記事を読みました。不妊治療専門医が、患者の同意を得ることもなく、自らの精子を使用して、数多くの女性を妊娠させていたという内容です。自分の精子を提供して人々からお金を巻き上げて商売をしていたことは極めて悪質ですが、精子提供が始まった当時は、「医師の精子による妊娠」が横行しており、精子ドナーは担当医であることがほとんどだったようです。

10/31 『イギリスの妊活事情とは? 不妊治療専門家が語る「選択肢と透明性の大切さ」』という小難しいネットニュース記事を読みました。透明性や知識、選択肢が増えれば、すでに子どもがいる人やLGBTQ+コミュニティの人の場合でも、子どもが欲しい人をサポートできます。女性がもっと自分の希望通りの治療ができるよう、新しく、手頃な料金で利用しやすい選択肢が世界的にも求められています。

ドナーの日記(2021年9月)

『R3.9月の日記』

9/1 暦の上では秋ですが、しばらく暑さは落ち着きそうにありません。精子提供をご依頼いただいた方には、もれなく日傘をプレゼントしたいと思います。

9/2 精子提供のお問い合わせが少なりました。余裕を持ってお手伝いができる状況です。

9/3 「妊活日記」というブログを見かけましたが、生理不順の方の不妊治療のポイントは、鍼灸院へ通いながら「.ゴナールを100単位ずつ毎日注射すること。」、「炭水化物を減らすこと。」、「たんぱく質を取ること。」、「しっかり休むこと。」のようです。

9/4 予定帝王切開の場合、PCR検査の陰性証明を提出すれば出産に立ち会える病院もあるそうです。

9/5 大家族に憧れる精子ドナーもいるかと思いますが、精子ドナーは遺伝子上の父親であって大家族になることはできません。大家族になろうとするなら、精子提供活動を止めるしかありません。

9/6 イギリスでは、卵子や精子、受精卵を最長55年凍結保存できることになります。 これまでの10年を一気に5倍以上も延長されます。働く女性にとっては、「妊活革命」とも言える出来事でしょう。なお、 35歳未満で凍結された卵子の場合、出産に至るのは27%、35歳以上の場合は13%とされています。

9/7 『“35歳以上婚”における「子作り」のリアル』というネット記事を見ました。子どもを作ることを考えるならば、35歳以上での新婚は晩婚とも言えるようです。

9/8 マウスのES細胞(胚性幹細胞)を使い、試験管内で精子を作ることに成功したと、京都大の研究チームが発表しました。制御不能な科学は人類を滅ぼすこともありますが、無精子症と診断された人とっては希望となるニュースです。

9/9 夫婦の精子と卵子のどちらにも不妊の要因がある場合、卵子ドナーの提供卵子と精子ドナーの提供精子で妊娠を望む方もいます。『未来かなえ』では、そうしたご相談にも応じています。

9/10 一般社団法人「こどまっぷ」で、子どもを望むLGBTQ+カップルをサポートされています。同性カップルが日本で子どもを迎える方法(主に「養育里親」、「友情結婚」、「ステップファミリー」の3つ)や、精子提供の現状、提供精子を用いた人工授精を受け入れてくれる病院などが紹介されています。是非、こちらのWEBニュース『精子提供の現状は?同性カップルが日本で子どもを迎える方法』を見ていただければ幸いです。

9/11 特別養子縁組は、二人目不妊の場合の選択肢になります。心の兄弟姉妹を作ってあげたいときに有効な選択肢の一つです。社会の貧困問題を解決する一助にもなるため、今更ながら素晴らしい制度だと考えています。

9/12 卵子凍結には「医学的卵子凍結」と「社会的卵子凍結」の2通りがあります。後者は、健康な女性が将来の妊娠に備えて行うもので、妊娠する能力が急激に落ちる35歳ぐらいまでに、一種の保険として考える女性もも増えています。20代の若いうちに30個ぐらいの卵子を保存できれば、一定安心なようです。

9/13 卵子凍結のクリニック選びのポイントは、採卵できる卵子の数が多い「高刺激採卵」の実績があるかどうか、技術力のある医師がいるかどうかで見分けた方がよいそうです。

9/14 40代男性の頻度は5日に1回がベストと言われています。それには、男性ホルモンである「テストステロン」の作用といった科学的根拠もあるようです。一方で、ムーニーの公式サイトでは「禁欲すると古い精子がたまり、精液全体の質が下がるため、禁欲はやめたほうがいい。」といった紹介もされています。精子ドナーは、妊娠に有利かどうかで判断する必要があります。

9/15 宇宙で6年保存した“フリーズドライ精子”からマウス誕生したというニュースがあります。人類が月面基地やスペースコロニーなどで永住する時代に重要となる、保存精子を使った宇宙での人工授精の可能性が拓けたようです。

9/16 理論上は「ES細胞(どのような細胞にもなれる元の細胞)」で女性同士の子どもが出産可能なようです。技術的には可能でも、人類滅亡の危機のようなことが起きなければ、倫理的な問題からヒトへの応用は考えない方がよいかもしれません。

9/17 中国で、ゲノム編集技術により遺伝子改変したヒト受精卵から双子が誕生しています。親が望む特性を子に与える「デザイナーベビー」には、科学者でさえも強い懸念を示しています。

9/18 ご新規様に提供させていただきました。台風が気がかりでしたが、予想外の好天に恵まれ、無事に提供できました。この幸運のもと、子宝に恵まれることを心から祈っています。しっかりとしたお考えをお持ちの素晴らしいご夫婦なので、しっかりとお手伝いをしてまいりたいと考えています。

9/19 少子化白書(2021)では、意識調査の結果、不妊治療を「受けにくい」と答えた男女が4割超であったことを公表しています。フランス、ドイツ、スウェーデンは1割程度なので、日本は欧州より突出して高くなっています。

9/20 LGBTQを理解できないという立場も多様性の1つです。理解できない人でも、できないなりのしっかりとした理由や思い入れ、広い意味での愛があればよいのかもしれません。ただ、LGBTQの就職や実生活でどんな困難があるのか、理解するための情報が不足しているようにも思えます。

9/21 ご新規様とオンライン(リモート)で面談を行いました。これまで、面談と言えば駅前のカフェ利用(リアル)でしたが、対面に比べると時間もかからないため、依頼者が複数いらっしゃる場合やお店が閉まっている夜遅い時間などに利用するには、とても便利なツールだと思いました。

9/22 2021年9月14日(火)のNHKクローズアップ現代で『それでも子どもをもちたい、広がるSNS精子提供』と題して、精子提供の特集番組が放送されました。おなじみの精子ドナー(和人さん)が登場されています。毎回のようにボランティアの精子提供サイトは中傷されますが、社会的認識も広がる中で、信頼も築かれてきており、徐々に闇から光の扱いに変わってきていると感じています。

9/23 新規の依頼がありましたが、精子提供の条件として個人情報の開示を求められたため、お断りせざるを得ませんでした。出産後や子供から出自を知りたいとの求めがあれば開示は可能ですが、精子提供前の信頼関係を築けていない段階で、氏名・生年月日・会社・住所などの個人情報を開示すると、後々トラブルになる可能性があると考えています。オープンな考えで、精子提供にマイナスのイメージは持っていませんが、子供を守るという観点を最も大切にしなければなりません。

9/24 元「ひよこクラブ」の編集長であり、現「ベビーカレンダー」の編集長が、46歳で決意した自身の不妊治療について、思いを語られています。その願いが叶うことはなく、「いつか産める」といった誤算を後悔したり、「子どものいない人生」の現実を受け留めきれないこともあるそうです。

9/25 精子提供マッチングサイト「ベイビープラチナパートナー」で騙された妊婦の末路や、精子提供ボランティアと不倫する人妻が急増…といった、怖い話が実話としてネットで紹介されています。精子提供マッチングサイトには、妊娠を願う女性につけ込む男性もいるので、細心の注意が必要です。

9/26 『【漫画】精子提供ボランティアになるとどうなるのか?』というマンガ動画が配信されています。ストーリーの大筋は、メディアによく出演されている精子ドナーの方の実体験と同じです。精子ドナーのスペックやポリシーは千差万別ですが、目的は概ね同じなのかもしれません。

9/27 1回目のコロナワクチンを接種しました。ファイザー製のためか、副反応もほとんどなく、注射部位が少し痛む程度で済んでいます。この間様子を見ていましたが、特に不妊の問題も出ておらず、職場からの要請も度々あったことから受けた次第です。

9/28 ワクチンが原因で不妊や妊娠しにくくなるという科学的な根拠は、今のところ確認されていません。ワクチン接種後に妊娠した人もいます。ワクチンの有効成分であるmRNA24~が卵巣や精巣に分布した量も72時間以内には検出下限未満となることや、男性精子の数や質がワクチン接種で低下しないことも報告されています。

9/29 不妊治療で初のガイドラインが作成されました。ガイドラインは医療従事者向けで、推奨治療などがまとめられています。これまで不妊治療は自由診療だったため、十分な根拠がないまま新たな治療法が導入されたり、有効性や安全性が明らかでない治療があったりしたということです。日本生殖医学会は「質の担保された医療が適切に提供されるよう役立ててほしい」としています。

9/30 この度の内親王の結婚について多くの国民が反対している理由は数多ありますが、その中でも最大の理由は眞子様と小室氏の子が天皇になる可能性があることだと思います。皇室を敬愛する国民は、一生このことに不安を抱きながら生きていかなければならなくなります。解決策(救済できる唯一の方法)は、現在の今上天皇(徳人様)が精子提供により、男系天皇の後継者としての男児をおつくりになることではないでしょうか。

ドナーの日記(2021年8月)

『R3.8月の日記』

8/1 批判型より提案型の政治家が求められています。精子提供ボランティア「未来かなえ」は、提案型の精子ドナーとして、早期に妊娠できなかった場合、確実に妊娠できる方法を教示しています。

8/2 オリンピックの影響だと思いますが、公園ではスケートボードを練習する人やマスクをしない若者を多数見かけました。大人でもマスクを付けずに人前でクシャミをしている人がいましたが、日本人特有の気質を垣間見ました。あらためて、不要不急の外出について再定義すべきだと考えています。

8/3 トランスジェンダーの女性選手が五輪史上、初めて出場しました。重量挙げの競技種目ということもあり、スポーツ界では「不公平だ」との批判も相次いでいましたが、3回ともバーベルの持ち上げに失敗し、記録なしに終わりました。心ない発言に配慮して、敢えて失敗したのかもしれないと思うと、とても悲しくなりました。

8/4 国立競技場が40℃の酷暑を記録するなど、オリンピック史上最高の気温とも言われ、選手達の体調が心配です。精子も40℃の高熱で死滅すると言われているので、精子提供後の運搬時には保温に気をつけていただく必要がありそうです。

8/5 産婦人科の医師も新型コロナワクチン集団接種の応援に駆り出されて、臨時休業となる病院があるそうです。感染拡大により、移動の制限だけでなく、不妊治療そのものに支障をきたしています。

8/6 東京オリンピックの男子400メートルリレー決勝で、日本はバトンミスにより棄権となりましたが、今大会で最も感動しました。精子提供も親から子へと命のバトンを繋ぐお手伝いなので、より早く、より確実に受け渡しできるようにしっかり準備していきたいと思います。

8/7 新型コロナ感染拡大に伴い、沖縄では陽性となった妊婦さんの出産が相次いでいます。胎児への感染は稀だとされていますが、親としては本当に心配だと思います。

8/8 特殊事情により1年延期となった東京オリンピック2020もついに閉会です。オリンピックとは何なのかについて考えされられる大会でもありました。メインスタジアムの国立競技場でメダルが獲れなかったことは、王道のトラック種目以外は経済力の差が成績に直結することを物語っています。精子提供とは何のなのかについてもあらためて考え直してみたいと思います。精子バンクは営利目的であり、精子購入に多額の費用がかかるため、お金のない方にもボランティアで支援する仕組みは一定必要です。

8/9 凍結精子で出産の子の認知を求め、女性カップルが国を提訴しました。原告の40代女性は、凍結保存していた自身の精子を使ってパートナーがに長女を産んだ後、性同一性障害特例法に基づき性別を男性から女性に変更しました。変更後、次女も生まれています。同性カップルの婚姻は現在の法律で認められておらず、事実婚の状態で生活しており、子どもを産んだパートナーのみ親子関係がある状況です。家族の多様性や生殖医療が進む現状に、戸籍法など国のシステムが対応していないことが明らかとなってきています。

8/10 自民党が、不妊治療の公的保険適用に伴う患者の窓口負担が増えることがないよう対策を求めました。助成を受けられる範囲で治療を受けている人は、現在、自己負担はなく、保険が適用されると治療費の3割を窓口で支払う必要があるそうです。具体的に、どのような事例なのか発表が待たれます。

8/11 秋田大が、不妊治療の成功率向上を目的に、人の受精卵を作製し、受精直後の状態を詳しく調べる研究を始めることが分かりました。センセーショナルなニュースですが、作製した受精卵は、国の指針に沿って「受精後14日目までに廃棄し、母胎に移植しない」としおり、現時点でゲノムベイビーが誕生する心配はなさそうです。

8/12 凍結卵子を解凍して使ったケースは、まだ少ないそうです。融解卵子による妊娠率も不透明なことから、卵子凍結には、期待し過ぎない方がいいと思います。

8/13 アメリカでは、男性用ピルの開発研究が進んでいるようです。ただ、開発されても有効に使用されるか甚だ疑問です。

8/14 近い将来、オリンピック選手や芸能人、モデル、メンサ入会者など特定の才能を持つ者のみが精子ドナーとして所属するプレミア精子バンクができると考えています。

8/15 職場関係の女性から「噂どおりのイケメンですね。かっこいいと噂になっていますよ。」と言われました。お世辞かもしれませんが、年甲斐もなく嬉しくなってしまいました。

8/16 百貨店や商業施設でのクラスター感染が続発しています。これらの施設のトイレを採精場所として利用している精子ドナーにとっては、ホテルが頼みの綱かもしれません。

8/17 お盆休みも終わり、忙しい日常が戻ってきました。とはいえ、精子提供活動は落ち着いており、仕事との両立には全く問題がありません。

8/18 連ドラの「TOKYO MER」を観て、毎回泣いています。涙もろくなったのかもしれませんが、医療の世界はやっぱりイイです。もし、精子提供で生まれた子どもが医者になりたいと望んだら、最大限の金銭的支援をしたいと思います。精子ドナーは骨髄ドナーと違い、命の恩人にはなれませんが、それでも人を助けることはできます。

8/19 スポーツについては、様々な部活で大会にだけ出場させられるなど便利使いされていました。いわゆる器用貧乏で大成しないタイプなのかもしれません。なので、この精子提供活動については、多少なりとも大成できればと思っています。

8/20 「結婚難」が止まりません。日本人の平均初婚年齢は年々上昇し、男性は30.7歳、女性は29歳となっています。精神年齢は20代前半の新婚気分でも、30歳を過ぎる頃になると、生殖機能が衰えて受精や妊娠がしにくくなります。子どもを作ることを考えるならば、30歳以上での結婚はもはや「晩婚」なのかもしれません。

8/21 体外受精のお手伝いをしました。お手伝いといっても精子提供ではなく、体外受精を受けるためのアドバイスです。

8/22 女性アスリートのトップ選手は、年齢的に、次期オリンピックを目指すか、穏やかな家庭をつくるかの選択に悩まされるそうです。そうした心理的負担を減らすためにも、卵子凍結に対する金銭的な支援を充実させるべきだと思います。

8/23 子どもは可愛いので、手をかけようと思えばいくらでもかけられます。ただ、そうなると、無限に時間が必要になるので、一人っ子の子育てで限界となります。兄弟・姉妹を望む場合は、子どもに「ママは、1人しかいないから全部はできない」と言い聞かせることも必要です。それが、子どもの自立にも繋がり、自分で決断できる大人に成長するきっかけにもなると信じています。

8/24 人間の出生性比は地域、時代にかかわらず男女がおおむね105:100前後になるそうです。1:1とならないのは、産み分けなどの性別選択が理由のようです。また、生まれてくるのは男性が多いけど、女性の方が平均寿命が長いなので、総人口としては女性の方が多くなります。精子バンクの普及を考慮すると、今後は、出生性比も女性の方が高くなってくると推察されます。

8/25 ほとんどの精子提供サイトは無償のボランティアを謳っていますが、全ての精子ドナーは自分と遺伝的つながりのある子の誕生という見返りを求めていると思います。

8/26 不妊治療のための「医療従事者向けのガイドライン」が初めて作成されました。しかし、中身は検査や標準的な治療方法などをまとめた技術的な解説書に過ぎません。それよりも、医師のモラル育成の方が大事だと考えています。医師は、結果が出なくても、命に別条がない限り、患者へお詫びすることもありません。医師も悪気はないのかもしれせんが、その場しのぎの対応をされていることも多く、一人一人真摯に向き合った診察が行われていないようです。反論したくても、コロナ禍の中、新規患者の受け入れを停止されている病院もあるくらいなので、患者は泣き寝入りのような状態です。いい御身分と言ったらそれまでですが、心構えのガイドラインも作成して欲しいものです。

8/27 今の日本で性別を変えるには、生殖機能を永続的に欠く状態にあることが条件となっていますが、どこか野蛮な風習のような気がしています。何故、生殖機能を失う手術を受ける必要があるのでしょうか。

8/28 実子がいて2人目を精子提供や卵子提供により希望される方がいますが、これは男性不妊や卵子の老化が原因なので止むを得ない選択だと思います。一方、きょうだいでドナーが違うことがありますが、こちらはレシピエントがドナーや子どもを商品だと考えていると受け留められることもあるようです。

8/29 歌手で女優のナタリー・インブルーリアさんは、精子提供者の協力を経て体外受精で子どもを授かっていることだけでなく、子どもの名前も公表されています。不妊治療中の人を支援するため、自身の電話番号をよく知らない人にも渡しているそうです。このような世話人のような方がいると、同様の苦労を経験している方々にとって大切な存在だと思います。

8/30 職場の同僚(女性)から妊娠の報告を受けました。最近の聞く赤ちゃんの性別は何故か「男の子」ばかりです。芸能人の出産も「男の子」ばかりなので、実は産み分けをされているのではと思ってしまうくらいです。そして、男(オッサン)だらけになった世界を想像するとちょっとゾッとします。

8/31 過去にタイミングを合わせられなかったレシピエント側の要因としては、自然災害(大雨、台風)に伴うの列車運休、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う移動自粛、体調不良、他の予定が入っている、卵胞の成長停止、シリンジの使い方の失敗(シリンジの持参忘れ、容器の転倒、外部に放出、注入箇所の誤り、体外に流出)、排卵予定日の特定ミス(排卵済)というものが挙げられます。

ドナーの日記(2021年7月)

『R3.7月の日記』

7/1 フランスでは、既婚、未婚問わず全女性に人工授精の権利が認められました。また、女性同士のカップルが提供精子で子供を持った場合、2人とも親として認められることになりました。また、フランスで精子・卵子バンクは公的機関が運営しており、人工授精には健康保険が適用されることにもなりました。更に、精子提供で生まれた子供に、ドナー情報の開示を認める「出自を知る権利」を定めました。生命倫理の観点から、代理母出産の容認については「越えられない一線」として否定していますが、画期的な制度改正をたたえたいと思います。なお、既に、ヨーロッパでは、イギリス、スウェーデン、スペインが、既婚、独身を問わず女性が精子提供を受ける権利を認めています。

7/2 国内初の民間精子バンクが誕生します。名称は「みらい生命研究所」で、本サイト「みらいかなえ」と類似しています。提供料金が1件あたり15万円程度であることや、精子ドナーが「匿名」を選択できることなど、運営上の課題は多いものの、年間500件の精子提供を目指すとしています。ただし、精子の質・費用・スピード・安全性・非匿名性・実績という点では、精子提供の本家本元である「みらいかなえ」の方が何倍も優れていることをお約束いたします。それにしても、ここまで精子提供が一般化してしまうと、一夫一婦制の議論が必要となりそうです。

7/3 複数の精子ドナーが登録された精子提供マッチングサイトが10以上存在しています。どのサイト運営者もやりとりには介入せず、書き込まれたドナー情報は自己申告で真偽は不明です。人工知能(AI)による自動マッチングを売りにしているサイトもあり、海外の大手民間精子バンクが日本でもPR活動を開始するなど、精子の「モノ化」が急速に進んでいます。既に、全国で1万人程の男性が精子提供活動をしていると考えられ、これは20代~40代男性2000人に1人程の割合です。

7/4 「ワクチン接種で不妊になる」という情報はデマなのでしょうか。コロナウイルスのスパイクたんぱく質と胎盤のたんぱく質は似ておらず、ワクチンの胎盤への悪影響はないという検証の結果が確認されており、妊娠中、妊娠を計画の方も接種可能となっています。しかし、未知のワクチンなので、妊活中の方や妊婦、赤ちゃんに与える長期的な影響は分からないというのが正直なところだと思います。ワクチンに対して不安な思いが消えず、接種しない選択をされた方のために、パートナーの方や妊娠・出産に直接関係のない周囲の方が接種することが重要です。

7/5 日本政府は、不妊治療の保険適用範囲について、体外受精、男性不妊手術、2回続けて流産した女性に対する流産回避の目的で行う着床前検査、「バイアグラ」など勃起障害の治療薬を使った男性不妊の治療を対象とする方針を固めました。2022年度からの導入を目指すこととしています。

7/6 不妊治療の支援制度が充実しても、それを使えなければ意味がありません。企業としては、不妊治療と仕事の両立について相談を受ける窓口を設け、必要があれば上司とのコミュニケーションを仲介する。そんな、使える制度や働き方を一緒に考える環境整備が求められます。

7/7 今年も七夕は雨でした。しかも、天の川が氾濫するかもしれないくらいの大雨でした。20年以上前に「7月7日晴れ」という映画を観ましたが、七夕に晴れた日は数えるほどしかありません。願い事ではありませんが、来年こそは晴れて、彦星様と織姫様が会えますように☆

7/8 クリスティーナ・オズタークさんが「23歳にして21人の子供を持つ女性」として話題となっています。お腹を痛めて産んだ長女の他に子供20人を代理出産で授かられています。16人のナニーを雇われていることにも驚きですが、「子供は100人欲しい」と明かしているそうです。更に、資産家の夫のガリップさん(57歳)には前妻との間に9人の子供がいるそうです。ちなみに、大家族と言えば、22人の子供がいるイギリスのラドフォード一家が有名なようです。

7/9 「コロナと妊娠 不安への目配り十分か」という社説を見ました。長引くコロナ禍において、妊婦や妊娠希望者が抱いている不安に寄り添う支援が求められています。

7/10 316gで生まれた女の子が、小学生になり、身長、体重とも、周りの同級生と変わらないまでに成長しました。弱視はありますが、夢を持ち、友達と元気いっぱいに遊んでいるそうです。現代の医療技術や周囲のサポートがあれば少々の壁は乗り越えられます。

7/11 デンマークに住むゲイカップルが「代理出産」を通じて子どもを持つことを希望しています。デンマークでは違法とされているため、現在は「レインボー・ファミリー」、「養子縁組」、「海外での代理出産」の3つの選択肢しかないようです。海外の代理出産には多額の費用がかかりるものの、一番の課題は違法であることだそうです。

7/12 中国が「3人っ子政策」を導入し、産児制限を緩和する方針を示しました。しかし、国民は、生活費や子育て費用の高騰等により、出産への意欲や関心をまったく示さないようです。

7/13 人の受精卵(胚)を培養する研究について、国際幹細胞学会が指針を改定し、14日超の培養を容認する見解を示しました。これにより、流産の予防や遺伝性疾患解明につながる研究の進展が期待されます。

7/14 不妊治療中(妊活中)にコロナワクチンを接種しても大丈夫ですかというご相談をいただきますが、仙台ARTクリニックの副院長は「コロナワクチンが不妊につながるという科学的データはなく、また、接種後も避妊期間はなく、不妊治療(妊活)を継続して大丈夫」とコメントしています。

7/15 熊本市長が厚生労働省に対し、危険な孤立出産を防ぐために母親が匿名で出産できる「内密出産」の制度や妊娠に悩む女性の救済とその子どもの権利を守る法整備を国へ要請しました。熊本市にある慈恵病院に「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)の開設から約10年。熊本市は「内密出産」に対する国の積極関与や法整備を求めていますが、なかなか動きは鈍いようです。

7/16 熊本大発生医学研究が精子形成に関与する新たな遺伝子を発見しました。この遺伝子が正常に働かないと精子が作られないことが判明したそうです。男性不妊につながる無精子症の病態解明や、生殖医療への応用が期待されます。

7/17 複数個の卵胞が育つと、排卵が遅くなる傾向があり、タイミングを合わせにくくなるため、一概に妊娠率が高まると言えるものでもありません。また、タイミングを合わせられたら合わせられたで、多胎妊娠になる可能性が高まります。双子を望まない方もいらっしゃるとはいえ、授からないことに比べたら贅沢な悩みなのかもしれません。

7/18 北野天満宮境内にある白太夫社に参拝してきました。知る人ぞ知るではありませんが、子授けの神が祀られた子宝・安産祈願の穴場的スポットです。学問の神様ともご縁がある社なので、賢い子を望まれる方にとってはオススメかもしれません。

7/19 最高気温が36℃以上となってきました。精子は熱に弱いため、日中の精子提供には保冷ポッドがあると安心です。

7/20 不妊治療クリニック最大手の英クリニックでは、精子のコンディションに特に大事な「禁欲期間」について言及しています。妊娠に最適な禁欲期間は、これまでの定説「5日~7日」を覆して、「1日か2日が望ましい。」と結論付けています。精子ドナーとして、この情報はとても参考になります。

7/21 子宝・安産祈願の神頼みは、人事を尽くして天命を待つという感じで行っています。例えば、受験の前ではなく、受験の後にお参りする感覚です。平和記念公園に千羽鶴とともに平和の祈りを捧げているというイメージが近いでしょうか。他の人の幸せを願うときに参拝しています。個人的には、子授けの現人神が祀られた社が御利益があるように感じています。

7/22 NHKスペシャル「人体Ⅱ遺伝子(1)」を見ました。DNAのうち2%が遺伝子ですが、残り98%は「トレジャーDNA」と言われており、唾液に含まれるその98%のDNAで顔が再現できることも分かりました。研究が進めば、容姿だけでなく、性格も遺伝子で解明できるようになるそうです。また、海の遊牧民と呼ばれるバジャウ族は、族内婚によるものかもしれませんが、10分間水中に潜れる特別な能力が遺伝により継承されています。一方で、突然変異の遺伝子が70個程あり、両親にはない才能を持っているそうです。病気にならない「ヒーローDNA」を持っているかもしれません。もちろん、生活環境など後天的な要素も人体には影響するので、ヒーローDNAを持っているからといって不摂生など油断は禁物です。

7/23 東京オリンピックの開会式がありました。バッハ会長は「オリンピックコミュニティ」という言葉をキーワードにしていましたが、選手たちは喜び合うというより、スマホ片手に個人で楽しんでいるという光景が現代っぽくて印象的でした。発展途上国よりも先進国の方がその傾向が強いことも分かりました。スポーツの力で困難を克服するといったコメントもありましたが、そうであれば、文科省管轄とはいえ、一生に一度の甲子園は開催してあげて欲しかったと思います。個人的には、2024年東京、2028年パリに順延するのがベストだと考えていました。ちなみに、ギリシアでオリンピアの遺跡を見たことが就職先を決定付けたこともあり、オリンピックには少なからず思い入れがあります。

7/24 NHKスペシャル「人体Ⅱ遺伝子(2)」を見ました。「DNAスイッチ」が運命を変えるというものです。肥満体質などが精子のDNAのスイッチを介して遺伝するそうです。子どもの健康に良い影響を与えるために、子供を望む男性が1日1時間の有酸素運動を6週間続ける「精子トレーニング」を実践している国もあります。毎日有酸素運動をしている精子ドナーを選ばれた方が、太らない筋肉質なメタボになりにくい体質の子どもを授かれるようです。

7/25 オリンピックで金メダルが続出しています。柔道、水泳、スケートボード…どれも経験のあるスポーツなので感動しています。ただ、柔道があるのに空手がない、スケートボードがあるのにローラースケートがないのは不思議です。

7/26 日本史上最年少(13歳)の金メダリストが誕生しました。やはり、子どもは日本の未来を明るく照らす宝物です。精子提供により、一人でも多くの子どもを授かっていただきたいと思います。

7/27 「子供なんて、いつでも産める」、「若いので自然妊娠で授かれる」と思っていても、現実はそうではないことがあります。不妊症は他人事ではなりません。40代で妊娠・出産したという人もいますが、それはレアケースです。40代で妊娠されたお笑いタレントのだいたひかるさんは、医師からの「元気です!順調です!」との言葉を金メダル級と表現されていますが、それほど奇跡的なことなのです。いつかは赤ちゃんが欲しいと望むなら、早いうちに、体が動くうちに授かっておいた方が、子育て中も子育て後も人生が楽だと思います。

7/28 コロナの感染者数と五輪のメダル数が注目されています。精子提供のドナー数と希望者数も急増しています。

7/29 職場でオリンピックを見ている人はあまりいませんすが、驚異的な視聴率を記録しています。妊活している人も職場では聞きませんが、実は相当数の方が取り組んでいらっしゃるのだと思います。精子提供の潜在的なニーズが気になります。

7/30 アメリカのオリンピック選手が使用するナイキ製で高性能マスクが話題となっています。呼吸しやすいようマスク内にスペースが確保されていて、とても快適です。シリンジ法においても精子の香りが気になる方にはマスクが必需品なので、精子提供用にお洒落なデザインのマスクを用意してみると、妊活も楽しくなるかもしれません。

7/31 金メダルに喜んでいる場合ではないのかもしれません。オリンピック開催により自粛要請の説得力がなくなり、五輪のメダル獲得数より五輪開催に伴うコロナ死亡者数の方が多いように感じます。栄光より命が大事なことは言うまでもなく、そもそも命を天秤にかけることはできません。不妊治療の支援もそうですが、命への支援を最優先に考えるべきです。

 

ドナーの日記(2021年6月)

『R3.6月の日記』

6/1 ジューンブライドとなる6月は、海外では乾季に入っている国が多く最高のウエディングシーズンとなるようです。日本では梅雨の季節ですが、湿度が高いとお肌に優しいといった点では花嫁にとって恵みの雨といえるのもしれません。

6/2 自民党議員が、LGBTなど性的少数者を巡り「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」といった趣旨の発言をしたことが明らかとなりました。言葉尻を捉えた報道かもしれず、本意はどこにあるか分からない中で批判するのもよくありませんが、どちらにしても国会議員という立場上、言葉を選び誤解のない発言に努めてもらいたいものです。

6/3 「子どもはふたり欲しい」と思っているのであれば、何歳から妊活をスタートすべきなのでしょうか。データでは、27歳からスタートすれば出産の確率が90%になるそうです。体外受精を行った場合の治療開始年齢でいえば、31歳となります。また、「できれば1人欲しい」という場合、39歳で体外受精を始めれば、出産の確率が75%になるというデータも出ています。詳しくは、こちらのサイト「子どもがふたり欲しい。妊活は何歳からスタートするべき?」をご覧ください。

6/4 知人男性から精子提供を受けることに抵抗がある中、身元開示の精子ドナーを選ぶために、海外の精子バンクを利用される方が増えているようです。これまでに国内で150人以上が、デンマークの精子バンク「クリオス・インターナショナル」から精子を購入しており、利用者のうち7割が身元開示のドナーを選んでいます。ただ、「出自を知る権利」が確保されたとしても、ドナーの人種が限られていることから、子どもは将来「見た目の違和感」を抱き悩み続けることになるかもしれません。問題解決のためには、SNSなどを通じて個人間で精子のやり取りする日本人のドナー全てが、告知を前向きに捉えるようになる必要があります。

6/5 デンマークの精子バンク「クリオス・インターナショナル」の国内利用者について、利用者別では、シングル女性が約5割、無精子症のカップルが約3割、レズビアンカップルが1~2割となっているそうです。経験上は逆で、シングル女性の割合が多いことに驚きましたが、シングル女性はハーフの子どもを希望する方が多いことが推察されます。

6/6 アメリカではUFOの真相解明求める声が高まっており、国防総省が未確認飛行物体の映像を公開したことが、6月1日にテレビ番組「国際報道 2021」で報道されました。私自身、UFO(未確認飛行物体)は人生で3回見たことがありますが、地球外生命体(宇宙人)は見たことがありません。見たけど記憶を消されているのかもしれませんが…。とにかく、久しぶりにワクワクするニュースでした。いつか、宇宙人の赤ちゃんも見てみたいものです。

6/7 6月3日の「news zero」で女性オリンピック選手である竹内智香さん(37歳)の「卵子凍結」について特集されました。竹内さんが卵子凍結を選択された理由としては、オリンピックへの挑戦とその後子供を持つことに備えるためとした上で、「34歳という年齢は女性としての決断する年齢」、「一人の女性として生きていく上でタイムリミットが35歳」と語られています。これについて、自身も卵子凍結を経験された有働キュアスターは、固定観念に捉われずに多様な価値観を認めることが大事だとおっしゃっていました。未授精の自身の凍結卵子を用いた出産率は18%とされていますが、竹内さんは30代半ばにも関わらず20個も採卵できたようで、将来の妊娠、出産に十分希望を持てると思います。また、凍結保存の費用も考えると、Amh値がよければ、採卵の時期も慌てる必要はないのかもしれません。

6/8 現代女性の一生の生理の回数は約450回。一方で、昔の女性は約50~100回だったと言われており、約5倍も違います。その大きな理由は、出産回数にあるとされてます。昔の女性は 10代で結婚して6~7人ほど子どもを出産されており、妊娠中と授乳中は、生理がほぼありません。生理の回数が多くなると、卵巣や子宮の病気になる可能性が高くなり、排卵の回数が多いと、それだけ卵巣がダメージを受けるため、婦人科系の病気に気をつけなければならないと言われています。

6/9 タレントの南明奈さん(32歳)が死産を発表されました。不妊治療を乗り越えての待望の妊娠ということに加え、妊娠約7カ月での死産ということで悲しみは計り知れません。今はたくさん泣いて悲しんでゆっくり過ごしてください。誰のせいでもありません。自分を責めているかもしれませんがそれは違います。忘れることもしなくて大丈夫です。お空の保育園で他の子たちが一緒に遊んでくれています。赤ちゃんはご夫婦のそばにいつもいてくれるはずです。乗り越えるには時間がかかりますし、乗り越えられないかもしれませんが死産ってそれほど辛いことです。ご冥福をお祈り申し上げます。

6/10 カトパンことアナウンサーの加藤綾子さんが結婚を発表されました。いちファンとしてとても嬉しく思います。数年前に、「子供は3人は欲しい」とおっしゃっていましたが、持ち前の明るい性格で温かい家庭を築いて行っていただきたいと思います。

6/11 タレントのおのののかさん(29歳)が第一子を妊娠されました。「子どもはできれば3人くらいで、にぎやかな家族を目指している」とおっしゃっていますので、まだまだお若いこともあり、ぜひ大家族も目指していただきたいものです。

6/12 モデルの蛯原友里(41歳)さんが、第2子を妊娠したことを発表されました。コロナ禍で出産数は減少しているものの、芸能界では幸せなニュースが続きます。

6/13 男子から女子に性別変更(性別適合手術を受けた)のニュージーランドの選手が、東京五輪出への場権を獲得し、史上初めてオリンピックに出場することになるようです。ホルモン値などを条件にしていますが、男性と女性の骨格の違いから、疑問視する意見が多いようです。トランスジェンダー枠(MTF枠、FTM枠)を設けた方が公平なのかもしれませんが、議論の中で話がまとまっていうことを願います。

6/14 廃盤になっている本を探しに古本屋に行ってきたところ、通路を塞ぐほど膨大な量の古本に驚きました。自粛生活の影響で、家庭内の本が整理・売却されているのでしょうか。買取査定にコンテナ5個分ほど持ち込まれた方もいました。

6/15 タレントの鈴木ちなみさんが、第1子を妊娠したことを発表されました。2月に結婚、既に安定期ということなので、当初の報道とは異なり、「おめでた婚」だったのかなと思います。

6/16 最近は梅雨の期間が長くなり、夕立のような突発的豪雨も少なくなり、雨季と乾季がはっきりしない気候になってきています。地球温暖化も影響しているのでしょうか。

6/17 ある高校生が17歳の飛び級で、京都大学医学部に入学されました。国際化学オリンピック日本代表としてメダルを獲得するなど、数々の大会で優秀な成績を収めてきたそうですが、塾には通わず「集中力が続く限り」机に向かうという勉強スタイルが、何より素晴らしいと思いました。優れた人材登用という面では、採用側の見る目も大事となりますが、今回は両者ともあっぱれです。

6/18 厚生労働省は、2020年の妊娠届が前年比4.8%減の計87万2227件で、過去最少を更新したと発表しました。2021年の出生数は80万人を割り込む可能性が出てきており、少子化が一気に加速する見込です。

6/19 大阪の北新地でクラブのママとして働いている藤崎まり子さんが話題となっています。ベテランのホステスさんの発言には説得力があり、大人の世界で疲れた男性はそんなところに癒しを求めるのではないでしょうか。精子ドナーとしては、ベテランの領域に入ってきましたが、お子様を望まれる女性に対して、癒しの存在になれればと願う今日この頃です。

6/20 ショートフィルム「幸せな母親」の配信が決定しました。1955年のパリが舞台で、婦人科の診療室を訪れる女性たちが登場する映画で、彼女らの身体は本来誰のものか考えさせる作品となっています。この作品を見て妊活を触発された方もいるなど、映画には学ぶことがたくさんあります。

6/21 緊急事態宣言解除ということで、駅前では人出も増え、その様子を撮っているテレビカメラも見かけました。

6/22 山寺に参拝&散歩に行ったら、ご利益なのか分かりませんが、境内でパトロール中のおじさんからクワガタをいただきました。仲よく遊べるよう3匹もいただきました(1匹だと寂しさで早死にしてしまうそうです。)。虫も人間も同じで、兄弟姉妹はいた方がいいのでしょう。

6/23 久しぶりにスコールのような夕立がありました。晴れ間が続いていたので、生き物にとっては恵みの雨となったのでしょう。

6/24 日中は外回りと会議だったため、夜から事務作業。外勤後の内勤は、内勤後の外勤より疲れます。

6/25 人類最速の男ウサイン・ボルト氏に双子が誕生しました。二人とも男の子ということで、将来の男子陸上100メートルの世界記録更新にも期待が持てます。1年前に女の子が誕生しており、二人目出産のスピードとしても最速と言えます。

6/26 「着床前診断」について、日本産科婦人科学会は、対象を広げる方針を決めました。条件をつけて成人後に発症する病気も認めることになります。妊婦の段階で「出生前検査」とは異なり、受精卵の段階で調べる形になることから、「病気や障害のある人の排除につながらないか」との懸念があるようですが、むしろ逆だと思います。病気や障害のある人と結婚しても、健康な赤ちゃんを授かれるという安心に繋がるのではないでしょうか。

6/27 新型コロナウイルスワクチンについて日本産科婦人科学会は、妊婦に対しても「ワクチンには、一定程度の副反応はあるが、メリットの方が大きい」として、ワクチンの接種を推奨しました。ワクチンが胎児に与える影響はないことを明言しているわけではなく、あくまで自己責任ということで、接種の判断には注意が必要です。

6/28 無精子症の夫婦が出自のわかる安全な精子を購入できるようにと考えて、精子バンク「クリオス・インターナショナル」の日本語窓口が開設されましたが、利用者の実態は、過半数がシングルの女性となっています。日本人のドナーは登録されていないことや、既に500人以上の問い合わせがあることから、この流れが加速すれば、家族の在り方や男女の関係性というものが根本的に変わってくることになります。また、日本事業担当者は、SNS上で行われている個人による精子提供に問題があると述べられいますが、実態を把握せずに公のコメントとして安易に批判するのは、責任ある立場としていかがなものかと思います。営利目的かボランティアかの視点で考えていただきたいものです。

6/29 「妊娠する夢」の意味10選!という記事を見ました。「妊娠する夢」は一般的には何かが始まることを暗示する吉夢だそうです。ちなみに、男性でも見ることができるかどうかは分かりません。

6/30 性的少数者の理解増進を目的とした「LGBT法案」について、国会への提出が見送られました。「行き過ぎた差別禁止運動につながる」「訴訟が増える」などの批判が相次いだことが理由のようです。

ドナーの日記(2021年5月)

『R3.5月の日記』

5/1 昨年にも増して今年はゴールデンな感じがしないゴールデンウィークです。職場ではゴールデンウィーク前後の休暇取得を奨励していますが、なんだかなぁという感じです。分散して長期休暇が取れるといいのですけどね。

5/2 緊急事態宣言下のゴールデンウィーク中でも、妊活は不要不急ではなく必要至急ということで、精子提供のご依頼にはお応えしています。1年前の緊急事態宣言より人出は遥かに多いですが、駅や電車内の人も思ったより少な目で安心しています。とはいえ、平日並みの人出はありますので、十分に気を付けなければなりません。

5/3 新幹線で精子提供に行ってきました。青空の下、車窓から見える山々のみずみずしい緑や青葉が目に眩しく、心が洗われた一日でした。

5/4 依頼者になりすまし、精子ドナーを騙そうとする悪質な方もいますが、これまでの経験から、メールでのやりとりで本気か冷やかしか直ぐに見分けがつきます。待ち合わせ場所に現れず、メールも音信不通にしてしまう、そのような釣りの手口には引っ掛かりません。精子提供活動をからかう暇があるなら、育児のお手伝いでもされながら社会貢献を行ってほしいものです。

5/5 「シッター・ナニー募集掲示板」というサイトがあるのを知りました。子育て・お仕事で忙しいお父さん、お母さんに少しでもゆとりと安心をサポートすることが目的のようですが、「格安にて赤ちゃん預かります」といった不安なスレッドがあります…。

5/6 アモーレ婚の平愛梨さん(36)が第3子を出産され、3男児のママになられました。フォワードとディフェンダーとキーパーで夢の兄弟サッカーができそうです。2017年に結婚を発表されて、4年間で3人も出産されており、ものすごいスピードです。出産後1年以内に次の子を妊娠されているので、第4子、第5子も希望されているのでしょう。平愛梨さんご自身が6人兄弟姉妹なので、第6子を目標にされているのかもしれません。

5/7 西アフリカのマリ人女性ハリマ・シセさん(25)が九つ子出産し、母子共に健康というニュースを目にしました。マリ政府は、女児5人と男児4人を帝王切開で出産したと発表していますが、ウィキペディアによると、出生時点で全員が生存していた最大多胎数の記録は八胎とされていますので、歴代史上最高の多胎児かもしれません。こんなファンタジックなことが起こるのだと生命の神秘をあらためて感じさせられました。どうか順調に成長してくれることを祈りたいと思います。

5/8 少し驚きのニュースですが、「正常な生理が来ている20代はたったの1割!」とも言われているようです。生理の量が変だったり不順だったり、何かしらの問題を抱えた状態では、妊娠はかなり難しくなるそうです。妊娠を望んだ際には、不妊につながる病気が隠れていることがないか、予防の観点で婦人科を受診していただけたらと思います。

5/9 子どもへの告知について、精子ドナーとしてあらためて資料に目を通し考えてみました。個人的には、子どもが面会を希望したら、精子ドナーの責務として誠実に対応すべきだと考えており、そもそも、将来子どもと会う用意のある人だけが精子提供を行うべきと考えています。ご夫婦が、あなた(赤ちゃん)が生まれてくることを切望されていたこと、大事に育てるための方法を真剣に考えられていたことなど伝えたいと思います。また、将来的には、精子提供の環境も整備され、いわゆる「出自を知る権利」については議論も進み、告知というものが社会的に一般化することを願っています。

5/10 不特定多数のドナー登録者がいるマッチングサイトでは、利用者と提供者(精子ドナー)との間で、同意書の取り交わしを精子提供の条件にすべきだと考えています。サイトの管理人が同意書の様式(雛形)をサイトに掲載し、同意事項は双方の話し合いで決めるという形式がベターです。出産後の将来的なことも想定して、お互いに確認し合い、しっかりと文書で残しておくことで、未然にトラブルを防止でき、生まれてくる子ども含め双方の安心や幸せにつながるのでしょうか。

5/11 「1252プロジェクト」をご存知でしょうか。1252の数字は、女性アスリートにとって1年間(52週)のうち、約12週は生理による不調を感じる期間があることを意味しています。ひとりひとりが自分の周期やベストコンディションを知ったり、生理に対する正しい知識を得る・相談できる場をつくることで、女性アスリートがもっと自分らしく競技と向き合える環境をサポートしようとする取組です。また、女性アスリートも競技を引退し、いざ子どもが欲しくなった時、自身の身体の不調が原因で不妊に直面することも多いことから、事前に生理の知識がなかったばかりに…と、後々後悔するようなことのないようにしようとする取組でもあります。

5/12 「自然に妊娠できる確率」は実は思っているほど高くありません。手遅れにならないためにも、30歳を過ぎれば不妊クリニックで検査を受けることが大切になってきます。年齢別の自然妊娠確率についてはこちらをご覧ください。

5/13 自然妊娠の一卵性で、イギリスでは28歳の女性が三つ子を、アメリカでは35歳の女性が四つ子を出産されたそうです。数千万~数億分の1の確率のようで、子育ても天文学的に大変かもしれませんが、人生を振り返ったときに星の数ほど素晴らしい思い出ができることは間違いありません。

5/14 正しい性の知識を子供にどう教えるか。性についてタブーとなっている風潮が、性教育を難しくしたり、予期せぬ妊娠を招いているようです。精子提供については更にデリケートな話ですが、出自を知る権利や真実告知も含めて学ぶ機会が全くなく、ネットで検索しただけでは正しい理解を得られません。このサイトの日記が、そうした問題の解決に少しでも寄与すれば幸いです。

5/15 『“子どもが欲しい”同性カップルが選択した新たな家族の形とは【SDGs】』というニュースを見ました。出演の女性同士のカップルさんは、お互いに海外の精子バンクから有償で精子提供を受けられて妊娠されています。精子バンクの良さは、精子ドナーの人種、民族、身長、瞳の色、幼少期の写真、祖先のことなど遺伝的な情報がペーパーで知れることだと思います。ただし、子どもが将来、遺伝的な父親である“提供者”に会いたいと願っても、会うことはできず、その意味では情報量はそんなに多くはありません。動画の中で「家族っていうのは血のつながりによらなくても、すごく愛情をもって、自身も愛情を感じて育っていけるっていうところは、すごく大事にしたい」という言葉がありますが、全くその通りですし、LGBTQの方に限らず地域としてそのような意識を持つことが大事だと考えています。

5/16 5月といえば瑞々しい緑が美しい風薫る季節ですが、関西では早くも今日梅雨入り発表がありました。去年の梅雨明けは8月1日という異例の長梅雨でしたが、地球の体調も悪化しているのかもしれません。人間は、地球にとって病原体となることも医師の役割を果たすこともあります。

5/17 性別は女性か男性の2つだけではなく、そのどちらでもない第3の性“ノンバイナリー”というジェンダーがあります。また、一概にノンバイナリーといっても、「ある日は自分を男性のように感じるけど、別の日には女性のように感じる」、「自分が男性と感じているのと同じくらい、女性とも感じる」、「男性と女性のどちらにも当てはまらないと感じる」などタイプも人それぞれです。そう考えると、多様性のある社会というものが楽しくなってきます。

5/18 『精子提供を受けた経験があるシングルマザー「セックス目的の人も」』という残念なニュースを見ました。第3者から精子提供を受けられる医療機関は全国で12カ所しかなく、更に医療機関での精子提供は「法的に婚姻している夫婦」が対象で、3380件の提供のうち出産は130人(4%未満)に留まっていることから、SNSで提供者を探されているようです。個人間の精子提供について、ある産婦人科の医師は「精液中に含まれるウイルスや細菌が母親にうつる可能性がある」と警鐘を鳴らしますが、それはネットを通じた精子提供に限ったことでなく、実際の性生活においても起こり得ることなので、実態を調べたものでもありません。精子ドナーとしても、ドナー側にも様々なリスクがあることを踏まえた上で、あくまでボランティアとして活動しているため、一概に「危ない」というのは大きな誤解を生むのではないでしょうか。

5/19 結婚相談所では、入会時に書いていただくプロフィールに「子どもがほしい」「ほしくない」「どちらでもよい」という項目があり、婚活の場では「妊娠」「不妊」といった話題が赤裸々に語られるそうです。人生において「妊娠」や「出産」は非常に大事なテーマではありますが、晩婚化に伴い、日本の婚活事情も急激に変わっているようです。

5/20 昨今、不妊に悩む男性が増えているといわれますが、2013年に発表されたフランスの調査では、1989年から2005年までの17年間で、男性の精液1mLに含まれる精子の数が年1.9%の割合で減少しているという結果も出ています。

5/21 国内の精子検査会社であるOESでは、郵送による精液検査を実施していますが、郵送検査では時間が経つと精子の形態が変わるため、精子の運動率や生存率、pH値などの検査は出ず、精子の有無しか分かりません。そのため、郵送検査は、本検査を受ける前の準備段階として利用するものですが、精子提供マッチングサイトでは、郵送検査の結果を掲載している精子ドナーも多いようです。妊娠には高速運動率や正常形態率が重要な指標なので、利用者の皆様には病院での精密機器と専門科医の目視の双方による検査結果かどうか、データの信憑性をしっかりと確認していただきたいと思います。精子の質は赤ちゃんの健康にも関わってきます。

5/22 関西地方は早くも梅雨入りしていますが、新緑の木の葉が余計に瑞々しく見える今日この頃です。小さなナメクジを見つけましたが、カエルやカタツムリにとっても恵みの雨となり喜んでいるのかもしれません。余談ですが、フランスのレストランで出てきたエスカルゴは食べられませんでした。

5/23 今日は、梅雨の晴れ間となり、洗濯日和の良い一日でした。5月なのに、梅雨の晴れ間というのもどうかと思いますが、布団も干せてフカフカにできたので、今夜はいい夢が見られそうです。

5/24 元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが45歳での第2子妊娠を発表されました。第1子妊活中につづった「妊活体験記」にサイトに公開されています。第1子は体外受精からの妊娠だった一方、今回の第2子は自然妊娠ということで、予想外の出来事に本人もびっくりされています。

5/25 お笑いタレントのだいたひかるさんも45歳での妊娠を発表されました。体外受精で受精卵が着床したばかりのようですが、まずは第一関門突破ということでお祝いの気持ちと、安定期突入を目指してエールをお送りしたいと思います。

5/26 新型コロナウイルスは精液の中にいるだけではなく、精巣に感染し、精子の形成障害を起こすことがあるということが、海外の検査結果で明らかになりました。具体的には、精液量、運動性、精子濃度、精子数が低下すると言われています。またその影響は、長期に続く可能性が示唆されています。精子は約60日サイクルで作られることから、新型コロナに感染した精子ドナーは、少なくとも2ヶ月は活動を自粛した方がよさそうです。回復後に精液検査で問題ないことを確認した上で活動を再開すべきだと考えています。

5/27 「ワクチンで不妊症に」 という偽情報が拡散しています。例えば、「ワクチンを接種してない女性が接種済みの男性との性交渉により不妊症になる」といったものです。これに対し、医学界の専門家は事実無根としています。

5/28 緊急事態宣言が再延期となりました。厚生労働省研究班の調査によると、1回目の緊急事態宣言下で性交渉が減少したそうですが、新型コロナの影響で性交渉の減少とともに、少子化傾向がさらに加速する見込です。

5/29 タレントの南明奈さん(32歳)が、子宮内膜症や卵管手術を乗り越えて待望の妊娠をされました。不妊治療を始めて約3年、人工授精まで考えていたときに赤ちゃんが来てくれたそうです。

5/30 自身の妊娠に気付いていなかった米国人女性が、ハワイへのフライト中に出産しました。歴史上、飛行機で生まれた赤ちゃんは約60人しかいないそうです。生理の遅れや胎動があるにも関わらず、妊娠後期まで気づかないなんて、一般的には信じ難い話ですが、出産するまで分からない人も少なからずいるそうです。

5/31 赤ちゃんが欲しいと「妊活」を意識し始めたけれど、そもそも妊娠のしくみや、男女の体のこと、卵子や精子のことについてきちんと分かっていないという方は、こちらのサイト「妊娠するために、男女が2人で「しておくべきこと・知っておくべきこと」」をご覧ください。子宮や卵巣の検査が特に大事なことだと分かると思います。

 

ドナーの日記(2021年4月)

『R3.4月の日記』

4/1 精子の無償提供ボランティアが増えていますが、日本産婦人科学会は個人間の精子提供は認めていません。ただし、個人による精子提供に法的な決まりもありません。精子ドナーにとっての主なリスクは「財産分与」や「扶養義務」があり、レシピエントにとっての主なリスクは「性病などの感染症」や「同一提供者からの精子が多ければ、血縁関係での結婚が起きてしまうこと」が挙げられます。ただし、子どもが欲しいという願い以上に大切なのは、生まれてくる子どもの「出自を知る権利」ではないでしょうか。将来生まれてくる子どもが成人した立場に立って考えなければなりません。

4/2 デンマークでは、精子提供は自然な選択肢とされています。「子どもを持つなら法律婚をするべき」といった日本のような概念はないことが要因かもしれません。実際に、法律婚をしないまま子どもを持つカップルも多くいます。デンマークでは、子どもが18歳になったときにドナーの氏名、最終登録住所、生年月日が開示される「身元開示ドナー」と個人情報が一切開示されない「身元非開示(匿名)ドナー」の2種類の精子提供が許可されています。身元開示ドナーを選ぶと、子どもたちが成長して提供者に興味を持ったときに、コンタクトを取ることができるようになります。ヨーロッパ全体で見ると、すでに匿名ドナー制度が廃止されている国も多く、世界基準で見ても、「子どもが自身のアイデンティティを知る権利はあって然るべき」という考え方が認知されつつあるのかもしれません。倫理的な問題や法整備など超えるべきハードルは多いですが、ドナー提供による体外受精を含む不妊治療により、愛情あふれる親子関係を築く家族はたくさんいます。自分たち家族の状況だけでなく、世の中にはさまざまなタイプの家族が存在することも伝えるなど、親が偏見を持たずに子どもに接すれば、子どもにはオープンなマインドが備わるそうです。このようなことを見習って、第三者の精子・卵子提供による生殖補助医療がより広く認められるべき選択肢だと思えてなりません。

4/3 春らしい陽気の中、とても素敵なカップルさんとご面談をさせていただきました。ヒラヒラと舞い散る満開の桜の花びらも、ご夫婦の明るい未来への門出を祝福しているようで、心が温かくなりました。精子ドナーにとって、面談のひと時は、何事にも代えがたい大切な時間です。

4/4 今日は桜の花見のピークにも関わらず「桜流し」の一日となりましたが、それを補って余りある、ご妊娠という嬉しいご報告をいただきました。3年以上にわたり精子提供を検討され、仕事との折り合いがついたことから妊活をスタートされましたが、幸運にもスケジュール通りすぐにご妊娠され、精子ドナーとしても安堵しました。

4/5 元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵さんが妊活体験談を告白されました。「妊娠にはタイムリミットがある」とい旦那さんの言葉が、あらためて自分の年齢と向き合うきっかけになり、「子どもが欲しい」という気持ちが強くなっていったそうです。仕事と妊活のどちらを優先するかの二択については、旦那さんの「仕事を優先して妊活を先延ばしにしてしまったら、もし授かれなかったときに後悔するかもしれない。でも今、妊活を優先して、それでも授かれなかったら、最善を尽くしたということで納得はできる」、「高齢出産は出産や子どものリスクも高くなる」という言葉で、「まずは家庭を築くことを優先しよう」と考えたそうです。、また、「夏までにタイミング法で授かれなかったらステップアップしよう」とタイムリミットを設けたことが、すぐには授かることができなくても気持ちを奮い立たせることができてよかったそうです。

4/6 年齢によっては、体外受精は自然妊娠より妊娠率が下がることがあり、タイミング療法を勧められることもあるようです。一般的に、体外受精の方が自然妊娠より妊娠率は高いとされていますが、年齢が上がると、良質な卵子を採取するために、10個程採卵するところを、倍の20個程採卵することになり、結果的に確率としては下がってしまうそうです。要は、卵子の質の問題なのでしょう。

4/7 「サウナで精子が減る」説を専門家が検証し、「週2回、3カ月間のサウナで量と運動量が減少」するという結果が出ています。成人男性が80度から90度のサウナに15分入ることを週2回、3カ月続けたところ、精子の量や運動量が著しく減少したそうです。ところが、サウナに入ることを3カ月やめると、半分程度にまで精子の状態は回復、半年後には完全に回復することが分かったそうです。体温が36度なら、身体の外に出た陰嚢内部の温度は33度前後であり、その状態が一番精子を作りやすいとされています。そのため、精子の持ち運び時の温度も33度前後がベストだといえます。

4/8 性別を早期に判定する「R先生」という方がいらっしゃるそうです。通常、赤ちゃんの性別が分かるのは妊娠20週くらいですが、11~13週くらいのときにエコーに映る「ベビーナブ」という赤ちゃんの背中の角度で性別を判定できるそうです。

4/9 SNS精子提供には、純粋なボランティア目的の方もいる一方、ウソの経歴で女性のカラダ目的やからかい半分の方もいます。騙されてからでは遅いので、学歴や身分などをある程度提示していただけないようなドナーは怪しいと思って、断る勇気も必要です。

4/10 夫が無精子症で自然妊娠は難しくても、精子になる前の精子細胞があれば、顕微授精で子どもを授かることはできます。顕微授精で3人目を出産された方もいます。人工的な方法にすがって子どもを望むなんて親のエゴなのかもしれないと思われるかもしれませんが、生まれてきた赤ちゃんの姿や成長する様子を見ると、そのような考えは小さくなっていくどころか、医療技術に感謝することになります。

4/11 不妊治療のストレスは、男性より女性の方が「感じる」という結果が厚生労働省が実施したアンケートで明らかになりました。「自身やパートナーの親からのプレッシャー」や「他の人の妊娠が喜べない」といった項目で、男性よりも女性の方がストレスを感じるようです。

4/12 イギリスで、妊娠中に妊娠した女性が、男女を同日に出産されたそうです。一般的に、妊娠すると生理が止まり妊娠しませんが、約0.3%の確率で妊娠中に妊娠することがあるようです。これは「重複妊娠」と呼ばれ、世界でわずか14例しか確認されていないようですが、このご夫婦は「特別な双子」と呼んで、子育てを楽しんでいるそうです。

4/13 今日はタイミング法による精子提供でした。心と体に一線を画すことがプロの精子ドナーですが、貴重な経験になるとともに多くのことを学び、そして感慨深く忘れられない一日となりました。タイミング法はお互いの信頼や当日の時間的余裕も必要になりますが、シリンジ法より新鮮な精子を確実に子宮まで届けられると実感しています。自然な方法での妊娠は誰もが望まれることなので、赤ちゃんを授かられたときは良い思い出にしていただけると思います。

4/14 妊娠や出産はいつがベストなでしょうか。アラサー世代の女性でこのことを考えない人はいないのかもしれません。女性のキャリアに妊娠出産は大きく影響しますが、良い意味で影響することもあります。子育て経験が、仕事にオリジナリティを持たせることにも繋がります。キャリアは待ってくれるかもしれないけど、赤ちゃんは待ってくれないので、考え過ぎない方がいいのかもしれません。身近にロールモデルとなる人を探して、具体的な出産時期をイメージしていただくのもよいかと思います。

4/15 『【同性カップル】「精子提供には感染症などのリスクも」子どもを望むレズビアン&ゲイカップルの苦悩とは?“日本には精子バンクがない“子育ての夢をどう実現?【LGBT】』、『【2人のママ】子育て中のレズビアンカップル「理解されるにはまだ時間がかかる」“2人のママ“隠すように言われたことも‥追いつかない理解と制度を考える【LGBT】』という2本のYouTubeを拝見しました。気づきになることがたくさん述べられていますので、精子提供をお考えの方は、ぜひ一度ご視聴いただければと思います。

4/16 遠方に精子提供の出張面談に行ってまいりました。まん防の発令中ですが、妊娠は時間との闘いでもあります。マスクだけでなく、メガネ着用などにも注意しています。それにしても、男性不妊でお悩みの方が本当に多くいらっしゃると実感しています。

4/17 アメリカで、トランスジェンダー男性が赤ちゃんを出産されました。ある1つの方法が、正しい方法や最高の方法とは限りません。家族の形も100人いれば100通りあります。子どもを含めて、お互いに愛し合うことができる新しい形んちういて、引き続き考えてみたいと思います。

4/18 エッグドナー(卵子提供者)について掘り下げている映画「Eggs 選ばれたい私たち」が公開中です。代理出産とは異なり、卵子提供を受けた女性自身が出産するため、戸籍には「実子」として登録されます。

4/19 大きくなった卵胞は必ずしも破裂するとは限らず、排卵しないまま黄体へと変化することもあります。いわゆる「黄体化未破裂卵胞」です。これが厄介なのは、基礎体温は上昇するので「排卵した」と勘違いすることや、全月経周期の7%程度(年に1回くらい)は生じるとされていることです。30㎜以上の卵巣嚢胞や50㎜以上の類腫瘍として認識されることもあります。タイミングを取るに当たり、これほど重要なことはないので、病院での受診(卵胞チェック)が重要だとあらためて感じています。【参考】黄体化未破裂卵胞について

4/20 卵子凍結に関するアンケート調査で、女性の約4割が「卵子凍結に興味あり」と回答したそうです。10年間でかかる卵子の保管費用の相場が60万~200万円と言われ、凍結した未受精卵の融解卵子1個あたりの臨床妊娠率は4.5~12%というデータもあります。キャリアで妊娠適齢期を逃さないようにしたいものです。

4/21 世界で双子誕生ブームが起きています。1980年代以降、世界における双子の出生率は、出産数1000件のうち9.1件から12.0件に上昇し、わずか30年で3割も増加しています。一卵性双生児の出生率は出産数1000件当たり4件の割合で一定していることから、この現象の要因は、生殖補助医療の普及と妊娠の高年齢化によるものだといわれています。

4/22 精子提供のご依頼をいただきました。複数の精子ドナーさんと面談をされた上で選んでいただけようで大変光栄に思います。

4/23 体外受精などの不妊治療の開始初期の女性の半数以上に、抑うつ症状があることが国立成育医療研究センターの調査で明らかになりました。不妊治療への保険適用が検討される中、不妊治療を受ける女性のメンタルヘルスへの支援が必要とされています。

4/24 結婚・家庭セラピストによれば、子供のために一緒にいるのが離婚するより悪いケースもあるそうです。荒れた結婚生活が子供に慢性的なストレスを与えているなら、どんな理由があったとしても一緒にいるべきではなく、それが自分で判断できないときは、セラピストの力を借りるとよいそうです。

4/25 SNSで精子取引が急増しています。ツイッターには「精子提供」「精子ドナー」などのハッシュタグが付いたアカウントが300件以上並んでいます。出生を知る権利が注目され、治療を休止する医療機関が相次いだこと、医療機関が見つかったとしても順番待ちに1年かかること、男性不妊側や同性カップル、選択的シングルマザーも増加していることなどから、精子提供への需要は高まっています。昨年12月に国会で成立した、人工授精などで生まれた子の親子関係を明確にする民法の特例法の付則では、2年をめどに精子提供のあり方などを検討し、必要な措置を講じるとしています。認知や相続に関するトラブルを避けるために、ドナーは法的な親ではないと担保する法律が必要とされています。

4/26 暖かくなり花のいろどりや草木のみどりが眩しくなってきました。スマホで写真を撮れば、一瞬で植物の名前を判定できるアプリもありますが、この花の名前は何かな~と考えながら図書館などで植物辞典を広げて調べてみるとより楽しいかもしれません。

4/27 レスリング選手の登坂絵莉さんが、五輪まで生理が1年半止まっていたというニュースを見ました。検査結果に問題はなかったそうで、精神的な部分が月経周期に大きな影響を及ぼすこともあるようです。

4/28 「35歳を過ぎると妊娠が難しくなる」という言い伝えは、少し時代遅れになっているようです。実際に、アメリカでは現代女性の生殖年齢が35歳から37歳に上がり、更年期を迎える年齢も上昇しているという調査結果が出ています。ヨーロッパの女性770人を対象とした別の調査でも、週に2回以上子作りをした場合、20~34歳の女性の妊娠率は84%、の一方で、35~40歳の女性の78%が1年以内に妊娠したという結果が出ています。卵子の質は年齢を重ねるごとに低下し、それが妊娠に影響を与えるのは確かですが、個人差はあるものの、全体的には妊娠にそれほど年齢の問題がないことを示唆しているようです。

4/29 メルカリが「卵子凍結支援制度」を試験導入し、5月1日から開始します。内容としては、社員の配偶者やパートナーを含む全社員が対象で、採卵や凍結保存などの卵子凍結に関する費用を妊活サポートの一環として上限200万円の補助を行うというものです。目的は「多様な人材が活躍する環境を創る」こととされています。

4/30 卵子凍結は「禁断の果実」と言われています。卵子凍結で妊娠を先送りにしても、子どもの数は増えません。それどころか、一度広まったら後戻りできなくなるそうです。どういうことかと言うと、例えば、第一子を出産する年齢が45歳の場合、25歳の場合と比べて世代間の年齢差が大きくなり、そうすると働き手の数も、全体の人口も減少していくことになります。また、キャリアを積みたい女性と、仕事を中断してほしくない会社の望みは一致しており、女性と女性が働く企業にとって、卵子凍結は一見Win-Winに見えるためです。一方で、長期にわたる凍結保存が卵子に与えるダメージもまだ解明されておらず年齢を重ねるほど出産のリスクも高くなります。凍結した卵子に望みを抱いても、妊娠が成立しなかった場合の落胆は計り知れません。重要なのは、どんな年齢で妊娠・出産しても安心して産み育てることができる社会の構築です。キャリアを一時中断した人が、復帰後に会社で不利に扱われないよう企業が適切な方策を取ること。そういった企業の取り組みに行政がインセンティブを与えることが大事だと言われています。社会全体としてミスリードのないようにしなければなりません。

 

ドナーの日記(2021年3月)

『R3.3月の日記』

3/1 LGBTの人権に関して、日本は先進国の中で断トツの最下位に沈んでいます。同性婚やそれに準ずるパートナーシップ制度が国レベルで整備されていないのは、主要7カ国(G7)の中では日本です。同性しか好きになれなかったり、体は女性でも心は男性といった心と体の性が一致しなかったりという理由だけで、人と同じように幸せになる権利を合法的に奪われるのは、先進国の中では日本だけです。早急に、同性婚を国の法律で認め、子どもを産み育てる権利が保障されるよう政府公認の国内精子バンクを整備すべきです。

3/2 少子高齢化対策・男女共同参画の観点から、野田聖子議員は「法律婚でなければ不妊治療の助成も受けられない。そういう“縛り”を無くしていきたい」と語っています。不妊治療も税金を使う以上は法律婚でなければならないといった固い縛りがある一方、フランスでは、法律婚以外のカップルの間に産まれた子どもの権利を認めるようなり、例えば後藤久美子さんとレーサーのジャン・アレジさんは事実婚だと紹介されています。また、妊娠・出産で空白ができてしまう女性は男性に比べて差をつけられてしまいやすいから“女性は非正規に”ということにされ、その結果が今に繋がっているそうです。男女に限らず、産休・育休のために出世ができなくなるような空気があるとしたら、妊娠・出産がハッピーなことではなくリスクだと捉えられてしまうため、例えば夫婦が4時間ずつ働けるようになるとか、発想を変えていくことが必要だと提案しています。反対意見は、“家族の一体感がなくなってしまう”という主張と、“子どもがかわいそう”という主張が主なものだそうです。国民の声を代弁するはずの議員が、自民党では9割も男性だったということも関係しており、名字を変えるということを考えなくても済んでしまう側の男性が大多数で、賛成・反対以前に関心がないという状況だったそうです。これからは、10代、20代の人たちの将来にとって何がハッピーなのかという結論を出していく必要があるようです。

3/3 公園の梅の花を見るたびに、春はもうそこまで来ていると感じる今日この頃です。暖かい日が増え、ミモザやスイセンなど可愛らしい姿を見る楽しみがふえてまいりました。カクテルの「ミモザ」の由来も、淡く憐な黄色い花のミモザにちなんでいるそうです。

3/4 今日は、仕事帰りにエステに通い、夜から新幹線で遠方に精子提供に伺いました。他人を幸せにするには、まず自分磨きも必要だと思っています。「仕事が早いというのが伝わってくる」と言っていただくことがありますが、実は、仕事に追われ余念のない日々も多く、何とか雑草魂で乗り切っているだけです。

3/5 今日は、昼から新幹線で遠方にご面談と精子提供に伺いました。メンサに入れる程の高いIQをお持ちの方で、妊娠、出産後はもちろん、子どもが大人になった時のことも計画的に考えられており、お若いにも関わらずしっかりされておりとても安心しました。

3/6 連日の提供となると精液量が少なくならないかご不安もあるかもしれませんが、精液が新鮮な分、精子の質は良くなりますのでご安心ください。これまでの経験から、妊娠に大事な要素は、精子の量ではなく質だと実感しています。

3/7 「2021年2月に妊娠を発表した芸能人・有名人一覧」が公開されました。光上せあら(33歳、2人目)、相澤仁美(38歳、1人目)、杉山愛(45歳、2人目、丸高愛実(30歳、2人目、竹内友佳(31歳、1人目、吉川莉早(35歳、1人目、melody.(39歳、3人目、)有村実樹(35歳、1人目、エハラマサヒロ(38歳、5人目)。中でも、元テニスプレイヤー杉山愛の45歳での妊娠とお笑い芸人のエハラマサヒロの5人目には、目を引きます。

3/8 筋トレが精子に良い影響を及ぼします。筋トレをすることで、テストステロンという男性ホルモンが上昇し、精液量が増え、精子の質も改善するそうです。特に、スクワットが効果的といわれています。すべての精子の状態で、妊娠率が2.5-5%から20-50%台まで改善したという研究結果も出されています。また、精液はタンパク質がメインでできており、タンパク質を効率よく摂取できるプロテインを飲むはことで、精子濃度が高くなり、相乗効果が生まれるようです。

3/9 「1日に2回の精子提供はできますか?」というお問い合わせに対しては「できます!」とお答えしています。1日に1回目よりも2回目の精子の方が量は少なくても質が良い(運動率が高い)ため妊娠しやすいという、これまでの常識を覆すかのような研究結果も出ています。実際に、私が精液検査を受けている病院の医師も「妊娠に重要なのは精子の量より質(スピード=高速前進運動、形態)」だとおっしゃっています。

3/10 日本は、体外受精の実施件数は世界一のでも出産率は世界最下位グループに属しています。国際生殖補助医療監視委員会は、アメリカでは体外受精のおよそ4回あたりにひとりが誕生するというが、日本は8~9回あたりにひとりという数字に留まるというレポートを発表しています。日本で体外受精を行っている患者の多くは、30代後半から40代前半の女性たちであり、妊活を始める年齢に差があることなどが理由のようです。将来子どもを望むときのことを考えて、10代~20代の頃から、インターネットやSNSを通じて正確な情報を収集し、未来に備えておくことが必要なようです。

3/11 精子提供を選択するには特に夫側の決心が必要ですが、卵子提供は高額な費用もかかるため夫婦ともに更なる決心が必要です。だからこそ、提供ドナーは全力でサポートしなければなりません。

3/12 世界における双子の出生数は「過去最多」だとする研究論文が発表されました。論文によると、毎年約160万組の双子が生まれており、約40年前と比較すると約30%増となっているそうです。一卵性双生児の数に大きな変化はなく、増加に寄与しているのは二卵性双生児の出生のみであることから、主な要因として、先進国で生殖補助医療技術が発達したことが挙げられています。

3/13 モデルの押切もえさんが第2子の妊娠を報告されました。自然妊娠か不妊治療によるものかは分かりませんでしたが、41歳での妊娠ということもあり、30代~40代で妊活中の方にとっては励まされる部分もあるのではないでしょうか。

3/14 鍼も不妊治療の一つです。鍼治療により、不眠や偏頭痛などが改善し、本来の健康な体に戻ることで、卵子の質も良くなり、妊娠しやすくなるそうです。卵管閉塞なども治ることがあるようです。

3/15 鍼灸により、体外受精妊娠率や排卵促進率がアップするという研究結果が出ています。鍼灸は、不妊症患者の生殖内分泌機能に対する影響が大きく、黄体生成ホルモンに対する脳下垂体の反応を増強させ、排卵の促進や子宮内膜の厚みの増加に繋がるそうです。また、免疫増強の働きで、卵管の炎症、癒着などを修復し、閉塞卵管が開通することもあるそうです。体外受精は対処療法で、鍼灸は根本療法ですが、その組み合わせで不妊治療の効果が大幅に改善するそうです。【参照記事】

3/16 『ここは今から倫理です。』の実写ドラマを見て、「最大多数の最大幸福」等について考えさせられました。精子提供という行為が社会的に正しくないと言い切れない限り、精子提供による妊娠については、本人の意思が尊重されるべきだと私は思います。

3/17 精子提供とシリンジ法の直後に依頼者さんと会話をするのは、どこか気恥ずかしいですが、それを乗り越えた先に、ある特別な関係が芽生えます。

3/18 人事評価の時期ですが、ここ数年間、仕事面ではトップの評価をいただいています。「ワーク・ライフ・バランス」というがありますが、様々な業務時間外における社会活動が適切に評価される時代がやって来ると面白くなります。

3/19 婚姻に準じた「事実婚(内縁)」が、同性カップルの間でも成立するとの司法判断が最高裁で確定しました。法整備への期待が持てます。

3/20 コート・ダジュールの美しい海に面した土地に、近代建築の巨匠ル・コルビュジエが、自身と妻のため建てた「カップ・マルタンの休暇小屋」があります。仕事で心身ともに疲れた時は、こうした場所でエスプレッソでも飲みながら、ゆっくりしたいものです。

3/21 コロナに感染すると男性の生殖能力が落ちるそうです。20%の無精子症になるという研究結果が出ているそうです。本日、放送された「ビートたけしのTVタックル」における堀賢順天堂大学大学院感染制御科学教授の発言によるものなので一定の信憑性もあります。一時的なもので数週間後には正常に戻るのかもしれませんが、精子ドナーとしては十分に気を付けなければなりません。

3/22 新型コロナが男性の生殖機能に影響として、各研究機関は様々な見方を示しています。「精液にはコロナウィルスは検出されず、性感染経路は可能性が低いと考えらる」、「射出精子の中にコロナウィルスが存在した」、「精子細胞へのこれらの影響は、精子の質や生殖能力の低下に関連する」、「現在のところ、コロナウィルスが精子や男性生殖機能に長期的な損傷を与えるとの決定的な証拠はない」、「男性は過度に警戒すべきではない」など、情報が交錯している状況です。

3/23 無料通信アプリ「LINE(ライン)」の利用者の個人情報が、中国の企業に筒抜けになっていたそうです。たまに依頼者からLINEでのやりとりを希望される依頼者様がいらっしゃいますが、このようなリスクがあるため一律控えさせていただいておりました。今後は一層慎重にならざるを得ません。

3/24 ドラマ「冬のソナタ」でヒロイン演じた韓国人女優のチェ・ジウさんが、昨年5月に44歳で長女を出産されましたが、その赤ちゃんも元気に育っているようです。体外受精などの不妊治療を受けられたのかもしれませんが、40代前半までであれば、諦めなければ、夢は叶うのかもしれません。ちなみに、MAXのNANAさんも40歳で結婚し、43歳で妊娠出産されています。

3/25 タレントの北乃きいさんが、今年1月に妹が生まれ、11人兄弟姉妹になったそうです。実に30歳差ということで、ご両親がそれぞれ再婚されて、合わせて11人ということですが、少子化対策としても学ぶべきことが多そうです。

3/26 最近、芸能人の出産のニュースを見ると、赤ちゃんの性別はほとんどが男の子です。産み分けをされているのか偶然かは分かりませんが、女の子が増えないと将来的な少子化も進みます。ドライな言い方かもしれませんが、精子バンクにいくら精子があっても、女性がいなければ子どもは生まれません。そう考えると、女性の地位は男性以上なのかもしれません。

3/27 今日は、初めてオンラインでの面談を行いました。移動時間や3密を回避できるので、1時間程の面談であれば便利です。相手が信頼できる人かどうかの判断が必要ですが、今後普及するかもしれません。

3/28 Uber Eats (ウーバーイーツ)のように、精子もデリバリーで配達されるサービスシステムができるかもしれません。精子提供の環境整備は日進月歩です。

3/29 正常な月経周期は25~38日といわれています。24日以内の場合を「頻発月経」、39日以上3ヵ月未満を「希発月経」、3ヵ月以上を「続発性無月経」といい、治療の対象になる場合があります。理想的には、28日±3日とされていますが、早期に妊娠されるかどうかは、生理周期が一定であることがポイントだと考えています。

3/30 ひと昔前までは妊娠の成否を確かめるには産婦人科に行くしかありませんでしたが、今では妊娠検査薬で簡単にチェックすることができるようになりました。近い将来、出生前診断も自宅でセルフチェックできるようになるかもしれません。

3/31 3億3500万個の種子、精子、卵子を月で冷凍保存する構想として、アメリカの研究チームが「現代版ノアの方舟」の建設を提唱しています。そのプロジェクトは「現代のグローバル保険」と呼ばれています。地球上での保管は、海面上昇を伴う気候変動の他、世界的パンデミックや大規模な核戦争のリスクがあり、非常に高リスクという一方で、月ではこのような懸念がありません。約250回ものロケットの打ち上げが必要と試算されており、実現は困難ですが、気候変動などに対する危機意識が高まっている中で、悠長にしてはいられないのかもしれません。

 

ドナーの日記(2021年2月)

『R3.2月の日記』

2/1 精子を守るための10カ条として、1「禁煙」、2「ブリーフよりもトランクス」、3「飲酒は適量に」、4「長風呂、長サウナは控える」、5「自転車・バイクに乗りすぎない」、6「放射線に要注意」、7「育毛剤を飲まない」、8「規則正しい生活」、9「膝上でノートPCを使わない」、10「禁欲しすぎない」が挙げられます。特に、4「長風呂、長サウナは控える」、8「規則正しい生活」、10「禁欲しすぎない」は、誰にでも当てはまる日常生活でのこであり注意が必要です。4の注意点は「精巣付近の温度が高いと精巣の機能が衰えてしまうので、あまり長く風呂につかりすぎないほうがいい。」、8の注意点は「食生活の面では、ビタミンC、Eを摂取すると、精子の質を上げることができる。」、10の注意点は「精子の生存期間はおよそ3日間であり、それ以上ためると、死滅精子(非運動精子)が増えてしまうため、精子の質をよくするには、禁欲期間は1~2日ぐらいがちょうどよい。」とされています。精子ドナーは、依頼者により質の高い精子を提供するために、日々ストイックなくらいの生活をしています。

2/2 遠距離間で郵送(速達)による精子提供が行われているようです。ドライシッパー(液体窒素を充填済み)ではなく、TENGAヘルスケアの精液運搬用保温器「SEED POD(シードポッド)」に入れられ、転倒しないように箱詰めされたものが届くそうです。シードポッドは返送する必要もなく使い捨てのようです。複数回提供を受けられ方は、年齢的なこともあるためか、妊娠には至らなかったそうで、妊娠率は不明ですが、24時間以内であれば可能性はゼロではないのかもしれません。

2/3 郵送による精子提供の流れは次の方法によるそうです。1「希望日の当日朝に、精子を採取」→2「午前のうちに速達で発送」→3「指定住所にお届け(都内なら当日午後)」→4「到着したら出来る限り早く、容器からシリンジで精子を取り注入」。<備考>1「住所氏名など公開したくない場合は郵便局留めにて、ご指定のニックネーム様宛に送付」、2「精子は寒さに弱いので、保温対策をして送付」。この事実には、正直、驚きました。性感染症、精子の質の保証もなく、手渡しによる方法より、遥かにリスクが高いため、女性側は十分気をつけなければなりません。

2/4 体外受精の方に精子提供を行いました。医師も「良質な精子」とおっしゃられたそうです。「体外受精での受精率は70~80%」、「初期胚から胚盤胞にまで育つ受精卵は約50%」と言われます。すなわち、10個の卵子に体外受精を行ったら平均7~8個の卵子に受精が起こり、更にそのうち3~4個が胚盤胞になるということです。胚盤胞1個当たりの費用でいえば高額かもしれませんが、命の源泉と考えれば許容できると思います。

2/5 体外受精で妊娠するには15個程度の卵子が必要というといわれています。1個でも良質な受精卵と良好な子宮内膜の着床環境が整っていれば妊娠は成立しますので、確率にとらわれ過ぎなくてもよいかと思いますが、参考にURLを貼っておきます。
(参考)https://www.sakudaira-angel-clinic.jp/blog/fertilization/2276/

2/6 ご依頼者様から「未来かなえ様は本当に私にとって救世主です。」とのお言葉をいただきました。世界平和のような崇高な理念があるわけでもなく、精子提供を行っただけで、ご妊娠に至っているわけではありませんが、お一人お一人に寄り添うことがモットーなので、お悩みを少しでも軽くできているのでしたら活動冥利に尽きます。

2/7 妊活には「ご褒美ランチ」が必要です。「ご褒美ホールケーキ」でも構いません。毎月、頑張った自分に飴をあげてください。

2/8 シングルマザーは婚活男性に好かれます。男性は、自立して子育てしている母親ならではの母性本能に強い魅力を感じます。子どもを含め自分以外の人を優先する仕草に男性は居心地の良さを感じます。精子提供によりシングルマザーになられた方は通常遺伝子上の父親である精子ドナーとは関りを持たないため、婚活市場において引く手数多かもしれません。

2/9 女性たちが「おじさんと付き合う条件」として断トツ1位にあげたものは「清潔感」です。実に、84%の女性が条件として挙げています。清潔感は、30代以上の精子提供ドナーにとって、依頼者の女性に会うための最低限のエチケットではないでしょうか。精子提供活動を行うに当たっては、精子の質と量だけでなく、容器や身嗜みも「清潔であること」を重要視しなければなりません。

2/10 先日、顕微授精用に精子提供させてただきましたが、精液検査の結果は良好でした。精液量は基準値の4倍もあり、Aランクでした。

2/12 不妊の原因、その半分は男性といわれています。婚外子の比率は、フランスで5割強、米国で4割に達している。日本の2%という現状は、先進国の中で際立って低い。女性が若くして子どもを産める社会システムを構築するには、精子提供を認めることも真剣に議論すべきだと考えています。

2/13 経験上、妊娠率を上げるには、排卵予定日の3~4日前から、1日おきに2~3回の精子提供を、最寄りの15~20分ほど横たわれるスペース(ホテル、ネカフェ、自宅)で試されるとよさそうです。

2/14 新型コロナ蔓延防止のため、勤務の振替制度を始めている会社があります。出勤日を振替ることで、仕事を一日も休まずに、不妊治療や精子提供を続けることもできそうです。

2/15 性交渉の頻度が高い女性は閉経が遅いとする研究論文が2020年にイギリスで発表されています。閉経期が近い女性で、高い頻度で性交渉を持っている場合は、それほど性的に活発ではない同年齢の女性に比べて閉経が遅くなるとのことで、平均して週に1回以上の性交渉を持つ女性は、性交渉の頻度が月に1回未満の女性と比べると、閉経期に入る割合が28%少なかったとしています。

2/16 「女の子」のご妊娠が8人続いており、確率としては1/256になります。八姉妹というのは聞いたことがありませんが、元気で可愛い赤ちゃんを出産されおり、偶然にしては出来過ぎていると感じています。どちらかというと、男の子より女の子を希望される方が多く、大変喜んでいただいています。

2/17 今日はとても大切な方と素敵なひと時をご一緒させていただきました。この1年間で最も幸せな一日でした。妊活には、いい意味での息抜きが必要で、心身ともにリフレッシュすることにより、精子や卵子にも良い影響が生まれてくると考えています。

2/18 妊婦のワクチン接種は、臨床試験データが十分集まっていないことから「努力義務」から除外され、一般と同じ「勧奨」になるようです。この厚労省の方針について、妊婦はワクチン接種を受けるかどうか余計に悩んでしまうのではないでしょうか。そもそも妊婦を「努力義務」としようとしていたことにも違和を覚えます。

2/19 7年におよぶ不妊治療のすえ、女優の小松みゆきさんが49歳で無事に女の子を出産されました。42歳頃に不妊治療を開始し、タイミング法、人工授精を経て高度不妊治療の顕微授精を14回以上行い、費用は1000万円以上に及んだそうです。49歳8か月での出産は、不妊治療を受けている多くの患者に、大きな勇気を与えることになりそうです。

2/20 小松みゆきさんが、なぜ妊娠できたのか。その答えは「老化を遅らせる生活」にあるそうです。煙草をやめ、動物性のタンパク質は鶏肉と魚だけ、添加物の多い食品はとらず、白砂糖をやめキビ糖や黒糖にしたことで、AMHの数値が良くなり、お肌の状態も以前より良くなったそうです。染色体異常のない受精卵なら高い確率で着床することから、体全体の老化を遅らせるための生活を送るよう努めることが大事なのかしれません。

2/21 体外受精用に精子提供させていただきました。病院指定の採精容器をお渡しいただく際に、寒いので手が温まるようにとホットのペットボトルお茶をいただきました。ご自身のことで大変な中でのお気遣いに心まで温かくなりました。お見送りの際に「頑張って」とお伝えしましたが、頑張っている方に頑張ってというのは良くないと思いつつも、他に思いつく言葉がなく困ってしまいます。

2/22 体外受精の採卵で20個もたまごが採れたそうです。数の多さや卵巣の腫れも出血もどこも異常無いことに、医師も看護婦もびっくりされていたそうです。もちろん、精子の結果も良かったそうです。

2/23 体外受精において、受精率が65%だったとのご報告をいただきました。卵子1個に対して精子が3~4個入ったりしたようで、元気過ぎたみたいで、培養士さんが笑っていたそうです。精子が元気過ぎるのも一長一短があるかもしれないので、運動率や精子濃度は意図的に低くできませんが、今後は、依頼者様のご希望を踏まえ、精液量をあえて少な目にするなどにより、精子の数を調整をしたいと思います。

2/24 2月23日は「夫婦で妊活の日」 でした。妊娠は夫婦で二人三脚で取り組むものとの意味を込められています。男性の4人に1人は精子の状態が悪く(精子濃度・精子運動率・精液量のいずれかがWHOの定める下限基準値を下回る)、男性要因で自然妊娠が難しい可能性があります。妊娠を望む場合は男女ともに正しい知識を身に付け、早いタイミングで自身の状態を確認することが大切といえます。

2/25 元バレーボール日本代表の大山加奈さんが2月19日に双子の女の子を予定帝王切開で出産されました。長い不妊治療の末に授かった双子の赤ちゃんだけに、何事にも代えがたい奇跡と呼べる幸せを実感されています。逆に言えば、赤ちゃんを授かろうとするには、苦労を乗り越える覚悟が必要ということなのでしょう。

2/26 新型コロナウイルスワクチンによる妊娠への影響はあるのでしょうか。最新情報として、米国や英国の産婦人科専門機関は、ワクチンによる「妊娠能力への影響」について、過去の知見や作用機序、安全性プロファイルを元に、「妊娠能力に影響は与えないと考えられる」としています。SNS等では「新型コロナウイルスへのワクチンによって不妊症になるかもしれない」といったような情報が一部で流れていますが、そのようなことを示唆する科学的根拠は報告されておらず、各国の公的機関も総じて不妊症への懸念を明言していません。

2/27 アメリカ発GPS機器のパイオニア、Garmin(ガーミン)は、女性が抱える身体の課題を解決する「フェムテック」を充実すべく、自社スマートウォッチシリーズと連動して活用するモバイルアプリ「Garmin Connect」に、新たな女性向けヘルスケア機能として「妊娠トラッキング」機能を搭載すると発表しました。フェムテックとは、「Female(女性)」と「Technology(テクノロジー)」をかけあわせた造語で、女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決する商品やサービスのことをいいます。妊娠トラッキングの主な機能として、「妊娠週数ごとに胎児の成長(大きさ)を表示」、「妊娠週数に応じて栄養や運動に関するヒントやアドバイスを提供」、「妊娠に伴う吐き気、めまいや疲労などの症状を記録」、「胎児の動きを記録」、「妊娠週数ごとの推奨体重の範囲を確認」などが挙げられています。

2/28 男性不妊の原因が明らかな疾患の中で最も多いのが「精索静脈瘤」です。一般男性でも15%、不妊男性の40%以上にみられ、2人目不妊の78%の原因になっています。精液所見の悪化、精子のDNA損傷などを引き起こします。顕微鏡下手術をすれば約8割の人は精液所見が改善するので、自然妊娠も可能で、最終的に人工授精・体外受精・顕微授精などの婦人科的治療を行うにしても、精索静脈瘤を治しておいた方が、その成功率は高まるそうです。精液検査で「乏精子症・精子無力症」が分かったら、男性不妊を専門とする泌尿器科医に診察してもらった方がよいと言えそうです。

 

ドナーの日記(2021年1月)

『R3.1月の日記』

1/1 旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。大晦日から元旦にかけて初雪を迎えましたが、しんしんと降る雪ではなく、ひらひらと舞い散る雪で、何とも幻想的な景色でした。今年の精子提供活動は、大人数の方にどしどしではなく、少数の方にこつこつとをモットーに支援し、ママと赤ちゃんの神秘的な出会いをコーディネートして参りたいと思います。

1/2 精子提供にチャレンジ中の方やご出産された方から、年賀状と同じくらいたくさんの年賀メールをいただきます。1通1通とてもありがたく拝見させていただいています。そして、初心に帰り、今年も精一杯のお手伝いができるよう鋭意善処しなければという気持ちになります。神頼みではありませんが、とにかく授かる、絶対授かると繰り返しトライされる人には幸運が舞い降りると信じています。

1/3 三箇日も休まず精子提供を行いました。お節や高級和牛もお腹一杯食べて、ゆっくり休めたおかげで、良質な精子を提供できたと思います。運動も兼ねて、子授け祈願で有名な神社に参拝もしました。寒い日が続きますが、冬場はいわゆる温活を試されると、妊娠の確率がアップするかもしれません。

1/4 「プレコン」が話題となっています。プレコンセプションケアの略で直訳すると「妊娠前管理」ですが、若い世代の男女がより健康になることで、健全な妊娠・出産のチャンスを増やすことが目的となっています。晩婚化に伴う出産年齢の高齢化による少子化を防ぐために、健康診断の項目にブライダルチェックの項目を任意選択で追加することも検討すべきだと思います。

1/5 30代で仕事が面白くなってくると、そのうち子どもが欲しいとは思いながらも、そのうちできるだろうとのんびり過ごしてしまいがちです。35歳を過ぎたあたりから、職場などの周囲の女性たちもどんどんママになっていき、仕事にのめり込んでも「赤ちゃんが欲しい」という思いは次第に大きくなり、焦りを感じてきます。「一日でも若いほうが妊娠の可能性が高まる」というのは紛れもない事実ですので、加齢による卵子の老化に不安を抱かないうちに、本格的な子作りを開始されることをオススメします。

1/6 6日間で5回の精子提供を行いました。そのうち、4回は早朝から始発電車に乗ってのご提供でした。朝4時に起きて仕事前に採精となると夜9時には眠たくなりますが、仕事の集中力は高まり、早起きは三文の徳だと実感しました。

1/7 国は2022年4月からの不妊治療への保険適用を目指しています。21年1月から22年4月までは、保険適用までのつなぎの政策として特定不妊治療(体外受精や顕微授精)への助成制度が拡充されます。2回目以降も30万円、子ども1人につき最大6回となります。

1/8 40代前後の妊娠は約4割が流産というデータもありますが、そうしたいくつもの妊娠トラブルを乗り越えて不妊治療により45歳で双子を出産される事例もあります。年齢を重ねると採卵できる卵子の数は減りますが、グレードのよい受精卵ができるようになることもあります。赤ちゃんと出会うには、運やタイミングも関係しているのかもしれません。

1/9 毎年恒例の精液検査を専門病院で受けてまいりました。結果は「正常」で、医師からも「精子の量は十分で、寒さの影響もある中で精子は活発に動いており全く問題ありません。」とのコメントをいただきました。動画も撮影してありますので、必要に応じて依頼者様に見ていただくこともできます。なお、精液検査は精子に最も悪影響を及ぼす最も寒い時期に受診しするようにしています。 寒波到来の中、長時間の移動運搬にも耐えられる精子であることが証明でき、ホッとひと安心です。

1/10 精子の量が多くても妊娠しないことがあります。理由は、速度が速く直進する精子が少ないためです。精子所見をチェックする際には、精子の高速運動率を最重要視してください。また、妊娠しても流産とならないよう精子の正常形態率にも着目する必要があります。なお、安価な精液検査では高速運動率は判定できないため注意が必要です。未来かなえは、最先端の測定機器により定期検査を行っており、精子の量、速度、直進性、形態ともに正常であることが証明されています。

1/11 32歳でも閉経の可能性はあります。AMH値(アンチミュラーリアンホルモン)が低ければ、残りの卵胞の数が少ないことを意味します。出産適齢期になってから、妊娠のために受診したのでは「時すでに遅し」ということもあり得ます。子どものときに「産める時期」が決まっていることを学べる環境整備が必要ですが、現在の社会ではこんな人生で最も大切なことも教えられません。体外受精による不妊治療の日々は、お金、病院の通院や待ち時間、採卵時の痛み、仕事との調整、着床しなかった時のショック、先の見えない不安など本当につらいので、できるだけ自然に妊娠できるのがベストです。子どもがほしいなら、子育て期間や産める年齢から逆算し、ライフプランを中長期で考えてみることが必要です。詳しくは、「NPO法人umi~卵子の老化を考える会~」のHPをご参照ください。

1/12 明日から1週間連続で精子提供のご予約が入っていますが、寒さ対策やコロナ対策など健康管理を徹底してまいりたいと思います。

1/13 アメリカには、10年で11人の子供を出産した女性がいます。WHO(世界保健機関)は、出産から次の妊娠までは少なくとも1年半空けることを推奨していますが、彼女は第3子を出産後、僅か約10か月で第4子を出産しています。これまで2度流産を経験しいるものの、病院で出産するため、妊娠までの期間が短くても問題はないと、ハイペースな妊娠を気にされていません。それどころか、早く12人目の赤ちゃんができることを望まれています。妊娠することが大好きで、赤ちゃんがお腹にいるって考えるだけで幸せだそうです。子供がもう一人増えてもあまり生活は変わらないそうですが、子供たちは全員ホームスクールという育て方も含め、とても素晴らしい価値基準だと思いました。

1/14 40代で本格的に高度不妊治療に取り組む場合、卵子・精子の凍結費用+顕微授精、着床補助なども加わるので、年間200万円を超えてくることもあります。湯水のようにお金がかかるので、妊活で苦しむカップルに対する助成金の必要性をつくづく実感します。

1/15 低糖質食「ロカボ」が流行っています。精子ドナー未来かなえは、より数が多く質の高い精子を提供できるよう、日頃からナッツ類(特に素焼きアーモンド)を積極的に摂取しています。また、ナッツ類はお酒のおつまみに合いますが、逆に、アルコール類の摂取は控えています。

1/16 今日は人工授精を希望される方に精子提供を行いました。4日連続で精子提供が続いており、昨日から約半日しか間隔が空いていませんでしたが、病院での精子所見は問題ないとのことでした。連日の短スパンでの精子提供でも、特に問題なく精子の質と量が確保できることが分かり、安心するとともに自身になりました。明日以降も精子提供が続くので、いただいた交通費の余りでサプリメントを購入して帰りました。

1/17 パンツの種類の違いが、男性の生殖機能に影響を与えます。ハーバード大学の研究結果として、トランクスとボクサーパンツ&ブリーフを比較した場合、トランクスを履いている男性の方が、精子濃度が約25%くらい高いという報告がされています。理由として、精子は、温度が体温の37度だと(高いと)うまく作られないためです。精巣が体の外にあるのも、精巣の温度を上げないようにするためと言われていますが、ボクサーパンツやブリーフを履いていると、締め付けられて温度が上がってしまいます。精子を作るには、精巣の温度管理も大切なのです。

1/18 マスターベーションの慣れが精子数を左右するそうです。慶応大学病院では昭和40年代に、ビタミン剤、酵素、アルギニン、亜鉛などの様々な薬やサプリメントを用いて、精子の増減を観察しましたが、どの薬とサプリメントでも、精子の状態が比較的良い方は精子数が少し増え、状態が悪い方は変わらないという結果が出ました。本物と偽物の薬(ビタミン剤)を用いた臨床トライアルでも、どちらも精子が少しずつ増えていくという結果が出ています。ただし、研究の成果として、マスターベーションに慣れるほど、たくさん精子が出せるようなり、マスターベーションの練習が大事であることが判明したそうです。

1/19 一般的な顕微鏡検査では、精子数や運動率に問題が見られなくても、病院で精密検査を行うと、頭部形態が正常でも頭部が空胞であることやDNA損傷など多重機能異常が認められることがあります。この場合、顕微授精に何度トライしてもうまくいきません。男性の年齢が若く、簡易的な検査方法で精子所見が良くても、精密検査をしないまま治療していたら、ひたすら顕微授精が繰り返すことになるかもしれません。そのため、未来かなえでは、費用や時間はかかかるものの、病院での精密検査を受け、専門医に正常であることをチェックしてもらうことにしています。

1/20 昨日、パソコンが故障しました。新品購入同等の修理費用がかかりそうです。直しては壊れを繰り返していますが、長年お世話になっている愛着のある1台なので、なおせるかぎり使い続けたいと思います。

1/21 新年早々嬉しいニュースです。元旦にご提供させていただいた方からご懐妊のご報告をいただきました。1回目の精子提供でのご妊娠ということで、とても驚かれていますが、未来かなえではよくあることです。

1/22 男性不妊をもたらす4つの原因、第1位は「乏精子症」、第2位は「無精子症」、第3位は「精子無力症」、第4位は「勃起障害(ED)」とされています。今や男の10人に1人が精子に問題を抱えており、不妊の原因、その半分は男性といわれています。男性不妊は決して珍しいことではなく、精子ドナーとウィンウィン(win-win)の関係性構築が求められる時代です。

1/23 土日で精子提供の依頼が入っていないときは、プライムビデオにハマってます。アニメは20年以上見ていなかったので、現在の作品数の多さや映像の美しさに圧倒されます。

1/24 コロナの勢いが止まりません。飲食店の営業時間制限うんぬんというより、国民一人一人の危機意識の醸成が必要だと思います。

1/25 排卵日を予測する際、排卵検査薬では濃い反応がでない周期もあるため、病院での診察も併用するなど注意が必要です。

1/26 アルギニンサプリを頂戴しました。夜就寝前に飲んだところ、朝からとても元気でした。その反動かどうか分かりませんが、夕方から体が多少重くなった感じもしました。精子提供にはそれだけのパワーいる証拠です。

1/27 子どもが授かれるなら1000万円出してもよいというお話をお伺いしました。精子提供者は未来かなえさんしか考えられないともおっしゃってくださり、ドナー冥利に尽きる一日でした。

1/29 電車で移動中に人身事故が発生してしまい、復旧の目処が立たないことから、予定していた依頼者様との茶話会が見送りとなりました。

1/30 パソコンが直りました。唯一の消耗品であるハードディスクの交換です。修理期間10日間、費用45000円。パソコンがないことの不便さと同時に、パソコンに拘束された時間の多さに気づかされた期間でした。

1/31 兵庫県は、不妊治療助成を効果的なものとするために、21年度から夫婦同時に検査を受けることを促す制度を創設し、男性の検査を促進する考えです。世界保健機関(WHO)の統計では、男性側に原因があるケースは24%、男女両方に原因があるのは24%で、男性に何らかの原因があるのは、合わせて48%とほぼ半数に上るとしています。

 

ドナーの日記(2020年12月)

『R2.12月の日記』

12/1 体外受精や顕微授精といった高額の不妊治療への助成制度の拡充について、厚生労働省が具体策をまとめました。治療の2回目以降の助成額の上限15万円を30万円に引き上げるとともに、不妊治療の助成対象が事実婚にも拡大することが柱となっています。法律上の婚姻関係がない夫婦が対象ですが、事実婚に準じる関係である同性カップルも認めるべきだと考えています。

12/2 熊本市の慈恵病院が運営する「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」への妊娠相談が過去最多となりました。2020年度上半期(4~9月)は前年同期より448件増え、3844件になったと報告されています。新型コロナウイルスの影響で困窮し出産に不安を持つ人が増えたことや、新型コロナによる休校などで時間があったことが相談の増加につながったのではないかとの見方を示しています。2019年度に赤ちゃんポストに預けられた赤ちゃんは11人ですが、今後増加する可能性が高いといえます。

12/3 寒くなってくると温泉が恋しくなりますが、精子は熱に弱いためお風呂には浸からずシャワーだけの方がよいのでしょうか。日本妊活協会によると、体温+5℃以下であれば、「体液循環が良くなることで老廃物の排泄を促し新鮮な血液を送ることができる」、「副交感神経優位になり、自律神経のバランスが整う」、「睡眠の質が上がる→ホルモン分泌が活性化→精子の質が良くなる」という理由から、お風呂には入った方がよいそうです。

12/4 ドナー精子を使った人工授精は日本でも1,000例以上もあります。しかも、この1,000名というのは、あくまで男性が無精子症と診断されて精子が採れず、女性も検査結果に問題なく、病院とのカウンセリングを受けて長期間待った方のみとなっています。また、男性の約100人に1人が無精子症と診断されていますので、潜在的なニーズは非常にたくさんあることが分かります。日本では民間の精子バンクは認められていませんが、海外では30年超の実績を持ち、1,000名以上の精子ドナーを有し、ドナー精子を100か国超へ配送している精子バンクもあることから、世界的にみると精子提供はポピュラーであるといえます。

12/5 日本では民間の精子バンクが認められていないことから、最近、精子提供マッチングサイトなるものが複数開設されています。ニュースで取り上げられて以降、登録者も激増しています。オンラインで精子ドナーを選べる仕組みが急速に普及しており、精子もネット注文感覚の時代に突入したといえます。子どもは欲しいけど結婚はしたくないという女性も増えており、それだけ多くのニーズがあるのかもしれません。お見合い感覚で、ドナーを選べることは良いことかもしれませんが、提供者は依頼者や生まれてきた子どもに対して責任を持った行動や、依頼者やその親族にもしものことがあり子どもを育てられなくなったときは子どもを養育する責務があると考えています。これからは、子どもの幸せまでを考えた提供が求められる時代となってくるでしょう。

12/6 現在の不妊治療は、どこの病院がどれだけの新しい治療が受けられるのか、治療を受けるにはどのような条件が必要なのかよく分からず、多くの人が自分で勉強し口コミを頼りに病院を転々としている状況です。不妊治療は時間との戦いでもあり、費用も高額なので、いたずらに時間とお金がかかってしまってわないようにしなければなりません。その意味で、行政や学会が主体となって、病院毎の治療種別、費用、設備、技術、対象者、必要書類などを分かりやすく公表できる制度を構築すべきだと考えています。

12/7 「ん」のつく食べ物を食べると運気が上がるといわれます。例えば、みかん、にんじん、だいこん、なんきん(かぼちゃ)、マロン、プリンなどがあります。運気がアップしたと思うことが大切なので、精子提供後はしっかり受精&着床してくれるよう、栄養たっぷりの「ん」をたくさん食べて、子宝の果報を寝て待ちましょう。

12/8 4日間で6回の採精(精子提供)を行いました。1回あたりの精液量はあまり変わりませんでした。鍛錬によって、1日につくられる精子は多くなることを実感しました。栄養と睡眠も大事ですが、定期的な射精が良質な精子形成には不可欠なのかもしれません。ちなみに、Wikipediaび「射精」のページによれば、射精の繰り返し能力は通常1 – 2時間に1回程、射精液の液量は平均3.5ml、1日につくられる精子の数は5000万~1億程、3日目までに蓄積された精子は精液の量に反して活性が低いとされています。

12/9 シリンジ法と人工授精では妊娠率はどちらが高いのか。人工授精は精子所見が不良な場合に実施するものであるため、妊娠率は同じだと考えています。人工授精のデメリットとして、子宮が炎症を起こし着床不全になる可能性があることや通院にともなう心身のストレスなどを考慮すると、ドナーの精子所見が良好であれば、シリンジ法がベターかもしれません。

12/10 精子提供サイトもイオンモール化しています。商店街アーケード型のサイトからショッピングモール型のサイトへ移行しているようです。個人商店形式のサイトへの依頼件数は減少しているものの、最近注目のマッチング式のサイトへの依頼件数は増加しているように感じています。新興サイトが台頭し、当該サイトへの登録ドナーも急増し、群雄割拠の時代に突入したのかもしれません。しかし、従来の精子提供サイトは信頼と実績があり、安心・安全な支援が受けられることが証明されているといえます。本サイトもそれが最大のメリットで選ばれる理由だと考えています。

12/11 気温は下がり、ますます冬の様相となってまいりました。精子は寒さに弱いと言われていますので、室外における持ち運び時間が長くなる場合は、保温ポッドなどを使用された方が外気の影響は少なくなりベターです。なお、寒さの影響により、精子の少し動きが鈍くなったとしても、注入後1時間ほど経てば、体内の温度で動きが活発化するようです。その意味で、シリンジを使用されるお部屋の温度をあらかじめ温めておかれると良いと思います。

12/12 日本産科婦人科学会が、夫婦以外の精子や卵子を使った不妊治療に関する検討委員会を設置しました。日産婦は、精子提供による人工授精は認めているが、それ以外の治療については、ルールを定めていません。12月4日に成立した不妊治療に関する民法特例法は、こうした治療が行われることを前提としているので、今後、実施施設の要件などが検討される予定です。。。とはいえ、日産婦は学会である以上、その重い腰が上がるとは考えにくく、精子提供や卵子提供による不妊治療のハードルは依然として高いままでしょう。

12/13 第三者からの卵子提供の検討が国内でも始まります。日本産科婦人科学会は12日、現在は認めていない第三者からの卵子提供を受ける生殖補助医療の実施に向けて検討を始めると明らかにしました。国内では第三者の精子提供による人工授精は認められていますが、第三者の卵子提供による体外受精は日産婦の会告で規制されています。このため、卵子提供を望むカップルは、海外に渡航して治療を受ける必要がありました。しかし、5日に閉会した臨時国会で親子関係を整備する法律が成立し、事実上、卵子提供が認められる形になったため、検討委員会を設置し、第三者の卵子提供を実施できる施設の要件や、生殖補助医療で生まれた子どもの「出自を知る権利」のあり方などを議論するとしています。一刻も早い集中的な議論と救いのある結論を望みます。

12/14 新型コロナのワクチンが不妊や睾丸縮小につながるという怪情報がネット上で拡散されています。根拠として引用されたものは、31年前のコロナワクチンとは無関係の論文です。トイレットペーパー然り、感染拡大の不安に乗じた怪情報に振り回されてはいけません。

12/15 新型コロナの恐ろしさは、職場で感染者の近くに座っていれば、問答無用に濃厚接触者として扱われてしまうことです。濃厚接触者になってしまうと、PCR検査の結果が陰性であったとしても、感染者と接触してから14日間は不要不急な外出を控えなければならなくなります。マスク着用等によりいくら気をつけていても、仕事はチームでするものである以上、こればかりは防ぎようがありません。

12/16 不妊治療費の助成が来年1月から事実婚カップルも対象になります。所得制限も撤廃され、助成額も毎回30万円に変更されます。さらに、助成回数も子供1人につき最大6回までに広がります。諸事情により法律婚には踏み出せなカップルには恵みの雨となりそうです。また、フランスではさらに踏み込んだ議論が始まっています。女性の同性婚カップルや、独身の女性に対しても体外受精などの生殖医療を認めるように国家倫理諮問委員会が提言をまとめています。

12/17 とりわけ中小企業における女性の活躍を支えるためにも、不妊治療への理解や、不妊治療を受けやすい職場環境の整備が早急に必要だと感じた一日でした。

12/18 今日はご新規の方との面談日でした。核家族化が進み結婚の意義が薄れてきているからかもしれませんが、自らシングルマザーを選択される方が増えているなあと実感しています。近い将来、精子提供が男性のオーソドックスな役割になる日が来るかもしれません。

12/19 子どもを授かりたい...その一心で人工授精から体外受精へのステップアップを選ぶことがあります。身体や心での負担も大きくなるため、せめて費用面では支援させていただきたいと考えています。血液型や容姿に加え、+αの支援(病院への付添、不妊治療費の工面、妊娠中の金銭的支援、出産後の育児支援など)が、次世代の精子提供ドナーに求められる条件となるのではないでしょうか。

12/20 精子提供のマッチングサイトでは、現在3,000人以上の精子ドナーが登録されています。女性は、血液型、身長、学歴、ルックスなどを自由選べますが、身長180cm以上、IQ130以上、イケメンを条件にしている方もいるようです。ここまでくると、女性が男性を選ぶ時代になったといえそうです。未来かなえは、身長・頭脳・容姿は完璧ではありませんが、誠実さと実績を加えた評価では、上位レベルだと考えています。

12/21 6日間で9回の精子提供を行いました。精子提供の直後に、当日中の新たなご依頼があったとしても、精一杯お手伝いしています(1日2回までなら対応しています)。精液量は少なくなったとしても、新鮮な分、精子の質は良いので、受精率にはさほど影響ないと考えています。

12/22 今日から、木星と土星が20年に一度会合する「グレート・コンジャンクション」という時代の大転機が訪れるそうです。そんな中、本日、精子提供によりご誕生されたお子様とお会いする機会がありました。本当に可愛いお嬢様で、ドナーとしても大変嬉しい瞬間です。初めてのことでもあり、感無量で、忘れられない一日となりました。

12/23 今年の出生数は過去最少だった昨年を下回る見通しのようです。例年と違い不確定要素が多く公表は見送らま すが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う産み控えの影響が出ているとみられています。コロナの感染拡大状況に応じて、月別で精子提供を休止される方もいらっしゃいます。

12/24 1~10月に提出された「妊娠届」の件数が前年同月比で5・1%減となったようです。コロナの影響で社会の常識が大きく変わりました。1年前まで全員がマスクを着用することになるなんて誰が想像できたでしょうか。精子提供や卵子提供も、何かきっかけで、1年後には当たり前の選択となっているかもしれません。

12/25 女優の菊川怜が第2子を出産されました。42歳での第二子出産という明るいニュースです。しかも、約1年半前に第一子出産を出産されているというので驚きです。クリスマスということもあり、妊活されている方に向けてのささやかなプレゼント(希望)といえるのかもしれません。

12/26 群馬県では、「LGBTパートナーシップ制度」で初の宣誓カップルが誕生しました。また、兵庫県明石市では、同性カップルと子を「家族」に認める「ファミリーシップ制度」も導入されることになっています。 同性カップルを婚姻に相当する関係と認める「パートナーシップ制度」は全国の自治体に広がっていますが、これに加えて一緒に暮らす子どもとの家族関係も認める「ファミリーシップ制度」も導入されることで、同性カップルなどの多様なニーズに対応できることが期待されます。 法律婚と同じ権利が認められるようになるのはもう少し先かもしれませんが、大きな前進といえます。

12/27 精子ドナーは連続射精の方法を学ぶ必要があります。複数の依頼者がいる場合、精子提供日が重なることもあるためです。禁欲は当然のことながら、筋トレや血行促進、亜鉛やアルギニンなどの栄養摂取により精子を増やすことができるといわれています。

12/28 今日は仕事納めでした。今年は、コロナ禍により妊活や精子提供活動に支障が出るような時期もありましたが、大変ながらも健康で年の終わりを迎えられました。年内は精子提供のご予約は入っていないため、たっぷりと休息を取り年明けに備えたいと思います。

12/29 卵子冷凍保存により将来の出産に備える女子大生でもいるそうです。費用は採卵と卵子凍結合わせて30万円ですが、平均的な不妊治療費134万円よりずっと安く、未来への保険と考えれば、必ずしも高くありません。女性の社会進出が進む中、出産にだけは一定の期限があるため、「何人を何歳で産みたいか」から逆算して、早めに人生設計することが求められそうです。

12/30 卵子凍結について、日本生殖医学会は認めていますが、日本産科婦人科学会は推奨していません。推奨しない理由として、高齢出産を助長しかねないことを挙げていますが、生き方が多様化したことで、自分の結婚や妊娠のイメージがわかない人が多く、現実として不妊治療に悩む40代の女性も増えているため、産みやすく、子育てしながら働きやすい社会に変えていく必要があります。また、体外受精の際に、凍結した卵子すべてが受精卵になるとは限らず、受精卵を子宮に戻す時期が高齢になるほど妊娠の確率は下がり、流産のリスクや高齢出産の危険性が高まることから、卵子凍結の際には、事前にきちんと「産み時」を考えることが大事だといえそうです。

12/31 大晦日です。精子提供活動を開始して丸2年が経ちました。1年目は農業でいうところの種まきの時期でしたが、2年目は実りある収穫の時期となりました。この1年間で9人の赤ちゃんが誕生しましたが、お子様の健やかな成長、そして友に恵まれた人生を祈りたいと思います。

 

ドナーの日記(2020年11月)

『R2.11月の日記』

11/1 今日は、大阪都構想の是非を問う住民投票が投開票される日です。「高く平等な住民サービス」と「政令指定都市の権限と財源」の維持が争点になりそうです。ちなみに、京都市は特別自治市を目指していますが、大阪府(大阪市)が廃止となると、府は京都府だけになります。

11/2 大阪都構想が反対多数で否決されました。大阪市民は「都」より「市」を選んだことになります。とはいえ、賛否ほぼ同数であり、これから賛成と反対の間に答えが生まれていけばよいと思います。結果は結果として受け留め、これまで重ねられた議論やプロセスを大切にしたいものです。

11/3 人工授精用に精子提供させていただいた方から、「(精液検査の)結果が良すぎて、(産婦人科の)先生に褒められたました。」とのご連絡がありました。精液検査結果のデータをお送りいただけることもありますが、毎回、精子品質は、WHO(世界保健機関)が発表した、一般成人男性の精液検査のデータ(平均値)を大幅に上回っています。

11/4 妊活=忍耐なのかもしれません。いつもと違った徴候があれば、期待してしまいますが、その分、妊娠していないことが分かると、ショックも大きいものです。でも、落ち込んでもいられないので、現実を受け止めて、努力していくしかありません。けれど、やるべきことをやっていけば、きっと可愛い赤ちゃんを授かれると信じています。 明けない夜はなく、明日があります!

11/5 結果が分かる瞬間は、毎回、特別な時間ですが、たとえ結果がどうであれ、 妊活のすべてが大切な時間だと考えています。妊活を通して、人として強くやさしくなれる方もいらっしゃいます。夫婦の絆を再認識される方もいらっしゃいます。ものは捉えようです。 

11/6 不妊専門施設での検査が正常でも、現代の医療では 何も異常が見つからないことも実は多く、原因不明不妊が1/3を占めるとも言われています。 複数回の精子提供にトライしても、ご妊娠に至らない場合は、「ピックアップ障害」(詳細:http://hari-pro.com/aih/)というものが考えられます。ピックアップ障害については、体外受精や顕微授精しか妊娠に至る術はなく、費用もかかりますが、複数回の精子提供のことを考えるとトータルではお身体や精神的な負担は少ないとも考えられます。

11/7 精子提供日でした。街はクリスマスのイルミネーションで賑わい始めますが、年末年始に向けて嬉しいプレゼントができるよう、精子ドナーとしての責務を全うしてまいりたいと思います。

11/8 ご出産のご報告をいただきました。元気な女の子をお授かりになり誠におめでとうございます。複数回の体外受精で妊娠されなかった場合でも、精子提供のシリンジ法ですぐに妊娠されることもあります。

11/9 精子提供日でした。仕事帰りに往復3時間、帰宅すると22時過ぎということもあり、移動時間をいかに有効活用できるかが大事です。今日は電車での移動中に、AIDに関する論文(AIDにおける「出自を知る権利」)を読みました。精子ドナーとして、責任ある行動と面談の際に役立つ情報収集は欠かせません。

11/10 不妊治療専門クリニックでは、オンライン診療が実施されており、今後の方針等について相談ができるようです。情報セキュリティが課題ですが、精子提供サイトでも同様にオンライン面談のシステムが導入される日が近いかもしれません。

11/11 先日、You Tubeで以前から関東で精子ドナーとして活動しておられた「和人さん」が、顔を出して番組に登場する動画が配信されています。一時期、ご家族から反対されて、精子提供のボランティアは休止されていましたが、昨今、ご依頼がまた増えてきたようで、活動を再開されたようです。また、他のネットでも、精子バンクのニーズが日本国内でも高まっているという番組が取り上げられています。顔が似ているということから、西洋ではなく台湾の精子提供を希望する日本人が多いとのことです。

11/12 精子提供により子供を授かることは親の「エゴ」ではありません。子どもが決して根無し草感を感じてしまわないような、子どもを望まれる方が一度きりの人生を後悔なく生きられるような、誰もが生きやすい世の中にしていかなければなりません。精子ドナーとしても、育ての親に万一のことがあった場合は、経済的な支援ができるようになるべきだと考えています。

11/13 公明党が、不妊治療に毎回40万円を助成する案を示しました。支援対象となる夫婦の所得制限(730万円)も撤廃を主張しています。体外受精と顕微授精の件数を50万件/年と想定した場合、年間2000億円の予算が必要になります。社会福祉費が増加の一途をたどる中、財源をどこから捻出するかが争点となりそうです。

11/14 精子提供ボランティアは、「誰か」を助けたいという心情と、「何か」を残したいという感情で成り立っています。活動の理由が、遺伝子を残したいといった「何か」になっている場合、温もりがなく淡泊な対応となりますが、悩んでいる人を救いたいといった「誰か」になっている場合、相手に寄り添った対応となり、心を前向きに動かしさえします。両者のバランスや両立が大事ですが、精子ドナーとして経験を重ねるほど、感情より心情のウエイトが大きくなると考えています。

11/15 精子提供日でした。人工授精だったため、医師から精液検査結果について褒められたそうです。精子ドナーとして、妊娠の確率UPに貢献できていることは嬉しい限りですが、精子の所見が良いことは必須条件ですので、少しホッとする気持ちもあります。

11/16 平野ノラさんが42歳で妊娠され祝福の声が寄せられています。「とりあえず1年頑張ってみよう」と不妊治療をすることなく温活を中心に励んだ妊活ということもあり反響が大きいようです。

11/17 精子提供や卵子提供により生まれた子どもの親子関係を定める法案が国会に提出されました。この民法特例法案では、「夫の同意を得た上で第三者から精子の提供を受けて生まれた子どもは、夫を父親とする」としています。精子ドナーとしては、「夫の同意の有無」についてより厳格に確認していくことが求められると考えています。

11/18 2020年11月、日本人タレントのサユリさん(41歳)が、1人で母親になることを選び、日本の精子バンクで精子の提供を受け、男児を出産されました。昨年10月に産婦人科で卵巣年齢が48歳であるという診断を受け、早いうちに出産することを決意されました。しかし焦って結婚するわけにはいかないという考えから、自ら未婚の母(選択的シングルマザー)になることを選ばれました。最近、精子提供や卵子提供に関するニュースが増えていますが、この数年間で多様な選択が当たり前の世の中になってきていると実感しています。そして、近い将来、精子提供を受けこと自体が話題にもならない日が来ることを願いたいと思います。

11/19 2020年9月、女優の小松みゆきさんが、49歳での妊娠を発表されました。発表時点では5カ月半ばの安定期に入ったところとのことでしたので、間もなく出産を迎えられると思います。ただ、今回の妊娠が自然なものではなく不妊治療の結果であることをあえて主張されています。49歳で妊娠されましたが、顕微授精による受精卵で45歳の頃に凍結しておかれたもので、2013年夏ごろから体外受精、胚移植など不妊治療を開始され、妊娠するまで7年かかり、その間、顕微授精を14回以上受けて、かかった費用は1000万円ほどになったそうです。「39歳まで結婚しないでいた時点で子供を持つことは諦めていた部分が大きい」、「でも可能性があるなら出来ることはしておきたいと悪あがき」とある程度は割り切りながらも諦めずに挑む40代での妊活の様子を事細かに報告されていますが、ようやく念願かなっての妊娠ですので、どうか元気な赤ちゃんをお授かりになることを心からお祈りしたいと思います。

11/20 女優のミーナ・スヴァーリさんが41歳で第1子を妊娠されました。念願の妊娠に何もかもが美しく特別に感じられるそうです。毎朝基礎体温を測って、排卵検査薬を使っていた時には妊娠に至らず、計算するのは止めて、あきらめようと思った矢先に妊娠されたようなので、考えすぎによるストレスが要因だったのかもしれません。

11/21 精子提供日でした。数日前からコンディションを整えることができていたため、精液量はWHOの精液検査基準値の10倍程ありました。持ち運びに3時間程かかられるそうですが、多少、精子の運動率が低下したとても、タイミングさえ合えば、受精する可能性は十分にあります。

11/22 面談日でした。いい夫婦の日ということもあり、婚姻届を提出されたカップルも多かったと思います。渋谷区では、令和元年11月22日に、スマホでできる精子セルフチェック『Seem(シーム)』、自宅でできる卵巣年齢チェックキット『F check(エフチェック)』を無償で配布されており、官民連携して最新テクノロジーを活用した妊活の啓発を進められています。

11/23 精子提供日でした。この活動や妊活、仕事もそうですが、一人でできることはほんの僅かなので、人は力を合わせて頑張らなければならないのだと思います。人のためにすることは、巡り巡って自分のためにもなると信じています。妊活で困っている人やご妊娠された人がいれば、能力のある人やこれまでその人に助けられた人が、その人を支えそして守らなければならないと考えています。

11/24 精子提供日でした。4日間で3名の方に5回のご提供を行いましたが、精液量も毎回WHOの精液検査基準値の2~3倍あり、集中しての精子提供も支障ないことが分かりました。

11/25 海外にある世界最大の精子バンク「クリオス・インターナショナル」から精子の提供を受けた日本国内の利用者が、150人を超えたそうです。利用者は夫が無精子症の女性や、子どもを持ちたい独身女性、LGBTのカップルで、居住地は30都道府県に及ぶとのことです。欧米では多くの独身女性や性的少数者が精子バンクを利用しており、多様な家族の形が認められているそうですが、凍結精子を販売する構想も進められており、民間企業が不妊に悩む夫婦らのニーズに応じる時代になってきています。ただ、精子の販売・購入という営利目的であることに違和感を覚えました。

11/26 今月16日、精子提供により生まれた子どもの親子関係を明確にする法案が参院に提出しました。法案のポイントは、①女性が、自分以外の女性から卵子の提供を受け、子を妊娠・出産した場合は、出産した女性を子の「母」とすること。②妻が夫以外の精子の提供を受けて出産することについて、夫が同意した場合、夫はその子が嫡出(夫婦の子)であることを否認できないこと。の2点ですが、これらを法制化することで、子が誰の子かという問題への答えと生殖補助医療へのお墨付きを与えることができると言えます。

11/27 近所の家にクリスマスのイルミネーションが飾り付けられました。軒下にベンチがあり、そこに子供が座ると、家主さんが出て来てられ、お菓子をプレゼントされます。流石にサンタクロースの格好ではありませんが、いつでも、すぐに、何度でも、そして笑顔で対応されます。多くの人に幸せを届けるという点で、精子ドナーとしても、見習うべきところが大いにあります。

11/28 より良質な精子をつくるには、基礎体力を向上させる必要があると考えています。来週の精子提供に備えて、往復20kmの丘陵のサイクリングに行ってきました。適度な運動の前後に栄養価の高い食事も必要なため、ランチはシーフード、ディナーはステーキをいただきました。ちなみに、良質なタンパク質を摂るには、脂質の少ない鶏肉ばかり食べるより、脂質はあっても牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類などたくさんの種類のお肉を食べた方が良いそうです。

11/29 11/25の日記で、世界最大の精子バンク「クリオス・インターナショナル」のことを少しご紹介しましたが、日本人の精子ドナーはまだ登録されていないようです。日本産科婦人科学会は会告で、営利目的で精子を提供する行為への関与を会員医師に禁じているため、クリオス社を含めた海外の精子バンクが国内で活動するには、多くの障壁があります。子を望むレズビアンカップル等の方々の選択肢を増やすためにも、出自を知る権利やドナーの処遇を含めた親子関係の法整備が急務といえます。

11/30 11/18の日記でもご紹介した日本人タレントのサユリ(藤田小百合)さんが自発的にシングルマザーなった理由を詳細に打ち明けられました。41歳の時に生理が来ないことがあり、産婦人科に行ったところ子宮年齢が既に48歳で、すぐに生理が終わると言われたことが理由だそうです。初めは、精子提供を受けて未婚出産し、自発的シングルマザーになることに葛藤もあられたようですが、出産後は、「これが夢だったらどうしようかと、寝るのが怖くなるほど、本当にとても幸せだ。」と語っていらっしゃいます。精子ドナーのことを“ギフト(プレゼント)さん”と呼ぶことにしているそうで微笑ましい限りです。だからこそ、優しく素敵な人でなければならないと再認識しました。

 

ドナーの日記(2020年10月)

『R2.10月の日記』

10/1 本日は京都でご面談とご提供でした。コロナ禍の中、遠方からお越しでしたので、できる限りご期待にお応えできるよう、体調を整えてまいりました。質量ともにご満足いただける良質な精子が提供できたと思います。

10/2 昨夜は中秋の名月でした。今年は、ほぼ満月でいつもより大きく見えました。女性の月経(生理周期)と月の満ち欠けは密接に関係しているようですが、身体のコンディションやバイオリズムを整えてくれるかもしれないと思うほど、とても綺麗なお月様でした。

10/3 本日は京都でご面談とご提供の予定でしたが、面談の時間が合わずにご提供だけとなりました。これからの精子提供活動のためにと、謝礼をいただきました。ボランティアのため、謝礼の類は一切お断りさせていただいていますが、どうしてもという場合は頂戴し、少しでもお役に立てるよう、栄養補助食品などに使わせていただいています。

10/4 本日は東京の方からご依頼がありました。新幹線の往復など移動時間を考慮すると、平日の日中に精子提供が必要になることが予想されるので、仕事等との厳密なスケジュール調整が必要となりそうです。

10/5 先日、体外受精に協力させていただいた方から、精液検査結果のデータをお送りいただきました。精子量、精子数、運動率とも基準値を大きく上回っており、また、採取できた卵子の9割が最終分割卵となっているようです。体外受精は高額なチャレンジだけに、精子ドナーとしてのお役目が果たせてひと安心です。

10/6 今日から一段と肌寒くなってきましたが、精子の保管には最適な気温です。もしかしたら、関西から東京の移動でも3時間程度であれば、精子の運動率は問題ないかもしれません。

10/7 本日は京都でご面談とご提供でした。心が洗われるほど親切・丁寧な方で、何としてもご期待に応えられるようサポートしてまいりたいと思います。最初は他の精子提供ドナーにも依頼されたそうですが、約束の日時に待ち合わせの場所に来られず、それ以降返信ももらえなくなったそうです。個人の精子提供ボランティアである以上、精子の質うんぬんだけでなく、誠実さが大事だと再認識しました。

10/8 ご妊娠のご報告もいただきました。過去3人のドナーから数年にわたり精子提供を受けられており、私で4人目でしたが、3回目でのご提供で無事妊娠に至られました。役割を果たせたことにホッとしていますが、精子の質が良いという証拠でもあると思います。それにしても、直近、1ヶ月間で3人の方がご妊娠されており、少し驚いています。

10/9 本日は大阪でご提供でした。週末の金曜日ということもあり、繁華街は若者でごったがえしていましたが、マスクも付けずに大声で騒いでる人もいて、コロナどこ吹く風でした。風といえば、明日は台風接近により暴風警報が出るかもしれませんが、精子提供に伴う移動に支障をきたすことのないよう、照る照る坊主にお願いしたいと思います。

10/10 本日は大阪にご提供でした。体育の日は、統計上1年を通じて晴れる可能性が最も多い日と言われていますが、台風の影響で雨が降りました。ですが、そこは流石、データに裏付けられた晴れの日だけあってか、たいした風雨もなく、交通機関も麻痺することなく、無事に精子をお届けすることができました。

10/11 本日はご出産のご報告をいただきました。精子提供させていただいた方で唯一、流産(初期の稽留流産)をご経験された方ですが、スーパー安産だったそうで、予定日どおりに元気な赤ちゃんをご出産されました。ありがたいことに写真もお送りいただきましたが、白桃のような肌に、凛とした顔立ちで、お世辞抜きにモデルや俳優になれそうなスーパー可愛い赤ちゃんです。苦労を乗り越えられた甲斐は十分にあったと思います。

10/12 ご新規様からお問い合わせをいただきました。四国地方にお住まいということで多少遠距離にはなりますが、現在、関東地方や中国地方の方にもご提供させていただておりますので、日程調整さえうまくできるようであれば問題ないと思います。全国に精子提供サイトは数あれど、遠方の方から敢えて関西の精子ドナーである「未来かなえ」にご相談いただけることは、信用していただけているようで嬉しい限りです。

10/13 複数の精子ドナーと面談することに負い目を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、各精子ドナーの人柄や容姿など比較して選択することができることが、個人ボランティアの精子提供を利用するメリットだと考えています。精子提供サイトを見て、気になった方には、ご遠慮なくアプローチしていただいた方がよいかもしれません。自分が納得して前に進まれた方が、たとえ結果が出なかったとしても、きっと充実した有意義な時間にしていただけると感じています。逆にいえば、精子提供の実績があるほど、安心と信頼が置ける精子提供者だと思います。

10/14 精子ドナーを選ぶときのポイントは何でしょうか。精子の質、健康な体、血液型、容姿、身長、体格、頭脳、誠実な人柄といったところでしょうか。結婚相手を選ぶときは、これらに、性格、資産、趣味、特技、キャリアなども加わります。こうして並べてみると、全ての条件を満たす異性と巡り合うためには相当の時間が必要ですので、最低限譲れない条件3項目ほどに絞ってお探しされた方がよいと思います。

10/15 本日は朝と夜に京都で2回のご提供でした。電車遅延によりご到着が遅れられ、お渡しできるか微妙でしたが、何とか間に合い受け渡しができました。今後は、万一の時のために、ロッカー利用などの方法も考えておく必要があると感じました。仕事や健康診断もありタイトなスケジュールでしたが、その分充実感があり明日への活力になりました。

10/16 本日は奈良にご提供でした。人工授精ということで時間厳守でしたが、仕事の移動時間を考慮すると非常にタイトなスケジュールで無事にお届けできるか心配でした。駅の特急券販売窓口が混んでおり、間に合わないかと思いましたが、前の3組の順番待ちの若い女性や男性の方が「お兄さんを先に対応してあげて」と順番を譲ってくれたおかげで、無事特急チケットを購入でき、電車に駆け込み乗車でき、事なきを得ました。見知らぬ他人に対する思いやりの心に感謝感動した一日でした。

10/17 アメリカには、精子提供により150人以上の子どもを持つ男性がいるようです。また、ロシアには、69人の子どもを産んだ女性がいたようです。日本では、少子高齢化が深刻な問題となりつつありますが、本気で取り組めば解決できると思います。多様な子どもの持ち方を受け入れ、子育て環境や社会的支援を充実するにはどうすればよいか、答えは簡単です。

10/18 今日は美容院にカットに行ってきました。普段はおでこを出していますが、前髪を下ろされた時に「余計に若く見えますね」「韓国の俳優さんみたいですよ」と言われました。お世辞にも誉めていただき嬉しい反面、複雑な心境でした。40代になると年相応に見られたいという気持ちと、白人コンプレックスからでしょうか。京都の豪族の多くは渡来系氏族(小野氏、土師氏、秦氏、八坂氏、百済王氏、高麗氏)とされており、第50代天皇である桓武天皇の母親も百済(朝鮮半島)出身であることを考えると、妙に納得できる部分もあります。

10/19 精子提供により赤ちゃんをご出産された方から、「悲しい出来事があった時、子どもの笑顔が救いになっている。」とのご連絡をいただきました。子育て以外と子育ての両立は大変ですが、精神的にまいっている中で、子どもの存在が親を救ってくれることもまた然りです。

10/20 卵子提供のご意向を示されている方と面談を行い、ご協力いただけることになりました。卵子提供は、精子提供でも妊娠されなかった場合の次のステップになりますが、精子提供より遥かに複雑な条件面での擦り合わせが必要になります。未来かなえの精子提供を受けられる方には、卵子提供者探しだけでなく、依頼者と卵子提供者との相互の契約書の作成や取り交わしも含めて、仲介のサポートを行いたいと考えています。

10/21 人の弱みにつけ込んで悪徳商売などの犯罪行為をする個人や団体、会社があります。精子提供や卵子提供の活動フィールドでも同様のようです。人助けの世界だけに余計に狙われるのかもしれません。お悩みの方ほどつけ込まれやすいので、くれぐれもご注意ください。

10/22 「不妊治療への保険適用」が妊娠率を低下させる可能性もあると専門家が懸念しています。自由診療なら可能な、一人ひとりに合った治療法を選ぶということはできなくなり、これまでより出生率が下がる可能性があるようです。ただ、高額な治療費を支払えずに、希望を抱けなかった方にしてみたら、天国への階段というか夢のような話だと思います。まずは希望の光がほんのちょっと見えるようになっただけでも、とても嬉しいことだと思います。

10/23 精子提供で最も重要視しているのは“排卵日の予測”です。排卵日は生理開始から14日目と決まっているわけではありません。正常な周期は「25~38日」です。基礎体温の測定や排卵検査薬の使用などにより、しっかり把握する必要があります。もしわかりにくければ、不妊検査がてら、不妊クリニックを受診して医師から排卵日を教えてもらうと確実です。

10/24 今日は仕事も休みで精子提供のご予約も入っていなかったので、最近ブームの「鬼滅の刃」というアニメを観ました。主人公の炭治郎は6人姉弟(女2人、男4人)という家族構成に驚きましたが、大正という時代設定や家族の絆を描いた作品ということで少し納得できました。貧しい家庭にも関わらず幸せそうな生活を送っていたのは、やはり兄弟が多かったからでしょうか。

10/25 遠方から1泊2日で精子提供に来られる方もいますが、コストや時間は相当かかります。精子ドナーとしてできることは、少しでも妊娠率をアップすることなので、2日連続のご依頼などにもお応えしています。

10/26 不妊治療の保険適用化など患者の費用負担の低減について国税を投入しようと検討されていますが、そもそも何故、高度不妊治療にかかる費用は高額なのでしょうか。日本は世界一の不妊治療大国で競争が激化しているにも関わらず、治療費は一向に下がらないため、適正な市場原理が働いていないのではないでしょうか。携帯電話の利用料と同じで暗黙の料金設定があるようなら、国が検証してメスを入れる必要があると考えています。

10/27 一部の女性に仕事が集中することにより、徹夜が続き、体に変調をきたし、生理が止まられた方もいます。女性の社会進出は良いことですが、子どもを産みたくても産めない職場はあってはなりません。

10/28 本日は京都でご提供でした。帰りに映画館で「鬼滅の刃」を観たのですが、単なるバトルもののアニメではなく、その背景に親と子の愛情や家族の絆が描かれた美しい作品でした。少年漫画にも関わらず女性の観客が多く、涙を流す人もいましたが、子を想う母親の気持ちに共感されたのだと思います。

10/29 本日も京都でご提供でした。その際に東京土産の甘いスイーツを頂戴しました。あくまでボランティアですので高額なものは受け取れませんが、とはいえお心遣いに心が温まります。

10/30 映画「鬼滅の刃」で登場人物の炎柱・煉獄杏寿郎が弁当を頬張りながら、大声で「うまい」を連呼していたのですが、その理由が分かりました。単にお弁当が美味しいということではなく、同じ食べ物でも心が満ち足りて充足しているほど美味しいと感じられるため、作者は精神が強く、そして安定しているキャラクターであることを伝えたかったのだと思います。

10/31 本日は大阪でご面談でした。モデルさんのように容姿端麗で心も清く美しいとても素敵な方でした。妊活支援のボランティア活動を通して、このような出会いがあろうとは、よもやよもやです!大安の満月という縁起のよい日でしたが、これも何かのご縁でしょうか。笑顔あふれる素晴らしい日々をお送りいただけるよう、心を燃やして、温かく、力強く支援してまいりたいと思います。