『「不妊治療は、自費でどのくらいかかるのか」というニュースを目にしました。』
「不妊治療は、自費でどのくらいかかるのか」というニュースを目にしました。
高度生殖医療(体外受精・顕微授精)を受けるとなると、保険適用外なので一体費用がどれくらい高くなるのでしょうか。
体外受精ではだいたい30万~50万円程度のクリニックが多く、顕微授精となると40万~60万円程度になるようです。また、クリニックでの診療回数も月に4~6回ほどになるとのこと。
治療費と診療時間だけでも、ヨーロッパ辺りの海外旅行に行けるだけの金額と時間がかかってしまうことになります。
国も高度生殖医療を対象とした「助成金」を設けているものの、対象者や回数制限、上限金額が定められており、依然として経済的負担が大きいことは間違いなさそうです。
だからこそ、精子提供ドナーは、高度生殖医療を受けられる方に対しては、特に良質な精子を提供できるように努める必要があると感じました。
もちろん、高度生殖医療を受ける前段階のタイミング法(シリンジ法)で妊娠に至るよう、できる限り良質な精子を提供する必要があります。
精子がつくられる期間は約3ヵ月間と言われていますので、引き続き、長期的かつ継続的な視点から日々の体調管理を徹底してまいりたいと思います。
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